個性【ボイスデーモン】のヒーローアカデミア   作:ねぎトロ丼ねぎ多め

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作者「休みっぱなしだし流石にそろそろ執筆すっゾ」
学校「オラッ補講!テスト!課題!」
作者「!!?!?」
学校「昨今の世の中、大事なのは勉強だけじゃねぇんだよ!学生は地域社会に貢献しろ!!ボランティアに参加しろやオラッ!」
作者「」
学校「ハイ休み明けにテストドーーン!赤点とったら留年することあっから頑張れww!」
作者「ふえぇぇ」

こんなのが半年近く続いてる影響でまたしばらく更新できそうにありません。申し訳ござませぬ。
ちなみにこの休み明けのテスト、範囲広い上にやたら実力問題多いんで先輩方に「半分くらい共テ」と称されるくらい難しいんですよね!しかも理系文系関係なく12科目もあるんですよ!あーっはっはっは!
…半年以上更新がなかったら冗談抜きで留年してると思ってください(迫真)


ビルボードチャート!

『神野以降初めてのビルボードチャート!その意味の大きさは誰もが知るところであります!』

 

司会の女の言葉とともに、今年の下半期ビルボードチャートの発表が始まった。

会場のスタジアムにはマスコミ共やヒーローを含めた大量の群衆が押しかけて、発表を見守っている。

 

『これまで発表の場にヒーローが登壇することはありませんでした!しかし今回は!!ご覧ください!!』

 

ライトアップされたステージ上に、下半期のトップ10に選ばれたヒーロー達が並んだ。

MCの女曰く、この中にオールマイトが入っていないというのはおよそ30年ぶりのことらしい。

 

『それでは早速発表に入りましょう!No.10!前回より2ランクダウン!しかし未だに衰え知らず!具足ヒーロー、ヨロイムシャ!』

 

「フン…上位3名を除けば斯様な番付、全て時運による誤差よ」

 

『おぉ、渋いコメントありがとうございます!解説のお二方、何か感想は?』

 

「うーん、頑張れおじいちゃん!って感じ!」

 

「老耄がほざいてる」

 

老耄!?無礼ではないか!…いや、昨今の若者ならこういうのが当たり前なのか…?」

 

『当たり前じゃないです!!シンプルにこの人がめちゃくちゃ無礼なだけです!』

 

この甲冑着込んだジジイのことはよく知らない。というか寧ろほとんど見たことがない。隣に緑谷でもいれば便利なんだがな。

 

『き、気を取り直してNo.9!こちらもワンランクダウン!ですが子供からの支持率はNo.1!"キレイにツルツル"CMでお馴染みの洗濯ヒーロー、ウォッシュ!』

 

「こいつはテレビで見たことある」

 

「実家の洗剤そのCMのやつー!」

 

「ご愛用ありがとウォッシュ!」

 

次に出てきたのは洗濯機みてぇなコスチュームに身を包んだヒーロー、ウォッシュ。

まだ中学生だった頃に実家のテレビを見てたらこの手足が生えた洗濯機みたいなのが歌って踊るCMを見て、幻覚でも見てるんじゃねえのかと自分の目を擦りまくったのをよく覚えてる。 

しかもその洗剤が他の洗剤がただの匂い付きの水に思えてくる程抜群に使えるってんだから腑に落ちん。

 

『続いてNo.8!こちらはワンランクアップ!普段のクールビューティーな印象とは対照的な、こちらの二人のサイドキックに振り回される意外な一面がネットで話題に!ドラグーンヒーロー、リューキュウ!』

 

「あはは…でも私、今期は本当に見合ってないと思う…」

 

「インターン、お世話になりましたー!」

 

ウォッシュが進んで行った後、次にステージに上がってきたのはリューキュウ。少々バツが悪そうに苦笑いしながら、司会のインタビューに答えている。

 

『No.7!勝ち気なバニーは()()()()()()!やはり国内での活動が少なくなったことが大きく影響したのでしょう!ラビットヒーロー、ミルコ!諸事情により今回は欠席です!』

 

「…ミルコ……女狐…」

 

そういや仮免試験の後ぐらいに「武者修行に行く!」とか言ってたな。アイツのことだし有言実行ぐらいは当たり前だと思ってたが、まさか海外にまで行ってるとはな。

…隣でなんかブツブツ言ってるねじれは無視だ、今話しかけたら多分今夜あたり性的な意味で殺される。

 

『No.6!こちらは前回より大躍進!成長止まらぬ期待の男!シンリンカムイ!』

 

「光栄」

 

「…なんか、どっかで見たことあるな」

 

「神野で会ったと思うぞ」

 

……あ、そういやあの時突入班にいたな、こいつ。確か木か何かで (ヴィラン)共を全員とっ捕まえてたんだったか?結局全員に謎のゲロワープで逃げられてたが。

 

『No.5!The・正統派の男はワンランクアップ!シールドヒーロー、クラスト!』

 

「なんで泣いてるの?」

 

「オールマイトが居なくなった事実をまだ受け入れきれんのだ、すまんな少女よ…」

 

なんだこの切島みてぇな見てるだけで暑苦しくなってくるオッサン、ほとんど見たことねぇぞ。…よし、カンペ見るか。

 

「…えー、『"個性"は【盾】。攻守ともに優秀な頑丈な盾を大量に創り出し、自由自在に操れるシンプルながら強力な能力。今後の活躍がより期待されているヒーロー』……だってよ」

 

カンペ隠す努力はしてください!…ゴホン!ともかく、その"個性"で敵を穿ち、市民を守る!さらにオールマイトを彷彿とさせる笑顔にサービス精神!そんな彼に憧れる子供達も多く、子供人気も最近上昇気味なんだとか!』

 

ウォッシュはまだわからんこともないが、こんなオッサンがガキ共に人気なのか…ガキの考えることはよくわからんな。

 

『お次はNo.4!ミステリアスな忍は解決率も支持率もうなぎ上り!忍者ヒーロー、エッジショット!』

 

「最近Mt.レディとシンリンカムイとでラーカーズってチームを組んだんだよね!」

 

『強いだけでなく明るい性格の個性豊かなメンバーで構成されたラーカーズ、最近はネット上で期待の的となっているそうです!』

 

忍者のようなコスチュームのヒーロー、エッジショットが壇上に現れる。

 

「やっぱり神野に関わってたヒーロー達の支持率が上がってるみたいだねー」

 

『その通り!それでいくとこの男!活動休止中なのにも関わらずNo.3!支持率ならば今期No.1!ファイバーヒーロー、ベストジーニスト!一刻も早い復帰を皆が望んでいます!』

 

ベストジーニスト…あぁ、職場体験の時に爆豪を指名してた全身デニムの奴か。確か脳無の製造工場を制圧してたらAFOの野郎とかち合って重症を負ったんだったな。

 

『No.2!マイペースに!しかし猛々しく!破竹の勢いで今二番手へ!ウィングヒーロー、ホークス!』

 

「んな大袈裟な」

 

「最速って言われてるんだよね!」

 

「たはは、でも最近はそこの爆音くんに負けてるって言われるようになっちゃった」

 

現No.2ヒーロー、ホークス。18歳で事務所を立ち上げ、その年の下半期にはトップ10にランクイン。AFOが討伐される前——というより、オレがニトロ擬きに細胞を注入されて力の一部が戻るまでは名実と共に世界最速と呼ばれていた男だが…こいつは何故だか気に食わない。

 

一見すると軽くヘラヘラしてるようで、時折ウソを吐いてるような吐いてないような態度を見せ、腹の中に何かよく分からない物を隠してるような奴—— 以前テレビか何かで見た時の態度はそんな感じだ。

…ん?

 

「聞————ん——ね」

 

「…!」

 

「?どうしたの声野?」

 

「…なんか言ってやがんな、ホークス(アイツ)

 

周囲の連中の話し声や司会の声が邪魔になってるせいで詳しくは分からんが、余程近くにいるかオレと同等の聴力でも持ってないと聞き取れないくらいの小さな声で何かボソボソと呟いてる。…後で問い詰めるか。

 

『———そして、暫定一位から本日改めて名実と共にNo.1の座へ!』

 

オレが色々と考えてると、司会からNo.1の発表を知らせる言葉が発せられ、それと同時にただでさえ興奮に包まれていた会場の空気がより一層熱を帯びる。

 

『長かった!この光景を長年待ち侘びていたファンも多くいることでしょう!フレイムヒーロー、エンデヴァァァァ!!!

 

会場内に歓声がこだまする中、ステージに堂々とした様子のエンデヴァーが登壇する。

万年No.2だった男が、新たなNo.1ヒーローとして今ここに誕生した。

 


 

「……疲れた」

 

「会長さんのお話長かったもんねー、私もちょっと疲れちゃった。

………ねぇ、さっきお城の形したホテル(ラブホ)見かけたんだけど…”休憩”、する?♡」

 

「絶対しねぇからな?」

 

エンデヴァーの登壇の後、公安委員会の会長による長ったらしいお堅い内容のスピーチがしばらく続き、ようやく終わったと思ったら各ヒーローへのインタビュー。そしてさらにエッジショットが話してる最中にホークスが乱入して引っ掻き回したせいで余計に収拾がつかなくなった。

 

——だが、ホークスにマイクを渡された後のエンデヴァーの決意表明。たった一言か二言程度の短いもの。だが、他のどのヒーローの言葉より重みと覚悟が伝わってきた。アレは見事の一言に尽きる。体育祭の時のクソっぷりからは想像がつかない程だ。

 

「———あ、爆音くんみっけ」

 

「お前は…あー…ホー…ホークスか」

 

ちょっと忘れかけてない??さっき紹介してもらったはずなんだけどなぁ……まぁいいや、実は君とエンデヴァーさんにちょっと用があってね」

 

「…さっき言ってたやつか?」

 

「そ!チームアップのお誘い!」

 

「チームアップぅ?」 

 

チームアップ。所属する事務所の違うヒーロー同士が自分のみの力では突破できない壁にぶち当たった際、その場で臨時のチームを組んで共同作業にあたる行為…だったな。

 

「お前だけでも面倒臭えのに、エンデヴァーが付いてくるってんならぜってぇに断る」

 

「たはは、フラれちった。残念だなー、経費美味い博多グルメ食べられるんだけど…」

 

絶対行くから今すぐ日程教えろ

 

手のひら返し早かとね

 

飯が絡むなら話は別だ。こればかりは譲れん。

…しかし、即答しといてなんだが、何故このチームアップにオレを誘うのか。オレの強みは破壊力と音速の軽く数倍の速度での飛行、そして声による音速の付与。

 

ホークスは元々"個性"によりマッハに近い速度での飛行が可能。トップヒーローの中での火力不足は否めないが、そこはヒーローの中でも屈指の火力をもつエンデヴァーでカバーできる。しかしエンデヴァーの熱は周囲の空気までも熱してしまう。声を出すための呼吸が命となるオレにとって、エンデヴァーは相性最悪とも言える。

 

——要するに、だ。ホークスにとってもエンデヴァーにとっても、オレとチームアップする利点がまるでない。色々と謎が残る。

 

「でも、トップヒーローがなんで声野をご飯に誘うんですか?なんの理由も無しに誘うとは思えなくて」

 

「おっ、ネジレチャン鋭い。流石、歴代雄英生の中でもトップレベルと称されるだけはあるね。

———脳無とニトロって、覚えてる?

 

 

 




ちなみに今日はクリスマスですが、皆様どのように過ごす予定ですか?
作者は補講があるので普通に学校です
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