古代王者恐竜キング ジュラシック・エイジ   作:バックベアード

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今回が第4話の後編です。
Dキッズ達とカルノタウルス・サストレイの勝負の行方は…?
ぜひ最後までご覧ください。


後編

その頃 アマゾンのDキッズ達は…

 

「逃げろ…ヤツが来る…?」

 

「まさかアタシ達のすぐ近くまで恐竜が近づいてきてるの!?」

 

 その通りだった。

 マルムのすぐ横を掠めるかのように何者かが通っていく。

 命の危機を覚えたDキッズ達は、それぞれディノホルダーやディノラウザーを構えると、各々の恐竜を召喚した。

 

「燃え上がれ! ティラノサウルス・レックス!

揺るがせ! ステゴサウルス!」

 

ゴガアァァァァァッ!!

 

ケエェェェェ…!!

 

「吹き抜けろ! カルノタウルス!」

 

グォォォォォォン!!

 

「芽生えよ! パラサウロロフス!」

 

キュオォォォン!!

 

 しかし当然ながらリュウタは召喚できない。

 ガブはさっきのサルタサウルス戦で力を使い果たしたし、そもそもまたディノホルダーが故障してしまってもう使えないのだ。

 Dキッズは恐竜達にも互いの背中同士を合わせるように円陣で配置し、未だ姿も見えない恐竜を迎え撃つ準備をさせた。

 更に悪いことに、辺りの天気も再び悪くなり始め、ゴロゴロと雷も鳴り始めていた。

 

「天気まで悪くなってくるなんて…踏んだり蹴ったりだな…」

 

 思わずオウガがぼやく。それに釣られてかレックスも口を開いた。

 

「エース達を出したはいいものの…あんなに動きの速い相手を捉えるにはどうすればいいんだろうか…」

 

 そう考えているうちにみるみる雨雲が空を覆っていき、それに従って周囲も暗くなっていく。

 その時、辺りが眩く光った。どこかに雷が落ちたのだ。

 その瞬間に起こったことを、Dキッズ達は見逃さなかった。

 木の下でこちらをまっすぐ見つめていた恐竜の姿が、一瞬だけだが稲光によって照らし出されたのだ。

 ひょろりとした体に長い脚、そして目の上にある1対の角…。

 そう、敵はエースと同じカルノタウルスだったのである。

 

「…今の、見た…? あそこの樹の下に、恐竜がいたわよね?」

 

「僕もはっきり見たよ。あれは紛れもなく、カルノタウルスだった。

エースが相棒の僕が言うんだから間違いないよ」

 

「そうか…。こいつがあの時空き地の隅で俺達を見ていた何かの正体だったのか。レクシィは薄々気づいていたんだな、こいつがあの場所にいたことに。

そしてようやく分かった。なんであいつを俺達が目に捉えられなかったのかを。

あいつは別に速いわけじゃない。周囲に合わせて極めて正確な擬態ができるんだ。

しかもこの反応速度は…カメレオンなんかメじゃない。

それこそタコやコウイカレベルの擬態能力だよ」

 

「…もう見えなくなっちまった。

一瞬雷の光に照らされて白く変色したけど、またジャングルに合わせた色になって…そこにいるって分かってないと見えないや…」

 

 だが、これでようやく敵の能力を知ることができた。これだけでも大きな一歩だった。

 レックスがディノホルダーから技カードを引き抜きながら口を開く。

 

「タネさえ分かれば、後は対処できるよ。

僕達を狙って攻撃してきた時に隙が生まれるはず。

その隙にうまく差し込むことができれば、僕達でもうまく勝つことができるはずだ」

 

 そのままじっと機会を待つレックス。

 やがて永遠とも呼べそうな静寂の中、フーッという鼻息が聞こえてきた。しかも、それはどんどんこちら側に近づいているようにも感じられる。

 カルノタウルスが、少しずつ近づいてきているのだ。

 しかも、Dキッズ側が出している恐竜たちを警戒しているのか、先ほどのように大胆な攻撃を仕掛けてくることはなさそうである。

 

 それでも、レックスは懸命に待った。

 そして、一際大きく鼻息が聞こえてきた瞬間に、カードを素早くディノホルダーに通した。

 

「…『疾風無敵(サイクロン)』」

 

 技が発動し、体に竜巻を纏ったエースが突進していく。

 そしてエースは確かに相手を捉え、思い切りかち上げることに成功した。姿は見えないものの、カルノタウルスが激しくきりもみ回転しながら舞い上がり、そのまま地面へ落下したことが土煙によって分かった。

 

「やったなレックス!」

 

「あぁ、エースのお陰だよ」

 

 Dキッズ達も完全に勝ちを確信していた…その時だった。

 先ほどカルノタウルスが落下し、転がった辺りでドロンと煙が上がったかと思うと、何故か丸太が現れたのである。

 

「は…?」

 

 レックスも開いた口が塞がらない。何故突然丸太が現れたのか。

 何故敵のカルノタウルスを倒したのにカードに戻っていないのか。

 それを考えようとしたのだが…そんな暇はなかったと思い知らされることになる。

 突然何かがエースを背後から押し倒した…敵のカルノタウルスが回り込んでいたのだ!

 勝ちを確信したのか、擬態を解いて遂にその姿を明らかにしている。

 ダークグリーンを基調とした体には焦げ茶色の縞模様が入っていて、頭に備わる1対の角は金色に輝いている。そして何より、目玉がカメレオンのように大きく見開かれ、キョロキョロと動いているのが印象的だった。

 カルノタウルスはそのままエースを引きずり回し、諸共に大木へと突っ込んだ。エースは木の幹に叩きつけられて力尽き、カードへと戻っていってしまった。

 

「そんな…エース!」

 

「何だ今のは…。まさかあのカルノタウルス、技カードも持っているのか…?」

 

「保護色で隠れられるのに更に変わり身の術みたいな技までできるなんて…反則じゃない!

どうやって倒せばいいのよ…!」

 

 これで、Dキッズで戦える恐竜は3体。

 そのうち攻撃系の技を使えるのはレクシィとアメジストだけ。

 さらにカルノタウルスはDキッズたちをちらりと盗み見ると、再び体表のパターンを変化させ、ジャングルに溶け込んだ。

 これで更に先ほどのような技を使われれば、対処のしようがなくなってしまう。

 事態は、急速に悪化しつつあった。

 

 

その頃 アマゾン熱帯雨林の別の場所

 

 ジュラシック・アンバーの力でアマゾンへやって来たオーウェンは、リアスからの誘導のもとDキッズと一刻も早く合流しようとジャングルを全力疾走していた。

 オーウェンが焦りといらだちの混じった口調で、通話先のリアスに問いかける。

 

「なぁ、リアスさん。まだ着かないのか」

 

『そんなに焦らないでちょうだい、オーウェンさん。

着実に接近し続けてはいるわ。直線距離ならあと数分でリュウタ君達のところへ到着できるはずよ』

 

「それならいいんだがな…」

 

 そんな会話をしながらオーウェンが先を急いでいると、彼の行く手に河が立ちはだかった。

 オウガ達とリュウタが合流したところよりも上流なのだが、それでも川幅は飛び越せない程度には広い。

 

「河が増水してるな。これじゃあ通れないぞ」

 

『ちょっと待ってちょうだい。そこからだと、そうね…もう少し河を遡れば川幅が狭くなっているところがあるから、そこから対岸に渡るしかないわね』

 

「そこまで行けば、予定よりどのくらいの遅延になるんだ?」

 

『プラス15分といったところかしら』

 

 オーウェンは手元の腕時計を見る。

 そんなに時間がかかっていたのではDキッズが全滅してしまう可能性も十分にあるだろう。

 

「それじゃあ間に合わない。別の方法を考える」

 

『別の方法って…。一体どうするつもり?』

 

 リアスの返答に、オーウェンは樹上を見上げた。

 そこではサルたちが枝から枝へと飛び移りながら対岸へ渡っていく光景が見える。

 

「たまには、先祖返りするのも悪くないと思ってね」

 

 

一方その頃 

 

 オウガ達は依然としてカルノタウルスの相手をしていた。

 あれ以来カルノタウルスはまた姿を晦ませてしまっていた。

 姿をまともに捉えられないカルノタウルスのことを考え続けることは、オウガ達の精神力を確実に摩耗させていっていた。

 

(このままじゃいけない。何とか短期決戦を狙わないと…)

 

 そう考えたオウガはこっそりマルムに相談を持ちかける。

 

「マルム。ここは一度カルノタウルスを誘き出して、分身も本物も一網打尽にするのはどうかな?」

 

「…そうね。アタシもそうする方がいいと思う。

このままじゃみんな疲れちゃうと思うし、そうなったらあのカルノタウルスの思う壺だと思うわ」

 

 マルムも同意し、今度こそカルノタウルスを仕留めるための作戦を立て始めた。

 まず、レクシィが咆哮を浴びせてカルノタウルスを炙り出す。そこへパラパラが突撃する。もしそれが偽物なら本物が姿を現すはずなので、それをアメジストが倒す。

 今の残存戦力をフルに活用しなければあのカルノタウルスを仕留めることはできないというのがオウガとマルムの結論であった。

 

 早速作戦を実行に移す。

 まずはリュウタからサンバイザーを借り、ライトを付けてカルノタウルスの大まかな位置を探すことにした。

 ジャングルに向けて光を放ち、ゆっくりと移動させていくと…一瞬だけ、光の中にダークグリーンの体が炙り出された!カルノタウルスだ!

 

「そこだ!レクシィ!」

 

 オウガに命じられたレクシィはフンッと不快げに鼻息を鳴らすと、軽く咆哮を轟かせた。

 下生えを踏みしだく音が聞こえ、大きなものが素早く移動する音が聞こえる。急な移動をしているせいか、擬態の再現度も多少低くなったお陰で大分見えやすくなっていた。

 

「今よパラパラ! 突っ込んで!」

 

 マルムの指示に従い、パラパラが全速力で突っ込んでいく。突き飛ばされたカルノタウルスは、案の定煙と共に丸太へと変化した。

 そしてパラパラの背後からカルノタウルスが襲いかかっていく!

 すかさずオウガはディノラウザーに技カードをスキャンした。

 

「よし! 計画通りだ! 頼んだぞアメジスト!

土竜聖剣(クエイクセイバー)』!」

 

 アメジストの尾先に紫水晶の大剣が形成され、カルノタウルスに向けて思い切り振り払われる。

 斬撃はカルノタウルスに命中し、その体を確かに斬り裂いた。

 

「やったな!」

 

「作戦大成功だわ!」

 

 Dキッズ達も歓喜に包まれる。

 カルノタウルスの体が大きく揺らぎ、倒れ伏したかと思うと…その体は丸太に変化した。

 

「そんな!?」

 

「これも変わり身!? じゃあ本物はどこに…」

 

 パラパラやアメジスト、念のためレクシィの近くを素早く見渡すがそこにはカルノタウルスの気配がない。

 一体どこへ行ったのか…。

 

 その時、Dキッズ達の背後から轟音と共にカルノタウルスが飛び出した!

 頭を低く伸ばし、口をかっと開いた攻撃姿勢を取っている!

 そしてカルノタウルスは、まっすぐオウガ達Dキッズを狙って突っ込んできた。

 

「まさか…あいつの本当の狙いは俺達だったのか…?」

 

 どうやらその通りだったようだ。そのためにわざわざ一度撤退したように見せかけてまで幻影を増やし、護衛の恐竜達が離れる機会を窺っていたのである。

 気付いたアメジストやパラパラが走り寄ろうとするも、どうあっても間に合わない。

 ここまでの運命か…そう思った時だった。

 

「行けっ!ブルー!」

 

キシャーッ!

 

アオォォォン!?

 

 鋭い掛け声と共に、猛スピードで走り寄ってきた青いヴェロキラプトルがカルノタウルスへ飛びかかり、背中にしっかりと爪を突き立てた…オーウェンのヴェロキラプトル、ブルーだ!

 それにブルーに絡みつかれたカルノタウルスは苦しみもがきながらも変化が解ける様子はない。

 今度こそ本物のようだ。

 

「君達! 無事か!?」

 

「オーウェンさん! 来てくれたんですね!」

 

「あぁ、君達子供を守るのが大人の役目だからな。

それにあのカルノタウルスの相手をすることになったのはオレが依頼したからだ。

それならオレも君達の援護をする義務がある」

 

 そう言うと、オーウェンはカルノタウルスをまっすぐ指さした。

 

「さあ、今ブルーがカルノタウルスを抑えてくれている!早く君達の技カードでとどめを刺すんだ!」

 

「えっ…? でもオーウェンさん、ブルーは…」

 

「大丈夫だ! ブルーを、オレを信じてくれ!」

 

 オウガはそう言ったオーウェンの瞳をじっと見つめ、そしてブルーの方へと目を向ける。

 ブルーは未だカルノタウルスの背中に爪を立てており、爪が突き刺し直す度にカルノタウルスの体表が滅茶苦茶なカラーパターンに変化している。

 オウガはしばらく躊躇ったものの、技カードを取り出してディノラウザーに通した。

 

「…分かりました。オーウェンさんとブルーの覚悟、受け取ります!

頼んだぞレクシィ! 『狙大爆砕(クリティカルエクスプロード)』!」

 

 オウガが技カードをスキャンすると、レクシィの体が炎と赤い光に包まれ、レクシィは高らかに咆哮を上げた。

 それから力強く踏み出し、まっすぐカルノタウルスに向かって突進していく。

 そしてレクシィがカルノタウルスの首筋へ食らいつこうとした瞬間、ブルーは素早く踵を返して背中から駆け下りた。

 だがカルノタウルスは逃げられない。そのまま地面に引き倒され、レクシィの口に炎が溜まっていく瞬間を至近距離から見せつけられる。

 そして遂にレクシィが炎を炸裂させ、大爆発を巻き起こした。煙が晴れた後に残っていたのは3枚の恐竜カードと、まだまだ暴れ足りなさげなレクシィだけだった。

 

「「「「や、やったーっ!」」」」

 

 命の危険を乗り越え、ようやくカルノタウルスを倒したDキッズ達は、歓喜の叫びを上げた。

 そして、忘れずに各々の恐竜をディノホルダーやディノラウザーに戻し、落ちた3枚のカードも拾い上げる。

 

「『カルノタウルス・サストレイ』に『ヘルサンド』、それから…『恐竜幻影(ダイノイリュージョン)』…。

この技カードがカルノタウルスの幻術の正体だったのか…」

 

 レックスがカードを確認し、納得したような声を上げる。

 その背後からオーウェンも声をかけた。

 

「今回はオレの依頼のせいで君達を危険な目にあわせてしまった。本当にすまない」

 

「いや、オーウェンさんが謝ることじゃ…。

あ、このカルノタウルスってオーウェンさんのとこの恐竜なんですよね? 返しますよ」

 

 そう言ってレックスがオーウェンに差し出そうとしたカードを、オウガは横からひったくった。

 

「お、おいおいオウガ。何してるんだよ。

この恐竜はオーウェンさんに返さなきゃいけないってやつだったろ?」

 

 リュウタが困惑しながら聞くと、オウガはオーウェンをじっと見つめながら口を開いた。

 

「…オーウェンさん。俺達はこのカルノタウルスに襲われたんです。これがどういうことか分かりますか?」

 

「勿論分かってる。だからそれはすまないと…」

 

「そういうことを聞きたいんじゃありません!

クマもライオンもそうですが、生まれながらの人食いの動物なんていません! 人食いになってしまうのは、どこかで人肉の味を覚えて、それが狩りやすい獲物だと認識してからなんです!

それなのにあのカルノタウルスは、最初こそトカゲを食べたものの、次はマルムを狙ってきていました!

あれは確実に人間の味を知っている獣の反応です!

レクシィがリジン欠乏症で倒れたことを最初に相談しようとは思っていましたが…こっちの方が先です。

どうしてあのカルノタウルスは、人間の血肉の味を知っているんですか!?」

 

 オウガの剣幕にリュウタ達も気圧されるが、言われてみれば確かに、と頷く。

 サルタサウルスが襲ってきたのはトカゲを追いかけてのことだったのだろうし、ティラノやスピノはアクト団に命じられてのことだ。

 自主的に人間を襲う、ないしは襲おうとしたのは、このカルノタウルスとレクシィだけなのである。

 そんなオウガからの問いかけに、オーウェンはしばらく悩みこんでからゆっくり口火を切った。

 

「…ここの世界の人間達には、このことは伝えない方がいいかもしれない、と上からは言われていたんだ。

もしかすると君たちが恐竜に対して抱く感情が、変わってしまうかもしれないからと…。

…だが、聞かれたからには答えないといけないな。

分かった。その問い…あと、レクシィがリジンを自力合成できない件についても説明しよう」

 

 その時、リュウタの腹の虫がまた鳴った。

 それを聞いたオーウェンが苦笑いしながら続ける。

 

「…だが、君達は夕食がまだみたいだし、まずは帰って飯を食ってくるといい。

話はそれからでも遅くはないさ」

 

 その言葉に、Dキッズも頷いた。

 

 

 その後、テレポートでDラボへ帰ってきたDキッズ達は、早速各々の自宅へ帰り、夕食を摂った。

 特にリュウタとガブが、それぞれ山盛りのハンバーグとドッグフードを爆食いしていたというのはレックスの談だ。

 そして各々夕食が終わった後、再びDキッズはDラボへ集合した。

古代博士やリアスも同席したところで、当のオーウェンは口を開いた。

 

「集まってくれてありがとう。まず最初に約束してほしい。このことは他言しないでくれ。このことが世に広まれば大きな混乱と欲望を招きかねない。

そしてもう1つ。これを聞いたからと言って恐竜に対して恐怖を抱いたり、嫌いにならないでくれ。

…特に、オウガ君。このことで、君とレクシィの間に溝ができてしまわないといいんだが…」

 

「どういう、ことなんですか…」

 

「そうだな…どこから話したものか…」

 

 しばらくオーウェンは思案していたが、意を決したように続けた。

 

「…そうだな。まず本題に入る前に、クァッガという動物と、ジョン・ハモンドという男について話しておく必要がある。

少し…いや、かなり長くなるぞ」

 

「クァッガ?」

 

「ジョン・ハモンド…ですか?」

 

オウガがそう口にした時、手元のディノラウザーが小さく震えたように感じられた。

 

 

 




 今回の恐竜解説!

「今回の恐竜解説を担当するのは俺、オウガだよ。
今回紹介するのは、煌めく装甲『サルタサウルス』!
白亜紀後期〜末期の南米アルゼンチンに生息していたと考えられているよ。
名前の意味は「サルタのトカゲ」。発掘地であるアルゼンチンのサルタっていう地名がもとになってるんだ。
ティタノサウルス類の竜脚類なんだけど、全長は6〜12メートル程と比較的小型のように感じられるね。
でもティラノサウルスやギガノトサウルスと同じくらいと言えば大きく感じられるよね?
ブラキオサウルスやプエルタサウルスが大きすぎるだけと言えなくもないんじゃないかな…?
最大の特徴は背中の装甲だね。これは小さな骨の粒と大きめの骨盤で形成されているんだ。これで敵対する肉食恐竜の攻撃から身を守っていたんだろうね。
サルタサウルスが属するティタノサウルス類には他にもティタノサウルスやアンペロサウルスみたいな背中に鎧のような構造を持つ竜脚類が多いんだ。
竜脚類の中では比較的小柄であったからこそ、このような身を守る手段を必要としたんじゃないのかな?
でも、最近の研究ではこの装甲はあくまでミネラル分の貯蔵庫の役割で、乾季などの非常事態のためのものだったという説もあるんだ。
俺なら絶対防御のための構造っていう発想しか出ないよ…。さすが本物の研究者は一味違うね」


ということで今回はここまでです。今回からできる限りJP・JW恐竜を物語に組み込む形で出していきたいと考えています。
只今6話(マイアサウラ回)に登場させる恐竜のアンケートも募集しております。是非ご協力下さい。

第6話に登場させるJP・JW恐竜について考えています。以下の恐竜ならどれを登場させるのがよいか、または登場させてほしいか、是非皆様のお考えをお聞かせ下さい。

  • ディロフォサウルス
  • パラサウロロフス・ワルケリ
  • スティギモロク(お助け恐竜)
  • ディメトロドン(お助け恐竜)
  • メトリアカントサウルス
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