古代王者恐竜キング ジュラシック・エイジ   作:バックベアード

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今回は後編になります。
では、今回も是非最後までお楽しみ下さい。


後編

フミの前に立ちはだかるエウオプロケファルスは、依然として静かに彼女を見つめていた。

その瞳からは、敵意や害意といったものは感じられない。

しかしそれでも、フミは目の前の巨大な生き物に対して、本能から来る恐怖を覚えずにはいられなかった。

ふと、何かに気付いた様子でエウオプロケファルスが視線を逸らす。フミもそちらを見ると、そこにはあのオレンジのトカゲがいた。

するとエウオプロケファルスはそちらへと歩を進め始めたのだ。

思わずフミは立ち上がり、その前へ立ち塞がっていた。エウオプロケファルスがトカゲを食べようとしているのだと思い込み、守ろうとしたのである。

 

「たっ…食べちゃダメっ!」

 

フミからそう言われたエウオプロケファルスは驚いたような表情をした後、頭を横に振ると彼女の顔を舐めた。

どうやら、害を加えるつもりはないということを彼女に伝えようとしているようだ。

 

「キャッ!…フフフ、くすぐったい…。

ねぇ、あなたどこから来たの?1人なの?…私と一緒だね…」

 

フミの問いかけを理解しているのか、エウオプロケファルスは寂しげな表情を浮かべた。

恐竜でも1体だけというのは寂しかったらしい。

しかし、彼女に優しく頭を抱かれたお陰か、少し落ち着いたような表情へと変化した。

 

「そうだ!ちょっと待っててね…」

 

すると、フミは一度エウオプロケファルスから離れると背中のリュックを下ろした。

エウオプロケファルスが不思議そうに見つめる中、彼女はリュックからランチボックスを取り出し、中のサンドイッチを差し出した。

 

「お腹空いてない?ほら、食べていいよ!」

 

するとエウオプロケファルスは、差し出されたサンドイッチの匂いをじっくりと嗅いでから頬張った。

どこか嬉しそうな表情を浮かべるエウオプロケファルスを見て、フミも顔を綻ばせる。

 

「美味しい?…良かった…さ、どんどん食べて!」

 

そして2個目のサンドイッチにエウオプロケファルスが口をつけようとした…その時だった。

洞窟のどこかからフミの名前を呼ぶ声が聞こえてきたのだ。

 

 

その声は、みっちぇる先生やクラスメイト達が発するものだった。

フミがいないことに気付いた彼らが、手分けして呼びかけていたのである。

その中でも一際必死に呼びかけていたのは、みっちぇる先生であった。

 

「もしかしたらさっきの人達に誘拐されたんじゃ…。

お弁当だけじゃなくフミちゃんまで…!わぁぁぁどうしましょぉーーっ!?」

 

もしやアクト団に誘拐されてしまったのではないかと推測し、みっちぇる先生はパニックに陥っていた。

そこをDキッズの4人は見逃さない。

 

「今だ…!」

 

リュウタの声にオウガ達も頷き、こっそりとその場を離れたのだった…。

 

 

一方、自分の名前を呼ぶ声に気付いたフミだったが、その声を聞いたエウオプロケファルスが後退りしていることにも気付いた。

どうやらどこからともなく聞こえてくる声に怯えているようだ。

 

「みんなに、会いたくないの?」

 

フミのその問いかけに、エウオプロケファルスはコクリと頷く。その意を汲んだフミはランチボックスをリュックにしまい直すと、エウオプロケファルスを先導する形で走り出した。

 

「じゃあ、向こうに行こう!」

 

エウオプロケファルスはしっかりと彼女の後をついていく。こうして彼女らは皆の呼び声から逃げるように洞窟の更に奥へと入っていったのだった…。

 

 

その頃、みっちぇる先生から弁当箱を奪って逃げてきたウサラパ達アクト団工作員の3人は、人気のないところに腰を下ろし、弁当箱の包みを開けようとしていた。

 

「さぁ~、弁当!弁当だよぉ〜!」

 

「ウサラパ様!いっ、急いでザンス!」

 

「腹減ったッス!」

 

そして包みを開け、中から出てきた重箱の中身に3人の視線が集まる…が、その顔が驚愕に染まった。

 

「「「ええええええっ!?」」」

 

なんと、重箱3段の中身は全てコメで、その上にゆかりと梅干しで「米」の文字が書かれているだけだったのである。

当然おかずは一品も入っていなかった。なんというストロングスタイルだろうか。

 

「なっ…何ザンス〜ッ!?」

 

「こ…コメ…?」

 

「コメッスねぇ…」

 

「…まあいいや!久し振りの食料だよ!」

 

「いただくザンス〜!」

 

「そぉれ〜っ!」

 

だが、腹ペコである現状を考えれば文句など言ってられないと思い直したようだ。

彼らは箸を手にほぼ日の丸ご飯な弁当にがっついたのであった。

しかし、食事を始めて間もなくアクトホルダーに着信が入る。

 

「何だよ、うるさいねぇ…」

 

ウサラパは渋々弁当を置くと、通話ボタンを押して応答すると、相手は当然ながらソーノイダだった。

 

『こりゃお前ら!2日も連絡せんで何をやっとるぞい!?』

 

「今2日ぶりのお食事中です!んもう…」

 

いつもの状態ならばまだしも、今の彼らは飢餓状態である。まず何よりも食べることしか考えられないウサラパは、なんと一方的に通話を打ち切って食事を再開したのだった。

後先考えずにそんなことをしたのだろうが、後が怖くなりそうな一幕であった…。

 

 

一方その頃、みっちぇる先生やクラスメイト達から離れたDキッズは、ディノホルダーやディノラウザーを起動し、各々のパートナー恐竜をチビ形態で召喚した。

そして、恐竜を探して暗い鍾乳洞の探索を始める。先頭を行くのはヘッドライトを点けたリュウタであった。

 

「大丈夫かなフミちゃん?恐竜に会ったりしてないかな?」

 

「出現したのが大人しい草食恐竜ならいいんだけど…もし気性が荒い肉食恐竜なら…孤立した彼女は格好の餌になりかねないよ!」

 

「とにかく手遅れになる前に、急いで恐竜を探すぞ!」

 

そして、Dキッズとパートナー恐竜達も、鍾乳洞の奥深くへ入り込んでいったのだった…。

 

 

その頃、喧騒を逃れてきたフミとエウオプロケファルスは、地底湖の畔に辿り着いていた。

 

「うわぁ…綺麗…!」

 

その透明度の高さに感嘆の声を上げるフミの横で、エウオプロケファルスはその水を飲んでいた。

しかし頭を上げようとしたところで低くなっていた天井に頭をぶつけてしまった。

痛みに悶えるエウオプロケファルスにフミは躊躇うことなく近づくと、優しく頭を撫でた。

 

「大丈夫?…ほら、いたいのいたいの…飛んでけー!」

 

所詮はおまじないの類であるため、実際に痛みが消えたわけではないのであろう。しかし心配してくれたことが嬉しかったのか、エウオプロケファルスはフミに顔を擦り付けて感謝の意を示したのだった。

それを受けたフミは楽しそうに笑ったものの、その声は尻すぼみに消えてしまい、俯いてしまう。

突然表情が沈んだ彼女を見たエウオプロケファルスは、状況を理解できずに当惑の声を上げる。

 

「ハナちゃん…君に似て、とっても優しい目をしてた…」

 

どうやらエウオプロケファルスと触れ合っている内に、可愛がっていたイグアナが生きていた頃を思い出して悲しみを堪えきれなくなってしまったらしい。

それ以上は言葉にならず、フミは泣き出してしまった。

それを見たエウオプロケファルスは目を細めると、宥めるように口先で彼女の背を撫でてあげたのだった…。

 

 

その頃、ウサラパ達はようやく食事を終えていた。

どこかやつれていた3人の見た目も、すっかり元通りである。

 

「ふぅ~…食った食ったぁ〜…」

 

「何となく味気ない気もするザンスけどぉ〜?」

 

「一応お腹は一杯ッス!」

 

おかずがない弁当だったため完全に満たされた訳ではないようだが、ひとまずこれで飢え死には避けられた様子であった。

しかし、ここからが本番である。

再びアクトホルダーから着信音が鳴り響く。相手は当然ソーノイダだった。

 

「ん?はいはーい…」

 

『このメダカ共がーーーーっ!』

 

「メダカっ!?」

 

『救いようがないぞい!お前達は!』

 

当たり前だが、ソーノイダは激怒していた。2日間中途連絡がなかった上に、それを問いただそうとすれば通話を一方的に切られたのだから怒るのも無理はない話である。

 

「聞いて下さいよドクター。もう大変だったんですからぁ…」

 

『大変なのは今じゃ今!そこに恐竜が出現しとるぞい!』

 

「「「ええっ!?」」」

 

『とっとと恐竜を捕まえて、帰ってくるのだぞい!』

 

「「「ヘイヘイホーッ!」」」

 

ソーノイダの指令を受けて3人は敬礼で返すと、空になった弁当箱をその場に残して素早くその場を後にしたのだった。

すると、3人がいなくなった後のその場に1体の恐竜が現れた。以前ローマに出現したパキケファロサウルスに似た姿ではあるものの、体はずっと小柄で、後頭部には鋭いトゲが生え揃っていた。

その恐竜は彼らが食べ残した米粒を綺麗に啄むと、また鍾乳洞の暗闇の中へ姿を消していったのだった…。

 

 

一方その頃、Dキッズとパートナー恐竜達はまだ恐竜を探して鍾乳洞の中を彷徨っていた。

しかし、いつの間にか迷ってしまったようである。

 

「くっそー…一体どの道に行けばいいんだよ…?」

 

「どうするの?」

 

リュウタがどちらへ進むべきか迷っている中、オウガはディノラウザーを通してレクシィと会話していた。

レクシィの種族であるティラノサウルスの嗅覚に頼ろうと考えたのである。

 

「どうかな?レクシィ。何か気になる匂いはある?」

 

『…先程よりも匂いが強くなっている。もしこの匂いがここに出現した恐竜のものなら、かなり近づいていると言えるだろうな』

 

「…なるほど。それが聞けて良かったよ。ありがとう」

 

オウガがレクシィと会話をしている間に、どうやらリュウタは進む先を決めたようだった。

 

「よし!こっちに行こうぜ!」

 

「あっ、ちょっと待って…」

 

レクシィと話していて反応が遅れたオウガが3人を呼び止めようとした…その時だった。

 

「うええっ!?」

 

「えっ!?」

 

「きゃあっ!?」

 

「「「うわぁぁぁぁぁ!?」」」

 

突然リュウタ達3人の絶叫と共に3人の姿が消え、周囲が真っ暗闇に包まれたのだ。

 

「リュウタ!レックス!マルム!どうしたんだ!

何が起こったんだ!?」

 

オウガは声を張り上げるものの、彼らからの応答はなかった。

とにかくこう暗くては探しようがないため、オウガはディノラウザーを手に取った。

すると、ディノラウザーの画面が点いており、そこでオレンジ色の光が点滅していることに気付いた。

 

(ここにオーウェンさんのところの恐竜も出てるのか…。

どんな恐竜かにもよるけど、厄介だな…)

 

とにかく、今はまずリュウタ達の安否を確認しなければならない。そう思い直したオウガはとあるボタンを押した。

すると銃口の下部分に備え付けられたライトが点灯した。かつてアジ島でライト機能の必要性を感じたオウガがリアスに頼み、改装を加えてもらったのである。

そして、そのライトで先程までリュウタ達がいた方を照らしてみるが、そこには何もない…。

 

『…オウガ。ここを見てみろ』

 

『キュッ!キュッ!』

 

いや、そうではなさそうだ。

レクシィとアメジストに呼ばれてオウガが慎重に歩み寄ってみると、そこには大きな穴が空いていたのだ。

恐らくリュウタ達はここから滑り落ちてしまったのだろう。

しかも垂直ではなく、緩やかな滑り台のような形状になっており、行き先次第ではあるが少なくとも怪我をすることはなさそうだ。

 

「…どうしよう…。ここから降りて、本当に大丈夫そうかな?」

 

『まずそのディノラウザーでヤツらと連絡を取ってみればどうなんだ?何のためのそれだと思って…待て』

 

行き先が見えない穴を前に尻ごみするオウガにレクシィが毒舌を言おうとするが、ふと鼻をひくつかせた。

 

「レクシィ、どうしたの?」

 

『…匂うぞ。恐竜の匂いだ。だが先程の奴とは違う。それにこの匂いには覚えが…』

 

その時、何かの足音と鼻息のようなものが聞こえてきた。オウガがそちらへライトを向けると、そこには先程アクト団の食べ残しを漁っていた恐竜が顔を覗かせていたのである。

その恐竜の特異な見た目から、オウガはすぐにピンと来た。

 

「あれはスティギモロク!まさかあの恐竜が…!」

 

すると、いきなり光を当てられたことで興奮したのかスティギモロクが頭を震わせるとオウガ達の方へ突進してきたのだ。

すぐさまオウガやレクシィ、アメジストは横へと避けたことで突進の餌食にならずに済んだが、スティギモロクはそのまま直進して鍾乳石にぶつかり、バラバラに破壊してしまった。

その破壊力を目にし、オウガはゾッとする。もし今の突進を食らっていればタダでは済まなかっただろう。

 

「あんなのを避け続けてたらリュウタ達と合流するどころじゃなくなっちゃうよ…。ここは無理にでも鎮圧しないとダメか…よし!レクシィ!いける?」

 

『オマエの頼みとあらば、いつでも構わないぞ』

 

レクシィの了承を得たオウガは彼女をカードへと戻し、ディノラウザーにスキャンした。

 

「ありがとう!頼んだよレクシィ!ディノスラーッシュ!

燃え上がれ!ティラノサウルス・レックス!」

 

ゴガアァァァァァッ!!!

 

レクシィが成体で召喚されてスティギモロクの前に降り立ち、それと同時にバトルフィールドも展開されていく。

レクシィの姿にスティギモロクは一瞬たじろいだものの、すぐさま頭を下げて突進を仕掛けてきたのだった…。

 

 

その少し前、あの穴から落ちたリュウタ達は長い長い穴を滑り落ちていっていた。そしてようやく穴から出てきたところは、先程フミとエウオプロケファルスが辿り着いた地底湖の畔だったのである。

 

「いってぇ〜…あれ?オウガは?」

 

「レクシィとアメジストもいないぞ!」

 

「もしかして、アタシ達だけ落ちてきちゃったのかしら…あっ!フミちゃん!」

 

マルムの視線の先には行方不明になっていたフミと、彼らが探していたエウオプロケファルスがいた。

先程までフミと寄り添うように寝ていたエウオプロケファルスだったのだが、今はフミを守るかのように立ちはだかっている。

 

「えっ…?あなた達…」

 

「あっ!エウオプロケファルス!」

 

「フミちゃん危ないよ!その恐竜から離れて!」

 

「危なくないよ。ほら、この子は優しいもん…」

 

そう言うとフミはエウオプロケファルスの頭に抱きついた。抱きつかれたエウオプロケファルスも嫌な顔1つせず、むしろ優しい目で彼女を見守っている。

これにはDキッズも困惑してしまった。

 

「フミちゃん…」

 

「リュウタ、どうする?」

 

「どうするったって…エウオプロケファルスに害意はないみたいだし、そんな恐竜を無理矢理倒してカードに戻すのもなぁ…」

 

「フミちゃん!みんなのところに戻ろう?」

 

マルムがそう呼びかけたものの、フミはエウオプロケファルスのそばから離れようとしなかった。

 

「この子、一人ぼっちなの。こんなところに見捨てて行けない!」

 

「フミちゃん…」

 

フミの意思は硬く、このままではどうやっても連れ帰ることはできなさそうだ。

マルムがどうすればよいか困り果てていたその時…。

 

「オーッホッホッホ!見つけたよぉ!」

 

聞き覚えのある声が聞こえてきた。その声の主はウサラパであり、後ろにはノラッティ〜とエドも控えている。どうやらアクト団の3人組もここへ辿り着いたようだった。

 

「あっ!オバさん達だ!」

 

「オバさん言うなーっ!とにかくその恐竜はアタシ達がいただくよ!出ておいで!スピノ…」

 

そう言いかけた時だった。突然周囲の風景がバトルフィールドに変わっていったのである。

ちょうどこの時、オウガがレクシィを召喚してスティギモロクの撃破に乗り出していたのだった。

しかしそんなことなどこの場にいる面々が知るはずもない。

 

「あれ?ウサラパ様ったらもう恐竜を召喚したんザンスか?」

 

「えっ…?アタシはまだ出していないよ!」

 

「じゃあ何でバトルフィールドが発生したんスかねぇ…」

 

一方、Dキッズは声を潜めて意見交換をしていた。

 

「ねぇ、リュウタ、レックス。これって多分…」

 

「あぁ…多分オウガがどこかで恐竜と戦ってるんだ」

 

「相手がオーウェンさんのとこの恐竜なのか、『Sin-D』の奴らの恐竜かは分からないけど、それは間違いないよな…。

とにかく、オウガと連絡取らないと」

 

ということで、リュウタが通信機能を使ってオウガとの会話を試みようとしているところだった。

 

一方でアクト団は、アクトサーチ機能を起動したものの頭を捻っていた。

 

「おかしいねぇ…。あのエウオプロケファルス以外恐竜の反応は出てないみたいだよ?」

 

「バトルフィールドが展開されているということは近くにいるはずザンスけど…」

 

「ウサラパ様…とりあえず目の前の恐竜から倒した方がいいんじゃないッスか?」

 

「う、うーん…それもそうだね。二兎追うものは一兎も得ずって言うし…よし!改めて!いっておいでスピノちゃーん!」

 

グァギュオォォォッ!!!

 

ウサラパがアクトホルダーにカードを通し、スピノを成体で召喚すると、エウオプロケファルスも臨戦態勢に入った。

しかし、フミはまだエウオプロケファルスのそばから離れようとしていなかった。

 

「フミちゃん!危ないから離れて!」

 

「で…でも…」

 

その間にもエウオプロケファルスとスピノはジリジリと近づきながら睨み合い、今にも一触即発の状況であった。

そして更に悪いことに、そこへ新たな闖入者が入ってきたのである。

 

「ええ何何?どうしたのこれぇ〜!?」

 

「まずい!みんなが来たぞ!」

 

スピノの雄叫びを聞きつけたのか、みっちぇる先生やクラスメイト達が集まってきてしまったのである。

そして遂にエウオプロケファルスとスピノの戦闘も始まってしまっていた。

まずはスピノが食らいつこうと大口を開けて迫っていくものの、すかさずエウオプロケファルスが尻尾のハンマーを振り回して一撃を加える。

更に体当たりを加えてスピノを後退させてしまう。

しかし、その光景にみっちぇる先生達は困惑しきりの様子だった。

 

「えっ!?何なの何なの!?あぁぁどうしましょう…。

…そっ、そうよ!私は教師…みんなを守らないと…!

みんな冷静に!こういう時はまず落ち着いて年号を数えましょう!1192作ろう平安京…あぁ間違えちゃった…ええと何じゃらほい…」

 

プッ◯神父でもやらないような気持ちの落ち着け方を始めたみっちぇる先生であったが、そんな時生徒の1人が下を指さして素っ頓狂な声を上げた。

 

「見て!あれフミちゃんじゃない?」

 

「リュウタ達もいるぞ!」

 

フミやリュウタ達を生徒達が目ざとく見つけてしまい、その声でみっちぇる先生も気づいてしまう。

 

「あっ!あんた達!危ないからこっち来なさい!」

 

そうみっちぇる先生が呼びかけたその時だった。

エウオプロケファルスが振るったハンマーをスピノが躱し、空を切ったハンマーが鍾乳洞の壁を叩いてしまったのだ。

するとみっちぇる先生達の頭上で小規模な落盤が起き、彼らは悲鳴を上げながらもと来た道を戻っていった。

更にエウオプロケファルスはスピノの噛みつきを背中の装甲でいなし、お返しに尻尾のハンマーを振るう。

今度は攻撃が命中し、スピノの体は壁に強く叩きつけられた。

するとまた壁から衝撃が伝わり、今度はリュウタ達やフミの頭上へ鍾乳石が降り注いでくるではないか。

 

「「「うわあぁぁぁ!?」」」

 

「きゃあぁぁぁ!」

 

4人はすぐにリュックやカバンを頭に据え、岩の直撃を避けることはできたようだ。

しかしフミの悲鳴を聞いたエウオプロケファルスは目に見えて動揺していた。そして再び立ち上がったスピノへ視線を戻すと、低く唸る。

するとエウオプロケファルスの体を紫色の光と土塊が包みこんでいく。技を発動し、短期決着をする方向に決めたようだ。

体を包み込んだ光はエウオプロケファルスの体に宿っていくといっそう輝きを増していく。

そしてエウオプロケファルスが思い切り踏ん張ると、全身から光が無数の矢となって撃ち出された。

その光の矢は次々にスピノへ降り注いでいく。すかさずスピノは身を翻して避けたものの、数本の光の矢が刺さり、痛みから絶叫を上げた。

 

「あっ!あの技は!」

 

「『放射棘槍(ラッシュスパイン)』ザンス!あれが全部当たれば針だるまになっちゃうザンスよ!」

 

「キィーッ!生意気じゃないの!やっつけておしまいスピノちゃーん!」

 

ウサラパの指示を受けて奮起したスピノは尻尾を振るうと、今度は故意に衝撃を与えた。

再び小規模な落盤が起こると、それがフミの上へ降り注いでいく!

 

「キャーーーッ!」

 

フミが悲鳴を上げ、頭をかばうようにうずくまる。

そのまま岩に押し潰されてしまうのか…と思われたのだが、彼女は傷一つなかった。

彼女が恐る恐る上を見上げると、エウオプロケファルスが覆いかぶさっているのが視界に入ってきた。

彼が身を挺して彼女を落盤から守ったのである。

 

「私を…庇ってくれたの…?」

 

しかし、これはアクト団からしてみれば絶好の機会である。すかさずウサラパは技カードをアクトホルダーに通した。

 

「隙あり!『激流封印(ショックウェーブ)』!」

 

するとスピノの周囲を水が渦巻き始め、その体を守るように渦潮が出来上がった。

一方でエウオプロケファルスの反応も早かった。再び体に紫色の光を纏い、『放射棘槍(ラッシュスパイン)』の準備に入ったのだ。

しかしスピノの体を取り巻く激流がエウオプロケファルスの方へ伸びようとしていたのだ。

かつて同じ技を使われたことがあるマルムがそれに気付いた。

 

「ダメよ!あれじゃエウオプロケファルスが先に倒されちゃうわ!」

 

「くそっ!でもここからじゃ僕達は介入できないし…リュウタ!まだオウガに繋がらないのか!?」

 

「だから今やってるって…あっ!繋がった!オウガ!オウガ聞こえるか!?」

 

『リュウタ…リュウタなのか!他の皆も無事なの?』

 

「あぁ、オレ達は無事だ!それより早くこっちに来て手を貸してくれ!そこの近くに穴があるからそこに飛び込めばこっちに来れるはずだ!」

 

『穴…あの穴か!分かったよリュウタ!すぐに行く!

新しい技カードも手に入ったから、きっと力になれるよ!』

 

そしてオウガがどこかを滑り出した音と共に通話は切れた。

その間に激流はエウオプロケファルスを包み込み、『放射棘槍』を中断すると共に身動きが取れない状態にしてしまった。そこへスピノが突進していき、その体を大きく跳ね飛ばした。更にそのエウオプロケファルスに巻き込まれる形で、フミも跳ね飛ばされてしまう!

 

「危なーいっ!」

 

すかさずレックスが大きく跳躍し、フミを抱きとめて地面を転がる。

リュウタとマルムが駆け寄ったが、2人とも大きな怪我はなさそうだ。しかしフミはぐったりとしたまま動かなかった。

 

「フミちゃん!フミちゃん大丈夫!?」

 

「大丈夫!気を失ってるだけだ!」

 

「…あっ!スピノが!」

 

リュウタがスピノを指さす。その先ではスピノが横倒しになったエウオプロケファルスの方へ駆け寄っていたのだ。

エウオプロケファルスもフミと同じようにぐったりと横たわっており、これ以上の継戦は難しいだろう。

そしてスピノが大口を開き、トドメを刺そうとしたその時だった。

 

ゴガアァァァァァッ!!!

 

巨大な咆哮がその空間に轟き、スピノがびくりと体を震わせる。何故なら、彼にとってこの声は何よりも恐ろしいものだからである。

そう。先程リュウタ達が滑り落ちてきた穴からレクシィが姿を現し、咆哮を上げながらスピノの方へ歩み寄ってきていたのだ。その後ろからはオウガも続いている。

何とかギリギリ間に合わせることができたようだ。

レクシィはスピノに睨みを効かせてその場を退かせると、エウオプロケファルスを守るようにその前に立ちはだかった。

それを確認してから、オウガはマルムの方を見て声を張り上げた。

 

「今だマルム!パラパラを出すんだ!」

 

「パラパラを…?あっ!分かったわ!行くわよパラパラ!」

 

マルムもオウガの意図に気づいたのか、パラパラをカードへと戻し、ディノホルダーにスキャンした。

 

「ディノスラーッシュ!芽生えよ!パラサウロロフス!」

 

キュオォォォン!!!

 

パラパラが成体となって召喚されるのを見ると、マルムはすぐさまディノホルダーから1枚のカードを掴みだした。

 

「パラパラ!エウオプロケファルスを助けてあげて!『深緑恵癒(ネイチャーズブレッシング)』!」

 

深緑恵癒(ネイチャーズブレッシング)』のカードがスキャンされ、パラパラの体を緑色の光と草吹雪が包み込む。

そしてパラパラは口から草のブレスを吐き出し、エウオプロケファルスに浴びせた。

するとエウオプロケファルスの体の傷が癒やされていき、やがて力強く立ち上がったのだ。無事に回復することができたようだ。

彼は立ち上がるとすぐさま周囲を見渡し、フミのもとへと駆けつけてくる。

しかしフミは気を失ったままである。それを見た彼は悲しげに唸った後、レクシィにジリジリと追い込まれるスピノの方へ顔を向けた。

その彼の表情は、憤怒に染まっていた。

そしてスピノに向かって駆け出していくと、その尻尾に食らいつき、力強く地面に叩きつけたのである。

それを見ていたウサラパ達は様々な反応を示していた。

 

「あーっ!パラサウロロフスのせいでエウオプロケファルスが復活しちゃったじゃないのよさー!」

 

「やっぱりスピノちゃんはあのティラノが怖いんスね…」

 

「うちの可愛いスピノちゃんにトラウマを植え付けるなんて、あのティラノは酷い恐竜ザンス…」

 

そのようにスピノに同情しているエドとノラッティ〜を1発ずつ殴ると、ウサラパは怒鳴りつけた。

 

「弱気になってんじゃないよ!こうなったら、ガキンチョのティラノと一緒にエウオプロケファルスをもう一度ダウンさせるまでだよ!

食らいな!『水刃斬波(ハイドロカッター)』!」

 

再びウサラパが技カードをアクトホルダーに通すと、スピノの体を青い光が包み込む。そしてスピノが地面に水を吹き付け始めたところで、オウガが動いた。

手に持っていた技カードをディノラウザーにスキャンしたのである。

 

「頼んだぞスティギモロク!『勇気の一撃』!」

 

ディノラウザーがカードを読み込むと、レクシィが赤い光に包まれて高らかに咆哮を上げる。

すると彼女の足元からスティギモロクが飛び出し、助走をつけてから大きく跳躍すると、錐揉み回転しながらスピノの頭目掛けて突っ込んでいったのである。

頭突きを受けたスピノは大きく仰け反って倒れ、『水刃斬波(ハイドロカッター)』もキャンセルされてしまう。

そしてスピノは再び立ち上がったものの、頭突きの衝撃のためかその足はふらつき気味で、目の焦点も合っていないようだった。

 

「あぁ…ありゃまずいッス…」

 

「今攻撃されたら避けられないザンス!」

 

「余計なこと言うんじゃないよお前達は!」

 

だが、もう遅い。ウサラパ達でも分かるような隙を恐竜達が見逃すはずもなかったのだ。

三度エウオプロケファルスが『放射棘槍(ラッシュスパイン)』を発動し、その身に紫色の光を溜め込む。そして、思い切り踏ん張って全身から光の矢を撃ち出したのである。光の矢は次々にスピノの体を射抜いていき、針だるまになったスピノはばったりと倒れるとカードに戻っていった。

それと共に、バトルフィールドも収まって元の風景に戻っていく。

 

「あぁっ!スピノちゃーん!…何やってんだい!早くカードを拾ってくるんだよ!」

 

「了解ザーンス!」

 

「それとエド!ティラノでもサイカでもいいからもう1体お出し!こうなったら意地でもエウオプロケファルスを持って帰るんだよぉ!」

 

「わ、分かったッス!」

 

ウサラパの指示を受けてノラッティ〜はスピノのカードを回収しに、エドはティラノのカードを取り出してアクトホルダーにスキャンしようとする。

しかしそれをマルムは許さなかった。

 

「待ちなさい!フミちゃんをこんな目に遭わせて…!絶対に許さないわ!『朋鋼翼撃(メタルウィング)』!」

 

マルムが技カードをディノホルダーにスキャンすると、パラパラの嘶きと共に3体のプテラノドンが現れ、ウサラパ達に向けて突撃していった。

 

「「「うひゃあぁぁぁ!?」」」

 

「こっちに来るーっ!?」

 

ウサラパ達も一度は身を屈めて攻撃を避けたものの、すぐにプテラノドンは旋回して戻ってくると、彼らの頭やら体を啄き回し始めたのだ。

 

「痛い痛い痛い!覚えといでーっ!痛いっ!もうっ!つっつくなーっ!」

 

これではもう1体恐竜を出せる余裕などあるはずもない。何とかウサラパが啄かれながらもスピノのカードを拾うと、洞窟の暗闇の中へと逃げていったのだった。

 

「やったわ!」

 

「俺達の勝ちだ!」

 

アクト団の姿が消えたのを確認し、オウガとマルムはそれぞれレクシィとパラパラをカードへと戻す。

それと共にスティギモロクとプテラノドン達も彼らの手元へ戻っていった。

それを確認したところで、マルムは急いでフミのもとへと戻る。

 

「フミちゃん!フミちゃん大丈夫?」

 

フミのもとへ行くと、そこにはリュウタやレックスの他に、心配そうに彼女を見つめるエウオプロケファルスの姿があった。

悲しげな顔をしたエウオプロケファルスが、彼女の顔を丁寧に舐めていると、ややあってからその目がゆっくりと開いた。意識が戻ったのだ。

 

「フミちゃん…良かった…。ケガはない?」

 

「私は大丈夫…。それより…この子の方が…」

 

そう言うとフミはマルムに支えてもらいながら体を起こし、エウオプロケファルスの頭を抱いた。

 

「ありがとう…。私のために戦ってくれて…私を守ってくれて…」

 

抱かれたエウオプロケファルスは、目を細めて嬉しそうに一声鳴くと、紫色の光に包まれて2枚のカードへ戻っていった。

どうやら活動限界を迎えてしまったらしい。

手元に残ったカードを、フミはもう一度優しく抱きしめた。

 

「本当にありがとう…。ごめんね…」

 

そう呟くフミの目に、涙が浮かぶ。

 

「でも…これで私、また一人ぼっちになっちゃった…」

 

そう言ってDキッズに背を向け、フミは泣き始めてしまう。しかしそんな彼女に対し、マルムは肩に優しく手を置いてから話しかけた。

 

「フミちゃん。友達…いるよ!」

 

そう言ってマルムは彼女にその手を差し出した。

フミが孤独だと言うのであれば、自分が友達1号になろうというマルムの気持ちの表れであったのだ。

 

「ね?」

 

「マルムちゃん…!うん!」

 

フミも涙を拭うとマルムの手を握り返し、互いに笑い合う。

その光景を、オウガ達も微笑ましげに見ていたのだった…。

 

 

その後 秋芳洞入り口付近

 

その後、Dキッズとフミはクラスメイト達と合流し、共に秋芳洞の出口へと向かったのだった。

しかし秋芳洞を出たところでみっちぇる先生は生徒達を集めると、こう言い始めた。

 

「皆さぁ〜ん?今日私達は何か見ましたか?はい、何にも見ていませんね?思い出の中からまっさらに消すように!でないとみっちぇるがまっさらに消されちゃいま〜す…。楽しかったですねぇ!『()()()』が!」

 

どうやら洞窟で恐竜を目撃し、あまつさえ生徒を一時見失ったということが判明すれば、自分の首が飛びかねないことをみっちぇる先生は恐れているようである。

そのためここで生徒達に口止めをし、そうならないようにしているようであった。

そんな中、フミの服から顔を覗かせる存在がいた。洞窟でフミが出会ったあのオレンジのトカゲである。

それに最初に気付いたのはマルムであった。

 

「あっ!その子!」

 

「連れて帰ってきちゃった…!」

 

どうやらこっそり連れて帰ってきたらしい。これで正真正銘、本当に1人ではなくなったことに安心したのか、2人は顔を見合わせて笑いあったのだった。

 

 

その後 三畳市 Pet Town

 

遠足を終えて三畳市へ戻ってきたフミは、マルムに連れられて彼女の両親が運営するペットショップ『Pet Town』へとやって来ていた。

今回は珍しくリアスが応対をしていて、今はフミが連れ帰ってきたヤモリ(リアスに見せて初めてヤモリだと判明した)の飼い方について彼女にレクチャーしているところだ。

 

「紫外線にはあまり当てないようにね。温度はいつも一定になるように、ヒーターなんかで保温してあげてね。水は霧吹きで毎日あげるのよ。それから…」

 

その様子を、後ろからDキッズの4人も見守っていた。

 

「飼うことにしたんだ、あのヤモリ」

 

「そりゃ連れて帰ってきたからには、最後まで責任持ってお世話しないとね」

 

「それにしても…なんか元気になったよな、あの子」

 

「うん!良かった〜!」

 

と、そこでリアスの説明は終わったのかフミが深々と頭を下げた。

 

「ありがとうございました!」

 

「どういたしまして!」

 

そのタイミングを見計らって、マルムが彼女に近寄っていく。

 

「フミちゃん!その子の名前はもう決めたの?」

 

「うん!エウオプロケ!洞窟で会ったあの子の名前を付けてあげたの!」

 

「そうなんだ!きっと丈夫な子になるわよ!」

 

「フフフ、そうだといいな…!」

 

そんな会話をしていた2人に、オウガ達男子陣も歩み寄る。

 

「なあ、もしフミちゃんが約束してくれるならなんだけどさ…また、あのエウオプロケファルスに会いに来ないか?」

 

「えっ!?…そんなことできるの…?」

 

「Dラボ…裏山にある古代博士の研究所なんだけど、そこに来てくれれば俺がエウオプロケファルスをカードから出してあげられるから、もし時間があれば来てほしいんだ」

 

「その代わりと言っては何だけど、このことは他言無用で頼む。もし恐竜の存在が世間に知れたら、エウオプロケファルスも安心して過ごせなくなっちゃうし…どうかな?僕達と約束してくれる?」

 

「…うん!お願い!私、やっぱりあの子に会いたい!この子…エウオプロケとも会わせてあげたいし…」

 

「決まりね!じゃあ今からでもいいなら一緒に行きましょ!」

 

マルムのその言葉にフミは大きく頷くと、エウオプロケの入った飼育ケースを抱え、Dキッズと連れ立ってDラボへと向かっていったのだった…。

 




今回の恐竜解説!

「今回の担当は俺、覇轟オウガだよ。
今回解説するのは、金剛不壊『エウオプロケファルス』!「ユーオプロケファルス」とも呼ばれる恐竜で、大型の鎧竜なんだ。アンキロサウルスほど大きくはないんだけど、鎧竜の中ではダントツで研究が進んでいる恐竜だよ!
名前の意味は「よく武装された頭」。エウオプロケファルスは瞼にまで装甲が及んでいたみたいでね。そこまでしっかりと防御機能を具えた頭部を指してこう名前が付けられたみたいだね。
生息していたのは、7600万〜7000万年前の北アメリカで、ダスプレトサウルスやティラノサウルス・マクレイエンシスと同じ時代を生きていたと考えることができるよ。
現在見つかっている標本数は10数個に及ぶほど見つかっていて、しかも保存状態もとてもいいらしいんだ。だからアンキロサウルスなどの他の鎧竜の復元骨格に本種の化石が充てがわれているくらいなんだよ。
でもその割には本種の復元骨格とされているものが他の恐竜の化石の寄せ集めだという話もあるね。サイカニアといい鎧竜はこんなのばっかりだね…。でも、鎧竜の正確な化石を見つけることがどれほど難しいことなのか分かるいい例だとも言えるよね。
最大の特徴は、やっぱり尾先のハンマー状のコブだね。これがついた尻尾を振り回して肉食恐竜に抵抗したという説が有力なんだけど、あくまでこれを振りかざして脅すのが目的だったという説もあるよ。
全長は7メートル、体重は3トンほどになるほど大きかったんだけど、その一方で頭部や歯は小さかったんだ。だからあまり硬いものは食べられなかったんじゃないかと推測されているね」


ということで、今回はここまでです。
原作エピソードにおけるエウオプロケファルスがあまりに不憫だったので、このような形に改変させてもらいました。
そして、今回はスティギモロクの『スティギー』に出演してもらいました。技カードの説明はいつも通り設定集に追記しておきます。
それでは次回は第21話『メーデー!空港に現れた恐竜の真実と真相』。この作品はフィクションであり、実在する人物や団体などとは関係ありません。

「フィクションかよ!騙された!」

では、改めて明後日の更新でお会いしましょう。

※追記:設定集に技『勇気の一撃』の説明を追記しました。

※追記2:アメジストが『放射棘槍』を使えるようになりました。

第26話の原作「恐竜遊園地で大儲け!」にあたるエピソードでマルムの第2のパートナー恐竜を登場させたいと考えております。つきましては、私が選出した候補からどれが相応しいか皆様からご意見を伺いたいのです。もしよろしければ、以下のうちから1つを選んでご回答下さい。

  • ランベオサウルス
  • エドモントサウルス
  • カロノサウルス
  • コリトサウルス
  • オウラノサウルス
  • ディプロドクス・ハロルム(小)
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