ドラゴンボール RTA『Zの英雄 孫 悟天』 作:心臓の病で亡くなったバーダックの倅
神様がいない、願いが叶わない世界。二人の悪魔が雷鳴を鳴り響かせ世界を塵芥にする。
思い出せば後悔しかなく、思い上がれば絶望する。
希望を毎日疑いながらも明日を生き続ける。
──孫悟飯
「…うっ!?も、戻ってきた!?と、いうより…夢、だったんだよね?」
悟天は朝日が差し込む光によって目を覚ました。昨日見た悪夢のせいか、いつもよりも身体中が汗だくになっていた。
[よお、おはよう。孫悟天]
「うわぁ!お化け!?…じゃなくて、頭の中に昨日の夢の声が!?」
目覚めた悟天にさっそく話しかけてくる彼。あれは夢では無いと教えたいのか、それともただのイタズラなのか。
「いきなり話しかけないでよ!びっくりするじゃないか!お化けかと思ったよ!」
[悪いな、一刻も早くお前達を強くしようと思ってな。]
「わかったよ。…でも驚かすのはやめてよね!あと名前ないと不便だからゴーストって呼んでいい?」
[ん?ああ、お化けみたいに話しかけたからゴーストか…安直だがいいだろ。]
どうやら突如現れた謎の存在をゴーストと呼ぶ事にした悟天。ソレを気に入ったのかどうかわからないがゴーストと呼ばれる事を彼は受け入れた。
☆☆☆
「ねぇ、ゴースト。どういう修行すれば強くなれるの?そして、スーパーサイヤ人にはどうすればなれるの?」
[…ふむ、修行ねぇ。]
──はい、本来プレイする予定だった魔人ブウ編ではドラゴンボールを集め神龍に悟飯の潜在能力をこじ開けてアルティメット悟飯にして楽々クリアの予定でした。
──しかし、絶望の未来編ではドラゴンボールは存在しないので裏技は使えません。なら、別の走者のチャートを参考にして三人を強化しましょう。
[スーパーサイヤ人は悟飯にも聞いたと思うがそもそも極度の"怒り"が重要だ。]
「うん、にいちゃんも言ってた。自分の好きだった師匠のピッコロって人が死んでスーパーサイヤ人になれたって。」
[だから、修行どうのこうでスーパーサイヤ人になるには難しい…正直言って仮にスーパーサイヤ人になれたとしても気の消費がカナリ早くなって身体がボロボロになりやすい。戦闘の維持では今では多分3分が限界だ。]
「うーん…」
[悟飯と修行しているお前らは気のコントロールと組み手がメインだろ。だから頑丈さが不足気味になってる。]
「ゴーストくん、キミ本当になんでもボクたちの事、知ってるんだね。」
──はい、絶望の未来編も何度もプレイしたので知ってます。修行内容は主に昼に組み手、静かな夜に気のコントロールでしたね。
──効率的な修行をしていると見ていいです。13才の今の悟天の戦闘能力はざっと100万ですね、フリーザ第2形態並みの強さです、取り憑いてる俺にはわかる。トランクスも同じくらい強さと見て良いでしょう。
[お前達に足りない物は修行の環境だ。と、言うわけで…ブルマさんに頼んで重力室を作ってもらうのはどうだ?]
「じゅーりょくしつ?」
──重力室を知らない悟天が首を傾げていますね。そんな存在一般的でないので当然ですね。
[重力室とは、地球より強い重力を作る部屋の事だ。つまり、重力を10倍、100倍に増やせば、お前の体重を10倍や100倍に増える部屋のコトだ。]
「へー、そんな凄い部屋をブルマさん、作っれるんだ!けど…そんなんで早く強くなれるの?」
──ぶっちゃけ才能に左右されると言いたいです。ブウ編で天下一武道会に向けて修行したトランクスと悟天を比べると。
150倍?の重力部屋で修行していたトランクス
──ですが、逆に言えば悟飯の修行方法がピカイチという事です。重力室×悟飯師匠で修行するなら、鬼に金棒。ブロリーにポッドです。
──因みに重力室で修行すると、筋肉と格闘術の向上、スピードと防御力の向上にスゴく効果ありです。
[強くなれるが、重力室を作ってもらう口実がいるな…よし、まずは元からある凄い重力がある部屋へ案内しよう。]
「そこってどこ?」
[精神と時の部屋と呼ばれてる。]
──視聴者の皆さんは思うでしょう。『 最初から最後まで精神と時の部屋を使え!』って。ぶっちゃけ一番効率はソレが良いですがソレはトランクスと悟天がスーパーサイヤ人に覚醒できてからと考えています。入れる年数は2年と短いのでいざという時にしか使いたくないですし。あと、スーパーサイヤ人に覚醒できてないチビ達が入って、ただ無駄に時間と体力消耗して終わりを防ぐ為でもあります(早口)。
[善は急げだ、早く精神と時の部屋がある神殿と呼ばれる場所へ行くぞ。]
「うん、わかった!神殿だね!!」
──悟天は急いで神殿へと目指して飛んでいく、物凄いスピードを出して飛んでいる。どんなジェット機よりも速い速度をだしていた。だが…
「・・・ところでゴースト、神殿はどこ?」
[知らないで飛んでたのかよ!!]
⭐︎⭐︎⭐︎
『悟天はゴーストと呼ばれてる謎の存在の指示に従い、精神と時の部屋と呼ばれている場所まで目指した。
目的地を目指してる途中、悟天は驚きを隠せなかった。天空に半円球の皿の様な形をした建物が浮いていたのであった。
その場所に到着すると、この建物である主が出迎えた。』
「地球にこんな物があったんだ…。」
「お前、何の様だ?ここ神様の神殿、どうやって知った?」
「え?な、なんだこの人?」[彼はこの神殿の住人だ。名前は─]
「わたし、ミスターポポ。」
「は、はじめまして。ボク悟天です。」
「ミスターポポ、お前の事は知ってる。歓迎したいが、神様いない今、ミスターポポ、何もできない…。」
『ミスターポポと名乗る人物は悟天の力になれそうになく残念がっていた。
この男も今地上が人造人間で暴れ回っている事は知っていた。
人造人間と悟飯が戦っている事は否が応でも戦いの気を感知していたミスターポポ。自身は力になれないと思い、ただ見守るしかなかった。』
「ミスターポポさん!精神と時の部屋を使わせてください!」
「なぜお前が知ってる?!しかし、精神と時の部屋、とても過酷な場所。小さい子供のお前ではきっと耐えられない。」
「やってみなきゃわからないよ!」
『精神と時の部屋の名前が出て驚きを隠せなかったミスターポポ。だが、精神と時の部屋の使用を拒否しても、どうしても使うんだという意思の目に対し押し負ける。』
「わかった…案内する。やばいと思ったら直ぐに出てこい。」
「はい!」[ホントに直ぐに出るぞ。30分ぐらい空気吸うだけだ。]
『ミスターポポに案内され、神殿の奥へと進んでいく悟天達。ついに、自分が悟飯の力になれる物を手に入れる事ができそうでワクワクしていると同時に少し緊張していたのだった。』
『神殿を歩き、奥へ、奥へと進み続けた。すると、他とは違っていた異様な雰囲気を持っていた扉の前にミスターポポは立ち止まってその扉に指をさした。』
「ここだ。もう一度言うが、無理はするな。直ぐに出る事をすすめる。」
「ありがとう。ミスターポポ!」
「…気をつけろ、いつもと、この部屋、何か違う。」
『ミスターポポの言葉に何か引っかかった悟天。だが、直ぐにでも精神と時の部屋の情報を感じ取りたいが為、部屋中へと進んで行った。』
「な、何も無い!この小さな部屋から出ると真っ白だ!!」
『悟天の言う通りまさに、白一色、何も無い空間であった。しかし、この世界まるで見覚えがあった。そう、悟天が見たゴーストと出会った夢であった。』
「しかも、か、体が…重い!空気が…暑い…!息がしにくい!」
『苦しさと裏腹に悟天は喜んでいた。ここでならいつもより過酷な修行ができると…』
「ねぇ、ゴースト!もう出よう!今直ぐにでも悟飯にいちゃんに教えに行こうよ!
・・・あれ?ゴースト?」
『悟天から話しかけてもゴーストからの返事がなかった。無視しているのか?と思い妙に静かだった。』
「まぁ、いっか。すぐにでよう!
・・・え?!な、なんで!?」
『現実世界への出口の扉は固く閉ざされ、
悟天は、出る事ができなかった。』
⭐︎⭐︎⭐︎
『一方その頃、悟飯はいつもの様に修行をしていたのだが…、いつまでも悟天が来ない事を心配していた。』
「どうしたんだ悟天?いつもならこの時間には修行してほしいってオレに言ってくるはずなのに…。」
『そう、いつも朝早くから悟天は悟飯に修行を毎日つけて貰っていたのだ、それに、連絡も何も無いのもおかしい。』
「ま、まさか!?人造人間に襲われて…!?」
『悟飯は嫌な胸騒ぎを感じ、すぐさま悟天の気を辿って探し始めた。』
個人的スーパーサイヤ人のなりやすさの目安。(仮説という名の妄想)
1、生まれたばかりで戦闘能力の高い突然変異種
→ブロリーなど
2、穏やかな心を持ち、キレにくい性格に育つ。(ベジータは例外)
→穏やかな心から激しい怒りを感じる事により覚醒する。
3、スーパーサイヤ人が周りいる事。
→穏やかな心を持ったスーパーサイヤ人達がいると覚醒しやすくなる。人数が多い程覚醒が容易になる。
・戦闘能力
孫悟天 110万
トランクス 120万
孫悟飯(超サイヤ人) 2億
人造人間
17号、18号 共に5億