問題児達とフリークスが異世界から来るそうですよ? 作:トライグルー
今回もめちゃくちゃな気味な内容となっておりますそしてなにかが花開くかも?。
それではどうぞ!
赤土side
伊達男を打ち倒し自分の正体を十六夜達にどう説明しようか悩みながらも赤土達は敵の待っている次の部屋の扉の前へと来ていた。
「ここが次の部屋か…それにしてもまさか俺が吸血鬼のハーフだったとはな~ハァ十六夜達になんて説明しよう」
「そのままを言えばいいんじゃないか?私は別に赤土が吸血鬼でも人間でも構わないが…」
「レティシア今凄い変なこと言わなかった?」
そうして赤土達が部屋の中に入るとどこからともなく歌が聞こえてきたのだった。
「ーーー~♪ーーーーー♪ーー~♪」
「これは?歌?しかしなんの歌だ?聞いたことがない…それと敵はどこだ?」
「あそこにいるよレティシア…しかもこの曲…カール・マリア・フォンウェーバー『魔弾の射手』!…この歌を歌うのは一人しかいない!しかもよりによってこんな所でアイツと戦うとはな…」
冷や汗をたらしながら赤土が説明し相手の位置を教えた、だがレティシアが赤土の様子に疑問に思うのも無理はなかった敵は只でさえ薄暗い部屋の奥、目をこらさないと見えないところにいるしかもここは看板の上でなく跳弾の地獄と化す密室なのだから。そしてそこにいる者は口を開いた。
「君たちが来たということは伊達男は死んだって事か……でも僕は仕方ないことだと思うよだって彼は強かっただけどそれよりも君たちの方がもっと強かったってことだもん」
「へっ!そいつはどうもところで芝居はやめろお前女だろ?サウザンドアイズの傘下のコミュニティーを襲った犯人は男と聞いているしかし確実にそうと決まった訳じゃな。いつまり変装していたんだろ?リップヴァーン・ウィンクル?」
「あら?バレてるしかも私の名前を知ってるのねドクも私がこの名前しか思い出せないと言っただけで私の性別当てちゃったし本当に謎だらけだわこの世界は…改めて私の名前はリップヴァーン・ウィンクル今の所覚えているのは名前だけ生前に私がどこでどうやって死んだかは気になるところだけどとりあえずあなた達を葬るわ」
リップヴァーンはこの世界のことを不思議がりながらも自己紹介したが赤土はそれよりももっと重要なことに気が付いた。
「まて!?今ドクと言ったなヤツがここにいるのか?あのマッドサイエンティストが!?」
「えぇいるわよそれに私や伊達男、ミレニアムの皆をを吸血鬼にしてくれたのもドクつまり私達はそこにいる純血とは違って偽物なの。でも後悔はしてないわこんなにも戦って楽しい相手と巡り会えたんだからそれに何時までもこんな所で油売ってるとあなたのお友達死んじゃうかもよ?」
「貴様それはどう言うことだ!?死ぬとは霧夜達のことか!それとも…」
「その通りよ箱庭の騎士さんでもどちらが正解かなんて教えないだってあなた達ここで死ぬんですもの!」
『ギフトゲーム名 はMagic bullet
・プレイヤー
赤土 修也
レティシア・ドラクレア
・ノーネーム、ゲームマスター
赤土修也
・ミレニアム、ゲームマスター
リップヴァーン・ウィンクル
・クリア条件 リップヴァーンの殺害・消滅
・敗北条件 プレイヤー側全員の死亡・失格
プレイヤー側のゲームマスターの消滅
プレイヤー側が上記の勝利条件を満たせなくなった場合
・舞台詳細・ルール
プレイヤー及びホスト側はこのゲームが終わるまでこの部屋から出てはならない
ホスト側ゲームマスターは敗北を認めてはならない。
プレイヤー側は敗北を認めてはならない
プレイヤー側ゲームマスターの一部能力封印
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
ミレニアム印』
「さてと撃たせてもらうわよ。あ、そうだ一つ予言をしましょうか♪あなた達はこの弾丸を避けることができない!なんせ私は猟師リップヴァーン・ウィンクル!そして私にはこのおまじないがついているだから狙いは外さない!」
「おまじない?まさか!?レティシア聖書を使って逃げろ…失格になってもいい!今すぐ逃げろ!」
「なぜだ!?赤土お前がそこまであわてるなんてそれn」
「良いから早く!せめて影を使って自分を覆え!」
赤土はリップヴァーンの能力とその精度を知っているそれ故にレティシアは避けられないそこでレティシアを失格にしてまで逃がそうとしていたのだが時すでに遅しだった。
「有象無象の区別なく私の弾頭は許しはしない!」
リップヴァーンのマスケット銃から放たれた弾丸は部屋の中を弧を描きさらには壁に跳弾しつつ赤土達に迫るそして狙われたのはもちろんレティシアだった。
「くっ!?そんな銃撃防ぎきる!」
「お馬鹿な子♪まずは一匹!」
そして弾丸は影でガードしているにも関わらずレティシアの脇腹、片腕、片足とことごとく貫きとどめと言わんばかりにレティシアの心臓めがけ弾丸が疾走していった。だがレティシアにその弾丸が当たることはなかったなぜなら。
「っ…あ…赤土!?…なぜ?…あ…ち、血が…何故私を…庇った!お前なら…あのくら…い避けれた…はず!」
赤土がレティシアの前に立ちはだかり弾丸を自らを犠牲にして庇っていたからだ。
「あのなぁ…レティシアいくら避けれると言ってもな俺は仲間が傷つくの…俺としてはどうしても許せなねぇんだ…ゴフッゴフッ…それにお前みたいなイイ女の為ならいくらでも俺は盾になってやるさ…だから安心しろレティシむっ!?」
レティシアを庇い吐血しながらも赤土は彼女に微笑みかけた。がその瞬間赤土の唇にレティシアの唇が重なった赤土はその光景に目を疑ったが2人は確実に敵の前にもかかわらずキスをしたのだった。
「フフッ…油断…しているか…らだぞ…赤土…しかしやっと…唇…を奪えた。それにお前はもう少し…自分…を大切にして…くれ……」
レティシアは体の生きようとする機能が働いたのかはたまた意識を保のがやっとだったのか気を失いその場に倒れ込んだのだった。
(………ふっ、自分を大切にしろ? なに言ってんだよ…お前脇腹撃ち抜かれてんだぞ…バカだなぁ。腕だってちぎれかけてんだ。バカな女だ。あぁ畜生…畜生め。いい女だな、こいつ本当いい女だ…だから………コイツ守って死ねるならそれでいい…)
赤土はレティシアの体にもう使うまいと思っていた『無明の癒し』を使いレティシア体の傷をすべて治しその後にレティシアの周りに流れ弾が当たらないようワイヤーで結界を張り巡らせリップヴァーンに向き直った。
「あらあら泣かせる話ね~思わず見とれちゃったわついでに再装填も完了したけどね♪」
リップヴァーンが余裕に次弾を装填したことを告げるだが彼にはそんなことはどうでもよかった。なぜなら赤土はさっきまでの陽気な赤土とは違うそう未熟ながら吸血鬼としての風格を兼ね備えた独りの吸血鬼の男がそこにはいたのだ。
「なぁリップヴァーン生前のお前がどういう死に方をしたかわかるか?」
「な、なによいきなり?し、知るはずないでしょ!でも少し気になるわね…お、面白そうだから話してみて」
「あぁいいだろう…教えてやるお前の死に方はな…貫かれたんだよお前の持っているマスケット銃に…壁に貼り付けられて声を上げながら血を吸われ心臓にそのマスケット銃を突き立てられながら」
「そんなことがあったの…でも生前私はそれだけ弱かったってことでも今は違う!ここは私の狩場そして私は猟師!負けるはずが無いわ!」
「そのうぬぼれが死を招くことを教えてやる!『クロムウェル三号、二号、一号解放!』来い!リップヴァーン・ウィンクル! 」
「舐めるな!有象無象の区別なく私の弾頭は許しはしない!」
リップヴァーンのマスケット銃から弾丸が発射される。その弾丸は赤土を貫きそこから壁へと跳弾し四方八方から赤土を襲うしかし一方的に見える攻撃だがリップヴァーンは焦っていた。
「(なんで!なんで倒れないの!?これだけの銃撃を受けたならもう片腕の一本も落ちていいはずなのに!)」
「どうした?こんなものか?」
ここで何故赤土が平然と立っているのかそれは彼自身に秘密があった。赤土はリップヴァーンに撃たれる前あることを考えていた。その考えていたこととはあのアーカードがリップヴァーンの銃撃を受け平然としていてもそれはアーカードに命のストックがあったからであり決してアーカードが不死身だからと言うわけではない。さらにはそのアーカードの能力ですら今回のギフトゲームでは封印されている。
なら赤土はどうするか…答えは一つ治せばいい。軽い傷でも重い傷でもたとえ頭が吹き飛ばされても自分が死なない内に治してしまえばいい。そうすれば死ぬことは無いさらには赤土の体は半吸血鬼そんなこと意識すれば平然とできるのであるよって赤土は『無明の癒し』を自らの体にかけ続けその場に立ち続けているのだ。
「何故死なない!化け物め!いい加減朽ちろ!朽ちろ!朽ちて滅びろ!はっ!?」
だがその願いも虚しくマスケット銃の弾丸は赤土の口によって止められたのだった。
「ふかまえた(捕まえた)…」
そして赤土は弾丸を噛み砕き震えて腰を抜かしたリップヴァーンにゆっくりと歩み寄る。
「リップヴァーン俺はお前を捕まえた…」
「あ、あわああ…来るな!来るな化け物!お前さえいなければ私もここにはいなかったんだ!ここには『なに!?それはどういう意味だ!?』ひっ!?」
赤土はその訳を聞き出そうとしただがリップヴァーンは目の前の赤土に恐怖しとてもしゃべれる精神状態ではなかった。
(完全に喋れないな…ん?これってアーカードがトバルカインにやったように血を吸わないとダメなのか?でもまぁしょうがないか…)
「あ、あああ…!」
「喋れないようだし…お前の血に聞くとするか…」
赤土は腰を抜かしているリップヴァーンの肩をつかみ首の血管に自らの牙を突き立てるその時その場の誰も本人でさえ気づいていなかった赤土が血を吸う際犬歯が少し長くなっていたことに。
「かっ!?ああぁぁ…あぁ!?」
赤土はその瞬間血の味を知ったそして彼の目は黒から朱く染まりリップヴァーンの持つ情報、記憶が彼の頭の中に流れ込んだ。
「っ!?意外だな血液とはこんなにも美味かったのか!?いや…そんなこと言ってる場合じゃない…これは…十六夜達が危険だ!」
その頭の中に流れ込んできた情報それは吸血鬼数十名によるノーネーム及びジンへの襲撃だった。
読んでいただきありがとうございます。
最近スランプ気味になったせいか投稿ペースが遅くなりすいませんでしたm(__)m。何分私は思いつきで書いているのでこのあとも不定期になるかとは思いますが今後ともご愛読よろしくおねがいします。
感想、アドバイスなど待ってます!