問題児達とフリークスが異世界から来るそうですよ?   作:トライグルー

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どうもネコリクです今回ヘルシングを見た方なら知っている彼らが登場します!

それではどうぞ!


24.人間対吸血鬼だそうですよ?

十六夜side

 

 

深夜を少し回った頃人通りのなくなったサウザンドアイズ支店の前には数十名の黒ずくめの集団が立っていた。

 

 

 

「赤土さんの言ったとおり奴ら本当に攻めて来ましたね…」

 

 

 

「えぇそうねでもねジン何も対策していない私達ではないわよ?あんな偽物の集団に後れをとってなるものですか!そうでしょ白夜叉?」

 

 

 

「うむ、もちろんじゃそのためにわざわざコレを用意したのじゃからな。さて… 準備はいいか皆の衆?」

 

 

 

店の屋根に立った白夜叉はサウザンドアイズの旗印が入ったギフトカードを掲げたするとカードから光が発せられ吸血鬼達飲み込まれていくそして光が収まり彼らが気が付くとそこは広大な土地そしてその奥に佇む立派な屋敷があらわれその見た目は例えるならばあのヘルシング本部であった。一方屋敷の中では…

 

 

 

「お、やっと来たかい嬢ちゃんたち待ちくたびれたぜこっちは罠やなんやら色々仕掛け終わって一服するとこだったってのによぉ」

 

 

「ヤハハ、流石は赤土が見込んだだけはあるな傭兵さん達は」

 

 

それは三日前に遡るその日十六夜と赤土は戦力のを分担するにあたってその支援を求めるためジンをつれサンドラの下を訪れていた。

 

 

「と言うわけだだからそちらから割ける限りの戦力を回してほしいこんな事は言いたくはないが今回のゲーム最悪また死人がでる…」

 

 

十六夜はノーネームの現状、敵対勢力の情報などをサンドラに説明をした。

 

 

「こちらもあなた方の支援をしたいのは山々なのですが魔王との戦い以降街の復興や死者の弔いなど色々とありまして兵も万全の状態ではないのです。こちらが出来る支援は物資の補給が限界かと…」

 

 

「あらかた予想はしていましたがそこまでとは…どうします?赤土さん、十六夜さん」

 

 

 

ジン達が悩んでいるその時マンドラがある提案を持ちかけた。

 

 

 

「なら傭兵を雇うというのはどうだろう?戦いに備えるのというならそういうコミュニティーをいくつか知っているが勿論経費はこちらが負担する」

 

 

 

「傭兵か…マンドラその資料を見せてもらえるか?」

 

 

 

少し時間が経ちマンドラが傭兵コミュニティーのリストを持ってきた十六夜達はそのリストを読み上げていき赤土の目にふとあるコミュニティーの名前が止まった。

 

 

「マンドラこのコミュニティーに支援を頼みたいんだができるか?」

 

 

「どれ?見せて見ろ?…うむ、赤土なかなか良い所に目を付けたなここなら私も信用できる」

 

 

「マンドラそいつら信用できるのか?もし金もらって逃げるような奴らなら願い下げだぜ」

 

 

「大丈夫だ十六夜多分こいつらは傭兵の中でもプロフェッショナルの分類に入る奴らだ」

 

 

「え?赤土さんがそこまで信用できるんですか?マンドラさんそのコミュニティーの名前を教えてもらえますか?」

 

 

「わかった、彼らは傭兵コミュニティー“ワイルドギース”数ある傭兵コミュニティーの中でも腕利きの連中で金が支払われている限り彼らは決して裏切らない。そして彼らの隊長ベルナドットは百戦錬磨の強者だ彼らなら大丈夫だろう。あと費用と契約はこちらで済ませておくから安心してくれ」

 

 

「頼む」

 

 

そして現在に至る。ワイルドギースの兵隊たちは装備を分配し敵を迎え撃つ準備は万全だった。

 

 

「しかしよく私達と戦ってくれる気になったわね?」

 

 

「当たり前だこちとら金もらって好き好んで戦ってんだそれにアンタんとこの赤土だったっけか?よくこちらの要望通りの装備が用意できたなどこにそんな金あるんだかな?それにそんな金あるならわざわざサラマンドラにたのまなくてもよかったろ?」

 

 

 

「違うわあの装備は彼がギフトで作り出したものよ最も作り出せなかった物もあるみたいだけど…」

 

 

 

「なんだ?まるで俺達がこの装備を使うことを予想していたような口振りだな、まぁ詮索はしないでおくがこの法儀礼済み弾丸…ちと多くねぇか?」

 

 

その赤土が用意した法儀礼済み弾丸はヘルシングの劇中で使用された量の約二倍だった。

 

 

 

「それでもないよりはマシでございますよ?それにこちらには白夜叉様や十六夜さん達もいます負けるはずありません!」

 

 

 

だがベルナドットはその言葉には聞き捨てならなかったのか黒ウサギに険しい顔で向き直りこう言いはなった。

 

 

「おっと待ちなウサギの嬢ちゃん戦争ってのはいつなにが起こるかわからねぇ。おおよそだが相手は小隊規模しかも吸血鬼ときた普通の人間なら勝てるが今回は違う油断すんなこれはゲームでも決闘でもなんでもねぇただの殺し合いだ 」

 

 

「はうっ!すいません…」

 

 

 

「まぁいいとりあえずは目の前の敵に集中しとけ気抜くと死ぬぞ。それよりも白夜叉はどこに行った?」

 

 

 

「あぁ彼女ならこの空間を維持するために別の場所で奮闘してるわなんせ仮初めの空間ですもの」

 

 

「なるほどな…」

 

sideout

 

 

三人称side

 

 

白夜叉のギフトカードが輝き広大なゲーム盤の中に連れてこられた吸血鬼達は落ち着きを取り戻し編隊を組み直して突撃準備にかかっていた。

 

 

「准尉殿、突撃編成完了しました!」

 

 

「了解…あと相手は白夜王だ対紫外線装備も着けさせろあくまで我々の目的はノーネームの殲滅失敗はゆるされんそれにしてもここは火薬臭いな…」

 

 

吸血鬼達は装備を調え、あとは准尉の司令を待つばかりとなり、准尉の合図と共に吸血鬼は一斉に屋敷に向かい駆け出したしかし先頭を走っていた吸血鬼の足元が突然爆発した。

 

 

 

「待て!地雷原だ下手に動くと死ぬぞ!」

 

吸血鬼はそこで歩みを止めてしまったそれがさらなる罠への入り口ともしらずに…

 

「止まったぞやれ点火しろ!」

 

 

ベルナドットの声とともに吸血鬼達の周りが連鎖的に爆発していくその光景には黒ウサギやジン達も目を奪われた。

 

 

「こ、こんな仕掛けが!?あの短時間で!凄い…」

 

「坊ちゃんそれは違うぜ、仕掛け?バカが突っ込んでくるから悪いんだ真正面からそれに 吸血鬼ってのはアレなんだろ?人間離れした反射神経や運動能力、獣のように殺気を感じ、怖ろしい馬鹿力を持つ。人間の殺気を感じ動きを読み、心を盗んで鋭く動く。銃撃や剣撃をたやすく避け、相手を襲い血を貪るそれなら答えは簡単だ。」

 

 

 

「簡単?ただの罠だけで?結局避けられては意味はないのでは?」

 

 

 

「なら坊ちゃんあんたがもし吸血鬼としてだ…殺気も、心も、動きも無い発動装置。そして点ではなく避けられない面攻撃。法儀礼済みボールベアリングのクレイモア地雷列60個の同時点火。避けられるモンなら避けてみろよ…それにな俺たちゃケンカ弱いからよ。正々堂々とケンカなんかしねえぜ!」

 

ベルナドットはタバコをふかしながらジンに説明したしかしそれもつかの間爆発音がピタリとやんだ。

 

 

「隊長爆発音がやみました奴ら全滅したんですかね?」

 

 

隊員の一人がベルナドットに話しかけるだが彼の勘が傭兵としていくつもの修羅場を潜ってきた勘が敵はまだいるそしてと何か来ると告げていた。

 

「いや奴ら何か仕掛ける気だ警戒を強めろ敵は小隊規模だとはいえまだ半分も削れちゃいねぇ!」

 

しかしベルナドットの予想は別の形で実現する事となった。突然勢いよく窓ガラスが割れ数名の吸血鬼が侵入してきたのだった。

 

 

「「「「なっ!?」」」」

 

その場にいる誰もがその光景に驚いたそれもそうだろうあの地雷原を突破しさらには音もなく彼らがいる二階に接近してきたのだから。

 

「手こずらせおって人間共がさぁ殲滅してやる覚悟!」

 

 

「『吸血鬼共その場を動くな!』」

 

飛鳥の一声とともに吸血鬼達は縛られたように動かなくなり傭兵たちの一斉掃射によって仕留められた。

 

 

「クソったれ!どうなってやがる!?地雷原を突破された形跡もない、正門を破られた形跡もないまるで空でも飛んできたかのようじゃねぇか!」

 

 

「落ち着けよベルナドットだが奴らの死体をみる限り翼なんてどこにも見あたらないぜ?」

 

 

「待ってくださいいま飛んできたと言いましたか?なら相手が投げ飛ばしたという可能性も」

 

 

ジンが自分の考えを提示したが傭兵の一人に否定された。

 

 

「坊やそれはいくらなんでも言いすぎだこの現にこのゲーム盤にはそういった投擲機のようなものはない次になんの装備もなしにそんな事をやってのける奴がいるならそれは化け物だ」

 

 

「いやジンの言っていることは正しいかもしれねぇ現に奴らは化物だ…それにクレイモアも解除されて反応しねぇ多分さっきの奴らは陽動だ。となると地雷は使えねぇ…正門にいる奴らを集めろ籠城戦だ!」

 

 

 

傭兵達はベルナドットのかけ声と共に各自動き始めた。

 

 

「ベルナドットアンタこのあとの作戦考えてあんのか?」

 

 

 

 

「もちろんだ俺達と非戦闘員はこの館棟に立てこもる。俺達がディフェンスで、十六夜がオフェンスだ。ギフトをもたねぇ俺達がここを守る。ギフト持ちのおまえが奴らをやっつけるお前が俺達の切り札だ。やっつけろ!!俺達が奴らに細切れにされる前にだ」

 

 

 

「了解(ヤー)」

 

 

 

「十六夜だけじゃ危険です!月のウサギとしてノーネームの戦士として私も戦います!いざとなれば太陽の光を『アンタもこっち側だ戦争処女(アマチュア)!』なぜですか!?」

 

 

 

「死んだ奴らを見ろ対紫外線装備…吸血鬼の弱点でもある太陽を克服するための装備だこれじゃあ狼の群に兎を投げ入れるもんだぜ」

 

 

「黒ウサギ今回は彼らに従いましょ私達じゃ十六夜くんの足手まといになるだけだわ」

 

 

 

「そういうことだそれよりベルナドット法儀礼済みのベアリング玉まだ残ってるか?」

 

 

「あぁ余ってるが何かに使うのか?……なるほどお前もまた味なまねするじゃねぇかそれよりも十六夜死ぬんじゃねぇぞ」

 

 

 

「アンタらもな!」

 

 

そう告げるとベアリング玉を受取り十六夜は廊下を駆けていった。

 

 

「あんな少年に前線を任せるとは俺たちも年かな~」

 

 

 

「なに言ってんだこちとら人を守る大事な役目せおってんだもし死なせたら男の名折れだ地獄行きだぜ。なあ?おい」

 

 

 

「まったくもってその通りですね」

 

 

 

「うんうん」

 

 

 

「つーことで悪いお前らの命をくれ。 ここがお前らの命の捨て場所だ。持ち場を 墓穴 と思えよ 」

 

 

 

「 隊長、あのねーここは普通はアレですよ。帰りたい奴は先に帰れとか、ここは俺だけで十分だとか、そういうのですよ」

 

 

「 何を言ってやがる。お前ら小銭目当てに好き好んでこのコミュニティーに入った親不孝共じゃねぇか…さてと、死のうぜ犬ども。畜生、畜生って言いながら死のうぜ。腹に銃弾くらってよ、のたうち回って」

 

 

「ははっ、ちげぇねぇや!」

 

 

 

「あぁ、まったくもってちげぇねぇ!」

 

 

 

この時黒ウサギ達は思ったこれが傭兵これがプロなんだと。




読んでいただきありがとうございます!

ということで傭兵コミュニティーとして彼らワイルドギースを出してみました!今回は自分的には面白くできたとおもうのですがはっきり言って自信ないです…さて吸血鬼を投げ飛ばした者また准尉とは何者なのか今後明かされてきますそれでは次回をお楽しみに!
感想アドバイスなど待ってます!
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