問題児達とフリークスが異世界から来るそうですよ? 作:トライグルー
三人称side
吸血鬼達が突入してきてから数十分、十六夜と別れ飛鳥達は屋敷の中でも一番広い部屋で籠城の準備にとりかかっていた。
「壁にできるもんは全て持って来い!そこのでっかい円卓もバリケードに使え!」
バリケードを組み立てていると無線に通信が入ってきた。
『隊長!こちらα班合流出来そうにありません…バリケードを閉じてください!』
「なに言ってんだ馬鹿野郎!足引きずってでも合流しろ!」
『無理です…こちらにも負傷者多数コイツら置いて逃げられませんよ…』
そう言い隊員が通路の影を見ると瀕死の重傷を負った兵士達が数名居た。
『畜生…そうかよクソッタれわかった…じゃあ死んでこい!楽しかったぜ…』
「御武運を!クッ…」
隊員はベルナドットとの通信を終えると壁にもたれ銃の残騨を確認した。
「はぁ、よりによってゼロか…残りはナイフと手榴弾そしてクレイモアか…だが娘に会いに行けるからまぁいいか…覚悟はいいか?お前ら」
「へっ、もとより…この傷じゃあいつまで持つか…わからねぇしな最後にデカい花火をあげようぜ!」
彼らが何故そんな話をするのかそれは彼らが自爆特攻をするに他ならないだが彼らは少しも死を恐れていなかったむしろ仲間のために一人でも多く倒すという傭兵としてのプライドと覚悟があったからだ。
「よし…分配完了、まず俺が先陣を切るお前らは各自で『各自でなんだって?』なっ!?と、とr」
彼らが最後みたのは巨大な黒い影だが彼らは自爆すら許されないほどの速さで蹂躙され引き裂かれた。
「准尉ここにいらしたんですか…ん?そいつらは?」
「ただの飯だ今しとめた…それに少佐殿も言っていただろう敵地は今宵俺達の食事場になり果てると…なら構わず食おうじゃねぇか!ハハハハハハ!」
「そうですねハハハハハ、?なんだこれグバハァ!?」
「体がおがじい!?ベハァ!」
「へぇ、やっぱりこのベアリング玉効くなーオイ!」
その時准尉の周りにいる吸血鬼達が一斉に爆ぜ准尉の背後から聞き覚えのある声が聞こえた。
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飛鳥side
ベルナドット達はバリケードを閉じ疲弊しながらも迫り来る吸血鬼と奮闘していた。
「クソッ!いったい何人いやがるんだ!?これじゃこっちが弾切れでやられちまう!」
「も、もうダメだ!俺はにげる!勝てるはずない…どうせ赤土と霧夜って野郎も裏切って俺達を見捨てたに違いないんだ!」
「馬鹿なこと言わないで!赤土さんはそんなことは絶対しないわ…それに私達がこんな弱気でどうするのよ…」
「嬢ちゃんの言うとおりだ!それに逃げる?冗談じゃねえ、お前には無理矢理でもカッチョ良く死んでもらうぞ!お前らだって好き好んで金貰って、好き好んで戦争やってんだろうが!だったら好き好んで戦って死ねや!それになまだ死ぬと決まったワケじゃねえよ。俺達はディフェンスだ。オフェンスが…十六夜が今に点数をひっくり返すさ… 」
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十六夜side
「それにしても随分と良い御身分になったじゃねぇか…ガルドお前あの時赤土にやられてなかったか?」
「ん?お前は…逆廻十六夜…ほかの奴らとこそこそやっているかと思ったんがまさかお前から出てきてくれるとはな!」
そこにいたのはかつて非道の限りを尽くしたあげく赤土に倒されたガルド・ガスパーその人だった。
「お前あの時あの時に眉間撃ち抜かれて死んだハズだよな?なんで生きてんだ?」
「あぁ、あれか?あれは俺の切り落とされた指さ俺はお前達と勝負する前からミレニアムとはコンタクトを取っていた…あれはそのとき俺が死んだと思いこませるための人形だ」
「人形…?ならギアスロールが反応するはずだぜそれをどうやって回避したんだ?」
「言っただろ俺の指だと、あれは俺の指を媒介として作られた人形そして俺と瓜二つの兄弟みたいなもんださらにレティシアの鬼化もプラスされてたんだがそこはやはり人形あいつに簡単に負けちまった様だがな」
「ヤハハ、だからここにいるって事か…でもお前らは生かしてかえさねぇぜ!」
「ほざけ!小僧!」
会話が終了したと同時にガルドは獣化し十六夜に襲いかかった。しかもガルドは以前にも増して力が格段に上がっており辛うじて避けた十六夜は冷や汗をたらすのだった。
「オイオイ、お前人形とは言え鬼化してる時より強くなってねぇか?」
「当たり前だ俺は鬼化とは比べ物にならな力を与えられたのだそこら辺の雑魚と一緒にされては困る!」
ガルドは十六夜に対したんたんと爪を繰り出すだがその猛攻のなかで十六夜は涼しい顔をしていた。
(なんだ…吸血鬼化してるから少しは楽しめるかと思ったが力任せの攻撃ばっかでつまんねぇな、これじゃあヴェーザーの足下にもおよばねぇ…)
「ハハハ!避けるので精一杯か?さっき仲間を殺したトリックは気になるが…とりあえず死んどけ!」
「お前がなぁ!」
ガルドは腕を振り上げ十六夜を引き裂かんとその勢いに任せ攻撃したしかしその攻撃は十六夜の頬をかすめるだけで終わったなぜなら…
「ゴフッ!うがあぁぁぁ!?なんだ!体がいてぇ!テメェなにをした!?」
「やっぱりな!お前その体吸血鬼に改造したんだろ?ならこのベアリング玉を体内に入れられたらそりゃー苦しいさ!」
ガルドの腕が十六夜の頬をかすめただけの理由それは十六夜の腕がガルドの胸部を貫いていることに他ならなかったそしてその拳には法儀礼済みのベアリング玉が握られており引き抜くと同時に体内に残したのだった。
「これまで殺した子供達の分苦しんで死になガルド!」
十六夜はそう捨て台詞をはきその場を後にした。
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ベルナドットside
「隊長これでかんばんです法儀礼済みの弾丸が尽きましたですがよくもったほうですよ…」
ベルナドット達は以前としてバリケードを保ってはいだが残弾も尽き始め限界に来ていた。
「あークソッタレ!もう打つてなしか…ん?あれは…やべぇ!全員部屋の奥に退避!!パンツァーファウストだ!頭上げるなよ!」
「え?なに!?パンツ?パンツがどうしたの?」
「伏せな!お嬢さんロケット砲だよ」
ベルナドットは部屋の奥に駆け出し困惑している飛鳥、ジン、黒ウサギは傭兵たちに頭を押さえつけられた。そして次の瞬間爆発が起きバリケードは粉々になった。
「奴らまだあんなもんを持ってやがったのか!負傷者報告をしろ!副長!」
「ふ、負傷者…い、ちめい…ほか無傷です隊長…」
ベルナドットが振り向くとそこにはノーネームの3人を守るためそして仲間を守るために大の字で立っている副長の姿があった。
「馬鹿野郎!なにしてんだ!副長!おい!副長!」
ベルナドットが副長に駆け寄ったが副長はすでに虫の息だった。
「すいません隊長気づいたら体が勝手に…それにもう疲れました…先に休んでいいですか?」
「あぁ…ゆっくり休め仇はとってやる必ずな!」
ベルナドットは仲間に仇をとると心に誓い敬礼をするその様子を見たのか副長は安心したかのように死んでいった。
「さて…ここからが本番だガチョウ共!」
爆煙が収まると一斉にに数十名の吸血鬼達が流れ込むしかしその瞬間その後ろからいくつものベアリング玉が飛来し吸血鬼達を襲った。
「これは…ベアリング?ははっ、来やがった…あいつ本当に来やがった!」
十六夜がベアリング玉を飛ばしたトリックは単に投げた訳ではない弾指という技術を持って打ち出していたのださらに弾指を第三宇宙速度で飛ばしていたものだから食らった吸血鬼はひとたまりもないだろう。
「十六夜挟撃だ!一気に攻めるぞ!」
「任せろ!そっちもヘマすんなよ!」
十六夜とベルナドット達の挟撃さらには吸血鬼達の動揺もありその戦いはノーネームの勝利というかたちで終結した。
読んでいただきありがとうございます!
さて物語も終盤にさしかかり続編のことも考えはじめましたよって活動報告にアンケートを実施したのでもしよければご協力お願いします!
それでは次回をお楽しみに!