問題児達とフリークスが異世界から来るそうですよ?   作:トライグルー

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やっと完成した~それではどうぞ!



28.戦争の果てだそうですよ?

三人称side

 

八百人の吸血鬼を倒しきった二人は改めてその光景を傍観していた少佐に向き直った。

 

「あとはお前だけだ覚悟しろ少佐」

 

 

「そうかでは、君達に敬意を評し私も本気で戦おう!」

 

「えっ!?」

 

 

「なっ!?」

 

 

少佐が椅子から立ち上がり戦闘態勢をとるとその瞬間少佐は赤土達の視界から消え気づいたときには霧夜の目の前に立っていた。

 

 

「しかしすまないこれは彼と私の戦争なのだイレギュラーには御退場願おう」

 

 

彼の決して太くはない脚が霧夜の左腕ごと脇腹を捉えるそしてゴキャッという不快な音をならしつつ霧夜は吹き飛ばされた。

 

「霧夜!?大丈夫か!」

 

「カハッ!右腕と…肋が数本折れ…たらし…いだが!まだ闘え…グ!?」

 

 

「生きていたか…だが君は寝ていたまえ君では役不足だ」

 

 

「ガッ!?」

 

 

「霧夜!」

 

少佐はなおも立ち上がろうとす霧夜の腹部に蹴りを入れ彼の意識を完全に刈り取った。

 

 

「さぁこれで1対1だ。そして君が私を打ち倒すか、私が君を打ち倒すかその些細な結果でこの箱庭の未来が決まるなんとも楽しい戦争じゃないか!」

 

「そうかい…だが一つ気になる何故お前ほどの人間がこんな事をする?これほどのコミュニティーならばもっと良い方向に持っていけただろう?」

 

「それは少し違うぞ赤土君まず私はもう人間ではない、二つ目に我々は一度死んだ身だ、だから帰らなくてはならないあの世へ我々が逝くべき地獄へ!…だが、このまま死ぬのはまっぴらごめんなんだ。だから我々が死ぬには何かが…」

 

 

「なにか?その何かのためにこんな事を始めたのか!?」

 

 

 

「その通りだ赤土君!でなければ我々は答えを見いだせぬまま逝かなければならない!長く歩き続けなければならない!!死ぬためだけに!!だから君達が愛おしい!!君達はそれに価する!! 君達は素晴らしい!! ノーネーム!!君達は私達が死ぬ甲斐のある存在であり、君達は私達が殺す甲斐のある存在なのだから 」

 

 

「…もういい…もう…喋るな少佐ァ!」

 

その瞬間赤土はキレたそして無意識に拘束制御を一号まで解放し手刀を繰り出したがその腕はあらぬ方向へと曲がっていた。

 

「なにかしたかね?赤土そんなんでは私には到底勝てないぞ」

 

「ならこれはかわせるか!」

 

そういい赤土は折れた片腕をセラスの能力を使い影にしそれを辺りに張り巡らせたそして影の先端が少佐を捕らえようとした瞬間…

 

 

「おいおいマジかよ…アンタ階級少佐とか言っておいて能力は大尉のもんじゃねぇか…違うか?狼男いや…ヴェアヴォルフ!」

 

影の先端は反れ少佐姿が霧に変わり姿が消える。そして赤土がきづいたときには少佐は彼の背後に立っていた。

 

 

「おや、私の能力がバレたのか…まぁそれはそれでしょうがないか…」

 

 

「なにが…しょうがないだ…奴のように近眼デブじゃねぇと思ったら…思いっきり戦闘むきじゃねぇか!」

 

 

「私をあの少佐と一緒にしてもらっては困るこの世界では強い者こそ上に立たないといけないましてや椅子に座ってのうのうと観戦してるだけなんてまっぴらだ」

 

 

少佐はどこか余裕をもって赤土の質問に答えたしかしそんな彼にも弱点は存在し赤土はそこをねらうことにした。

 

 

「そうかよ!でも、いくらヴェアヴォルフといえど体内に銀を入れられれば死ぬだろうに!」

 

 

「ならばやってみるといいだが無駄なことだ」

 

 

赤城はジャッカルの弾丸を握りしめ直後体内にねじ込もうと拳を突き出しただがそれを少佐は避けることはなく赤土の拳は心臓のある部分に直撃し赤土はあることに気づいた。

 

 

「……!?これは…機械?ならお前は何故…グッ!?」

 

赤土は少佐の体が原作通り全て機械だと気づくそして少佐は満面の笑みを浮かべ赤土にあるものを突き立てた。

 

 

「これは…注射器?しかも中身は血!?貴様何のつもりだ!」

 

 

「なにもないこれは最初からお前に勝つための手段だそしてこれで全ての準備は整った!」

 

 

sideout

 

 

霧夜side

 

 

意識が回復した霧夜は薄く目を開けるそこには少佐の胸部を貫いている少佐と赤土に赤い液体の入った注射器を突き刺している少佐の姿が目に入った。

 

 

(赤土…やった…のか?いや…何故少佐はあんなに笑っている?)

 

 

 

「これで全ての準備は整った!お前の負けだ赤土」

 

 

その瞬間注射器の血液を全て赤土に投入し少佐は後ずさったその後彼は懐からあるモノを取り出した、そのモノは布に包まれながらも一定のリズムを刻み脈動し明らかにそれは心臓だと二人は理解した。

 

 

「あ…かど…大丈夫…か?」

 

 

「ん?おや、もう意識が回復したか流石は彼の友人なだけあるしかしもう遅い!」

 

 

「なに!?」

 

 

少佐はその取り出した心臓に銀の杭を打ち立てるそれは自らを殺すという意味でありその行動は二人を驚かせた。

 

 

「お前!そんなことをすればこのゲームの残存勢力はドクだけになるんだぞ!それをわかって…」

 

 

「ドクなら既に殺されている、あのフロイラインの手によってね。彼は物好きだしかしその好奇心が彼を殺したレティシア・ドラクレア…彼女は純血の吸血鬼あのアーカードと同じ存在だそれに彼女は元魔王!普通の人間がかなうはずはない…」

 

 

少佐は血を吐きながら椅子にもたれかかったその後黒いギアスロールが現れゲーム終了の合図をした。

 

 

『ミレニアム側全プレイヤーの死亡が確認されましたよってこのゲームミレニアム側の敗北、ノーネーム側の勝利となります。なおゲーム終了に伴いノーネーム側ゲームマスターの封印を解除します』

 

 

だがその瞬間赤土に変化は起きた、なんと赤土の体が崩壊を始め闇が流れ出しその中の無数目が徐々に閉じていくのだった。

 

 

「これは…あの時の…」

 

 

「 消えろ消えろ…短い蝋燭人生は歩き回る影に過ぎぬ 」

 

「赤土にな…にを…しやがった…テメェ!」

 

 

「 何もかも彼はシュレディンガーの命を吸ったと同等のことをしたそれは、彼の命の性質と同化した事に他ならない 」

 

 

「しかし何故だ?俺はシュレディンガーとの能力に干渉しないようになっている結果として今まで俺はここにいたんだぞ…」

 

 

「そこが甘いのだよ赤土私はさっき君に血液を打ち込んだあれはドクに作らせたシュレディンガーの血液そして無数の命が保管してある場所へシュレディンガーの命が溶け込んだらどうなる?結果はこの有様だ。まぁ私もそう長くはもたんがね…」

 

 

「なるほど…そういうことか…」

 

 

「赤土…消えるな!目を開けろ!お前はこんなとこでくたばる奴じゃねぇだろ!」

 

 

そんな中霧夜は赤土に声をかけ続けたしかし赤土の体の崩壊は止まらないそして…

 

 

「赤土!」

 

 

「いや…サヨナラだみんな…」

 

 

赤土は消えたその場から彼は虚数の塊となり箱庭から消え去った友に看取られて。

 

 

sideout

 

三人称side

 

 

「赤土無事か!少佐は!?」

 

 

赤土が消えた直後レティシアがその部屋へと入ってきたしかしそこに赤土の姿は無く傷つきながらも立ち上がる霧夜そしてその奥で椅子にもたれ掛かっている少佐が目に入った。

 

 

「霧夜!赤土はどうした!赤土はどこへいった?」

 

 

 

「赤土は消えたよフロイライン君達はこのゲームに勝ったが彼は私に負けたのだ!…だが生憎この体は機械なのでねまだしばらくは生きていられるさぁどうする!敵はここだ!!ここに居る!!君はそこに居て、私はここにいる!! 」

 

 

「…レティシア…赤土の仇を取るぞ……」

 

 

「あぁ、あの男に…あんな男にもうこれ以上もう一言だってしゃべらせてはいけないのだから… 」

 

 

二人は少佐に向き直りレティシアがハルコンネンを、霧夜が弓矢を投影しを少佐に打ち込むしかしそれは彼の目の前で止まることとなる。

 

 

「ドクめ…頑丈に作りすぎだ…」

 

 

「なんだ!あの堅さは!?」

 

少佐の目の前にはいつの間にか強化ガラスが張り巡らされておりヒビしか入らなかった。

 

 

「まだ、まだぁぁ!」

 

 

「おぉ!?」

 

しかしレティシア諦めなかった何故なら彼女には一つだけただ一発だけの赤土から貰った切り札があったからだ。そして彼女はギフトカードからそのあるものを取りだし影を最大限利用して支え少佐に向ける。

 

 

「アハトアハト!そいつは素敵だ!大好きだ!」

 

 

「はあぁぁぁぁ!」

 

 

そして轟音と共に放たれた弾頭は強化ガラスを突き破り少佐の半身をえぐった。

 

 

「終わりだ少佐!」

 

 

「あぁ…そのようだね…でも良い戦争だった…こんなに…心躍ったのは久しぶりだ…これで…ようやく……あの世に逝ける…」

 

 

少佐は笑いながら死んだまるで眠るようにこれからどの様な夢を見るのか楽しみにしている子供のように。

 

 

「あなたは死なねばならない、良い戦争だった?少佐…これは戦争ですらない。一度死んだあたなが、今再び息絶えただけ、あたなは死なねばならないこれは絶対応報だ 」

 

 

レティシアは息絶えた少佐に向かいそう告げるそして霧夜も続けざまに言う

 

 

「それにな少佐…ヘルシングのラストを知ってるか?これは赤土から聞いた話なんだがあのアーカードは主の下へ戻るために自らの命を殺して殺して殺しまくったそうだシュレディンガーの命を残して…だからな… だからあいつは帰ってくる!! 」

 

 

 

sideout

 

霧夜side

 

 

その後ノーネームとサウザンドアイズを襲ったコミュニティーミレニアムは完全に崩壊し、この事件は別名『飛行船事件』とも言われ損害自体は少なかったものの彼らは大事な人を失った。しかしある日霧夜のもとへ一つの小包が届いた。

 

 

「霧夜~お前宛に小包が届いてるぜそれにしてもこれ…差し出し人が不明だ…」

 

 

「ありがとう十六夜そこにおいといてくれあと黒ウサギ達を手伝ってやってくれ結構大変そうだからな」

 

 

そうして霧夜は自室に戻り小包を開いたその中には予想してたように手紙と布に包まれた謎の物があった。

 

 

「差し出し人不明とかこれ完全にあの人だなしかもなんだこれ?短刀のようにも見えるけど…」

 

 

そう言いつつも霧夜はその布をめくるそこには彼の最も望む物があり手紙の内容も彼を歓喜させるものだった。

 

 

「これは…宝石剣!?でもなんで…そうだ手紙!」

 

 

 

 

そして手紙の内容は…

 

 

『どーもお久しぶりです~あなたを担当した神です。突然ですがあなたのご友人は死んではいません強いて言うなれば他の次元に応急的に飛ばされたと言った方が正しいですなので彼を連れ戻したいのならその短刀を使ってください。ちなみに帰りはそちらで何とかしてください。

神より』

 

 

 

「こりゃあ行くしかねぇだろ!」

 

 

 

こうして彼は友を連れ戻すべく旅立つのであった。




えー、この問題児達とフリークスが異世界から来るそうですよ?は誠に勝手ながら今話を持ちまして完結とさせていただきます続きはアニメの第二期がはじまったらまた書くかもしれません。ですがこのまま終わるのもつまらないのでこの様な終わらせ方をしました。そしてアンケートの結果次のシリーズはハイスクールD×Dに決定いたしましたので、今後ともご愛読よろしくお願いします 。
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