成り変わりカイザー理事の奮闘物語   作:CoCoチキ

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二十四話 アビドス定例会議……いやだからなんで借金相手を参加させてんだよ!

 

 「ではこれより借金をどうするかを考えようと思います!」

 「俺が居るのにそれするなって言ってんのに」

 「まぁまぁ、理事も雇用主なんだし無関係ってわけじゃないでしょ?」

 「それはそうなんだがなぁ」

 

 俺は猫耳少女に引き摺られ、またアビドス高校に来ていた。ミレニアムでの件が片付いたから先生がこっちに来てもおかしくないんだが。あの書類の山ではまだ暫く来れないだろうってことで俺がアビドス高校の生徒を預かっている。

 

 「今の教官じゃダメなのか?」

 「それじゃあ全部返済出来ないじゃない!」

 「確かにそうだが。そもそもお前たち学生が払う様なもんじゃないだろこれ。アビドスの借金だぞ?」

 「高校以外はあんたが買い取ったんでしょうが!張っ倒すわよ!?」

 

 そうでした。俺が悪いんでございました。厳密にはカイザーPMC理事だけど。

 

 「だからリジー、責任取って銀行強盗を「させん」…ん」

 「不満そうにしてもダメだ。その案を実行するならバスジャックの方がまだマシに思えるぞ」

 「じゃあやるー?」

 「そっちもやらん!マシってだけだ!」

 

 アビドスの生徒は過激な子しかいないのか?

 

 「お前たちに任せたんじゃ話が一向に進まん。また俺が探して案を幾つか出すからそれから選べ!」

 「まぁ、それが一番確実よね」

 

 【 三十分後 】

 

 「よし、まずはこれ、前回も出たキヴォチューバーだ」

 「うへぇ、配信するものに悩むよね〜」

 「あぁ、それなんだがこの間仕事でミレニアムに行ったと言っただろ?その時にミレニアムサイエンススクールのゲーム開発部と言うところの生徒と知り合ってな。やるならゲーム配信が良いんじゃないかと考えたんだ」

 「なるほどね。ひとまずは保留ね」

 

 モモイたちなら快く貸してくれるだろうしな。

 

 「次が料理屋を出すことだ。料理が出来るものが居れば俺が店を貸し出し、後はお前たちの料理の腕と努力次第だが教官よりは稼げるんじゃないか?」

 「う〜ん、大将から教わってるけどそれでも店に出せるかって言われると微妙ね」

 「これも保留ですね⭐︎!」

 

 正直これは微妙なんだよな。人気が出たら出たで大変そうだしな。それとここ最近、部下が噂してる美食研究会と言うのが怖い。なんでもうちの経営してる料理店に現れては気に入らない料理があると即爆破してくるらしい。後うちの食材が幾つか盗まれた。開店準備中だけど猫カフェに来ないと良いんだが。

 

 「で、最後はASMRだ。ありきたりだがこれなら声を録音して販売すれば良いから良い感じの声を録音するだけで良い」

 「ふむふむ」

 

 前回の分よりは良い感じの選択肢が出来たんじゃないか?

 

 「じゃあこの中で何か出来そうなのはあるか?」

 

 俺が聞くと全員が頭を悩ませながらホワイトボードを睨んでる。

 

 「キヴォチューバーにしようかー」

 「その理由はなんだ?小鳥遊ホシノ」

 「教官やりながらでも出来そうだから。別に毎日配信って感じでもないんでしょ?」

 「そうだな。他の者は?異議があるなら今のうちだぞ」

 

 全員特に手を上げていないからこれで良いと言うことだろ。

 

 「分かった。じゃあ日程とかを決めて最初に何人出るか。どんな配信をするか、機材とかは会社にあるのを使えば良い」

 

 −−−今のうちにモモイのところからゲームをどれか借りてくるか……うん、やっぱり最初のゲーム配信はあれにするか

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