成り変わりカイザー理事の奮闘物語   作:CoCoチキ

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二十八話 何か人を呼び込めるような案ないかなぁ

 

  『本日のニュースです。今日、深夜1時にてある企業の会社が爆発事故を起こしました。事故の原因はガス管から引火しての連鎖爆発だと思われ今も調査を進めて…』ブツン!

 

 「うむ、確かに依頼の達成を確認した。では後日、うちの部下から報奨金を口座に振り込んで…なに?現金で?分かった。現金で送ろう。また良い仕事を頼むぞ便利屋68」

 

 アルとの電話を終わらせて一息つく。確かに少しは派手にして良いって言ったけど。ド派手にして良いとは言ってないんだけどなぁ、いや、ド派手にするなとも言ってなかったな。これは俺の落ち度か。

 

 「まぁ、あの会社からうちの武器が幾つか見つかったらしいし製造会社からネコババしたんだろうな。あ〜スッキリした」

 

 パソコンを起動して武器のネコババ事件を解決したことの報告書を書いていると。ふとアビドス無人対策と書かれたフォルダーを見つけた。

 

 「あ〜そう言えば色々あって忘れてたなこれの存在。まぁ、碌な案がなかったんだけど…そうだ!」

 

 俺はアンケートを作っていま会社にいるPMC兵、傭兵、従業員、アビドス生徒にどんな物があればアビドスに人が来るかの案を考えてもらおうと考えた。こんだけ人数がいるなら何か良いの出るだろ。

 

 【 一時間後 】

 

 「さてさて、どんなのがあるかな?『銀行強盗』おい砂狼、俺は集客方法を聞いたはずだぞ…まぁいい次!『柴関ラーメン第二店舗』これは大将と同じラーメンを作れるやつがいないから却下。『水族館』いや水族館多いな!?」

 

 むしろなんか水族館しかなくね?一体何がどうなってるんだ。

 

 「いや、でも水族館は魚がいないと厳しいしな」

 「魚が居たら良いんだよね?」

 「小鳥遊ホシノ!?お前いつから入ってきた!?」

 「そんな細かいことは気にしないでさー、魚居たら良いんだよね?」

 

 小鳥遊ホシノの言葉に頷くと、彼女はどっさりと持ってきたカタログをデスクに置いた。

 

 「はいこれ。魚のカタログ」

 「え?」

 「それとこれが水槽でこれが魚の餌のカタログね。水族館よろしくねー」

 

 ゆるっとした感じなのに有無を言わせぬ物言いで小鳥遊ホシノは理事室を出て行った。

 

 「……まさか。いや、そんなまさかな?流石に小鳥遊ホシノが水族館が好きとは言えうちの兵士を脅してアンケートを水族館にしたなんてことは…」

 

 俺は幾つか震える文字で書かれたアンケート用紙を見ると、俺の予想が当たってるような気がして悪寒が走った。

 

 「…これで水族館以外を選んだら。俺はきっと日の出を拝めないだろう……建設業者を呼んでくれ!!大至急!!!!」

 

 −−−俺は急ピッチで水族館の完成を急ぎ、小鳥遊ホシノが好きそうな魚を片っ端から購入して餌を買い込んだ。後々クジラが購入歴に残ってるのを見て俺はしばらく小鳥遊ホシノと目を合わせられなくなった

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