成り変わりカイザー理事の奮闘物語   作:CoCoチキ

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五十三話 そうだ!先生に相談しよう!

 

 「と言うわけでどうすれば良いのか教えて欲しい」

 「“なんと言うか…うん、おめでとう?“」

 「ありがとう!さぁまずはどうすれば良いか聞かせてくれ!!」

 

 アリウス分校を受け継いだのは良いんだけどそのために何をすれば良いのか俺は全然知らない。なんせ前世も含めて教師の経験はないからな!やったとしてもPMCの戦闘訓練になりそう。

 

 「“…そうだね。まずアリウスの子たちにはどんな施設が欲しいか聞いてみた?“」

 「聞いたんだけどな、あの子たち暖かい食事と暖かい寝床があれば良いって……これを聞いた俺はもう悲しくで涙が出てくるよ…涙出ないけど」

 「“あ〜…それは…うん…そっか“」

 

 俺の記憶では図書室や大きなグラウンド…他にも体育館とかやプールがあるのは覚えてるんだけど。

 

 「“……そうだ!生徒に意見を聞いてみるのはどうかな?こんな施設が欲しいとか?“」

 「う〜ん、やっぱりそれしかないかぁ、俺は一応アリウスの生徒にもアンケートを配ってみるから先生はリオたちやアビドスとか…後はチョイス任せる」

 「“分かった。ちょっと待ってて“」

 

 さて、それじゃあ社内に通達して待つか。

 

 【 四時間後 】

 

 「“お待たせ、トリニティの分の意見も貰ってきたよ。参考になると良いんだけど“」

 「ほんと助かる。どれどれ?」

 

 アンケートを見てみるとアリウス生徒は案の定…暖かい食事と暖かい寝床が欲しいと言う意見で…あ、水無月スズカはゲームが出来る施設が欲しいって書いてるな。うんうん、趣味が出来たのは良いことだ。傭兵たちは購買や射撃場が欲しいと、なるほど…確かに購買は必要だな。アビドスからは…小鳥遊ホシノは水槽で砂狼シロコは駐輪場、残りの奥空アヤネは図書室で十六夜ノノミはステージ?

 

 「…先生、このステージってなんだ?」

 「“ノノミが新しく学校を建てるなら美少女アイドルを結成するのには必要って言ってたから、多分それかな?“」

 「まだ諦めてなかったのか!?」

 

 しかもアリウス分校にまで足を伸ばすつもりなのか!?どんだけアイドルしたいんだよ!いや、この際アイドル云々は置いとくとして今はアンケートだ。

 

 黒見セリカは…家庭科室、あぁ、忘れるところだった。それとリオからは機械を整備出来る施設か、で、この美食部ってなんだ?まさか美食研究会とか言うやつからからアンケートを取ってきたのか?桐藤ナギサと聖園ミカはお茶会が出来る庭…サクラコ…誰だそいつ?いやまぁ良いか。そのサクラコからは聖堂を建てて欲しいか。

 

 「…そうか、確かアリウスは宗教系の学校だったか、これは必須だな」

 「“…えっと、これ場所を凄く取りそうだけど大丈夫?“」

 「アビドスは広大だからな。場所はあるから問題ない。将来のことを考えるとアビドス以外の学校も必要になってくるだろう。アビドスもアビドスで砂に埋もれてる部分があるしな」

 

 …う〜ん、砂漠だと屋外プールよりも室内プールの方が良いか。それと校庭も大きくしといた方が良いな。中庭は後で決めるとして図書室に揃える本は何が良いだろうか?ん?ゲーム開発部からは部活動が出来るような空き部屋が欲しいと……なるほど。

 

 「これではアリウス分校と言うよりもアリウス学園だな。見ろ先生、ゲヘナやトリニティ、ミレニアムにも負けず劣らずの巨大施設になってしまった」

 「“これは……凄いね。リジーの財力なら普通に出来てしまえそうなところがまたなんとも怖いところだよ“」

 

 出来てしまえそうじゃなくて事実として出来るんだよこの施設。

 

 「うん、まぁこれだけの施設があれば後は必要に応じて追加していけば良いか。先生よ。助かった」

 「“私は特に何もしてないよ。少し意見をしただけだから気にしないで“」

 「その少しの意見でここまで纏まったんだ。お礼は素直に受け取っとけ」

 

 −−−よし!アリウス生徒たちの為にも早速業者に頼むとするか!

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