「はぁ、まさか昨日一日、全部を武器のオーダーメイドに使うとは思ってなかった」
しかも全部名前を付けられたし。ここで多くなって来たし、確認がてら今の武器を見ようと思う。流石にパワードスーツに付いてるMGとRGとチャージビームは無理だけど。
俺は写真と実物をデスクの上に置いて確認をする。
HG:
AR:
SMG:
SR:
パワードスーツ搭載MG:
SG:
GL:
パワードスーツ搭載RG:魔剣クラウ・ソラス(アリス命名)
RL:
大体の武器を並べ終わった。これを見ると……なんとも、うん、俺なんでこんなに武器持ってんの?しかも自分で名前を付けた武器が一つもない。いや俺名前のセンスとか無いから良いんだけどね?なんでゲマトリアまで武器の命名してんだよ!!これマエストロだよね!?それとアリス!神殺しなんて大層な名前をRGに付けなんなよ!
「フルアーマー過ぎないか?こんなにあっても収納する場所に困るし弾だってなぁ…う〜ん、けどせっかくオーダーメイドしたんだし使わないと勿体無い」
生身で持っていけるのは精々3つくらいか。SMGは俺のメイン武器だから外せない。SRはパワードスーツに収納していれば良いし。それならメインで持って行くのは……SMGとGL、それとSGか…うん、一先ずはこの組み合わせにしておこう。
−バタン!
「ちょっとあんた!!」
「今度は何だ!?」
「どうもこうもないわよ!呼び方よ呼び方!」
「……はぁ?」
呼び方?………えっと、何か問題でもあるのだろうか?
「カイザー理事、なぜ一部の生徒はフルネームで呼ぶのでしょうか?カンナさんは呼び捨てですし」
「モモイちゃんたちだって呼び捨てじゃない!初対面で!」
「言われてみれば…そうだね?」
あ〜その事か…確かに呼び方は基本的にフルネームだけどリオに関しては呼び捨てにしてくれって言われてるしな。
「モモイたちは苗字を知らなかったからだ。アリスが自分の名前をアリスとしか言わなかったし、モモイたちの事もモモイと下の名前で呼んでいたからな。カンナも同じ理由だ。何回か顔合わせをしてはいるが苗字は知らなかった。俺は基本的に初対面とか許可をもらってない相手のことはフルネーム呼びだぞ」
先生は初対面でも呼び捨てだがな。それは先生だから許される訳で俺は先生…いや先生だけど先生じゃないからな。
「なるほどね…ゲーム実況の時いつもフルネームだから長ったらしくて面倒なの!だからこれからは呼び捨てで呼んでよね!」
「それはセリカを含めた全員か?」
「えぇ!」
「分かった。次からはそうしよう」
まぁ、ずっとフルネームって言うのも協力系のゲームをする時困るしな。良い機会か。
「で、カヤもセリカと同じ理由で来たってことで良いよな?スズカも」
「えぇ、そうして頂けると」
「はい!」
それにしても…なんか最近生徒の出入りが激しいな。いや遊びに来るのは良いんだけど突然理事室に入ってくるのはやめて欲しい、ここはシャーレじゃないだからさ。
「…カイザー理事はいま武器を整備していたんですか?」
「ん?あぁいや、昨日オーダーメイドしたからな。整理してたんだよ」
「これだけのオーダーメイド武器を持っているのは、貴方位でしょうねぇ」
「だろうな。それぞれが自分だけの武器を持ってるのに対して俺は多種多様の武器を使ってるわけだから、世間からは変わり者に見えるだろ」
だけど手数は多ければそれだけ戦略の幅も広がるからなぁ、器用貧乏と言われても今更このスタイルはやめれないよ。
「…それこそ今更だと思うんだけど。カイザーマンとかやってる時点であんた相当変わり者よ」
「あれは咄嗟に出て来たものだったんだ。バレると思ってなかったし」
「海崎リジーも、そのままカイザー理事ですしねぇ」
「あれも咄嗟に出たものだった。うん、こっちに関しては騙されるとは思ってなかった」
諦めの境地だったからなあの時は。
「これ全部使うんですか?社長」
「もちろん、そのつもりだ」
「ますますあんたの人外っぷりに磨きが掛かりそうね。一つの武器でも厄介なのにそれがこれだけの武器って」
−−−まぁいざと言うときの備えが出来たと思えば良しだ。