その娘、半龍半鬼の鬼狩りなり   作:時長凜祢@二次創作主力垢

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 あの2人が登場!


極彩色の人助け

 人喰い鬼が入り込むことができない結界が張られた山の麓……そこに万世極楽教の拠点を移動させ、鬼神になるための修行を行うことになった童磨は、寺院の縁側に座り込み、ぽやっと空を眺めていた。

 現在の時間は午前8時。東側にある縁側には、春の朝日が降り注ぐ。

 

「わー……陽の光なんて久々に浴びたよ。外ってこんなに暖かくて色鮮やかだったんだねぇ……。」

 

 しばらくの間、宵月と一緒に力の使い方の練習として咲かせた花々を眺めていた童磨は、100年振りに浴びた陽の光の感想を口にする。

 人喰い鬼だった時の方が長過ぎて、終ぞ忘れてしまっていた当たり前のことに、どこか不思議な感覚を覚えていた。

 

「……日光浴中ですか?」

 

「あ、宵月ちゃん。うん。そうだよー。太陽の光なんて100年振りに浴びたよ。だからかな?まるで初めて浴びたような感想が口から漏れちゃった。」

 

「それだけ長く太陽に当たらなかったらそうなりますよ。まぁ、ゆっくりと陽の光を浴びることができる今を噛み締めてください。

 気持ちや心に余裕を持つということは、力を使うにあたり、かなりの強さを発揮するようになります。

 我々神格の力は、自分達の気持ちにも左右されますからね。今はまだ、完全に心が理解できていない分、力は弱いと思いますが、それでも人は確りと救うことができます。

 もう、奪うことによる救済をする必要はありませんし、これから息抜きをちゃんとしながら、確りと学んでいきましょうね。」

 

「うん。でも、ごめんね?結局宵月ちゃんには色々と負担をかけちゃうし、表に出てもらうことになっちゃった……。」

 

「大丈夫ですよ。大体は童磨様にしか視えない状態で側にいるだけですからね。

 一応、わたしも自然を司る身なので、それくらいはできちゃうんです。」

 

 クスクス小さく笑いながら言葉を紡ぐ宵月に、童磨は思わずキョトンとする。

 しかし、釣られたように小さく笑っては、嬉しげな様子を見せる。

 

「俺の見張りも兼ねているとは言え、ここの御神体になってくれてありがとうね。

 八雲様が描いてくれた宵月ちゃんの絵のおかげで、本格的に万世極楽教が動くようになったよ。

 まさか、あの絵を見た信者のみんなが、圧倒されて心酔するとは思わなかったけど。」

 

 そして、彼女に御神体になってくれたことに関するお礼と、信者達の現在の状況を伝える。

 その話を聞いた宵月は、思わず苦笑いをこぼしてしまった。

 

「正直言って、わたしもまさかこうまで万世極楽教の皆様が心酔するとは思いもよりませんでした。

 ここに集まった方々は、本当に苦しくて辛い日々をお過ごしになられていたのですね。」

 

「基本的にここに集まった子達って、立て続けに大きな不幸に見舞われたり、身内からひどい暴行を受けて傷になっていたりする子ばかりでね。

 何がそこまで苦しいのか、残念ながら俺にはわからなかったけど、ここはそう言った子達を保護する駆け込み寺でもあったんだ。」

 

「なるほど……。」

 

「まぁ、全部俺の親が勝手に始めたことなんだけどね。」

 

 笑顔でそう言ってくる童磨に、宵月は何度か瞬きを繰り返す。

 しかし、すぐに彼の親がなかなかに強烈な親だったことを思い返しては遠い目をした。

 

 ─────……そういえば、童磨様のご両親は相当な方でしたね。次々と信者に手を出していた色狂いのお父様に、狂乱状態に陥ったお母様……。

 1番最初に神の声がどうこう言っていた時点でアレでしたが、さらに上乗せされるように、壮絶な最期を送っていましたね……。

 

 思い返した事情に引き攣った笑みを浮かべながら、このようなご両親でなければ、まともに過ごすこともできたでしょうに……と、童磨の境遇を愁う。

 そして、これから先は、わたしが確りと見守り、良い方向へと持っていかなくては……!と親が子を見守るような心境でぐっと拳を握りしめた。

 

「童磨様?どなたかとお話ししているのですか?」

 

「あ、琴葉じゃないか。うん。ちょっとね。昨日教えた神様の女の子と話していたんだ。せっかくだし、琴葉には紹介しておこうかな。」

 

 不意に、童磨は1人の女性の声が聞く。それに気づいた童磨は、すぐに声がした方に視線を向けては、笑顔で何をしていたのかを話した。

 童磨の言葉から、その女性には自身の姿を見せた方がいいと判断した宵月は、童磨にしか見えない状態を解除する。

 桜の花びらのような美しい光が童磨の横で舞い上がり、そこから姿を現した宵月の姿に、女性は目を丸くして固まった。

 

「え……あ……。」

 

「?ああ、宵月ちゃんに驚いちゃったかな?大丈夫だよ。確かに姿は人と言うにはかけ離れているけど、彼女は優しい神様だからね!」

 

 驚いて固まった女性に、童磨は笑顔で話しかける。人より感覚が優れていた女性……琴葉は、片目に映る美しき半龍鬼神の気配に、ただものではないものを感じ取りながらも、恐る恐る童磨に近寄る。

 片手には、まだ生まれて間もないであろう赤子を抱きながら。

 

「童磨様。こちらの女性は?」

 

 少しの間の沈黙。だが、それは宵月の質問により打ち砕かれ、辺りに玲瓏とした幼い声が響き渡った。

 

「彼女は琴葉と言ってね。綺麗な心を持っている女の子だよ。彼女の腕に抱かれているのは、彼女の子供で伊之助って言うんだ。

 琴葉の旦那達ってひどいんだよ。琴葉を殴るしいじめるし、果てには伊之助をうるさいからと言って逆さまにして振り回したんだって。

 それでね。琴葉はそんな旦那達から伊之助を助けて、命かながら寺院まで逃げて来てね。そこを俺が保護したってわけ。

 ちなみに、今は綺麗な顔に戻ってるけど、その時の琴葉、顔が原型をとどめてないくらいに腫れていて、綺麗な顔に戻りはしたけど、片目は失明しちゃったんだ。」

 

 “可哀想だよね”……と、表情を曇らせる童磨。それを聞いた宵月は、すぐに琴葉と呼ばれた女性に視線を向けては、自身の神眼を解放する。

 それにより、普通では見えないものが見えるようになった宵月は、琴葉の顔の半分に、黒い靄が溜まっていることに気がついた。

 それは、宵月が厄や、悪いものと称する陰の気とと呼ばれるもので、神眼を扱うことにより、それを把握することができるようになるものだ。

 

「……では、まずは琴葉様を助けることから初めてみましょうか。」

 

「え?」

 

「助ける?どういうこと?」

 

 宵月の言葉に、童磨と琴葉は不思議そうな表情を見せる。

 それを見た宵月は、口元に小さく笑みを浮かべて、静かに口を開いた。

 

「まずは童磨様に神眼を解放してもらいます。神眼の扱い方を教えますね。」

 

 童磨の額に手をかざし、自身が使う神眼の解放方法を記憶に直接刻み込む。

 一瞬眩しい光に見舞われた童磨は、一時的に強く目を閉じたが、眩しさがなくなると同時に目を開き、何度か瞬きをする。

 

「やってみてください。今ので力の使い方はわかったはずですよ。」

 

「……確かに、不思議とわからなかったことがわかるようになってるね。えっと、こうだよね……?」

 

「はい。そして、そのまま琴葉様へと目を向けてみてください。」

 

 少しだけ自信なさげに呟きながらも、童磨は記憶に刻まれた神眼の使い方を行う。

 彼の神眼がしっかりと発動していることを確認した宵月は、笑顔で童磨にできていることを告げ、琴葉に目を向けるように指示を出した。

 宵月の指示を聞き、琴葉へと目を向けた童磨は、視界に映り込んだ彼女の顔半分を覆っている靄に目を丸くする。

 

「え?これ、どうなってるの……?」

 

「???」

 

 視界に映り込んだ靄に驚き、童磨は混乱したように言葉を紡ぐ。

 急に混乱し始めた命の恩人に対して、琴葉も困惑したような表情を見せる。

 予想していた通りの反応を見せる童磨と琴葉の姿に、宵月は小さく笑みを浮かべて、静かに口を開いた。

 

「黒い靄のようなものが見えているでしょう?それは、わたしやお父様が陰の気と称しているものでして。それが色濃く溜まっている場所は、よくないことが起こっているんですよ。

 琴葉様の場合は失明が起こっており、視界が片方しか開けていないと言う状態ですね。

 それを取り払ってあげれば、再び彼女は両目で世界を見ることができるようになります。」

 

 “次は力の使い方を教えますね”……と呟き、宵月は再び童磨に手をかざし、力の使い方を記憶に流し込む。

 再び流れて来た力の使い方に、童磨は一瞬だけ両手を見つめては、琴葉に近寄って彼女の靄に手をかざした。

 琴葉が何をされているのがわからず、不思議そうな表情をする中、力を発動させた童磨は、彼女の顔に巣くっていた黒い靄を自身の力で打ち消し、それを外に投げ捨てるように、片手を動かした。

 その瞬間、琴葉にまとわりついていた黒い靄は、霧が晴れるように霧散していき、彼女の顔がハッキリと見えるようになる。

 同時に琴葉は自身の視界が開けたことに目を見開き、小さく声を漏らした。

 

「ふぅ……なんとかできた……。けど、これ、かなり疲れるね……。」

 

「こればかりは仕方ありませんよ。童磨様はまだまだ見習いの半人前。最初のうちはかなり疲れが出てきます。

 ですが、これを重ねることにより、かつての過去の清算が行えるので、頑張って重ねていきましょう。

 善行修行、一つ目はこれにて終了です。今の童磨様であれば、1日に3人程、救うことができるはずですよ。」

 

「3人かぁ……。まぁ、塵も積もれば山となるって言うしね。少しずつ重ねていくしかないかぁ……。」

 

 疲れを感じるのはいつ振りだろうと考えながら、縁側に大の字で寝転ぶ。

 行儀が悪いとは思っているが、久々に感じた疲労感は、自身が鬼舞辻による血の呪いから完全に外れていることや、本当に鬼神になったのだと言う事実を噛み締めるための要因であり、甘んじて彼は受け取る。

 

「……琴葉様。どうですか?周りが確りと見えていると思うのですが。」

 

 呆気に取られる中、宵月に声をかけられる琴葉。彼女は戸惑いながらも、失明したはずの片目に手を近づける。その目は確かに自身の手を映していた。

 次に琴葉は、腕の中にいる伊之助へと目を向ける。伊之助は相変わらずすやすやと眠っているが、その顔はよく見えており、片目だけで見ていた景色とは遥かに違っていた。

 

「見え……てる……。伊之助のお顔も、童磨様のお顔も、素敵な景色も、全部見えてます……!!」

 

 これまで見えていた景色が嘘のように一変して、琴葉は感動したように言葉を紡ぐ。

 綺麗な顔の両の目からは、はらはらと大粒の涙をこぼし、とても明るい笑顔を見せた。

 

「よかったぁ……。これで琴葉は確り伊之助の顔が見えるようになったねぇ。」

 

「はい……!!はい!!伊之助……お母さん、伊之助のお顔が確り見えるよ……!嬉しいね……幸せだねぇ……!」

 

「?」

 

 久々に見た我が子の顔に、琴葉は喜びの涙を流しながら、そっと優しく頬擦りをする。

 彼女の声により目を覚ました伊之助は、よくわかっていないような表情をしながら、自身の母親のことを見つめていた。

 そんな中、伊之助の手元に一本の長い指が触れる。反射的に触れてきた指をぎゅっと掴んだ伊之助は、指の持ち主の方へと目を向けた。

 そこにいたのは宵月で、彼女は穏やかな笑みを浮かべながら、盈月のような瞳を伊之助に向けている。

 

「伊之助様と言うのですね、この子は。元気いっぱいな強い男の子になりそうな名前です。」

 

「!……はい!きっと伊之助は元気いっぱいの強い子になります……!」

 

「……そのようですね。小さなうちから結構な力があるご様子で……。指抜けない……。」

 

「え?……!い、伊之助……!神様の指を離してぇ……!」

 

「ふ……!あははは!賑やかなことになっちゃってるねぇ……!」

 

 慌てる琴葉と、困ったような表情を見せる宵月の姿を見て、童磨は思わず笑い声を漏らす。

 どこか胸が弾むような、しかし、なぜか笑いたくなるような、そんな感覚を覚えていた。

 その感覚に流されるように笑い声を漏らせば、宵月がビックリしたように目を丸くする。

 だが、すぐに穏やかな笑みを浮かべたあと、笑っている童磨の頭を優しく撫でた。

 

「え?あの、宵月ちゃん……?」

 

 童女であるはずの宵月から向けられる慈愛に満ちた穏やかな笑み。

 度々琴葉が伊之助に向けている母親が子を見守るような、そんな微笑みを受けながら、頭を撫でられた童磨は、顔を少しだけ赤らめながらも、目の前の半龍の鬼神の名前を呼ぶ。

 

「とても自然な笑顔でしたよ、童磨様。先程の笑い声の時、どのような感覚を覚えていましたか?」

 

「えっと……胸が弾むような……なんだか笑いたくてしょうがないような……そんな感覚は覚えてるけど……」

 

「となると、童磨様はわたし達のやり取りを楽しいと思ったようですね。おめでとうございます。また一つ感情を学べましたよ。」

 

「楽しい……あれが、楽しいって感情なの……?」

 

「はい。どこか胸が弾むような、不思議と笑いたくなるような感覚は、わたしが遊んでいる時によく感じ取ることがあるものですから。」

 

「……そっか。あれが、楽しいって気持ちなんだね。なんだろう。今度はこう、どこか胸がふわふわするような……ぽかぽかするような感覚があるよ。」

 

「今度は嬉しいって感情ですね。すごいです、童磨様。二つ目の学びを得ましたね。」

 

 にこにこと笑顔を見せながら、童磨を褒める宵月。その温もりは自然と童磨の表情に穏やかな笑みを浮かべさせる。

 一連のやりとりを見ていた琴葉は、どこか不思議そうな表情を浮かべながら、2人のやりとりを見つめていた。

 

「……えっと、神様……」

 

「宵月で構いませんよ。童磨様からも宵月と呼ばれていますから。」

 

「……宵月様。先程から童磨様に対して、感情を学べたと言っておりましたが、どうしてそのようなことを?」

 

 やり取りを見ていれば当然のように浮かんでくる疑問。宵月と童磨は一度顔を見合わせたのち、小さくその場で頷いた。

 

「……ごめんね。琴葉。実は俺、一つ隠していたことがあるんだ。それが、人の心……感情の機微がよくわからなくて、何が苦しいのか、辛いのかが少しだけ理解できないって奴でね……。」

 

「童磨様は、人の観察に長けており、その都度感情のカケラを会得することで皆様の心に寄り添ってきたんです。

 しかし、当本人は感情の機微が少々他の方々に比べて乏しい傾向にあり、自身の感情が全くわからない状態だったんですよ。」

 

 “そうでありながら、他人に寄り添い続けていたのですから、頑張り屋さんなんですよ”……と童磨のことを愁いを帯びた笑みを浮かべながら伝えてくる宵月の姿に、琴葉は驚いたような表情を見せたあと、童磨へと目を向ける。

 琴葉から視線を向けられた童磨は、反射的に彼女から目を逸らしてしまった。

 

「……なぜ、そのようなことに?」

 

「どうやら、童磨様のご両親が影響しているようですね。幼い頃から極彩色の瞳と、白橡の髪を持って生まれ落ちてしまい、信仰深い両親に、普通の子供のような生活をさせてもらえず、同年代の子供達と遊ぶことも、話すことも許されなかったため、まともに感情が育たなかったらしいんです。

 本来であれば、同じ年代の子供達と過ごせる環境下で共に笑い、語らい、時には衝突しながら感情や自我と言ったものを育てなければならないはずなのですが……。」

 

「そうだったんですね……。」

 

「ええ。その上、目の前で痴情のもつれによりご両親が凄惨な死を迎えてしまったため、余計に心が育たなくなり、快か不快かのわずかな感情の機微しか理解できない精神状態と言えましょう。

 だから、童磨様に気にかけられている琴葉様と、琴葉様の息子様である伊之助様には、わたしと共に童磨様に感情を教えていただきたいのですが、いかがでしょうか?」

 

「!」

 

 首を傾げながら、琴葉に協力を仰ぐ宵月。彼女の誘いを聞いた琴葉は、驚いたように目を丸くしたが、すぐに小さく笑って頷いた。

 その表情は、どこか信者としての琴葉ではなく、母親としての琴葉のものとなっており、宵月は小さく笑みを浮かべる。

 

「ご協力してくださることに感謝します、琴葉様。さて、童磨様。あなには、これから琴葉様が側にいることがあることを信者の皆様に伝えてください。

 理由として、軽く失明した目を治すことができたけど、しばらくの間は様子を見ながら治療していくから……とでも伝えれば問題はないかと思います。

 目を治した方法を聞かれた時は、わたしが力を教え、童磨様が実行したことを隠さず教えてしまっても構いません。

 力は使えたけど、まだ使えるようになって間もないから、何回も使えるものではないことをお伝えすれば、あれしてくれこれしてくれ、なくれくれお化けは出てこないと思います。

 最悪の場合は、何度も連続して使った場合は罰当たりと見なされてしまい、力が使えなくなるとでも言えば、信者の方も大人しくなるでしょう。

 それでも大人しくならない場合は、その信者にはそれ相応の罰を与えるつもりですが、できることならしたくはないので、確りと教えてあげてくださいね。」

 

 最後の方で冷淡とも言える程の声音と、怪しげに輝く盈月の瞳をその身に浴びた童磨と琴葉は、少しだけ冷や汗をかきながらも静かに頷く。

 それを見た宵月は満足そうに小さく笑ったのち、未だに自身の指を掴んでいる伊之助の手を、指を丁寧に外していくのだった。

 

 

 




 宵月
 童磨が鬼神の見習いとなったので、極楽教の御神体となった半龍半鬼の神格。
 力の使い方は記憶に直接教える形を取るため、修行とは……?と言いたくなるが、これが最善最短と思っているので、やめるつもりはない。

 童磨
 宵月の手により鬼神見習いとなった元上弦。現在、少しずつ感情を育み中。
 久々に浴びた陽の光や、明るい景色を見て、懐かしいと思いながら日光浴をするのが日課になる。
 幼子であるはずの宵月の慈愛に満ちた笑みに、顔を赤くして照れていた。

 嘴平 琴葉
 暴力的な旦那や、意地悪な姑の元から命かながら逃げてきた若い女性。
 失明していたはずの片目が、童磨の手により治り、感激のあまり涙を流した。
 童磨と宵月から、童磨の過去を教えられ、童磨に感情を教えることが一つの恩返しと考える。

 嘴平 伊之助
 ふくふくまんまるの赤ん坊。琴葉そっくりの美人くん。
 めのまえでかあちゃんとふしぎなめをしてるやつらがはなしてる。でもたのしそう。
 なんかてにふれた。にぎっちゃえ。あ、はがされた。


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