園子さんが街に買い物に行く付き添いで、お姉ちゃん・コナン・お父さんがデパートに行った。園子さんは京極さんへのプレゼントに手編みのセーターを、なんて言ってたからシークレットシューズを履いた女性が狙われた事件かな?今風だとどんな話になったか、気になる所だが私は柴田さんや早川さんと遊ぶ約束をしていたので場所は違えど街には出ていた。
「暗闇パフェですか?」
「うん、ミステリアスな雰囲気の店内と絶品パフェが有名なんだって!」
「今話題に上がってきてる店みたいね。隠れ甘党の人がよく行くみたいね」
柴田さんおすすめで暗闇カフェと言う今話題になってきてると言う店に行く事に。
店のコンセプトとしては人前でパフェとかの甘い物を食べられない人が姿が見えない暗闇にしてある店内で好きなだけ食べられるというものらしい。
確かに強面の人とかコソコソと甘い物を食べたりするとか聞いた事がありますね。それこそ芸能人の方とかでもイメージがあるから人前で食べられない物もあると聞きます。
そんな事もあり、人前で食べられない人の為と言うコンセプトのカフェであるが出される品が素晴らしい事から口コミで話題となった。
電車に揺られたどり着いた街は海辺の街で海に面した場所で店の雰囲気も良く港町の一角にある店としてはオシャレです。
「店の外観もオシャレだし、楽しみー!」
「パフェが美味しいみたいね」
「レビューも良さそうですし、話題性もありそうですね」
柴田さんは凄くワクワクしてるし、早川さんもパンフレットを見て楽しそうにしている。かくゆう私も楽しみである。
「楽しみだけど食べすぎない様に気をつけないとね」
「ああ……この店の甘味が美味しすぎて通い続けて太った人もいるらしいし」
「他の人に見られるリスクも無い上に美味しいとなれば食べ過ぎてしまうのも仕方ないですね」
そんなテンションも現実の前では無情である。甘い物は美味しいけど食べ過ぎるのは女子には死活問題が発生する。
「そう言えば千紗ってあんまり太らないよね?全体的に細いし」
「確かに……毛利さんって一緒に甘い物やラーメン食べに行っても変化がない気が。毛利さん、ちゃんと食べてる?」
「食べてますけど……私、体質的に太りにくいみたいで。食べても太らな……二人とも?」
会話の途中で柴田さんも早川さんもギラリと視線が鋭く……なんで二人して手をワキワキと動かしながら近づいて……
「自慢か、しゃーんなろー!」
「今回は柴田さんに同意だわ!」
「ちょ、待っ……やあっ!?」
柴田さんと早川さんは私の服の中に手を突っ込みくすぐって……ダメー!
呼吸が出来なくなって……
「発言には気をつけなさい。なんて羨ましい体質してんのよ」
「私達だからこの程度で済ませるけど、他の人が聞いたら嫉妬でもっと酷い事するんだからね?」
「コヒュ……そ、そうは言っても……太らないと言う事は実り乏しき大地なんですよ!?」
羞恥とくすぐりで呼吸が苦しい……冗談めかして言ってるけど割と本気だった気が……
そんなやり取りをしながら店に到着すると港町の商店街は賑わっていた。店に到着したら予約をして暫し待機に。
それと言うのも店の前で並んで待っていたら店内が暗くても意味がないからで、予約をして電話で呼ばれたら中に入り、注文をするシステムらしい。その待ち時間で商店街で買い物をする流れらしい。こうすれば一見、商店街で買い物をしているだけのお客さんに見えるし、まさか甘いものを食べる為に待ってるとは思われないと言う事である。
でも、それは良いけど店内が暗くて周りが見えないのは少々不安になりますね。周りが何も見えないと言う事はスリや痴漢などの行為も見逃してしまいそうだし、最悪何かの取引現場に使われたり……って考え過ぎですね。最近、事件に遭遇し過ぎて推理脳になってる気が……
今日はコナンやお父さんもいないんだし事件とかの事は忘れて……
「あの店か?」
「そうみたいですね、兄貴」
そんな中、港町に似つかわしくない黒づくめの男が二人。
片や銀髪長身のコートの男。片やサングラスでガタイの良い男。
私はポーカーフェイスを貫きながら柴田さんや早川さんとの会話を続けていたが心の中で思いっきり叫んだ。
黒の組織かよォォォォォォォォォォォォッ!!?