わりぃ界王さま ここしかなかったんだ…
第1回辻野あかり(工藤忍)
「新番組、『シンデレラ・ニューフェイス』〜!」
奈緒「この番組では毎回違ったアイドルの人達が私達とのトークでいつもと違う新しい一面を見せてくれる、そんな番組だよ」
辻野あかり「どうも、辻野あかりです、んご。」
「神谷奈緒だ、よろしく。
「北条加蓮だよ、よろしく。」
あかり?「よろしくお願いします、んご。」
加蓮「最近りあむちゃんに会ったけどすごかったよね、いつもあんなテンションに付き合ってるあげてるの?」
?「りあむちゃんとは仲良いんだ、んご。」
奈緒「というか…
そのバレバレな仮面被るのやめろよ!!!」
?「あ、バレた?」
奈緒「バレてるよ!!!バレバレだよ!!!
というか忍だよな!!!フリルドスクエアの!!」
忍「どうもフリルドスクエアの
工藤忍です」
奈緒「全く…なんでこう面倒臭いことしたがるんだ…忍といえば最近
加蓮「忍といえば最近、
2020年春に開催された第9回シンデレラガールズ総選挙において
去年そこそこの順位にランクインしていながら
ボイスオーディション1位である辻野あかりの
勝因ともなった
「たべるんごの歌」ブームにおいて
りんご繋がりで出演するというおいしいポジションを獲得していたのに
担当プロデューサー達はそれを無視し
マックのチキンナゲット
名探偵コナンの服部平次等といった
なんの繋がりも見えないコンテンツとのコラボレーションでゴリ押し宣伝した挙句
昨年の選挙結果を過信したのか
ボイスオーディションと本選両方の
二正面作戦に打って出てしまい
本選で44位に入ったはいいものの
肝心のボイスオーデションは
2位の砂塚あきらはおろか
去年圏外だった桐生つかさに3位をかっさらわれてしまうという
2008年の阪神が想起されるような劇的な逆転負けを喫する
その結果
同様に有力視されていた浅利七海へは同情の声が寄せられる一方で
忍はプロデューサーの不快な宣伝活動がたたり恨みが爆発炎上
他のプロデューサーだけでなく
同じユニットのスクエアのプロデューサー達にも見限られ
当然サプボもなく
去年の状況からは想像もつかない
まさかのボイス無しでデレステ5周年を迎えることになった
らしいけど本当に大丈夫だったの?」
(真顔)
奈緒「お、お
おま…
おまま
おままままままま
いくらなんでも言っていいことと悪いことが
忍「加蓮…
睡眠薬って何錠から死亡のリスクがあるんだっけ?」
奈緒「やめろ!早まるな!」
忍「なんてね、冗談」
奈緒「え?
忍「私、気づいたんだ
今までトップ目指して
血反吐でも何でも吐きながら努力してきて
ある程度結果も付いてきたけど…
楽しめなかったんだと思う
私は上を目指そうという気持ちだけが先走って
気のおけたはずのフリルドスクエアの中でも
私だけ仲間の方を向けてなかった
柚ちゃん、あずきちゃん、穂乃果ちゃんが心からアイドルを楽しんでいる一方で
私は実のところ、早くみんなを出し抜いてやろうという気持ちで一杯だった
そういう意地悪くて強情な気持ちが
プロデューサーやファンのみんなにも伝わっちゃって
今回みたいな結果を招いたんだと思う
だから決めたんだ
アイドルを楽しもう、って
努力や結果も大事だけど
それ以上にファンやアイドルのみんなと一緒に楽しくやっていこう
だからこの仮面はね
そういう意味があって着けてきたんだ」
奈緒「し、忍…
お前ってやつは…」
加蓮「でもあずきちゃんがスクエア入ったの途中からだし
仮に忍ちゃん声ついても絶対穂乃果ちゃんとあずきちゃん応援しないよね」
忍「おめやっぱりふだぎてぐなるじゃ!!!!」