遠い昔、遥か彼方の銀河系で

22BBY、クローン戦争は始まった。

銀河系の中心コルサントから遠く離れたジオノーシスで始まった戦争は瞬く間に銀河中に飛び火した。

新たに誕生したクローン・トルーパーと独立星系連合のドロイド軍が銀河中で戦いを繰り広げ、かつて惑星防衛軍やジュディシアル・フォースと呼ばれていた人々は共和国軍の将兵に生まれ変わった。

造船所や兵器工場では日々新しい艦船、新しい兵器が生み出され戦場へと送られる。

特に連合と対峙する銀河共和国の兵器生産の要を担うのはコア・ワールドの惑星、クワットであった。

毎日何かしらの兵器を搭載した艦船が飛び立ち、共和国軍の前線を支えている。

クワットに位置するクワット・ドライブ・ヤード社が建造したヴェネター級スター・デストロイヤーは今や共和国軍の主力であり、銀河系の各地で目撃されている。

当然連合軍としては何としても制圧すべき戦略目標である。

20BBY、ついに連合は動いた。

クワットの兵器生産力の停止と制圧を主目的とした3個機動群によるクワット制圧艦隊がクワットへ向けて進軍を開始。

対する共和国も情報部が事前に行動を察知し各宙域軍の予備兵力を投入し防衛に当たった。

世に言うクワットの戦いである。

双方の艦艇数は3桁を超え、後年に発生するコルサントの戦いに次ぐ大激戦となった。

結果は共和国軍の勝利、クワットは守られその後の共和国軍への兵器供給は安定して続いた。

ある軍事専門家はカミーノやクワットと言った共和国軍の将兵と兵器の生産拠点を抑えることが出来なかったのが共和国軍の敗因とも発言している。

では一体クワットの戦いとはどのような戦闘だったのか。

銀河戦史に隠れた激戦を紐解いていこう。
  クワットの戦い 上
  クワットの戦い 下()
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