アホリズム-孤独な箱-   作:悠士

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ちょ~~~放置しててごめんなさいいいぃいぃぃぃ!!!!(orz三

いいわけをさせもらいますとね、新しく「ワールドトリガー:自戒の絆」を書き始めててそれが楽しくてついつい・・・・

他に別サイトでバディ・コンプレックス、境界の彼方など書いてて後少しで終わるって所だったんで終わらせてきました

それではやっと...といっても今回は短いのです


10話 消(しょう)

 ノックされる音がして六道が答えて出てみると保険医の水島先生が立っていた

 

「ごめんなさい、ちょっといいですか?」

 

 保険医がわざわざ男子寮に来る用事が何なのか聞くと今日中に測定する必要があるらしく、1組の人を放送で何度も呼んでいたらしくてこうして直接来ることになったそうだ

 

「あ・・・はい」

 

 それで部屋にいた六道、日向、黒峰、袴田、正田、比良坂の6人が水島先生の後を着いて行くが着いた先は「保健室」じゃなくて「用具室」だった

 

「先生・・・?ここ保健室じゃありませんよ?」

 

「ど・・どこだよ、ここ」

 

「『用具室』・・!?」

 

 中に入ると水島先生はネジが切れた人形のように動かなくなり六道と比良坂が心配する

 

「ぜ・・・全然反応しない・・!!どうしたんですか!?」

 

「先生っ、先生っ!!」

 

「日向、これなんかヤバイ感じがするッスけど・・?」

 

 急に不安になった黒峰は隣にいる日向に声を掛けると入り口の垂れている布から音がしてそちらを振り向くとメガネを掛けた生徒、帳がまっすぐ水島先生のところに行った

 

「先生・・・・もう結構です」

 

 それだけ言うと頭を軽く叩くと目を閉じてそのまま倒れた

 

「先生に何したの!?」

 

「俺たちをどうするッスか!!?」

 

 比良坂と黒峰は帳に叫ぶが1人冷静だった日向は違うと言った

 

「俺たちじゃねぇ!!やられた・・っ、用があるのは――――――」

 

「辰巳くんたち!?」

 

「・・・だよ、黒峰!!」

 

「もうやってるッス!!」

 

 六道の言葉に頷くと黒峰に転送用の『箱』を作るように言うが、それより早く行動していて6人が中に入ると日向・六道の部屋に転送するがすでに遅かった

 部屋には美濃と篠原が眠っており辰巳はいなかった

 

「ああ・・・!!ちっくしょう!!くそっ・・・データは無事か!?」

 

「ノアちゃん!!美濃くん!!」

 

 迂闊だった、測定だからすぐに戻ってこれると思って防御用の『箱』を展開していなかった黒峰はこの場にいなかった辰巳を探しに部屋を出て行った

 

(くそっ!見つけることが出来ればまた『隔離』で朝長から守れる!!)

 

 

 

 

 

 1組のメンバーが部屋を出て行って少ししてからまた部屋にノックがした

 

「どうする?」

 

「もし4組だと私たちじゃやばいよね?」

 

「それじゃ居留守を使うか」

 

 美濃、篠原、辰巳は短く言葉を交わすと居留守を使うことにして去っていくのを待つことにした、その時ガシャンと重たい何かが落ちる音がした

 

「え・・?ナニ・・今の音・・?」

 

「わ・・分からないわよ!?」

 

 慌てた3人はそれぞれ武器(文字)を出して構えると扉が開き入って来たのは件の朝長だった

 

「と・・朝長・・!?・・・どうやって?」

 

「あれ、忘れたの辰巳くん?俺の文字の前じゃ鍵なんて意味なんて無いんだよ」

 

 パニックていた辰巳は朝長の文字が『盗』だというのを一瞬忘れていた、文字を思い出すと隣に4組の生徒がもう1人出てきた、そのとき篠原と美濃は途轍もない睡魔に襲われた

 

「な・・なに・・・・?きゅう・・に」

 

「眠・・く・・・」

 

 それだけ言って2人は眠った

 

「ちょっと話をしようよ辰巳くん、仲直りの話を」

 

 1人だけになった辰巳に選択権など無く素直に従うしかなかった、唯一朝長の「文字」から逃れることが出来る黒峰に助けを求めたいが『盗』の射程圏内じゃ助けを呼ぶために走ることも出来ない

 

 そして朝長に着いていくこと数分して連れて来られたのは校舎の裏にある林の近く、普段は立ち入ることを禁止されているここなら死体を隠すのも簡単だななんて辰巳は自分のこれからの末路を考えてみたりもした

 

 これから朝長の制裁を受けるかと思ったその時六道がやってきた、そこで朝長は4組に入らないかと六道を勧誘するがそれを断った

 

 

 

 

 

(どこだ!?どこなんだ・・・!!)

 

「あっ!黒峰こっちだ!!」

 

 美濃を見つけて言われるまま窓の下を見ると小振りなハルバードを構える辰巳と尻餅をついている六道がいた

 

「間に合えっっ・・・・!!!」

 

 黒峰は即座に『隔離』で2人を朝長の「視界」から消して転送用の『箱』で自分たちのところに転送した

 

「・・たすか・・ったのか・・・」

 

「あ・・ありがとう黒峰くん!!」

 

「ま・・間に合ってよかったッス」

 

 目の前がいきなり校舎に変わって驚いてると後ろにいた六道が黒峰に感謝を述べていた、昨日のときのようにまた助かったのだと安堵すると足の力が抜けてその場に座り込んだ

 

 辰巳を見つけて部屋に戻っていると書いたメモ書きを何枚か書いて『箱』のブロックで作った小さな「鳥」の口に咥えて飛ばした

 

 携帯が使えないここでは直接伝える以外の方法が無いためまたも黒峰が「文字」を使うことになった

 少しして探しに行ったみんなが戻り朝長が途轍もなく怒っているだからと日向の提案で事が収まるまで部屋で篭城、食事は人がいない時間帯に出てある程度取って部屋に戻ることになった

 

 当然というかなんと言うか

 

「どうして俺ばかり文字を使う羽目に・・・?」

 

「そんなの決まっているだろ?そんな便利な力使わずしていつ使うんだ!!」

 

「そこ!?日向君酷いよ!!黒峰くんにだって休ませてあげてよ!」

 

「あのな六道・・・俺たちだけであの数もてるのか?」

 

「・・・え・・っと・・・・持てない」

 

 現在黒峰は左腕をキャスター付きのテーブルの形をしておりその上には六道、日向、比良坂が入れたご飯のトレイが6つも乗っている

 

「そういうわけだ!!つまりこいつは生まれながらにして使われて嬉しいドMだからドゴオォ・・!!?」

 

「誰がドMだ?誰が?」

 

 右手に『箱』のブロックで作った剣を日向に叩き付けた、もちろんこれは殺傷力は皆無である

 

 そんな時だ、悪魔の牙は六道に襲い掛かった

 

「・・おい・・・・?どうした六道?」

 

 いきなり倒れそうになった六道を日向が捕まえて比良坂が顔を見ようとしたら口から血が出てきた

 

「六道くん――――・・・・六道くん!!?六道くん!!!」

 

 比良坂がいくら叫ぼうとも「あるもの」が無くなった六道は何も答えない

 

「あの野郎ッ・・・!!」

 

 すぐに黒峰と日向が周りを見るとコツン、コツンと靴が床を叩く音がしてそっちを見ると朝長がいた、そして手には「ナニか」を持っていた

 

これ(心臓)そいつの、もらってくわ」

 

「この野郎がっ!!」

 

「やめろ!!」

 

 手にしていた「ナニか」は六道の心臓で「盗られた」ばかりのそれはまだ生きていると主張するように鼓動を打っていた

 怒りに任せて右手に持っていた剣で朝長を刺そうとしたが日向に止められた

 

「なにするッスか!?アイツは六道を・・・・っ!!」

 

「そんなことは分かってる!!だけど俺たちがなにかするより先にあいつの方が早いんだ、迂闊なことはするな・・」

 

「へぇさすが、姉が政府に使えているだけあって冷静だね、今回は彼だけにしといてあげるよ、今はとても気分がいいんだ」

 

 そう言い残して朝長は去っていた




今回は加藤君にはお休みしてもらいました、ごめんね加藤君☆

そして食堂で六道君が死にました・・・・本家の主人公が死んじゃいけないですよね~
黒峰君は普通の人間なんで生きてもらいまーす、ごめんよぅ六道君、避けられない道だってあるんだよ

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