マブラヴオルタネイティヴの「桜花作戦」中の散ってしまったモブ衛士の視点

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完全に妄想で作ってるのでおかしいのはご了承ください!駆逐艦とか戦艦とか数は正味適当です、このモノたちに名前はありません、名も無き衛士達の最後是非見てってください


勝つためには

 

「なぁんか落ち着かねぇ」そう言いながら暗闇の中周りを見渡す

 

「いい加減慣れろよ、新米じゃあるまいし」

そう言って話しかけてくるこの男は俺の昔からの親友だ

「あ?うるせぇよ、俺は暗いとこが苦手なんだよ」

 

小さい時に親に説教で閉じ込められた押し入れの暗さが、トラウマになって未だに恐怖は拭えない

 

「ぶっ!苦手だってよ、2回目だぞ?」

嘲笑うかのごとく喋るその声はどことなく恐怖を感じているようだった

 

「しゃあないだろ、苦手なもんは苦手なんだから」

そんな軽口もこれから出来なくなるかもしれない―――

オペレーション チェリー ブロッサム

【桜花作戦】(operation Cherry blossom)

オリジナルハイヴ攻略戦―――

 

行き詰まった人類が最後の可能性に込めて仕掛ける人類最大の軍事作戦

その攻略部隊を届ける…それがここにいる俺らの役目

「にしてもすげぇ眺めだな、見たことないくらい戦艦が飛んでるぞ」

 

「そりゃあな、なんたって国連の全てと米国の八割を投入してるらしいからな、とんでもねぇ大艦隊だ」

 

恐らく数千機存在する駆逐艦はびっくりするほど綺麗な隊形で並んでいる

 

―――ザザッ、こちら国連軍第三艦隊艦長のネウストラシムイだ、

そろそろ軌道降下の時間だ、大丈夫だとは思うが、念の為、最終チェックを済ませてくれ

 

「こちら軌道降下兵中隊長―――安心してくださいよ!準備満タンです!」

 

「それはよかった、そろそろ時間だ、君達は降下を開始してくれ」

 

震える身体に喝を入れる

 

バチンッ!「よしっ!了解!」

 

「なんだ?」

 

   レーザー照射警報   

 

「クソっ!もう認識されたってのか!」

 

聞き慣れた警報が鳴り響くと同時に

オレンジ色の光が広がった

 

―――AL弾全弾投下

 

「うっひょー!さすがに何度聞いてもすくんじまうなァ!」

 

少し…?いやかなり興奮気味の相棒だがその目は決してふざけていない

 

「よしっ!出番だぞおめェら!」

 

俺の合図とともに鉄の棺桶が地球に向かい物凄いスピードで降下する

 

「ンギギギッ!くぅ!やっぱりキツイなこの衝撃!」

 

「へへ!ビビってんのか!隊長??」

 

「馬鹿野郎!ビビんねぇやつがおるかっ!」

―ザザッ…

 

「クソっ!照射されてる!後は頼むぞォ!」

 

恐らくほかの小隊だったであろう瓦礫が棺桶を少しかする

対レーザー弾もかなり撃ち落とされ、ほかのメンバーも次々と蒸発していく

 

「ここだっ!再突入殼分離っ!」

 

棺桶から出てきた死に損ない達は迷いなく落ちていく

「いい感じだぜ!このまま着陸するぞっ!」

 

「了解隊長っ!」

すぐそこを通り抜けるレーザーに怯えながら降りていく

 

ドスンッ!ついに着陸に成功した

 

「…ッ!こちら中隊長!てめぇらくたばってねぇだろうなぁ!?」

―ッー長!

 

隊長!右後方ッ!

 

聞き慣れた声が聞こえた瞬間に感知した

 

「くたばれぇ!」

 

大きく真っ二つになったそれは動くことはない

 

「状況整理!んな事できねぇよなぁ!とりあえず殺りまくれぇえ!」

 

我ながらおかしい命令だがそんな命令なんてしなくてもやりますよと言わんばかりに降下してきた仲間たちは一斉に発砲した

 

「降下成功した奴らは半分程度か!」

 

おおよそ半数はレーザーの的になったか降下時の衝撃で瓦礫になっている

溢れんばかりのBETAを前に引くことは出来ない、俺達は人類の希望をハイヴに届けるために周辺の奴らを蹴散らさなきゃ行けない

 

「グガッ…そん…な…」

 

「いやぁ!!やめろぉ!クソっ!私から離れて皆!こいつらを巻き込んで殺るっ!」

 

「すまないッ!後は任せてくれッ!」

 

「頼んだわよォ!」

 

盛大な爆発音とともに降り注ぐ無数の奴らの残骸

 

「畜生ッ!損耗が激しすぎる!隊長一旦体制を整えよう!」

 

文字通り地獄のような状況だ

いくら人類の総攻撃だとしても奴らはその何倍もの兵力を携えている、普通に考えたら耐えるなんて無理だ

 

「駄目だっ!このまま撃ち続けろ!この量じゃどんな編成でも無駄だっ!」

 

何分経過しただろうか

あるいは何秒経過しただろうか

永遠とも取れる絶望は空からの希望によって打ち壊された

 

「!?A-04だ!来たぞ!人類の希望が!」

 

「隊長!一旦下がりましょう!嫌な予感がッ……」

 

「相…棒…?」

 

傍で戦っていた相棒だった物は空から降ってきた瓦礫に潰されてしまった

 

「ぁぁ…ぁあア!クソっ!全機反転しろ!空から瓦礫が降ってくるぞぉおお!」

 

本来俺達を守るそれは敵ではなく地上にいる仲間達を攻撃した

 

「あいつらっ!撃ち落とさなかっただと!?」

 

相棒の死を嘆く暇なんてないここは地獄なのだから

 

近くに降り立った希望はハイヴ目掛けて進んでいる

5機の武御雷を連れて

「こちらA-04白銀っ!ハイヴに突撃しますッ!」

「了解だ人類の希望ッ!頼んだぞっ!」

 

「了解ッ!後方は…頼みますッ!!」

そういうと彼らはハイヴに一直線に向かった

 

「ふぅ…聞いてたかてめぇら!!殿は俺達が務めるぞォオ!」

 

「了解です隊長!ついて行きますよ!」

「よく言った!行くぞぉ!」

 

A-04の直援に向かわせた数機以外は敵の群れに突撃した

そこらじゅうから聞こえる爆発音と悲鳴

今にもおかしくなりそうだがそんなことはお構い無しにヤツらは攻撃してくる

 

相棒の死の瞬間に食らった爆風でまともに戦えないがそんなことは気にしてられない、やるしかないんだ

 

 

そうだ、俺たちが勝つには、勝つためには、自分の命すら投げ打ち戦わなくてはならない…

 

唯…人類の勝利を信じて…

 

「相棒……見ててくれよォオ!」

 

―――END―――

 

 




次は横浜基地防衛戦の名も無き衛士達にしようかな

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