仮面ライダーモース   作:小淵良樹

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執筆:小淵良樹
サブタイを修正しました(2024/06/01)


英雄の手記(2)

 痛々しい。

 本っ当に、痛々し過ぎて見ていられない。

 これがあれか、所謂黒歴史という奴だろうか。

 あの頃の俺は本当に何もわかってなかったんだ……なんて言ったって、普通の人間だったらもっと覚悟を決めてから変身して──

 

 どうやら意外と人間って弱いみたい。

 高校生でそんな覚悟をすぐ決められる方がおかしいらしいという事を俺は今日始めて知った。これが「学ぶ」ということか。やはり人間は素晴らしい……

 ……すまない。最近は「アニメ」というものをいっぱい見ててな。ついそれに影響されてしまった。因みにちょっと前、仮面ライダーの事をアニメと言ったら割と本気で殴られてしまった。何故なのか。光咲だとか重清だとかに聞いても「それは仕方ないね……」なんて言われるばかりで一切理由を教えてもらえない。なんだか次言ったら今度は命が無くなりそうな気がしたので、これからは仮面ライダーのことはアニメと言わずに……たしか、特撮ドラマだったか……と呼ぶことにする。

 

 閑話休題。

 

 正直、ここらへんはあんま書くことがないのだが……どうせなら、聞いてみようと思う。

 これを読んでいる諸君は、仮面ライダーが好きか?

 あぁ勿論、知らないって人はそれでもいいんだ。逆にそっちの方が俺が今いる世界では健全な形かもしれないからな。

 もしかしたら「悪を倒す正義のヒーロー!」だとか、「哀しみを背負って戦う戦士!」だとか、そういうのがないと仮面ライダーとは認められない……なんて人がいるかもしれないが、正直に言おう。この先の物語はそういうのを期待している人達にはおすすめできない。

 自分を見付ける為の旅──なんて言えば聞こえはいいが、実際のところ、自分が何をしたいのかも、何のために戦うのかもわからず、ただ状況に流されるままに自分を変え、自分の形を見失った哀れな男──それが俺だ。

 ……なんて言ってたら光咲から「なんか痛いわね」なんて言われた。すっごい惨め。

 とても恥ずかしくなってきたので取り敢えず過去の自分貶しはこれで終わりにするとしよう。

 こんな馬鹿なガキの物語でも見守ってやる──もしそんな人がこれを見ているなら、優しく見守ってくれると俺としても、それはまあ嬉しいかもしれない。

 なんかとても恥ずかしくなってきたのこのページはもう終わり。

 ……まあ、できれば寛大な心でこの先も見守ってくれたら俺としても嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

第二項「自分を見付ける為の旅」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 勝手に彼のノートの中身を見るのは流石に申し訳ないけど……でも、これだけは書かせてほしい。

 彼も本当に時晴のことが嫌いで書いてるわけじゃなくて、ただの照れ隠しで口が悪くなってるだけみたいだから、認めてないってわけじゃないでしょうけど、それでも書いときたいから。

 

 これを読んでるあなた達には、忘れないでほしい。

 どれだけ覚悟が決まってなかろうと、どれだけ世界を知らなかろうと、あの人は──水上時晴は、「仮面ライダー」だということ。

 それは誰にも否定できないし、絶対に否定なんてさせない。

 

 

 それがきっと、時晴への償いになると信じているから。




次回予告…ども…

 

俺みたいな高1で変身してる腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは

 

今日のキャラの会話

彼ならもう変身しないわ とか 君じゃオレには勝てないし とか

ま、それが普通ですわな

 

かたや俺は夢の続きで(愛美ねぇの)死体を見て、呟くんすわ

it' a masked raida-.狂ってる?それ、誉め言葉ね。

 

好きな音楽 津軽海峡・冬景色

尊敬する人間 榊原・莉奈(暴力行為はNO)

 

なんつってる間に10時っすよ(笑) あ~あ、小説執筆の辛いとこね、これ

 

 

──次回、仮面ライダーモース

ACT4「■■」

 

生きて、未来を掴み取れ!!
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