ASーエンジェリック・ストラトスフィアー   作:枯田

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第7話諒兵編最終話「掴むべき自由」

瓦礫の中から現れた『天使』を見た諒兵は、その危険性を直感した。

左腕にレオを抱えているにもかかわらず、『天使』は光による砲撃を開始してきたからだ。

余程自分が邪魔らしい。

(ケッ、嫌われたもんだぜ)

そう思いつつ、周囲を見ると、『天使』の真下に使われていない鉄屑が残っている。

(使えそうだな)

「リョウヘイ?」

という、レオの言葉には答えず、諒兵は地を駆けた。

迫ってくる赤い色の竜に危険性を感じたのか、『天使』はすぐにそこから離脱する。

だが、それこそが諒兵の狙いだった。すぐに、残った鉄屑に手を伸ばす。

その手から、赤い光が伸び、鉄屑を支配した。

「何をっ?!」

(じっとしてろ)

そうレオに声をかけると、左腕で抱いていたレオを放り投げた。

「なっ?!」と、驚きの声を上げるのも束の間、レオは諒兵が支配した鉄屑に囲まれる。

そして、鉄屑は透明な球体となってレオを閉じ込め、空中に停止した。

良く見れば、丸い檻のようになっている赤い金属部分と、透明なナニカで作られている。

「これはっ?!」

(そこにいりゃケガしねえよ。相手がヤバそうだかんな。抱えたまんまじゃ戦えねえ)

要は、レオを守るためのものだった。

何故作れるのかはわからない。

レオを危険に曝さないようにするためにはと考えてふと頭に浮かんだのだ。

「私も戦いますっ!」

(うるせえ。お前がいつも俺を守ってくれてんのはわかってんだよ。たまにゃ守らせろ)

元の世界では、レオは優秀なサポートとして諒兵を守ってくれていた。

実は、そのことに不満もあった。

本当なら巻き込みたくはない。

それでも、レオのサポート無しでは戦えないことがわかっているから納得もしていた。

だが、今はどういう理由かはわからないとしても、自分の意志で、自分の力で戦える。

ならば守ってやりたかった。

(一緒にいるだけがパートナーじゃねえ。俺の一番のパートナーならわかってんだろ)

「こういうときは頭が回るんですから……」

レオの口癖であるだけに、レオとしては何もいえなくなってしまう。

でも。

「戦況を見てアドバイスはします。待ってるだけなんてゴメンですから」

(勝手にしろ)

レオの答えは十分に予想できたことなので、諒兵としては苦笑するしかなかった。

(これで気にしねえで戦えるな)

諒兵の戦い方だと、守りながらというのが非常に難しい。

死地に飛び込んで暴れまわるのが本質だからだ。

そのため、自分のケガなどまったく気にしない。傷ついた以上に相手を叩きのめすからだ。

要は、肉を切らせて骨を立つという戦い方なのである。

しかし、レオが一緒にいると、レオが傷ついてしまう可能性のほうが高い。

ゆえに、レオを自分から引き離したのである。

(行くぜ)

足に力をこめ、空中を漂う『天使』目がけて弾ける。

敵は、そんな諒兵を撃ち落すべく無数の光を放ってきた。

自分の身体を掠め、傷つけてくる光の槍。

しかし、そんなものなど気にすることもなく、諒兵は敵の間近に迫る。

(覚悟しな)

振り上げた爪が熱を帯びているのがわかる。

そこで諒兵は思いだした。

ヘリオドールが自分を火だと例えたことを。

ならば。

(燃えろッ!)

諒兵の思いに答えるかのように、その腕から炎が噴き出す。

一撃で終わらせる。

理解できるからだ。

目の前の『天使』は、人のためにある存在などではないと。

倒してすべて終わるとは思っていないが、残していっていいものではないはずだと諒兵は直感していた。

しかし。

ガギンッ、という金属音と共に、諒兵の腕が弾かれてしまう。

目の前には、『天使』を守るかのように立ちはだかる白い騎士。

(何のマネだ?てか、どっから入った?)

白い騎士は応えない。声が届いていないのかと思ったが、その顔を見る限り、理由は別にあるらしい。

少なくとも、その眼は自分を捉えているようには見えなかった。

『英雄が魔物を倒すは必然』

聞こえてきた声は、まるで機械の音声のようだった。

声の方向に顔を向けると、『天使』がいる。どうやら、喋っているのはこっちらしい。

『死せよ悪魔。我らが英雄の手で』

(てめえの手を汚す気もねえのかよ)

邪魔なら直接倒しにくればいいと諒兵は思う。それならば、まだ許せる部分はあっただろう。

だが、目の前の『天使』は、それすら拒んでいるように思える。

考え方を変えれば、自分という存在を英雄を生む生贄にする意味もあるのだろうが、そのために人の意志すら殺させることが本当に気に入らない。

しかし、目の前の白い騎士は声を発することもなく、ただ構える。

(なら、こいつの目を覚まさせるだけだ)

剣を構える白い騎士に、赤き竜となった諒兵は向かい合う。

(荒療治でも文句いうなよ、一夏)

表情を失った親友と同じ名を持つ少年に、普段の表情を取り戻させるために。

 

 

その状況を見た千冬はすぐに通信をつなげた。

一夏と一緒にいたはずのものたちに。

[いきなり光ったと思ったら嫁がアリーナの中にいました]

答えたのはラウラだった。

「お前たちは入れていないのかッ?!」

[一夏だけですッ!]と、鈴音。

どう考えても、一夏があの場にいて何か出来るとは思えない。

「こちらはシールドの解除を続けるッ、お前たちはシールドに攻撃を続けろッ!」

先ほどの化け物の力を見る限り、ISで勝てる相手とはとても思えない。

このままでは一夏が殺される。千冬だけでなく、見ているIS学園の人間すべてがそう考えていた。

しかし、その予想はあっさりと覆される。

 

一夏と親しい者たち。

箒、鈴音、セシリア、シャルロット、ラウラ、簪はアリーナの中の光景に呆然としていた。

「強い……。正直、勝てる気がしない……」

そうラウラが呟く。しかし、誰も異を唱えない。

三機のゴーレムを虐殺した化け物相手に、一夏は互角に戦っていた。

太刀筋だけを見ても、箒はおろか、千冬ですら勝てないのではないかと思わされてしまう。

「潜在能力でも目覚めたのでしょうか?」

「そ、そうなのかな。それなら何とかなるかも」

セシリアやシャルロットは互角に戦えることで少しばかり安心していた。

「強すぎる。潜在能力云々の話じゃないと思う」

簪の言葉は全員の心を代弁していた。

眠っていた力を引き出したというより、まったくの別人になっているというほうがあっているのだ。

それでも、自分を納得させるように箒は断言する。

「あの赤いドラゴンはどう考えても異常な存在だ。このまま倒すべきだと、……思う」

しかし、彼女の言葉には自信が感じられない。

それは、一夏の背後で戦いを見つめている『天使』に違和感を持ってしまうからかもしれない。

それをもっとも感じているのは。

「……倒す相手はホントにあいつでいいのかな?」

鈴音の心にチクンと突き刺さる何かが、赤い色の化け物よりも、神々しくとも歪な『天使』を敵視させていた。

 

 

驚くことに、自分の親友兼ライバルである一夏よりも太刀筋が鋭くなっている。

戦い甲斐があるとはいっても、あまり長引かせたくはない諒兵としては、目の前の白い騎士である一夏が面倒な相手になっていると感じていた。

「強制的に進化させられてます」

(ヤツのせいか?)

「たぶん。ただ完全にじゃないです。戦闘能力だけを『英雄』レベルに引き上げたんでしょう」

この場で、強力な力を持つ今の諒兵を倒せたとしたなら、この世界の一夏は英雄として成長することができる。

『天使』はおそらくそれを望んでいる。

しかし、今の諒兵はとんでもない力を持っている。

この世界の本来の一夏では太刀打ちできないはずだ。

何とかして勝たせるために一夏のレベルを上げたということかと諒兵は納得する。

それは同時に『天使』が自分に対して何かできるわけではないということでもある。

自身の手駒である一夏にしか、『天使』の力が及ばないということだ。

もっとも。

(つくづくムカつくぜ)

諒兵としては、自分を邪魔に思う以上に、一夏を駒としか見ていないような『天使』が気に入らない。

だからこそ思う。

この一夏をただ押し退けて『天使』を倒すだけではダメだと。

しかし、後ろから声がかけられてきた。

「やめてくださいっ、どうしてあなたはそうなんですかっ!」

(まだ何もいってねえぞ、レオ)

「あなたの考えてることくらいわかりますっ、自分を省みなさ過ぎですっ!」

さすがは自分のパートナーだと呆れてしまう。

だが、それでも、この『天使』を倒したところで話が終わらないことがわかるのだ。

(こいつも端末だ。倒しても次が生まれるだけだ)

「それはっ、わかりますけど……」

(だから、こいつと戦わなきゃならないのは俺じゃねえ)

せめてそのきっかけを与えなければ、元の世界には帰れない。

ゆえに。

ガインッという音を立て、諒兵は一夏の振るう雪片弐型を鷲掴みにする。

今の諒兵の手は金属製だ。ただの斬撃ではとても斬れない。

そう『ただの斬撃』では。

(お前の剣はこんなもんかよ。魂がこもってねえんだよッ!)

聞こえないかもしれない、それでも叫ばずにはいられなかった。

今は傀儡でしかない。目の前の親友と同じ顔をした白い騎士に。

「ぐっ、ぐうぅ……」と、一夏が呻き声を漏らす。

(お前が守りてえのは、後ろのヤツか。それとも……)

今はアリーナの外にいる少女たちを振り返る。

誰を選ぶのかはわからないが、それでも彼女たちは大切な者たちのはずだ。

少なくとも、得体の知れない『天使』よりは、確かな『心』を持ってるはずだ。

その心と心のつながりが強さの根源だと、自分も、そして自分の親友も理解している。

だから、目の前の白い騎士にわからないはずがないのだ。

「お、れ、は……、俺はアァアァァァァァァッ!」

そう叫んだ一夏は、強引に剣を振り上げると、諒兵の身体を肩口から袈裟懸けに斬り下ろした。

斬り裂かれた身体から、赤い血が噴出し、白い騎士を赤く染める。

「リョウヘイッ!」

(大丈夫だ。痛えだけだ)

一夏の斬撃はおそらくは自分の急所になるだろうポイントからは外れていた。

だから、痛みはあっても死を感じない。

ならば心配することはない。そうはいっても、レオには辛かろう。パートナーが傷つくというのは。

「だからあなたはバカなんです……」

(悪かったな。俺を選んだ時点で諦めろ)

優しい言葉をかけてあげられればいいのだろうが、それが出来るほど器用ではないのが諒兵である。

そして。

『英雄よ。今が好機。悪魔を退けよ』

歪な『天使』が、一夏に声をかける。それは願いではなく、命令だった。

だが。

「零落白夜……」

『良い。それが正しき答えである』

「斬るのは……、お前だァアァァァァアァッ!」

そう叫んだ一夏は、振り返るなり、零落白夜を『天使』に向けて撃ち放った。

 

「俺はッ、お前たちのオモチャじゃないッ!」

 

驚愕する『天使』を睨みつけ、光のともった眼で一夏は叫ぶ。

『何故……』

(俺の血を浴びせさせるべきじゃなかったな)

『貴様ッ、そうか血の呪縛ッ!』

『天使』にとっては諒兵の血を浴びた一夏と白式が、悪魔の呪縛を受けたように感じるのだろう。

だが、違う。

『感謝する、来訪者よ』

『ありがとう』

『天使』の呪縛から、一夏と白式を解き放った。それこそが人間らしい考え方だ。

(後は任せろ)

そう答えた諒兵は、炎を纏い、一気に『天使』の眼前まで迫る。

『己ッ!』

振り上げた爪から噴き出す炎は、赤から青、そして白い炎と変化していく。

限界を超えた、あらゆるものを消滅させる炎であることが諒兵には理解できた。

(生き方を自分で選ばせねえ神様なんざいらねえよ)

その言葉と共に振り下ろされた炎の爪。

 

『ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!』

 

無音の断末魔と共に『天使』の身体が瓦解していく。

それを見て、諒兵は思う。

人の心の拠り所が人を支配しては本末転倒だ。

共に歩むことができないのなら距離を取るしかないのだ。

逆にいえば、共に歩もうと思うからこそ、寄り添うことが出来る。

(だろ、レオ)

「……あなたもたいがいタラシですね」

何故か、ジト目で、にもかかわらず頬を染めつつレオは答える。

(いやいや、そこは一夏と一緒にすんな)

思わず突っ込んでしまう諒兵だった。

 

 

『天使』が完全に消滅すると、アリーナのシールドが消えた。

どうやら邪魔が入らないようにしていたらしい。

雪片弐型を握ったまま、諒兵を見つめてくる一夏の元に、少女たちが集い、それぞれ武器を構えてくる。

だが、諒兵は気にすることもなく、レオが入った球体を呼び寄せると、自分の傍でレオを解放した。

(窮屈だったか?)

「ええ、とっても」と、素直に答えてくる。

もっとも、物理的にではなく、戦闘で諒兵のサポートをさせてもらえないことこそが『窮屈』だったと感じているのだろう。

諒兵自身としては、普段と違い、レオを巻き込まずに戦えたことに満足しているのだが。

そんな二人に、少女たちの一人、箒が声をかけてくる。

「獅子堂、そいつから離れろ。このままでは巻き込んでしまう」

「必要ありませんよ」とレオはあっさり否定した。

実際、もう戦う必要はないのだから、レオの答えは正しい。

だが、今の諒兵の見た目は赤い色の竜。どこからどう見ても得体の知れない化け物である。

簡単に納得できるはずがない。

しかし。

「いいんだ箒。もう終わってる」

そういってきたのは一夏だった。

「一夏ッ?!」

「あいつは敵じゃない。荒っぽかったけど、俺の目を覚まさせてくれた」

視線を諒兵に向けて一夏はそう語る。

一夏自身は、諒兵が何者かはわからなくても、自分を助けてくれたことを理解しているらしい。

諒兵の心には、白式に宿る意思が感謝していることも伝わってきていた。

少なくとも、今後簡単に操られるようなことはないだろう。

どういう生き方をするのかはわからないが、これ以上の干渉は必要ないと諒兵は判断していた。

すると。

「あれ、レオ、あんた身体薄くなってない?」

鈴音の言葉に自分の手を見てみる。確かに身体が薄くなってきていることに、レオと諒兵は気づいた。

(なんだこりゃ?)

「……存在が、元の世界に帰ろうとしてるんですね」

「えっ?」と、疑問の声を上げたのは鈴音。

さすがにレオはほぼ理解している様子だが、その場にいる者たちにはほとんどわからない。

『手間が省けたというところですかねー』

「テンロウ、来たんですか?」

響く声はその場にいた全員に聞こえていたらしく、キョロキョロと辺りを見回している。

(見えねえぞ?)

『生憎と姿は作れません。声だけで失礼しますね、皆様方』

そういって天狼は自己紹介をした後、諒兵とレオについて説明した。

「並行世界からの来訪者……」

そう呟いたのは簪だった。さすがにこのあたりの知識は多いらしい。

「私たちの世界での戦いで、ふとした拍子に私たちは飛ばされてしまったんです」

「……待ってレオ。あんたの世界って、そっちのドラゴンがいるような世界なわけ?」

『いいえ。そもそも彼は元の世界ではれっきとした人間です。この世界に来るために仮の姿を得ただけですよ』

人間じゃないのはレオのほうだと天狼が説明すると、その場にいた全員が驚く。

レオについて詳しく説明すると、鈴音やラウラは納得したような表情見せてきた。

「つまりレオ、お前は本物の天使か」

「普通じゃないとは思ってたけど」

「どうでしょう。正しく『天使』なのは、リョウヘイが倒した存在です」

秩序を尊び守る。

だが、それを極限まで突き詰めるために、人間の意志すらも殺させる。

それが法を尊ぶ大いなる意志であり、その端末は『天使』と呼ばれる。

そう考えるならば、レオは『天使』とは違う。

「私たちは人と寄り添う。それは、本来なら『天使』というべきものではないでしょう」

「う~ん、わけわかんない」

「友だちだと思ってもらえれば十分です、鈴」

在り方を考えるなら、それが一番正しいのかもしれないなと諒兵も思う。

(いずれにしても、もう帰る頃合ってことか)

『レオが記憶を取り戻しましたから、これ以上この世界には留まれないんですよ』

ならばそれでいいと思うが、意外なところから声がかけられた。

「ありがとうな。お前のおかげで、自分の気持ちをはっきりさせることが出来た」

一夏である。

何か吹っ切れたような、強い意志を宿した眼差しは、自分の親友にもよく似ていた。

何か言葉を残すべきだろうか。

そう思った諒兵はレオに通訳を頼もうとするが、天狼が口を挟んでくる。

『言葉を残すくらいでしたら、お手伝いできますよ』

(マジか?)

「リョウヘイ、ならばあなたの言葉を残していきましょう。きっとその方が覚えてもらえますから」

確かに、そう思った諒兵は素直に口を開いた。

 

世話かけたな。

あと一夏。俺の世界にもお前みてえに頑固で諦めわりいやつがいるんだ。

俺はそいつと一緒に戦ってくから、お前も諦めんな。

 

名前を呼ばれた一夏はさすがに驚いた様子だったが、それで何かに気づいたらしく、笑顔を見せる。

「ああ。ありがとう諒兵。俺は諦めない。自分らしい生き方を見つけ出してみせる」

その言葉の意味に気づいたものは少ない。その少ないうちの一人である鈴音は何故か微笑む。

「どうした、鈴音?」

「ん……、仲間なのかなって思ってさ」

それだけを答えた鈴音に、他の者たちは不思議そうな顔をする。

さらに。

『シノノノホウキ。あなたの姉に伝言です』

「えっ?」

『世界を変えたいなら、まず受け入れなきゃダメだよ、だそうですよ』

「えっ、それは……」

『必ず伝えておいてくださいねー』

誰の言葉かわからない箒は首を傾げるばかりだった。

そして最後に。

「それでは皆さん、お別れです」

「レオ……」

「……この世界での日々は、楽しかったです」

それは決して嘘ではない。

レオ自身、この世界にいることを気に入っていた面はある。

でも、戻らなければならないことを理解している。

だから、別れを惜しむようなことはしない。

 

「それでは失礼します」

「元気でいなさいよ、レオ」

 

そう声をかけてきた鈴音に驚きつつも微笑みかけながら、レオと諒兵は光に包まれていった。

 

 

 

 


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