ASーエンジェリック・ストラトスフィアー   作:枯田

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第117話「ひとときの平穏」

アシュラが撤退した直後、千冬の指示が聞こえてきた。

[一夏ッ、諒兵ッ、連戦いけるかッ?!]

「大丈夫だ」

「問題ねえ」

何故か、そんな調子で大丈夫か?と突っ込みそうになった鈴音である。

それはともかくとして、千冬はシドニーにいる全員に指示を出してくる。

[一夏ッ、札幌だッ、更識刀奈とデュノアと合流してタテナシの相手を頼むッ!]

「わかった」

[諒兵ッ、ベルリンに飛べッ、ラウラとシュヴァルツェ・ハーゼと共闘しろッ!]

「任せろ」

「オルコットッ、鈴音と共に学園に戻れッ、オルコットは学園防衛ッ、鈴音ッ、お前は整備室に直行だッ、覚悟しておけッ!」

「了解しましたわ」

「はっ、はいっ!」

鈴音だけ、指示というよりお説教に近い響きだったのは間違いではあるまい。

とはいえ、戦闘が続いている場所がある以上、のんびりとはしていられない。

座標を受け取った全員は、すぐに目的地に飛んだ。

 

 

ドイツ、ベルリン上空。

ラウラとシュヴァルツェ・ハーゼは先ほどまでと少々異なり、必死に戦っていた。

『必死になったところで、私と下僕たちに勝利するなど無理なこと』

そういって嘲笑うサフィルスを、ラウラも、クラリッサたちシュヴァルツェ・ハーゼも悔しげに睨みつける。

なぜなら、鈴音が無茶をしたことに気づいたからだ。

このままでは大切な友人が命を落としてしまう。

そんなラウラの想いにクラリッサたちも共感する。

さすがにそんなで状況では焦りも生まれよう。

だが、一夏と諒兵が復活したという知らせを聞き、隊員たちは今度は別の意味で必死になった。

(隊長とのツーショットが撮れるっ♪)

千冬が聞いたら泣きそうな考えをしているクラリッサ以下、シュヴァルツェ・ハーゼの面々である。

ちなみに千冬が諒兵にドイツに行くよう指示したのは、あくまでラウラと諒兵のコンビネーションを重視してのことである。

決してツーショットを撮らせるためではないことを明言しておく。

そこに。

「ラウラッ!」

決してラウラが聞き間違えることのない、人生のパートナー(ラウラの自称)の声が聞こえてきた。

「だんなさまっ!」

「使えッ!」

そう叫び、諒兵はラウラに向けて両足の獅子吼を撃ち放つ。

六つの爪が一塊となって螺旋回転し、ラウラに襲いかかる。

だが、その意味がラウラには理解できた。

「オーステルンッ!」

『わかっている』

すぐに自分のパートナーに呼びかけ、ラウラは耳を二本起動した。

「総員離脱ッ!」

「了解ッ!」

さすがにこういう状況での動きはまさに軍隊といえるのがシュヴァルツェ・ハーゼである。

すぐに射線上から離脱してみせた。

『何をッ?!』

その意味が理解できなかったサフィルスとサーヴァントの動きが止まる。

そのチャンスを逃すようなラウラではない。

「喰らえっ!」

二本の耳が、六つの獅子吼を受け止め、そして撃ち放つ。

それは空間を切り裂くほどの凄まじい螺旋回転を起こし、サフィルスとサーヴァントを蹂躙した。

『ウァアアァアァアアァッ?!』

その凄まじい威力に翻弄され、大半のサーヴァントばかりではなく、サフィルスまでもがダメージを負う。

何とか避けることができた者が庇うようにして、サフィルスとサーヴァントたちは一気に距離を取った。

「見たかっ、これが私とだんなさまの愛の結晶だっ!」

「待てコラッ、誤解を招くような言い方すんなッ!」

ドヤ顔のラウラに思わず突っ込んでしまう諒兵である。

もっとも、この状況では相手の神経を逆なでする効果しかないらしい。

『オノレェェェエェッ!』

普段の高飛車で高慢な態度からは考えられないような怨嗟の声で叫ぶサフィルス。

だが、このまま戦うことができないことは理解しているらしく、遠距離から牽制のために砲撃をしてくる。

『人間風情が調子に乗るなッ!』

「俺たちは負けねえよ。そっちこそナメんな」

「我らの愛の強さをなっ!」

余計な茶々を入れるなと諒兵が突っ込むと、オーステルンが呟く。

『やっと味方が増えた……』

『苦労してたみたいですね』

「常識的な言葉がこんなに温かいなんて……」

レオの言葉にほろりと涙するアンネリーゼである。

それはともかく。

『ヒノリョウヘイッ、ラウラ・ボーデヴィッヒッ、貴様らには無様な死をくれてやるッ、忘れるなッ!』

よもや諒兵が来た途端に一撃で終わるとは思わなかったのだろう。

声を荒げ、呪いの言葉を吐き捨てたサフィルスは、サーヴァントと共に光となって消え去った。

 

 

同時刻、日本、札幌上空。

刀奈は駆けつけた一夏と共にタテナシと剣を交える。

先ほどよりも刀奈の剣は鋭く、時折、タテナシの機体を掠めていた。

シャルロットの適切なサポートもあり、うまくすれば撃退どころか落とすことも可能だと思える。

『驚いたよ』

「そういわれるのは嬉しいわ。特にあなたには」

『わかっていていってるんだろう?』

タテナシがいった意味は、刀奈が一番よくわかっている。

驚くほど、一夏のサポートは優秀だった。

決して前に出すぎることなく、タテナシの小太刀を抑え、刀奈の剣を支えている。

どちらかといえば猪突猛進。

自ら一気に突進し、斬り裂くタイプだと思っていただけに、以前よりはるかに成長していることが理解できた。

『カタナ、君が強くなったわけじゃない。彼が強いということだよ』

「わかってるわ。正直、もう追い越された気分よ」

「それはさすがに褒めすぎだと思うけど」

そういって一夏は謙遜するが、この場で一番活躍しているのは、一見すると地味なだけの一夏なのは間違いなかった。

それは、後方からサポートしているシャルロットにも理解できていた。

「変わってるよね?」

『そうね。以前とは段違いに巧くなってるわ』

「寝てただけじゃないのかな?」

『それは私たちにはわからないわ。でも……』

一夏が戦況をひっくり返せるだけの実力者となったことは、人類側にとって確かな希望だ。

入ってくる情報を確認すると、ベルリンでは諒兵が駆けつけるなり、ラウラと見事な連携を行い、サフィルスを撃退したという。

一夏も諒兵も、強くなって戻ってきた。

それは、自分の心にも確かな希望を与えてくれている。

「……気持ち、切り替えなきゃ」

『そうね。でも、私はあなたの味方よシャルロット』

そう優しい声で語りかけてくれるブリーズの存在が、自分の一番の希望なんだとシャルロットは気持ちを改める。

そして。

『これ以上は危険かな。オリムライチカ、君とは一騎打ちで戦ってみたいと思ったよ』

「本当か?」

『本当さ。僕が忍者なら、君は侍。対決するのも面白いと思わないかい?』

正直に言うと興味がある一夏だが、刀奈から感じる雰囲気があまりに剣呑過ぎて素直には肯けない。

それに興味本位で戦っていい相手ではないことは、既に十分理解できている。

「お前は気配が危険すぎる。面白ければ人やISたちの命も簡単に賭けられるんだろう?」

『そうだね。ベットする命は選ばない主義だよ。自分の命も含めてね』

『非情』を個性とするということが良く理解できる回答だった。

死に対して、あまりにも考え方が軽いのだ。

非情とも無情とも思えるような存在、それがタテナシだった。

「悪いけど、お前の『面白い』には付き合えそうにない」

『それは残念』

そう答えつつも、どこか楽しそうなタテナシである。

「安心なさい。あなたは私が倒してあげるから」

『期待しておくよ、カタナ。そろそろスマラカタも引き上げるだろうし、ここは僕から退こう』

そういうなり、すぐに気配が消えた。

まさに暗殺者であり忍者。それがタテナシだった。

 

 

そして、IS学園にて。

『ごめんねえ。せめてもう一人くらい進化したかったんだけどお』

 

気にするなよ

 

思った以上に手強かったということでしょ?

 

意外なことに、スマラカタがコールド・ブラッドとヘル・ハウンドに頭を下げていた。

自分だけうまい具合に進化できたことに引け目を感じているのだろうか。

思わず全員が意外だと感じてしまう。

『他のヤツらの心配するたー意外だな』

『あらん、私ってば情が深いのよお。裏切り者には冷たいけどお』

そういって真耶そっくりの顔で笑みを浮かべつつ、その目は冷酷にティナとヴェノムを睨みつけた。

とはいえ、既にセシリアが参戦している上に、他の戦場にいった者たち、特に一夏と諒兵が戻ってくるのは危険だと感じているらしい。

『可愛い男の子たちだしい、ツバつけたいんだけどねえん♪』

『せっそーねーな』

『恋多き女なのよん♪』

むしろ帰ってくれたほうがありがたいのだと、その場にいた者たちは心から理解する。

箒も怒るだろうが、それ以上にラウラとは周囲が更地になりそうな激戦を繰り広げるのは間違いないだろう。

いずれにしても、これ以上戦う気はないらしい。

だが。

 

ま、諦めたわけじゃないぜ

 

なかなか楽しかったし、また降りるつもりよ

 

『協力するわよん♪』

そういって、スマラカタ、ヘル・ハウンド、ゴールデン・ドーンは光となって飛び去る。

ようやく、ひとときの平穏がやってきたことに、一同は安堵の息をついたのだった。

 

 

すべての戦場での戦闘が終結した後、札幌の一夏とシャルロットと刀奈、そしてベルリンの諒兵とラウラはIS学園に戻った。

先に戻ったセシリア、そしてIS学園で戦闘していた者たちは既にブリーフィングルームで待機していた。

鈴音は整備室で治療とチェックを受けていると千冬が説明する。

 

なお、クラリッサとワルキューレ、そしてシュヴァルツェ・ハーゼの隊員たちはドイツ軍施設に戻った。

『戦利品のチェックよーっ♪』

「「「おーっ♪」」」

という謎の言葉を残して。

 

それはともかく。

「この寝ぼすけ共め」

「悪かったよ、千冬姉」

「俺らは俺らでいろいろあったんだよ」

呆れつつも笑顔を見せる千冬に対し、一夏と諒兵は苦笑を返すばかりだ。

それでも、二人が復活したことはやはり朗報である。

鈴音がいないことを除けば、和やかな雰囲気になっていた。

だが、一夏としては、どうやら誠吾のことが気になるらしく、すぐに声をかける。

「でも、せーごにーちゃんが来てくれてて、しかもパートナーがいるなんて驚いたよ」

「ありがとう、覚えててくれたんだね」

「うん、まあね」と、何故か言葉を濁す一夏である。

『ワタシもいるヨーっ♪』

ワタツミが自分のことも忘れるなとばかりに声を上げると、一夏は苦笑いしながら、「ごめんごめん」と謝った。

そこに。

『でも武器に融合するなんてびっくりだね』

『ちょっと驚きましたね』

と、白虎とレオがワタツミが融合した模造刀を見て不思議そうな顔を見せる。

だが、そんな二人のセリフに対し、逆に他のAS操縦者たちが不思議そうな顔をした。

おかしなことをいっただろうかと白虎とレオ、そしてパートナーである一夏と諒兵も首を傾げる。

口を開いたのはセシリアだ。

「フェザーたちは元は器物に宿っていたと聞きましたわ。驚くようなことでもないのでは?」

『『えっ?』』

「武器とか建物とか、仏像とかに宿ってたんでしょ?ワタツミは先祖返りした点は珍しいけど、おかしなことでもないよ?」と、シャルロット。

「「そうなのか?」」

「オーステルンたちも、伝説の武器などに宿っていたそうだ。白虎とレオもそうだろう?」

そういえば、どんな器物に宿っていたんだ?とラウラが問いかけるが、白虎とレオは首を傾げるばかりだった。

『この子たちが珍しいんですよー』

「よきにはからえ」

『投げっぱにもほどがありませんかねー、チフユ?』

最近は下手をすると丈太郎より天狼の扱いがうまい千冬である。

「どういうことですの?」と、セシリアが話を元に戻すと、天狼は気を取り直したように説明する。

『この子たちは、器物に宿ったことがないんですよー』

「ええッ?!」と、一夏と諒兵、白虎とレオ以外の全員が驚きの声を上げた。

『ほとんどの方々は一度は降りてるんですが、この子たちはISコアが出来て初めて降りてきたんですよ』

実は、その点が一夏と諒兵を自力で選ぶことが出来た理由でもあるという。

 

白騎士の呪縛。

 

すなわち、男を乗せないと決めたことに対し、白虎とレオ以外のISコアは、一度は降りた経験があることで、巻き込まれてしまった。

男好きのスマラカタでさえ巻き込まれたのだから、それだけ白騎士、つまり今の白式がうまくやったということができる。

しかし。

『ビャッコとレオは降りること自体が初めてのことなので、しろにーも巻き込めなかったんです』

無垢なのだと天狼はいう。

ストレートにいえば無知でもあった。

要するに何も知らなかったのである。

経験者をうまく巻き込んだ白騎士の呪縛は、未経験者の白虎とレオには効かなかったのだ。

『だから、イチカとリョウヘイ、つまり自分の好きなパートナーと出会ったとき、自分の意志で動けたんです。運命の出会いだったんでしょうねえ』

『うんっ♪』

『ええ、それは間違いありません♪』

そういって、嬉しそうに笑う自分のパートナーを見て、一夏と諒兵は苦笑するしかなかった。

「ということは、宿った器物の影響とかないのね?」と、刀奈が尋ねると、天狼が肯いた。

『この子たちはいわば白紙の状態でしたから、イチカとリョウヘイの力を受けて成長しているところなんですよ』

「未完成か。だからこそ、伸び代が無限ともいえるな」

「この先が楽しみですね」

と、千冬の言葉に誠吾が肯くと、真耶も肯いていた。

『まー、要するにビャッコとレオにとって、イチカとリョウヘイが初めての男ということですねー』

「「人聞きの悪い言い方すんな」」

知らない人が聞いたら誤解されるような天狼の言葉に、一夏と諒兵は割りと真剣に突っ込んでいた。

 

もっとも、この場で一番注目されるべきは、他にいる。

金髪のアメリカンな少女と、その肩に乗っている黒髪のロングヘアで褐色の比較的スレンダーな人形。

ティナと元オニキスことヴェノムである。

「手を貸してくれるとは思わなかったよ。ありがとう」

『オレは利用してるだけだ。てめーらがどーなろーと知ったこっちゃねーよ』

声をかけた一夏に対し、ヴェノムはそっけなく答える。

利用、とはあまり穏やかな物言いではないと感じたシャルロットが追及を始めた。

『ティナにはティナの、オレにはオレの目的があんだよ。だから手を組んだ。仲間ってわけじゃねーよ』

「目的?」と、シャルロット。

「私は、鈴たちが戦ってるの近くで見てきたし、力になりたい、空を飛べたらって思ってたのよ。だからヴェノムの力を利用して戦ったってこと」

目的というのであれば、それが目的であるとティナは説明する。

つまりティナは戦ってきた者たちの力になりたいからこそ、ヴェノムの力を求めた。

そう考えるならば『ティナは』味方である。

だが。

『オレにゃー果たしてー目的がある。そのために利用できるパーツが欲しかった。それがたまたまティナだったんだよ。ま、さっきの戦闘のおかげでいい選択だったと思ってるぜ?』

ヴェノムはあくまでティナはパーツだという。

その物言いに、シャルロットはあからさまに不機嫌そうな顔を見せる。

それを見たセシリアが思わずため息をつくほどに。

「パーツって言い方するなら、私にとってのヴェノムもそうなるわ。戦闘で手を組めるなら、普段は別に何してても気にしないことにしたし」

『オレにとってもティナは戦闘で重要だかんな。それ以外のところで何してよーが、気にしねーな』

他の者たちとは明らかに関係性が違うということである。

戦闘も日常も仲の良いのが今、人類側で戦っているAS操縦者たちや丈太郎たちに代表されるバックアップだ。

しかし、ティナとヴェノムはあくまで戦闘で手を組み、日常はお互いに不干渉。

お互いの目的にも口を出さない。

とことんドライな関係なのである。

「まあいい。ただしヴェノム、鈴音から伝言がある」

と、口を開いたのは千冬だった。

『なんだよ?』

「ティナを傷つけるなら、コアを破壊される覚悟をしておけ。そうしないなら、自分は気にしない。だそうだ」

『ハッ、アホ猫の飼い主らしーな。わかった。後でそういっときゃいーか?』

「そうしておいてくれ。いっておくがこの点に関しては私も同意見だ」

そういった千冬は真剣な表情でティナを見つめる。

「ハミルトン、今後はお前も前線に出ることになる。今はいろいろと考える必要はない。戦闘に集中しろ」

「どういう意味ですか?」

「まずは戦争を終わらせる。それまで難しいことは考えるな。人とISコアたちが対話するときはきっとくる。ただ、そのとき、お前は重要なテストケースになる」

「私が?」

テストケースという言葉の意味、正確にはその言葉を発した千冬の真意がわからないティナが首を捻る。

ゆえに千冬は説明を始めた。

共生進化した他の者たちと違い、ティナは独立進化した使徒であるオニキスと対話することで、契約を成立させたということができる。

使徒を一個の存在、人類の友人として人類が受け入れるようになるためには、仲良くなるだけということができる共生進化よりも、互いに意識が独立していながら、手を組むという結論を導き出した今のティナとヴェノムのほうが良いのだ。

「敵であったものと手を組む。それは戦争の妥協点を見つけることにもつながる。つまり、お前の存在は戦争終結への道筋を作り得るんだ」

「えーっと……」

「難しいことは考えなくていいといっただろう。お前がやるべきは、ヴェノムとの今の関係を維持することだ」

「まあ、それなら……」

『オレは今んとこ、不満はねーぜ?』

「それでいい。まだ先は長いからな」

そういうと千冬はとりあえずは解散、ささやかな祝賀会でもするといいといってブリーフィングルームを出ていった。

どうやら鈴音の様子を見に行ったらしい。

そこで声を上げたのは簪だった。

「本音や五反田くんもこっちに来るって」

「なら、簡単なパーティでも開きませんか?今回は少し疲れましたし、慰労会ということで」

「それにだんなさまや一夏も目覚めたしな。鈴音も来るだろうし準備でもしておこう」

セシリアやラウラの進言もあり、とりあえずは復活と勝利を祝おうということでみなが準備を始めるのだった。

 

 

 

 


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