【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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【 本編 】
[プロローグ]摩訶不思議TRPGアドベンチャー!


 

 

GM「みんな、飲み物と食べ物は準備できたかな?それじゃあ、『のびのびTRPG スチームパンク』を遊んでみよう!!」

バニー「よーし!始めるわよ!」

アン「いくでヤンス!」

レニー「………ふんがー………」

ティム「まともに始めたまえよ(笑)」

 

 

 

GM「さて、そしたら………」

ティム「そうだ、GM(ゲームマスター)、先に………

   この小説は『のびのびTRPG』というTRPGを遊んだ記録(TRPGリプレイ)だ。普通の小説だと思って読むと、あまりの違いに面食らうかもしれない」

バニー「そっか。こっからキャラ決めだし、しばらくつまんないかもね」

ティム「ああ。この"プロローグ"は特に、最初の設定部分で説明も多いしな………つまらないと感じたなら

   実際に冒険が始まる第一章(リンク)まで読み飛ばしてくれてもいいぞ」

レニー「………飛ばしても、なんとかなる………」

ティム「またそれ以前に、TRPGリプレイや、のびのびTRPGのルールがわからないという人は

   先に巻末付録1 (リンク)や巻末付録2 (リンク)を読んでもらうと理解が早くなるからおすすめだ」

バニー「確かに、TRPGって何?リプレイって何?みたいな人は、先にそっち読んでもらった方がいいかもね」

アン「このお話は、ずっとこんな感じで会話が続くんですか?」

ティム「そうだ。オンラインセッションのログを読んでる感じで、気楽にこのリプレイを読んでくれるとうれしいぞ」

バニー「じゃ、まぁ、これからよろしくね!」

レニー「………よろしく………」

アン「ここから面白くなるか、読者達は不安よな。アン 脱ぎます」

バニー「いや脱がんでいいっ!(笑)」

ティム「なぜそこで脱ぐという発想になるんだ(笑)」

アン「人集めですぅ!エロは世界を救う(キリッ)」

レニー「………脱げばいいってもんじゃない………」

 

 

 

GM「さて、そしたら改めて………まずは各自が遊ぶキャラクターをこのPCカードから選んでくださいな」

バニー「PCカード?」

GM「このゲームを遊ぶ上でのプレイヤーキャラクターを決めるカードだね。まぁ、とりあえず好きなの選ぶといいよ(カードを広げる)」

バニー「ここからキャラ選べばいいの?そしたら………えーと………あ、怪盗とかあるじゃん!面白そう、これに決めた!女怪盗にする!」

GM「はーい。名前はどうする?」

バニー「そーだね………キャラの絵にウサギの耳が描かれてるから、バニー………怪盗、ファントムバニーで!」

GM「了解!そしたら他の人は?」

ティム「私は皇子にしようか。名前は………そうだな、ティミエル・ロックだ。愛称ティム、で頼む」

GM「ティム皇子、だね(メモメモ)」

アン「(カードを裏表見比べながら)へー、メイドの裏は執事さんなんですね!これって途中で変えたりできるんですか?」

GM「いや、使うのはどちらか片方の面だけだよ。裏側は使わないから、途中でひっくり返したりしないでね」

アン「そーなのかー!じゃあ、メイドで!皇子ティム様に仕えるメイド、メリーアンちゃんにします!」

GM「TxE ALFEE?(笑)」

アン「違いますぅ!不思議の国のアリスのメイドの名前、メアリー・アンをもじったのですぅ!」

レニー「………わたしは女銃士にする………皇子の護衛………てっぽうバンバン………」

GM「了解、お名前は?」

レニー「………………レニー……………」

ティム「おや、図らずも私以外は女性ばかりだな」

バニー「いーじゃない。ハーレムよ、ハーレム!(笑)」

アン「サービス、サービスゥ!」

レニー「………私はたぶん(女性キャラとして)3人目だと思うから………」

ティム「はっはっは、楽しいパーティーになりそうだな。よろしく頼むぞ」

アン「オッス!オラ、アン!よろしくな!」

バニー「どこの悟〇よ!(笑)………あ、そういえば、このPCカードっての?下の方に何か書いてあるけど………」

GM「ああ、それはキャラクター毎に持ってる固有のスキルだよ。後でダイスを振って判定する時があるんだけど、だいたいそれに関連した内容だね」

バニー「へぇー、ってことは、あたしの場合、『他の人がダイス振った時に、ダイスを1つ奪って振りなおすことができる』、ってこと?」

GM「そうそう。ちなみにスキルはそこに書かれたタイミングでのみでしか発動できないから注意してね」

アン「GMさんGMさん!こっちの【力】とかの数字はなんですかー?」

GM「そのステータスの数字も、ダイスを振って判定する時に使う数字だよ。後で説明するね」

アン「了解ですぅ!」

ティム「私は【力】3・【技】3とステータスは低めだからな。ここぞというときには頼んだぞ!」

バニー「キャラごとにステータスも違うんだね。わ、すごい、レニーは【力】が5もあるじゃん!」

レニー「………そのかわり、【技】は2しかない………」

バニー「へぇー、数値もキャラ毎に違うんだね」

GM「各キャラの詳しいデータは、キャラクターシート (リンク)にまとめたから、詳細を知りたい人はそちらを見てね」

アン「その辺はいいから早く遊びたいですぅ!習うより慣れろですぅ!」

ティム「ならば、先にカードとかの準備だな。まずはテーブルの中央付近を遊べる程度まで片付けるぞ」

バニー「了解了解!じゃあ、アンちゃんはそっちのポテチ片付けちゃって!」

アン「わかりました!!(ガバーー!)」

バニー「ちょっと!!片付けてってのは全部食べろって意味じゃないってば!(笑)」

ティム「あの大量のポテチが、一瞬で無くなるとは………」

アン「(もぐもぐ)うーん、美味しいですぅ!」

レニー「………太るよ………」

アン「美味しいものは別腹なのですぅ!(けぷぅ)」

GM「うーん、末恐ろしい(笑)」

 

 

 

GM「さーて、キャラは決まったかなー?それじゃあ最初にイントロダクションカードを引いてくださいなー」

バニー「イントロダクションカード?」

GM「キャラたちの最初の指針を決めるカードだと思ってくれればいいよ。誰が引く?」

バニー「よっし!じゃああたしが引くね!………これで!」

 

 

〜〜〜〜〜〜イントロダクション〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜【狙われた至宝】〜〜〜〜〜〜

 

50年ぶりに、王国博物館で国の宝が公開されるという。

見物にやってきた君たちの前で、大爆発が起こり、宝が消え失せてしまった!

最初の場面PCは、混乱の中で怪しい影を目撃した。これは事故ではない。

(中略)

正体不詳の至宝を追いかけて、冒険が始まる。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

GM「おー、怪盗っぽい導入。いいの引いたね」

バニー「へへーんだ」

GM「じゃあ、舞台は………そうだね、カードに"王国博物館"って書いてあるし、とりあえずティム皇子の国の博物館からスタートってことにする?」

レニー「………いいと思う………」

アン「GMさんGMさん!ティム様の王国ってどんなイメージなんですか?」

GM「うーん、特に設定ないから、みんなで決めちゃっていいよ」

ティム「ふむ、ならば………中世スチームパンクによくある、のどかな普通の王国、という感じはどうかな」

レニー「………家や道はレンガ作り、とか………」

バニー「あー、うんうん、あるあるそういう街!」

GM「国の名前はどうする?」

アン「はいはいはーいっ!炭鉱都市ナルシoで!それかミoドガルで!」

バニー「エフエ〇じゃん!」

アン「えーっ、じゃあラダトー〇とかがいいんですかー?」

レニー「………それじゃドラク〇………」

GM「版権のある名前にするとそっちにイメージが引っ張られちゃうから、できれば別のもので………;」

ティム「なら………ルレーブ、というのはどうだろう?」

バニー「ルレーブ?」

ティム「ルレーブとは、"夢"という意味を持つユリの名前だ」

バニー「ルレーブ王国、ね。………うん、いいんじゃない?」

アン「ルレーーーブーーー しもふさ君幸せそうなの(セ〇ールのメロディで)」

レニー「………テoモテ、テoモテ、テoモテーー………」

バニー「ちょっと、どこの昭和CM大会よっ!(笑)」

ティム「中の人の年齢がわかるな(笑)」

GM「えーと、そしたら、ティム皇子の案を採用して、ルレーブ王国………その王都にある王国博物館から、君たちの物語を始める、という形でいいかな?」

アン「わぁ、楽しみですぅ!」

バニー「了解よ!よーし、みんなよろしくねっ!」

レニー「………うん。よろしく………」

ティム「よろしく頼むぞ!」

GM「そしたら、それぞれのキャラがこの王国博物館に来た理由とか、背景を説明してくださいな」

バニー「えーと、じゃあ、そうね………バニーはその至宝を前から狙っていた怪盗だった。

   予告状を出して、盗もうとした矢先にお宝を奪われてしまって黒幕に怒っている。って感じで」

ティム「ふむ、ならば、怪盗ファントムバニーの予告状を受け、宝の警備に来ていた皇子のティム、銃士のレニー、メイドのアンは、

   同じく王国の宝だったそれを目の前で奪われて犯人探しを始めた、というのはどうだろう?アンとレニーはそれでいいかな?」

アン「了解ですっ!」

レニー「…………がんばる………(ぐっ)」

バニー「よーし!そしたら冒険の始まり始まりぃーー!………かな?」

アン「あっ、ティム様ティム様!そーいえば、至宝って一体どんなお宝なんですかー?」

ティム「至宝か………うーむ、大きな宝石とか、古代の遺物とかか………?」

GM「あー、そこまでは設定してないね」

レニー「………決まってないんだ………」

バニー「うーん、せっかくならなんか決めたいよね」

アン「至宝だけだとイメージがわかないですぅ!」

GM「そうだねぇ………」

ティム「盗まれるくらいだから、そんなに大きなものじゃ無いとは思うが………」

バニー「抱えられるくらいの宝物、あたりかな?」

アン「はいはいはーい!宝箱いっぱいの金銀財宝はどうですか!」

バニー「いや十分デカいわ!(笑)」

ティム「あと、なんか、"国の宝"って感じがしないな………(笑)」

レニー「………ありきたり………」

アン「うーーーん………………………無理ですぅ!アンはもう他に何も思いつきませんーー!!」

バニー「放棄すんの早いって!(笑)」

ティム「もう少し考えてみてもいいと思うぞ(笑)」

GM「さて、どうしようか………あ、ここに"物品表"ってカードがあるから、これで決める?」

バニー「そんなのあるの!!?」

GM「うん、ごめん、あまり使わないから存在忘れてた(笑)」

アン「見せて!見せてください!」

ティム「単語がいくつか書いてあるな」

レニー「………ダイスの絵と、対応する言葉………?」

GM「そうそう、ダイスを2つ振って、その出目を組み合わせて決めるんだ」

アン「ティム様ティム様!例えば、2と4が出たらどうなるんですか?」

ティム「2は"超古代の"、4は"鉱石"だから………至宝は"超古代の鉱石"ということだな」

アン「わぁ、すごいですぅ!」

レニー「………至宝っぽい………」

バニー「なるほどね!これ使ってもいーんじゃない?」

ティム「だな。思いもよらない宝になるかもしれんが、それはそれで面白そうだ」

GM「じゃあバニー、代表してダイスを2つ振ってね」

バニー「了解了解!よーーし………」

アン「パッジェー〇!はいパッジェー〇!パッジェー〇!」

バニー「いやパジェ〇なんかこの中に無いから!っていうかダーツじゃないから!(笑)」

アン「えっ、じゃあタワシはあるんですか?」

バニー「いやそうじゃなくて(笑)」

ティム「盗まれたタワシを追いかけるのは流石に嫌だな(笑)」

GM「えーと、そしたら、まず1個目のダイスいいかな?」

レニー「………何が出るかな?何が出るかな………?」

アン「あっ出ました、『情けない話』、略してーーー」

レニー「………なさばなーー………!!」

バニー「どこの『ごきげ〇よう』よ!(笑)」

ティム「とりあえず振ってくれたまえ。話が進まん(笑)」

バニー「じゃあ、まず1個目!………えいやぁ!(コロコロ)」

 

 

3……高価な

 

 

GM「おっ、まともそうなの出たね」

ティム「高価な………何になるか?」

アン「これは期待できますぅ!」

レニー「………ドキドキ………」

バニー「よーし、2個目ぇ!(コロコロ)」

 

 

 

6……同人誌

 

 

 

GM「えー、盗まれた至宝は、"高価な同人誌"です」

バニー「ぶっ!何それっ!(笑)」

GM「いやー、そう出ちゃったから仕方ない(笑)」

アン「宝物は同人誌だったんですね!」

レニー「………………(何かを想像している顔)」

バニー「にしても、同人誌はないでしょ、同人誌は!!(笑)」

ティム「まぁ、この"下着"とかじゃなかっただけまだマシか………」

バニー「あー、確かに、至宝は"高価な下着"とかなったら目も当てられないわね」

ティム「しかも王国の至宝だぞ、王国の!」

アン「変態さんですぅ!」

レニー「………"高価な同人誌"もほぼ一緒じゃ………」

バニー「ね!しかもそれを王国の博物館に堂々と飾ってるんだよ?(笑)」

ティム「それを言われるとな…………orz」

アン「ティム様ティム様!同人誌ってやっぱりエロ同人なんですか?いわゆる春画なんですかっ!?」

ティム「ち、違うぞ!多分………」

バニー「そこ、すぐエロ方面にもってかない!(笑)」

レニー「………お宝の意味が違う………」

アン「至宝じゃなくて、秘宝になっちゃいますぅ!」

レニー「………博物館じゃなくて、秘宝館………」

バニー「ちょっと!(笑)」

アン「だって、お宝同人誌って言ったらお宝じゃないですか!お宝ですよお宝!間違いなくお宝じゃないですか!!」

バニー「いや、まぁ、お宝と言えばお宝………かな?」

レニー「………しかも、高価………」

アン「そう、"高価な同人誌"なのです!薄いけど高価!薄い割に高価!!20ページで十数万円!!」

バニー「どんな同人誌よ!(笑)」

ティム「私の国は変態ばかりか………orz」

バニー「あっ、これ以上は皇子サマの心が折れちゃう(笑)」

GM「ひどい設定だ(笑)まぁでも一応至宝らしいから、何かあるんじゃないかな?」

バニー「あーと、えーと、そ、そう!その同人誌には世界をひっくり返す秘密が隠されていて………例えば、読み解くと賢者の石が手に入るとかさ!」

アン「おー!鋼の錬〇術師の同人誌ってことですか?」

ティム「荒〇宏のデビュー前の自費出版同人誌とかなら、国宝級………なのか?(笑)」

アン「そしたら、PNけも・こび〇時代のあの大先生の同人誌とかですか?」

バニー「けも………?………誰??」

アン「ヤッパッパーヤッパッパーイーシャンテンの人ですよぉ!」

バニー「余計わからなくなったわ!!(笑)」

ティム「いずれにせよ、"高価な同人誌"を読み解くと、真なる宝が手に入る、ということかな」

バニー「そうそう!そういう事が言いたかったの!」

GM「いいじゃない、いいじゃない、そしたらその設定で行ってみよう!」

アン「ハガ〇ンといえばアレですよね!勘のいいガキは勘がいいなっ!(ドヤッ)」

レニー「………それじゃただの小泉構文………」

ティム「確か、"勘のいいガキは嫌いだよ"、とかじゃなかったか?(笑)」

アン「ちょ、ちょっと間違えただけですぅ!」

バニー「ちょっとじゃないでしょ!(笑)」

レニー「………めっちゃドヤ顔してた………」

アン「………………ほら!みなさん!!GMさんが待ってますよ!!早く進めましょう!!」

ティム「無理矢理話を変えたな(笑)」

GM「えーと、それじゃあ、盗まれた至宝、"高価な同人誌"を取り返すため、ルレーブ王国を舞台に4人の冒険を始めようか!

  みんな、準備はいいかな?」

ティム「ああ!」

バニー「まっかせなさい!」

レニー「………………(ぐっ)」

アン「いいとも〜!!」

バニー「どこの森田〇義アワーよ!(笑)」

ティム「あー………さっきから思ってたが、これらのネタ、読者にちゃんと通じてるのか………?(笑)」

バニー「何人かは頭にハテナが浮かんでるよね、絶対(笑)」

GM「ま、まぁ、とりあえず始めようか(笑)」

アン「そーーですねーーー!!」

バニー「だから若い人にわからんネタの上乗せをせんでいいっ!(笑)」

レニー「………んなこたぁない………!」

バニー「そこもっ!(笑)」

アン「いいとも いいとも いいトーモーローーー♪」

バニー「いいとーもーろーー♪じゃないっ!!(笑)」

ティム「始まる前からぐだぐだだな(笑)」

GM「うーん、不安しかない(笑)」

 

 








[次回予告!]


バニーです。
いきなり始まった、のびのびTRPG スチームパンクのセッション。
いきなりだけど、多脚機械っての?あのクモみたいな機械が、王国の至宝を盗んで逃げちゃった!
警備隊が銃を撃ちまくるも一切効果なし!
倒すには、関節のバルブを撃ち抜かなきゃダメだって!?嘘でしょ!!

………あ、逃げるなぁ!待てぇ!それはあたしのお宝ーー!!



次回!
ファントムバニーは2度笑う!

『同人誌をとりもどせ!!』



アン「君は、この先生、きのこることができるか」
バニー「できるかぁ!」



※6/4(火) 21時は巻末付録(キャラクターシート)を更新します。
 本編更新は6/8(土) 21時の予定!

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