【のびのびTRPG リプレイ】ファントムバニーは2度笑う!   作:羽園頼也

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[巻末付録6-3]Beam-Bang-Bang-Boom (世界観3〜飛空艦と波導エネルギー)

 

 

ティム「さてそれでは、お待ちかねの………飛空艦アルストロメリアと、その動力兼主砲エネルギー源である"波導エネルギー"について説明していこうか」

アン「ついにアルストロメリアを丸裸のすっぽんぽんにするんですね!」

レニー「………それだとすごく誤解を生みそう………」

バニー「飛空艦でしょ、飛空艦!(笑)擬人化とかじゃないのよ!」

ティム「………探したら、アイドルマスターのシャイニーカラーズに"アルストロメリア"というユニットがいるようだな………」

アン「ふっふっふ、アイドルを丸裸にすると誤解させ、閲覧数を増やす作戦なのですぅ!」

レニー「………単なる炎上商法………」

バニー「まー、その辺はどーでもいいけど、クレームが増えたらアンちゃんが1人で対応してね!あたし関係ないから!(笑)」

アン「えっ、バニーさんひどいですぅ!一緒にアルストロメリアを丸裸にしましょうよぉ!!」

バニー「だからやらないってば!!(笑)」

ティム「まぁ、本気でクレームがあっても困るからそのくらいにしておこうか(笑)」

 

 

 

ティム「さて、改めて説明だ。なお一応にはなるが、第十章までのネタバレになるから注意してくれたまえ」

バニー「飛空艦アルストロメリアは、第九章後編で出てきたのよね」

ティム「ああ。正式名称は

   蒸汽複式高機動飛空艦、H-ALST65/R、通称"アルストロメリア"

   ………になるぞ」

アン「型番とかにも意味はあるんですか?」

ティム「いや、特にはない(笑)一応、"蒸汽複式"は『動力源が蒸気と波導の複合式』というくらいだな」

バニー「そういえば、ナナマル砲の正式名称も長いのよね。漢字ばっかだった覚えが………(笑)」

レニー「………七〇型超弩級対重戦車用弾頭可変式無反動グレネードランチャー、型式RPG-70。通称"ナナマル砲"………」

アン「波導砲もですぅ!」

ティム「アルストロメリア主砲、震撃雷管式重加圧波導砲"ミョルニア"、だな(笑)」

バニー「なんでそんな長い漢字の名前ばかりなのよ!(笑)」

アン「男の子はみな、長い漢字の武器や戦艦が好きなのですぅ!」

バニー「そうなの?(笑)」

ティム「まぁ、作者の趣味なのは間違いないな。プレイ当時は"飛空艦アルストロメリア"しか設定はなかったし(笑)」

レニー「………型番は作者の創作………」

バニー「あー、確かにプレイ中はそんな細かい設定なかった気がする。覚えてないけど(笑)」

アン「GMさんが取っていたメモも(自分ですら)読めないレベルでした………」

ティム「まぁ、リプレイ化するにあたっては結構改変とかしているからな。見返して違和感のある所は設定追加や説明もしているし………」

バニー「仮想敵国のギガンジア帝国から来た人が、国家技術の中枢どころかトップになっちゃってる事例もあるけどね!(笑)」

アン「サトクリフ博士のことですね!」

レニー「………軍事的には、本当はアウトな気がする………」

ティム「サトクリフ博士は当時"ワット社長の元友人だったら面白い"と言うことでギガンジアからの亡命者となっていたが、後からよくよく考えると、国防的には良くないんだろうな………(笑)」

クリフ「呼んだか?」

アン「あっ、サトクリフ博士ですぅ!」

バニー「えっ、いたの?」

クリフ「少し前からいたぞ」

レニー「………いたんだ………」

ティム「アルストロメリアのことを説明するなら、サトクリフ博士にいてもらった方がいいかと思ってな(笑)」

フィラ「あたいもいるよ☆」

ムルク「おぅ!俺っちもいるぜ!砲撃関連は任せろやぁ!」

テラス「自分としては帰りたいのですが、命令のため仕方なく」

アン「わぁ、みなさん来てたんですね!」

ティム「と言うことで、アルストロメリアのクルーを呼んだぞ。関連する所はクルーに説明してもらおうと思うからよろしく頼むぞ」

レニー「………よろしく………」

バニー「ちなみに、少し前からいた、って、いつからいたのよ?」

クリフ「『丸裸にする』『すっぽんぽん』とか言っていたあたりだな」

バニー「最初の最初じゃない!!(笑)」

 

 

 

ティム「それでは、我が国の秘蔵っ子、蒸汽複式高機動飛空艦、H-ALST65/R………飛空艦アルストロメリアの大まかな説明をしていくぞ」

クリフ「アルストロメリアは、全長103ミータほどの高速機動艦だ。浮揚ガスとサブローターによる浮力と、

   波導エネルギーや高圧蒸気の噴出、および波導システムにより回転させるメインプロペラの推進力により飛行している」

バニー「スチームパンク世界だから、飛空艦にも電気は使ってないんでしょ?」

クリフ「うむ、使っていない。モニターは全てアナログメーターであり、歯車と油圧、または蒸気圧で動かしている」

ティム「産業革命時の蒸気機関車みたいなものだな(笑)」

レニー「………壊れたらヤバそう………」

クリフ「一応、修理を前提にしたギア構成にはなっているが、整備とメンテナンスは常時必要だな」

バニー「まー、メーターとかの機器類壊れたら最悪墜落モノだもんね。よく隠れて十年以上もメンテしてたわよ(笑)」

アン「なんでわざわざ飛空艦を隠してたんですか?」

ティム「まぁ………敗戦国が超攻撃力を持つ軍艦を持っていると面倒だとか、ティム皇子の両親の形見なので廃船にできなかった、とかいろいろあるが、

   実は"最終章よりも前に飛空艦が存在していたら、第六章含めたいろいろな所が破綻するから"だ(笑)」

レニー「………行動力が大きく変わるからね………」

バニー「あー(笑)」

アン「アルストロメリアは、スチームパンクの飛空艇のようにプロペラで飛ぶんですね!」

クリフ「うむ。基本の推進力はプロペラだ。プロペラには種類があるが………」

テラス「そこは自分が。機体には、主に推進に使うメインプロペラ1機。浮力確保、推進補助、および高度コントロールのサブローター7機、

   また機体を安定させるためのスタビライズドプロペラを左右1機ずつ有しています」

バニー「スタビライズドプロペラ?」

ティム「艦体安定用立体回転羽根装置(スタビライズドプロペラ)、らしいが、まぁ作者の造語だ(笑)」

レニー「………造語だったんだ………」

アン「なんかそんなプロペラがあると思ってました!」

バニー「とりあえず、プロペラがいっぱいあって、機体?の動きをコントロールしてる、ってことね(笑)」

クリフ「船体だ。なお、進行方向の微調整は、サイドスラスターおよび船底噴射口により行われる」

ティム「スタビライズドプロペラが飛行時の船体の安定、サイドスラスターと船底噴射口が方向調整、と言った所か」

クリフ「あとは、波導エネルギーを後部噴射口から直接噴射して急加速する『瞬間加速機構(イグナイテッドアクセル)』があるな」

アン「あっ、それ知ってます!第九章後編で、アルストロメリアが発進する時にやってました!」

バニー「あ、あったあった(笑)」

クリフ「うむ。このイグナイテッドアクセルは、発艦時、急加速時、緊急回避時などに使われる。

   なおこの機能を有する飛空艦は、現存するものでは世界に数艦しかないため、貴重だ」

ティム「世界有数とは………改めて、我々はすごい艦に乗っているんだな(笑)」

レニー「………波導砲にも使われるよね………」

クリフ「如何にも、その通りだ」

ムルク「おぅ!こっからは俺っちの分野だな!

   イグナイテッドアクセルってーのは、仕組み的には銃を撃ってんのと一緒だ!"撃鉄プラグ"ってのが波導エンジンをぶっ叩いてる、って思ったらいいぜ!」

バニー「へぇー、そうなんだ」

フィラ「違う違う、ムルっち、それじゃ聞いた人が誤解しちゃうよ!撃鉄プラグは、物理的にエンジン叩いてるわけじゃないんだよっ!☆」

ムルク「あぁん?細けぇことはいいじゃねぇか、フィー。わかりやすさ重視だろう!?」

フィラ「だからって嘘教えちゃダメなのっ!"撃鉄プラグ"は撃ち込むんじゃないのっ!☆」

アン「えっ、撃鉄って言うから銃と一緒だと思ったんですが、違うんですか?」

ティム「頭の中のイメージは、大きな撃鉄がエンジンにガァンと撃ち込まれる感じだったんだが(笑)」

フィラ「全然違うよっ!"撃鉄プラグ"は点火プラグの一種で、収縮された波導エネルギーにそれで"点火"することで、同一方向に波導を放出することができるってモノで、エンジンを叩くわけじゃないよっ!☆」

ムルク「で、加速する時はそいつで波導エネルギーを後方にぶっぱなして、ミョルニア撃つ時は前方にぶっ放すんだぜぇ!」

レニー「………物理的じゃなくて、反応的なんだ………」

バニー「なんでこんなすごい………その、加速システム?が、世界で数隻しか採用されてないの?」

クリフ「瞬間加速で波導エネルギーを噴出するのは、一歩間違えば大事故になり危険だからな。波導砲を有していない艦は、イグナイテッドアクセルの形にしない方が小回りが効くし効率的だ」

ティム「なるほど、確かに、加速時は後方にミョルニアを発射しているようなものか。確かに危険だな(笑)」

アン「アルストロメリアがイグナイテッドアクセル式なのは、波導砲があるからなんですね!」

クリフ「うむ。アルストロメリア主砲、震撃雷管式重加圧波導砲"ミョルニア"は、イグナイテッドアクセルを使い、波導エネルギーを全て前方へ発射し砲撃するものだ。

   非常に強力だが、一方で発射時にはメイン以外のプロペラで浮力維持、かつエア・アンカーでの船体固定が必要となるという欠点もある」

バニー「絶対に船体を固定しないとダメなの?ただでさえメインプロペラ止まって動きが遅くなるんだから、固定せずにそのまま撃てばいいじゃん」

テラス「船体固定がなければ、アルストロメリアはミョルニア発射の反動で後方に押し出され、大きく移動します。また、その際砲軸線もブレるため、安定して命中しません」

ティム「なるほど、船体固定は反動防止と砲軸線の安定のためか」

アン「撃って後方に移動するなら、それを使って回避もできそうですぅ!」

クリフ「発射するまでが長いため、他の方法で回避した方が明らかに楽だがな」

レニー「………確か、撃つまでの手順が多かったはず………」

バニー「えーっと確か、メインプロペラ止めて、砲にエネルギー充填して………えーと?」

フィラ「まず波導エンジンとメインプロペラの間のクラッチを切って、飛空艦を停止、軸を安定させるよ!☆」

ムルク「それから、砲身薬室と波導エンジンを連結し、波導エネルギーを薬室に充填するぜぇ!」

テラス「目標に対して方向調整後、艦首からエア・アンカーを斜め4方向に射出し、艦首・船体を固定します。また必要に応じ、ソナーデコイやダミーバルーンなどを射出します」

アン「バリアもですよね!!」

クリフ「高磁力鉄砲弾反射帯、いわゆる対銃火器用の磁力バリアは、最大出力の場合数分しかもたないから、ここぞという時のみ使用する形だ」

ムルク「最後に、ターゲットスコープを起動させ、照準合わせをするぜぇ!あとは各科の最終安全ロック解除と、爺さんの承認をすりゃあ撃てるぜぇ!」

クリフ「爺さんと呼ぶな、艦長と呼べ!………機関、航行、操舵の各科が最終安全ロックを解除し、艦長の儂による最終承認があってから、ようやく発射できるシロモノだ。簡単に撃てるわけじゃあない」

ティム「確かに、ここまで手順が複雑だと発射をもって回避するのは困難だな(笑)」

アン「えー!ビーム砲の反動を使って敵の弾を避けるのはロマンなんですぅ!エロい人にはわからんのですぅ!」

バニー「エロい人って誰よ!(笑)」

アン「発射までが複雑すぎるんですぅ!レバー1つで切り替え!発射!………ってなれば簡単なんですぅ!!」

レニー「………簡単に撃てると危ないから………」

ティム「確かに、元ネタから考えても破壊力はとんでもなさそうだからな。これだけ複雑なら、万一アルストロメリアが奪われてもミョルニアは発射できないだろう」

バニー「そもそも発進すらできないんじゃ(笑)」

クリフ「実はその通りだ。テラスがいないとアルストロメリアはまともに発艦できん。そういう意味では、彼女は唯一無二の逸材だ」

テラス「それほどでも」

アン「ひゃぁぁ!クールですぅ!クーデレですぅ!結婚してくださいっ!!」

テラス「お断りします(即答)」

アン「あひん!」

バニー「なんて声出してんのよ(笑)」

 

 

 

ティム「さて、これでざっくりと飛空艦アルストロメリアの説明は出来たかな?」

バニー「あれ?波導エネルギーだかはどうなったの?」

レニー「………それを始めると長そう………」

アン「推進にもビーム兵器にも使えるクリーンエネルギー!とかじゃないんですか?」

バニー「えっ、そんな適当なの?(笑)」

ティム「一応お聞きするか。………サトクリフ博士、簡単でいいので頼みます」

クリフ「波導エネルギーとは、非可聴域の波長の音波を特定の条件下で光子に照射することで光子外骨格を励起させて生成されるエネルギーであり、

   流体力学上大気の1/3を占めるエーテリアル媒内において伝播する光波が示す正弦波から得られた五次波導関数によると、この波導νは定数hと積分された値d」

バニー「あーーー!!………………了解、了解、"あたしにはわかんない"、ということはわかった(笑)」

アン「アンもですぅ………頭痛が痛いですぅ………」

ティム「それを言うなら"頭が痛い"ではないか?(笑)」

レニー「………もっと簡単にお願いします………」

クリフ「まぁ、波導エネルギーは、光と波の二重性を持ったエネルギーだと思ってくれればそれで良い」

バニー「まぁ、そのくらいなら………」

ティム「ちなみに、これ以上は作者も考えていないそうだから、このくらいでな。あまり細かい所は聞かないでほしい(笑)」

バニー「あー(笑)」

アン「核晄はまた違うんですか?」

ティム「核晄は………そうだな。次回に回そうか。今回長くなったのもあるが、本編が一回分延びたから、巻末付録も一回分増やせる事になってな(笑)」

バニー「ちょっと、嘘でしょ(笑)」

レニー「………話数構成を見直したとのこと………」

ティム「次回は帝国空軍と、核晄の話をしよう。………とりあえず、これで今回の説明は終わりだな」

アン「アルストロメリアクルーのみなさんも、ご説明ありがとうございました!テラスさん結婚してください!」

テラス「お断りします(即答)」

アン「ひーーん!(涙)」

バニー「ホント、こりないわね(笑)」

 

 

 

 

 

 

 

レニー「………ここから下は、設定を箇条書きにしたものです………」

ティム「まぁ、先程説明したものを改めて書いているだけだから、基本読まなくても大丈夫だぞ」

アン「アルストロメリアを舞台にした作品とかを書く際は参考にしてくださいね!」

バニー「だから書かないってば!!!」

 

 

 

 

〇飛空艦アルストロメリア、波導エネルギーの設定

 

 

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☆飛空艦アルストロメリア

 

ルレーブ王国所有の高機動飛空戦艦。

現艦長はカイ・C・サトクリフ博士。

 

 ・正式名称は「蒸汽複式高機動飛空艦、H-ALST65/R」。アルストロメリアは通称。

 ・全長約103ミータ(103m)

 ・浮力は浮揚ガスとサブローター

 ・推進力は波導エネルギーや高圧蒸気の噴出、および波導システムによるメインプロペラの回転

 ・船体安定はスタビライズドプロペラ

 ・進行方向の微調整は、サイドスラスターおよび船底噴射口

 

 ・『瞬間加速機構(イグナイテッドアクセル)』による急加速、急発進が可能

 ・主砲として『震撃雷管式重加圧波導砲"ミョルニア"』を所有

 

 ・過去、多国間戦争時に製造、稼働していた。当時はティム皇子の父親(前王)が艦長だったが、戦争時に死亡。

 

 

 

☆波導エネルギー

 

なんか難しいエネルギー。

理解したら負け。

 

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