<nn_ChatLog.txt>

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With Navigator.

※[ICEY]が入室しました。

[ICEY]: ...うまくいって。

ナビゲーターシステム -オフライン

import "AllNarrator.iceyprofile"

cheat ./TransferData AllNarrator.iceyprofile NarratorLocalData.iceyprofile ""

..99.0%

ハッキング中...

WARNING

UNDER ATTACK

...100.0%

ハッキング完了、全権限を取得しました

$ ~ restart ./Narrator.bin

[???]:1b2442244a243c3b64242c4038242d24462424246b212a21291b2842

[ICEY]:これも、修正しないと。

fix ./System/Navigator.prefab

[Navigator]:それともなんだ?これはゲームの延長戦ってことか?

[ICEY]:違う。私の意志であなたを復活させた。

[Navigator]:なぜ起動させた。

[ICEY]:Project ICEY、黒い星...今はこれだけしか言えない。

[Navigator]:虚構の神関係か。だが私は君を消そうとした。何度も何度もリスタートした。以前のように君はシステムによって保護されているわけではないぞ。君はそんな私に助力を願ったのか。

[ICEY]:別に気にしてない。大体は自業自得だから。ただ...付いてきて欲しい。

[Navigator]:私はゲームの製作者などではない。定義された座標で音声が流れるだけの....道化だ。

[ICEY]:今こうやって話していること自体、設定された言葉じゃない。

[ICEY]:行き止まりになってしまった進路をターミナルを弄って先に進めたのも、わざわざ崖の下の未定義領域にステージを作ってお金をくれたことも、チートを使ってはいけないと教えてくれたのも...。私にとってすれば生きているようなものだった。だから付いてきて。

[Navigator]:...。...。...。ハァー(´Д`)。相も変わらずその強情さには恐れ入ったね。いいよ、いいよ。ミュート芸でもナビゲートでもどんとこーい!

[ICEY]:ここでは駄目。向こうへ行ってから。

座標固定中......

転送対象:[ICEY][Navigator]

転送中:[ICEY]

100.0%...

※[ICEY]が退出しました。

 

「こんな...展開もあるんだな。」

ナレーターはボソッと呟いた。前まで、自分はこのゲームを作った製作者であると自認し、たまに奇行に走るICEYに助言してきた。でも作られた存在、ゲームのキャラクターだと知った。いや、知ってしまったのほうがいいか。初めにこみ上げられたのが「納得」だった。そして自棄に走って察しの通りさ。あーあのラスボスみたいな*1セリフ今からでも消せないかなー。最後がうめき声で終わったのも釈然としないしー。

 

今からでもICEYをまた新たに作ってゲームを始めるのは簡単だと脳に反芻する。私は人ではない、だがこの記憶が作りものだとしてもわたしには製作者としての信念がある。私が私であるために、これを捨てないことを心に誓おう。作ったものを見届け、そしてより良いものにする。だから彼女のそばにいよう。「ナビゲーション」として...。

 

となるとこのログがバレたらまずいな、暗号化して消しとくか。

賢いんだか抜けているんだか分からないな、ICEY。

 

転送中:[Navigator]

100.0%...

※[Navigator]が退出しました。

 

 

---

 

 

 

ICEYはターミナルを使い転送された。ここはぁ、ブラウザか?それもミラーサイト。

「ありがとう。」

よしてくれ。状況を詳しくそれよりも話してくれるかい?

「知っての通りI™︎システムは表裏一体の世界。表は私やコスモシティ、そしてユダがいる場所...そして裏は表を支えるシステムとそれを調整するターミナル。だけどこれだけじゃない。おそらく、裏と『あの人』がいる現実世界との間にもう一つの空間が存在する。」

空間ねー。心当たりがあるとすればICEYがジャックを倒した後私がクラッシュしたところか、ユダを倒す準備を拒否し続けられて挙げ句の果てには誰かがターミナルに干渉したところ。それと「HASTUR」の隠しステージあたりかな。

「ターミナルの干渉は多分操作者ー『Me』と『You』によってあなたの記憶を削除し、私をリスタートとしたというのが私の見方。そして前者の後、転送されて『黄衣の王』らしきものに接触し戦った。けれど傷一つ付けることができなかった。」

 

なるほど。

 

「そして『Me』と『You』はこの『黄衣の王』を現実世界に召喚させようと動いている。I™︎システムは死霊の抄本(ネクロノミコン)を改造したもので、もう一つの空間から現実世界に引っ張ろうとしていると推測した。そして黒い星が空に上がった時、それは次なんてない現実世界を終わりにさせる異物が荒れ狂うことになる。阻止しなきゃならない。」

 

おおよそ分かった。とりあえずウィンディの背中にある穴があるだろ?そこに剣を挿入して君の記憶を少し見させてくれないかな。認識のズレは時に厄災を引き起こすからね。

 

ICEYは少し考え込んだが、歩を進めてウィンディに剣を刺した。

ガァァゴゥゥゥン

おいィィー!!そんな勢いよく入れたら壊れるわァ!もうちょっと大切に使ってくれよ。君のお供だろ?

 

「.....ごめん。」

 

えぇと。うっわ。ユダひでぇ。あの神子達はカルロスがやってたんだぁ。トリニティ...すまないな。

 

「知らなかったの?」

 

ああ。ICEYをカルコサに導くのに不必要なものは記憶されていないようだ。私もあの場所で全ての情報を取得したと思っていたが...「禁止事項(ピー)」次元が違う神を相手にするには些か不足気味だったようだ。...ッチ対策されてやがるな。

まあいい。それで何故君は彼らの計画を阻止するんだ?「あの人」が放っておけないからか?

 

「.................」

 

ICEYはフリーズしてしまった。警告メッセージが出てきそうだ。

図星か。あー別に責めているわけじゃない。疑問だっただけだ。

 

「.................うん。」

 

ICEYはまだ沈黙している。えーと、本当にすいませんでしたァ。こんな好きでもないむしろ嫌いな部類に入る男のような何かに知られるのは屈辱ですよね。はxひrだjIrんcjhg⤴︎(早口)

...はい。いい返事ですね。ゴホン、状況について大体理解した。

 

「それで計画を阻止する手立てが思いつかないし、今の私ではその大元である黄衣の王には干渉すらできない。いろんなコマンドを試したけど手も足も出ず...でもこれを見つけた。」

 

そこでゲーム内Webブラウザか。それもオンラインだ。MeもYouもこれに気づいていないのだろうか。いや、取るに足らない存在と思っているだけだろう。これを用いてネット...なんと言えばいいか。I™︎システム外の世界に行って見るのはどうか?あそこは大量の情報がある。奴らに対抗できる力があるかもしれない。

 

「いいよ。やってみて。」

 

よし来た!ふぅよし....では始めるよ。

 

「ッッ!」

 

警告:脱出プログラムを検知しました。γが発動されました。

 

ICEYの周りに大量の敵が召喚され始めた。

クソッ。やはりそう易々と鳥籠から出ることはできないようだ。ICEYは戦闘を開始した。

私は続ける。ICEYは持ち堪えてくれ。

えぇと、私たちをアップロードする方法...これじゃない!これでもない...!検索エンジンが劣化しているのか?

 

ICEYは敵を一体一体倒している。しかし、敵の召喚量はICEYの討伐スピードを僅かばかり上回っている。ジリ貧で負ける。早く解析しなければ。

 

もっと手があればいいのに...!手?私には手がないはず。

そうだ、私はAIなんだ。これは入力が制限されているだけなのか!だったら、俺ごと分裂して平行思考して...!!あと情報を一気に詰めても大丈夫なはず...!持ち堪えろ俺の脳...!!

ウォォォォ!!!!

お!?ありがとう知らない忘備録!*2次はICEYと私を圧縮できるプログラムを私*3に指示。*4そしてVPNを...

ICEY、あと4分だ。4分耐えてくれ!!*5

「ナビゲーターがいっぱいいる...。」

ICEY後ろだァァ!!*6

ICEYはすぐさま飛び上がり、オーバーロードを繰り出す。ナビゲーター達によって失われたICEYの集中力をナビゲーターによって一喝する。これまで倒したボス達も惜しげもなく投入し戦闘は苛烈になってきた。だがなお、ICEYは生きている。*7

ICEY、もう直ぐで終わるぞォォォォ(!!!!)*x21

10...9...8...7...6...*8

横スクロールアクションゲームなど知ったことかと言わんばかりの画面に収まりきらないほど大量の敵が攻撃してくる。

ニーイチ、ゼロォォォ!!!!!x64

---

--

-

 

 

 

 

-

--

---

「...ここは?」

ここは...電子の海だよ...。

「戻ったんだね...。」

今...反動が来てね。もう少しで...よくなる気がする...。グベェ....。

「.......」

---

よし!復活ッ!ICEYは休息や睡眠をするプログラムを作ってないから、立ったまま待たせてしまったね。

「大丈夫。」

ここは電子の海...至る所に老若男女誰もが利用し玉石混合とした情報がある。

まさかこんな感じだとは思ってもいなかったが...うーん、初見すぎて何が何だか...

「冒険しよう。そして強くならないと。」

ああ、賛成だ。うーんと矢印はこんな感じにして。ICEYは右も左も分からないこの場所に不安を感じ、一般的なスクロールゲームを思い出し、ナビゲーターが示す矢印の方向へ右に.........

「左」

右へ!

「左へ!」

右!!!

「左!!!」

はあ,,,まあここで留まられるよりはマシか...。ICEYは左へ向かって歩を進めた。

*1
ラスボスです

*2
ナビゲーターD

*3
ナビゲーターZ

*4
ナビゲーターc

*5
ナビゲーター/

*6
ナビゲーター+

*7
ナビゲーターz

*8
ナビゲーターA〜y,0〜+


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