貴方の事が好きすぎるスタレ女子だなんてそんな。 作:究極進化さむらい(2歳)
鈍器で殴られたような、重量を持った鋭い痛みが頭に響く。
頭が痛い。
視界が赤くなっていることから、頭部から流れてしまった血液が目に侵入してきたのだろう。
目が痒い。
腕は曲がっては行けない方向に曲がっており、刃物で切りつけられたような傷口から流れる血液が、生暖かくて気持ちが悪い。
腕が動かない。
体中に奔る倦怠感のせいで、目の前の脅威から逃れようにも足が動かないから逃げることができない。
足が痺れている。
僕に迫ってくる、暗黒に犯された獣は目をギラつかせ、弱者という獲物を見つけた事に歓喜している。
もしかすると、僕はここで食われてしまうのだろうか。
不幸にも、戦う力を持たない僕では奴らを殺す手段を持ち得ず、只々死に怯える事しか出来ない。
助けてくれ、なんて言葉はもう飽きるほどに叫んだ。
逃げ始めてからどのくらい時間が経ったのかは分からないが、こんな場所に助けが来るとは思えない。
でも、それでも。
きっと
ううん
かならず
『怖いのは、セイレンスがやっつけてくれる………』
◆◆◆
目の前に広がる惨状は、私の心を酷く揺さぶった。
何よりも愛しくて、大切で、命に変えても守ると誓ったのに。
私の愛しい小魚は、光の無い虚ろな目をしながら涙を流している。
彼の顔に大きな裂傷があり、頭部からの出血が止まらない様子が見て分かる。
「っぁ、はっ……ぅ…あ………わた……し…の、愛しい……ぁあ……」
私の彼が泣いている。
きっと、心の中で助けを求めている。
私は一刻も早くキミを助けなければいけないのに。
足が震えて上手く動かせない。
キミを襲う脅威はもういないと言うのに、キミを救う力など、私には無い。
どうして、私が愛しのキミを助けるどころか、彼が危険に晒されている時に傍に居なかったのだろうか。
もし私が愛しい小魚と一緒に居れたなら……
キミは苦しむことなんて無かったのに。
殺すことしかできない、自分が憎い。
キミを苦しみから解放できない、自分が憎い。
誰かに頼ることしかできない、自分が憎い。
嗚呼、どうか彼が目を覚ましますように。
願わくば、キミが私を求めてくれますように。
◆◆◆
「愛しい小魚。私の側を離れるな」
虚ろな瞳で見つめながら、セイレンスは僕の体を引き寄せてそう言った。
彼女のひんやりとした肌が、熱で腫れ上がった僕の肌に触れて冷やされていくのが分かる。
セイレンスの腕が背中に回され、密着するように抱きしめられて、体は冷えていくのに心は暖まっていくようだ。
何故、自分はセイレンスに抱きしめられているのか。
記憶が朧気なためか、今の状況を理解することが出来ない。
体中に走る痛みの原因も分からず、セイレンスに聞いても、決して彼女は話そうとしてくれない。
「キミは何も知らなくて良い。もう苦しい思いはしなくていいんだ」
なんて事を話すセイレンス。
彼女は酷く怯えたような表情をしており、僕を抱きしめる両腕からは絶対に離さないと言う意思が感じられる。
どうして、そんな辛そうな顔をしているのだろう。
僕にはその理由がわからないけれど、彼女を抱きしめなければいけない気がした。
「……っ!……キミは…とても暖かくて、安心するな」
セイレンスを抱きしめ返すと、少しだけ安堵したような表情をする彼女がそこに居た。
彼女は僕の胸に顔を埋めながら、両腕で強く抱きしめ続けている。
「愛しい小魚。これからもずっと私の側に居てくれないか」
「私はキミの恐怖を殺す剣となり、必ずキミを守る」
「だから……お願いだ。私を置いていかないでくれ」
そう呟くように告げるセイレンスの姿は、普段の彼女から想像できないほど、とても弱々しくて、とても儚くて、とても美しかった。
そんな姿を見てしまっては断る事は不可能に等しい。
元より、拒否するつもりはないが。
セイレンスに出会ってから、多くの恐怖を取り除いてもらってきた。
今後もまた、僕が恐怖を感じる様な出来事など、沢山あるだろうし。
そんな時もセイレンスの隣に居たいと、セイレンスには傍に居てほしいと願ってしまう。
「……ありがとう。やはりキミは優しくて温かいな」
僕がセイレンスの側に居るという旨の返事をしたとき。
彼女は涙を滲ませながらも柔らかな笑顔を見せてくれた。
そんな彼女の表情を見て僕の心が満たされていく。
セイレンスと目が合うとお互いに惹かれあうように口付けを交わした。
触れるだけの優しい口付けだったが、彼女への愛しさが溢れて止まらなかった。
「愛しているよ。私の愛しい小魚」
これ、ひしょーのやつとほぼ同じなのでは?
さむらいは気づいてしまった。
つーわけで、短いですしマジすんませんした。
セイレンス書くのむずいね。
分は良い感じに書けるけど、ネタがマジで思いつかんわ。
そんな訳で今回意味分かんないのが誕生した。
何でこんなネタ出てこないんやろ
と言うわけで今度、大好きな貴方を目の前でサフェルに犯されて脳破壊されるキャストリスと言う、R18のやつを書くかもしれません。
皆が望むならだぞ☆
あと、R18のシチュ募集しますのめ、よろぴくね
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=331926&uid=398988