転生した結構やべぇやつ   作:ただのコマチ

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どうも。本当に遅くなりました。

申し訳ありません…ええ、もう。本当に。
一応事情説明という名の言い訳をさせていただきますと、
・リアルで色々忙しい
・あずいろが尊い
以上の2つが主な理由となります。

最近のあずいろは…すごいんですよ。
もうね…ほら。ほら。

あずいろ最高!あずいろ最高!(*゚▽゚)ノ
あなたもあずいろ最高と叫びなさい m9( ゚Д゚)

…はい。失礼いたしました。
んなこと言ってますがまだ続きます。今後期間が空いた場合は忙しいかあずいろに狂っていると思ってください。


と、いう訳で。
今回は『エルがAZKiと配信する話』になります。
リクエストをくださったジェネリックたい焼き様、ありがとうございました。

リクエスト、そしてご意見等お待ちしております。
よければこちら↓からどうぞ。
リクエスト募集・ご意見投函箱


※注意
いつも通りキャラ崩壊が激しくなっております。
そして今回ちょっと文字数が多いです(当社比)
そして、一応頑張って描いた挿絵が入っています。
挿絵が!!入っています!!




【特別ゲストあり】ホラーゲーム…します…!

 

 

 

 

諸君、元気だろうか。

私は元気だよ。ははっ(半ギレ)

 

 

…ふう。とりあえず落ち着け私。

 

状況を整理しよう、というかさせてくれ(願望)

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

「エールちゃ〜ん!」

「お疲れ様です…なんか、ご機嫌やないですか」

「そうかな〜」

 

はい、かわいい(確信)

なんか最近AZKiさんの尊さが2割増し、いや8割ぐらい増してるような気がする。

なんでや。別にいつもと…変わらん、よな?

しぶい味のポ○ィンでも食べました?

 

「…」

「どうしたの?」

「あぁいや、なんでもねーです」

「?」

「それで、AZKiさんはなんで来たんですか」

「会いたかったから!」

「はいはい…」

 

はいはい、いつものですねーいつもの。

ご足労どうもありがとうございますねぇ…まあ、嬉しくはある。ちょっと、ちょっとね。

 

「…っていうのは冗談で〜」

「ぇ」

「…悲しい?」

「…ほんまにちょっとだけ

「…ふふっ、ごめんごめん。会いたかったのはほんとだよ?」

「うっさい」

 

……びびったぁ…!!

 

いや別にAZKiさんに嫌われるんが心底嫌とかそういうんやない。そうやない。

それならそれであずいろの可能性が復活する訳ですしおすし…あと、私はそんなに依存する方じゃない。

こういうのはあんまり引きずるつもりもないし、なんだかんだ復活もできるはず。

多分…多分、そのはずや。

 

「で、本題は、なんなんや」

「…次の週末なんだけど…お泊まりとか、どうかな」

「…お泊まり?」

「うん」

「…こんな改まって言わんでも、けっこうな頻度でやっとる気がするんやけど…?」

「あぁ、えっと、今回はエルちゃんの家じゃなくて…私の家で、ね」

「……え゜

 

AZKiさんの家…家!?!?!?

 

「いつもエルちゃんの家だから…たまには私の家でもいいかな〜って」

「えっあっいやっ、そっそそそれは大丈夫なんですけど」ガクブル

「全然大丈夫じゃなさそうだね…ほら、おちついて」

「スーーー…ハーーー…」

 

ふー…

 

「…ええんですか?」

「うん! 大歓迎だよ!」

「…そういうことなら、まあ」

 

お呼ばれ…AZKiさんのお家に、お呼ばれ…うへへ

…いや、AZKiさんから、というか世間一般的に見たら? 別に仲良い人を家に招くくらい普通のことなんやろうけど…前世でもあずいろでやっとったけど…さ。

私とAZKiさんは、こんなんでも、こんなんでも一応恋人な訳やし…こうやって家に呼ばれるとなんというか期待してまうというか…

 

…違う。いや違う。なにを、ナニを期待しとるんや私は。

なんも期待しとらん、別になんも特別なことは…ある、けど。

なんも期待しとらんし、そういう・・・・ことを求めてる訳とちゃうんや…ちゃうんや…

 

 

「一緒に配信しようね!」

「ちょい待て」

 

 

うん、そうやんな。

こういう時に受難が無いって思た私がバカやった。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

「…お邪魔します」

「いらっしゃーい♪」

 

なんだろう。

推しの家の敷居を跨いだのになんにも感動できない。むしろ跨ぐ前に戻りたい。

もちろん理由はお察しである。クソがよ。

 

「…AZKiさん」

「どうしたの? もしかして、忘れ物?」

「ああいや、必要以上にもの突っ込んできたんで……その、ほんまに配信するん?」

「うん!」

「さいですかぁ…」

 

うーん、いい笑顔。

今の状況が状況やけどやっぱり尊い。

状況が状況やなかったらもっとよかった。

 

「…一応聞いときますけど、ほんまに大丈夫なんですか?」

「うん。ちゃんと会社にも通してるし」

「あーはいそれならよかったですー…はぁ…」

「そんなに嫌だった?」

「あーいえ……別に、嫌っちゅう訳やないんですよ。ただ…ただなぁ…」

 

問題は2回目の配信がAZKiさんの個人チャンネルかつ1対1(タイマン)かつオフコラボってことなんよ。

こんなんさ、ただのオタクが耐えられるものなんやろか。いやぁ…(耐えられ)ないです。

 

「なに〜?」

「はは…私が明日生きれてるかなぁって…」

「えぇ…(なんだかんだ言ってるけど大丈夫だと思うんだよね…エルちゃんだし…)」

 

つらい…不味い、AZKiさんと一緒やし大丈夫やとは分かっとるんやけど、つらい……主にメンタルががが…

 

「あ゙あ゙あ゙…」

「……エルちゃん」

「はいぃ…」

「これ、なーんd「ベーカリー戌神駅前店限定の『数量限定! 超超超幻の(ごく)(きわみ)メロンパン』!!!!」…うん」

 

えっ!?

えっ、いや…えっ!?!?!?

 

「なんであるんですかぁ!?」

「ふふっ、ちょっと、ね?」

「ちょっとってなんやちょっとってぇ!!」

 

うわっ…うわぁっ!!

『ベーカリー戌神駅前』店長の戌神さんどさん、戌神ころねさんの従兄らしいって噂があるけど真偽は不明…ってのはどうでもよくて。*1

そのさんどさんが極稀に気合いを入れて作る至高の逸品…数量がめちゃくちゃ限られてる上にそもそもいつ並ぶか分からないからなかなかどころか滅多に買えない、まさしく“ 幻 ”のメロンパン…めっちゃ名前がバカっぽいけど…!!

しょっちゅう言ってるのに、休みを潰して買いに行くこともあるのに、まだ買えたことはあらへん…名前通り超超超珍しいやつやのに…!!

 

「なんであるんですかぁ!?」

「エルちゃん、いつもがんばってるから。誕生日とか特別な日もそうだけど…こうやって、なんでもない日にもなにかあげたくなっちゃって」

「あずぎざぁ゙ん…!」

「…エルちゃん。今日の配信、よろしくね?」

「はい!! やりましょう、なんだってやってやってやろうやないですかぁ!!」

「(ちょろいなぁ)」

 

AZKiさん、ほんま、ほんっま…!!

好き!! 大好き!! 神!!

 

「…今なんでもするって言った?」

「はぁい!!」(満面の笑み)

「(…なんか…悔しい…)…じゃあ、はい」

「…はい?」

コレ・・、着てほしいな♡」

「…スーーーーーー…AZKiさん……そのー……さすがに、コレ・・を着るんは……」

 

 

「…」スッ

「……よろこんで、着させていただきます…」

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

 

ほんで、メロンパンにほいほい釣られた私が馬鹿やったと…はぁ…

いやでもしゃあないやん…食べたいんやもん…

 

…んで、現実逃避はこんぐらいにして、そろそろ向き合わなあかんのよな。

 

 

「…ほんまにコレ・・着なあかんのか…」

 

 

そう。そうである。

 

AZKiさんの通常衣装である。

 

なんでって思たやろ? 私もや(迫真)

言うたやん…前AZKiさんの服着た時はもー精神力ギリギリやったんよ。それを? 配信で? 長時間(おそらく)着ろと?

うん。間違いなくやばいね。

 

まあメロンパンを吊るされて頑張らない訳にはいかないのである。

もうこの苦労が霞んで見える…おいそこ、涙でぼやけて霞んでるとか言わんといて。

違うから、割とマジで(比喩的に)霞んで見えるんや。

私の好きなもの(メロンパン)に注ぐ気持ちを舐めてもらっちゃあ困る訳なのだよ。

 

「フーーーー…よし…」

 

汚さへんように気ィ使わんとね…あ゙?

 

「……やっべぇ…」

 

(うせ)やん。んなことあ…るかぁ(悟り)

まさかサイズがちょっと小さい・・・・・・・・・・・とは…このリハクの(以下略)

うむむ…影収納と修正使って…よし入った。便利で助かりますわぁ…入っちゃったなぁ…

 

 コンコン

「エルちゃーん?」

「はぁいっ!?」ビクゥ!!

「けっこう時間かかってるけど…大丈夫〜?」

「あー、うん、大丈夫や…覚悟するんに時間取りすぎただけよ…」

 

…見せなあかんよなぁ……覚悟…決めますかぁ…

 

 

 ガチャ

「とりあえず、着ましたけど…」

「…」パシャシャシャシャ

「せめてなんか言ってくれません?」

「かわいい。すっごくかわいい」パシャシャシャシャ

「さいですか…」

「…」パシャシャシャシャ

「ええ加減止めぇ」

 

とりあえず変なことにはなっていないらしい。

一安心ではあるか…まあここから先が問題なんやがね…はは…

ちなみにAZKiさんは私服である。

まあ服借りとるんやし当然っちゃ当然なんやけど、うん、かわいいよ。

でも…もうちょっと、穏やかな精神で見たかったなぁ…ってぇ…

 

「今更だけど、大丈夫かな」

「なにが」

「サイズとかだよ。襟元も緩めてるし」

「これに関しちゃ好みです。緩い方が好きなんで…まあ、それはええんやけど…」

「けど?」

 

 

【挿絵表示】

 

 

「…ちょっと、胸のあたりが…」

「…そっ、か…」

 

そうなのである。

ちょっと前までAZKiさんとあんま変わらんとか思っとったんやけど、いつの間にか育っとったらしい。

普通気づくんやろけど…『修正』できてまうから。

服とかのサイズは自由に変えれてまうんよねぇ…やから、楽ではあるんやけど気づけへんのや。

 

最初は入らんくてマジで焦った。そんでちょっとだけ影収納使って無理矢理入れこんだ。力技である。

 

「いつの間にこんなに…」

「…」*2

 

ほんま、なーんでこんなに育っとるんや…今まで太ろうとしても太れんかったのに。

ちなみに育ったのは胸と尻。

いや、育ったのはまあ、良いんやけどさぁ…部位が部位なんよ。素直に嬉しくなれへん。

 

「…ごめんね」

「? あぁ、サイズやったら影収納使っとるし。別にキツくはないんで大丈夫よ」

「…うん。それなら、いいの」

 

「そういえばなんやけど、今日ってなんの配信するん? なーんも聞いとらんのやが」

「…」ピシッ

「…AZKiさん?」

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

「…よし。ついた、ね…はぁ…」

 

:初手ため息草

:いつもの

:こんこん

:こんあずき〜

:草

 

「うぅ…はぁ…うぅ…」

「はーい、こんこんこんあずきー(棒)」

「エルちゃん!?」

「さっさと始めんかい」

 

:!?

:エルさん!?!?

:神回確定

:うーん辛辣w

:ダウナーこんあずき助かる

 

はい、始まりましたとさ。

そして初手からコメ欄の様子が気がかりである。

なんやこの反応。

 

「AZKiさん、私が出るって言っとらんかったんですか?」

「…あれ、見てないの…?」

「……今見ましたけど、書いとらんやないですか」

「かいてるじゃぁん…」

「名前出しとらんから書いたとは言えへんやろうて…というわけで開拓者及びリスナーの皆さま。スタッフの獅乃部エルです」

 

:よろしくー!

:よろしくお願いします

:新感覚のサクサク感

:あれ…聞いてたのと違うな…?

 

「ほらAZKiさん、しっかりする」

「うぅ…こんこんこん、こんあずき〜…今日はこの、『真夜中道中〈四〉』*3を…やりま〜す…」

 

ホラゲの怖さを誤魔化すため、というより現実逃避気味なハイテンションやったというオチである。

なんか前世でこんなことは無かったような気がするんやけど…うーん。

これも私の影響? いや別にどうでもええっちゃええんやけど…

 

そんで、この『真夜中道中〈四〉』なんやけど…前世のホラゲーとは一味違う。

フルダイブ型VR…というやつでええんか?

まあそんな感じで『ホラゲーの世界に入り込んで実体験ができるタイプの』ホラゲーである。*4

それもそのはずこの世界、魔学やらなんやらのおかげで無駄に、いや全然無駄じゃなく技術力が半端ないのである。

なんかよく分からんけどすごい。

 

そいで、私はAZKiさんと一緒に『真夜中道中〈四〉』の世界にダイビングしている(現在進行形)

巻き込まれたとも言う。

クソがよ(豹変)

 

でもまあ別に特段問題がある訳ではない。なぜならプレイヤーじゃないから。

常在無敵判定と透明化やね。完全無欠の観客(スペクテイター)…(楽で)ええやんけ。

 

「今日は見守り兼付き添いのエルちゃんがいます…」

「あぁ、私見守りやったんか」

「…あれ?」

「言われてません」

「…はい。見守り役のエルちゃんでーす…」

 

:うーんこの

:エルさん優しい

:それでも付き合ってくれるあたりてぇてぇ

:あずエルてぇてぇ

:てぇてぇ

:エルさん何気に新衣装じゃね?

:てぇてぇ

 

「あっ、気づいた!?」

「AZKiさん?」

「そうなの! 怖さをなんとか誤魔化せないかと思ってエルちゃんに頼み込んで着てもらったんだけど、ほんっと〜にかわいくって! 他にも色々着てほしい衣装はあるんだけど、前々から私の服を着てる姿を一回だけでも見てみたいと思ってたの、エルちゃんの雰囲気にも合うと思ってたんだけど、やっぱりエルちゃんにしっかり似合ってるしなにより魅力が2倍どころか何倍にも「ステイ」

 

:草

:かわいい!

:名誉限界オタク

:ここでエルさんストップ

:これもまたてぇてぇ

 

「むー…なんで止めるの?」

「…んなもんさっさとゲーム始めてほしいからに決まっとるやろ」

「ダメ?」

「…ダメ」

「うぅ…」

 

そりゃそうじゃ(博士)

何気に私の精神ゴリゴリ削れとるんよ…なんかいい匂いするし、スカートだし、いい匂いするし。

私としてはさっさと終わらしてもらって、いつものズボラスタイルになりたいのが本音なんですわ…スンスン

 

:一瞬迷ってて草

 

おいそこ、うるさい。

 

「ほら、こうやって一瞬迷ってくれるところもかわいいんだよ」

「そんだけ元気ならいけそうやな」

 

うーん、もうどうとでもな〜れ☆

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

…んで、なんとか始まった訳ですけれども。

 

「あっ、あった! それで、これを……ぇ」

「まだ拾えないみたいですねぇ」

「いやぁあああ!?!?!?」

 

かわいらしく透き通った悲鳴である。

うっせぇ。

 

:悲鳴助かる

:悲鳴カウント:18

:今悲鳴あげた?

:ん?

大空スバル:ついにあずちゃんもこっち側か

:鼓膜ないなった

 

リスナー様たちも…半数くらいは鼓膜がご臨終らしい。

まあ無理もない。ギリギリノイキャンが入らないレベルの大きさと高さでかわいらしい悲鳴を大音量でお届けしとるんやし…なんやその天性の才能は。そんなもん捨ててまえ。

 

ちなみにコメントは主に私が見とる。

そりゃ(AZKiさんはゲームする訳だし)そう(なる)よ。

心なしかコメントの流れが早いような…なんや、今日の回線は爆速か?

 

「ってか今大空さんいましたね。お疲れ様です」

「うぅ…スバちゃん…」

「こら、ここぞとばかりにポーズしない」

「うぅ…いつもより厳しいよぉ…」

 

大空スバル:辛辣で草

:草

:これで?

:いつもが甘すぎる説

:これもまたてぇてぇ

白上フブキ:エルさんいつもホロメンには甘いから

:草

 

「あらら、集まってきましたね」

「フブちゃん…怖いじゃん!! 怖いじゃん!?」

「白上さんに勧められたんや…それやったら、AZKiさん」

「…なに?」

「前もんなこと言っとりませんでした? そろそろ学びません?」

「」

 

:ファーーーwww

:火の玉ストレートwww

:遠慮がねえw

白上フブキ:いつも助かってる

大空スバル:エルさん、それは言わないで

:草w

 

「こ、これはちょっと次回に持ち越さないと…」

「えー、推奨プレイ時間がー?」

「ほ、ほら! エルちゃんも耳が辛いでしょ!?」

「自覚あったんやね」

「だから、」

「でも耳毛に吸音材の性質付与したんで余裕やよ」

「ぇ…」

「造作もねぇです」

「…ぁ……わぁ…」

 

あっはっはー、泣いちゃったー(外道)

でもAZKiさんこんなこと言うような人やったか…?

前世でんなこと…私が把握する限りはなかったような。ミオしゃのやつならもうちょっと把握できとるんやけど。

うーむ…まあ、これも私の影響なんかね。

というかほとんどコレで理由になってまうのが怖いところやんな。

 

:うーんこの

:造作もない(絶技)

:そんな簡単なことだっけ…

:草

紫咲シオン:エルさん今度教えて!

 

「あーはい今度魔法式だけオシエマスネー」

 

ちなみにそんなもんはない。

いや実際『魔法式』というものは存在する。

魔法を使う基盤がどうたら…私は全然分からん。父と同じく魔法方面の才能はからっきしなんですわ。

これは悪魔の力やから、マジもんの「合法チート」。それをそれっぽくそれな形の魔法式にして〜…うん。

使えても劣化版やから後は紫咲さんに丸投げしとる。ごめんなさい。

 

「…エルちゃん…」

「ん? え、えぇですやろ、こんくらい…あっアイテム」

「ほんとだ……これ絶対くる・・よね…?」

「来るやろねぇ」

「…エルちゃん…」

「AZKiさん、がんばってください!」(´ᴖωᴖ`)

「やだ、やだぁ…ばかぁ…!!」

 

 

 

……

 

 

 

「ほら、早よせんと潰されんで」

「やだ…こしあんになりたくないぃ…!」

「…こしあんふふっ…」

「笑わないでぇ!」

「いつも笑え言うとりますのに? …ぷぷぷ…」

「エルちゃぁん!!」

 

 

 

……

 

 

 

「…どっちだっけ…」

「右とちゃいまふ?」モグモグ

「ほんとにっ!? 何食べてるの!?」

「ビーフジャーキーれす。食べまふ?」モグモグ

「えっじゃあ…アッ(GAME OVER)」

「あらら、やりなおしですねぇ」

「やだあぁ…!!」

 

 

 

……

 

 

 

「…むり……むりだよぉ……」

「もうちょい頑張れません?」

「むりぃ…」

 

AZKiさんが死んだ! このひとでなし!

 

…まあ、私から見てもキツそうではあった。

フルダイブ型やから走り回らならまかんし、襲ってくるのもリアルに体験してまうし。

 

ちなみに現在進行度はだいたい2/3とちょっとくらい。なんだかんだ着実に進んではいる。

でもかなーり速度が落ちた。てか止まった。

 

:がんばれ

:愉悦*5

:愉悦

:がんばえー

:愉悦

 

おいそこ。愉悦しない。

まあ楽しんでくれとるってことで、配信的にはええんやろうけど…うむむ…

 

「…はぁ…いけます?」

「むりぃ…やだ…おうちかえるぅ…!」

「もうお家におりますやろ」

「うぅううぅ…」

 

んで、AZKiさんには申し訳ないんやけど…これ以上長引かせる訳にもいかんのよね。

なんでって、そりゃ(私の精神衛生上)ねぇ…

 

…はぁ、しゃあないか。

 

「…設定これを、こうして…」

 

設定をいじって参加人数を1人増やす。

幸いなことに途中からでも参加できるタイプやったんがありがたい。

 

「…ぇ」

「ほら、私も一緒に行きますから」

「…えるちゃあん…!」

「んなことで泣かんといてくださいよ…早よ行きますよ」

「えへへ…うん!」

 

…なんや、元気そうやないですか。

さっきのが泣き真似やった…いやいや、冗談よ冗談。ほんまに大変そうやったよ。

ほんまに辛そうやったから、これは仕方なくよ。仕方なく。

 

…まあでも、私が来たら元気になったってゆうんは…悪い気はせん、よね。

 

「…じゃあ、手も繋いでくれたり…?」

「……今回だけやで」

「やったぁ!」

 

:あっあっあっ

:てぇてぇ…

:あずエルてぇてぇ

:聞いてた話と違う…でもてぇてぇ…

白上フブキ:てぇてぇ

:てぇてぇ

:てぇてぇ…!

 

コメ欄。おいコメ欄。うっさい。

 

 

「んで、AZKiさん」

「えへへ。なぁに?」

「それ私の手とちゃいます」

「……」

「お化けさんですねぇ」

「…ぃ…イヤ(ノイキャン)」

 

うっせぇ。

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

 

 

 

というわけで、無事クリア。配信を終えられましたとさ。

 

「…エルちゃん」

「ん?」

「お風呂…一緒にはいろ…?」

「嫌です」

「えっ」

 

おいなんやその顔は。

当たり前やろ。

んで『ウソ…!?』みたいな顔しとんねん。今までさんざんヤッて・・・おいてようんな表情(かお)できるなぁ…!

 

…まあ?

ほんまに、単純に、1人でおるんが怖かっただけかもしれんけど…まあ、うん。

ええやろ(無慈悲)

 

「ほら、早よ」

「…はーい…」

 

…はぁ。

ホラゲーした後ではあるし、無理もないっちゃないかもやけど…慈悲はない。よし。

 

 

ブーーーッブーーーッ

 

ん?

 

「…マジか

 

 

 ピッ

 

 

「もしもし」

『…久しぶりだな。エル』

「…うん。久しぶりやね、

 

 

「急にどしたん? 研究とか、忙しいんないの?」

『いやなに…娘の元気な姿を見てつい、な』

「…見とったんか」

『ああ。随分と仲が良さそうじゃないか。お前も積極的になったようだな』

「うっさい」

『…お隣の、あずきちゃんだろ。彼女も立派になったな』

「…うん。自慢の、恋人」

『おお、そこまで進んでいたのか…まあ、なんだ。避妊はしっかりしろよ?』

「何言うてんねん」

『ははは…いやなに、父親として、一度は言ってみたかったんだ』

「随分とまーお茶目な権威様やわ」

『あずきちゃんにもよろしくと伝えておいてくれ…羽目を外しすぎるなよ?』

「あんなぁ…!」

 

 

『…エル』

「なんよ」

『…好きな時に帰ってこい。一度くらいは、ヒカリ(母さん)に顔を見せてやってくれ』

「……お墓できたんや」

『感想がそれか…まあ、そうだな。お前らしい』

「…分かったわ。また、正月にでも帰りましょか」

『その時についでと言ってはなんだが、あずきちゃんのご両親に挨拶を「切るでー」はっはっはっ…その辺りも変わらないな』

「あんなぁ……まあ、父も元気そうでよかったわ」

 

 

『…では、私は研究に戻らせてもらおうか……おやすみ、エル』

「うん…おやすみ。がんばってな」

 

 

 ピッ

 

 

「……挨拶…」

 

「…エルちゃーん」

「ん、ああ。上がったんですか」

 

うーーーーん…湯上がり美人。

さすがAZKiさん、かわいさと尊さの格が違う。

 

「誰と話してたの?」

「…父。配信見とったんやって」

義父さん(おとうさん)かぁ…よかったぁ…」

「…違和感はスルーするとして、なんやよかったって」

「すごっく親しげだったから」

「…ええですやろ、別に」

「むー…じゃあ、私が他の人と親しげだったらどう思う?」

てぇてぇ(仲ええ)なぁ、と」

「むー…!」

 

…別によくない?

AZKiさんがホロメン(他の誰)と話そうが…ねえ。むしろてぇてぇ感じたいから仲良うしてもろた方がありがたいといいますか。

 

「じゃ、私もお風呂もらいますわ」

「うん…いってらっしゃい…エルちゃん」

「ん?」

「…部屋で待ってるから」

 

へいへい。

 

 

 

◆◇◆◇◆

 

 

 

「…上がりましたよ…って」

「エルちゃん…」

「…何しとん」

 

【急募】推しが部屋で布団ひっ被って寝ずに待っとった時の対処法

 

…なんでや。

まあ待たせるなら思てできるだけ早よ終わらせましたけど、なんか…なんか。予想外というか。

私の予想ではもっとこう…『いつもの』って感じの雰囲気で待っとるもんかと。

 

「エルちゃんを待ってたの」

「なんでや」

「…怖くて

「…怖い?」

「…さっきのゲームが、まだ、怖くて…」

「…はぁ。だから一緒に寝ろ、と」

「うん…」

 

なんかAZKiさんの怖がり度合いが悪化しとりません?(前世比)

…待てよ、前世でもこれだけ怖がっとったんやとしたら…ホラゲコラボの後に抱き合って寝るどころか一緒にお風呂に入ったりするあずいろがいたのでは!?

キタコレ。よし別に悪化とかどうでもええ。

 

「エルちゃぁん…」

「へいへい……ん」

「…?」

「…言わせんといてもらえます?」

「えっと…」

「…ほら、抱っこ、したりますから」

「…! うん!」

 

 

…あれ?

 

何気にこうやって平和に寝るのは初なのでは…!?

 

 

*1
独自設定

*2
心当たりがあるらしい。皆さんは察せます、よね?

*3
念の為オリジナル設定。『夜廻』シリーズのかわいらしさを4割ほど怖さに変換したものをイメージしてください。

*4
ときのそらさんの小説を読んでいる方には分かると思います。

*5
スマホ編集なのですが、ワイングラスの絵文字が入ってくれなかったため『愉悦』で代用しています。





獅乃部エル
「(寝顔…かわいい…尊い…つまり前世のござるさんはこの光景を常日頃から日常的に見ていたってことで、いやもしかしたらござるさんの方が先に寝て遅く起きててあんまり見たことがないってパターンも(以下略)
通 常 運 行
するどいクセして変なところで鈍い。
ようやく「恋人である」という事実を受け入れ始めた。遅い。
そしてちゃんと自分から踏み込めるようになった。それでもAZKiの踏み込みの半歩ほどではあるが…成長である。
実はいつもの『あれそれ』がないせいで無自覚に物足りなさを覚えたりしている。


AZKi
「…えうちゃんえへへ…」
本当に余裕がなかった。
配信ではふとしたところでエルの話題が出て、その節々から重めの気持ちが滲み出ている。そのためこの世界の開拓者はすべてを察している。
メロンパンは偶然買えただけのラッキーガール。


白上フブキ、大空スバル、紫咲シオン
「「「(…いちゃついてんなぁ…)」」」
AZKiの配信にコメントしていた。
この3人含め多くのホロメンが「付き合う前と後でそんなに変わっていないんじゃないか」と疑問に思っている。


【独自設定】
・夜間道中
この世界における超有名ホラーゲーム。
〈四〉からは通常版とフルダイブ型の2パターンが発売された。

・戌神さんど
ベーカリー戌神駅前店の店長。
そして戌神ころねの従兄…らしい。
真相は誰も知らない。

・数量限定! 超超超幻の極極メロンパン
ベーカリー戌神駅前店限定の不定期販売かつ数量限定のメロンパン。
すごく美味しい。
とても美味しい。
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転生したらスキマ妖怪だった件について(作者:デスゴッド)(原作:転生したらスライムだった件)

『転生したらルーミアだった!?』とは別の世界線の転スラ×東方Project のクロスオーバーです。▼こっちではクロスオーバーする作品を極力東方のみに搾る予定です。▼また、式神や陰陽道に関してはご都合解釈なのを了承して下さると幸いです(・・;)▼それではどうぞ。


総合評価:463/評価:8.14/連載:33話/更新日時:2026年05月18日(月) 15:54 小説情報

アルビノ風TS転生生徒は頑張って生きてみる。(作者:浅倉 蒼)(原作:ブルーアーカイブ)

自分が書きたかった二次創作を書きました。▼趣味全開なので、事前に注意しておきます。▼また、初めての小説投稿なので文におかしいところなどがある場合がございます。▼不定期更新です。▼ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー▼アルビノ風の生徒にTS転生した主人公が頑張って生きてみるだけの話。


総合評価:312/評価:7.11/連載:4話/更新日時:2026年04月04日(土) 19:03 小説情報

朝起きたら儒烏風亭らでんになっていた。なお、本物は今日も普通に配信している(作者:好きな性癖発表ドラゴン)(原作:ホロライブ)

※内容がニッチすぎるので、合わないと思ったらブラウザバック推奨▼つまり、供養します▼朝起きると、俺は記憶を失っていた。▼そして鏡の中には、ホロライブDEV_IS所属・儒烏風亭らでんそのものの姿をした少女がいた。▼ただし、この世界のらでんは今も普通に配信している。▼俺は中の人になったのではなく、創作上のキャラクターそのものとして現実に現れてしまったらしい。▼家…


総合評価:639/評価:7.72/未完:18話/更新日時:2026年05月14日(木) 22:30 小説情報

生徒(黄昏接触済)に転生したけど何とか原作以上の結末を目指します。(作者:冴月冴月)(原作:ブルーアーカイブ)

▼ 目が覚めたら目の前にシュロが居た。▼ 絶叫から始まった二度目の人生はキヴォトス、それも目覚めた時点で自分は普通の生徒ではない状態だった。▼「なんで私黄昏に接触してるの? アヤメは??」▼ 脳内を疑問符で占領されつつも、折角転生出来たならと百花繚乱編に限らず、先生を助けるべく奔走することを決める。▼「私が皆の『吉兆』になれるように」▼ そんな思いを抱いて。…


総合評価:1646/評価:8.15/連載:8話/更新日時:2026年05月05日(火) 16:00 小説情報

ティファレトだったら美少女だろうがッ!!(作者:思いつきで書き出す見切り発車の化身)(原作:ブルーアーカイブ)

鋼鉄の心臓にアンチしようとしたら逆に脳を焼かれたアホの話▼※他作品ネタのタグを追加しました


総合評価:2515/評価:8.48/短編:6話/更新日時:2026年04月28日(火) 12:12 小説情報


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