これはその光と影により覆い隠された訳でも無い、本編とは何の接点も無いであろう別な宇宙に起こり得たゾンダリアンと機界昇華とが織りなすストーリー。
うそです。
→じゃぁ命の宝石じゃなくていいじゃない→そうだゾンダろう。
そんな勢いだけで思いついた短編。でもゾンダーメタル付ければ虚無感とかも消えてくれるんだろうか?
◇◆◇◆◇◆◇◆チュートリアルへようこそ!◇◆◇◆◇◆◇◆
まずここで機界昇華を学んでいきましょう!
このステージには敵対キャラは出てきません
知的生命体を見つけ、手に持っているゾンダーメタルを植え付けましょう
対象は出来るだけ成体の、ストレスを抱えた個体が望ましいでしょう
ゾンダーメタルを植え付けた対象が成長し、ソンダー胞子を生産できるまでが第一歩です
◇◆◇◆◇◆◇◆では頑張ってください!◇◆◇◆◇◆◇◆
人々の往来も増えお天道様も空の真ん中に上る時間、自室で飲んだくれる男ありけり。夜通し飲んで愚痴り散らかしているかの如く周囲には酒瓶が転がり、意味のある様な無い様な独り言をひたすらこぼしている。
「ったくよぉ・・・親方もヨォ・・・な~にが見て盗めだっつーのだったらもっとよく見せやがれチクショウメェ~!仕事が遅せぇとかどなる前に周りも見て仕事しろってんだろ全くきいてんのかオイ!お前ェもお前で仕事遅せぇんだよオレだっていつまでも見てらんねーっつーの聞くんじゃねぇよこっちだって足りない頭捻ってやってんだよそっちもアタマ捻れよいつまで新人のつもりでいやがんだクソがテメェらぜんぶばかばかうんこ!」
果てしなく駄目っぽい。視点も合わず意識も朦朧としている男に近づく怪しい影。
――ふぅむ、ワガハイの想定とは大きく剥離する文明レベルだが輝くべき第一歩は
ここから始まる!
「うぁ?」
――何も心配する事は無い、全てをワガハイに委ね、思うがまま動くが良い
振り返る男の目が捉えたモノは果たして何か?例えソレが何だったとしても男の頭が理解する前に意識が暗転する。最後の記憶に残っていたのは目の前に差し出された紫色をしたヨクワカラナイ何、この・・・何?
この日一つの街が消え、この惑星における機界昇華が開始された。
ふむ、華やかさこそないものの、第一歩は刻まれた。もう覚えてもおらぬ、この身をゾンダリアンへと進化を果たした日。崇高なる機界31原種の命に従いいくつもの惑星を渡り歩き辿り着いたこの惑星。ワガハイに敵対する者が無いのは既に調査済み、いささか事前調査に手を掛け過ぎたかとも思うが手持ちのゾンダーメタルには限りもあるし、最初期のゾンダーメタルプラントを建造しておくのは悪い事では無い。
先程まで暴れまわっていたゾンダーロボも滅ぼすべき対象を失い沈静化、完全体への変化を始めている。尤も鉄製品が発達していない文明なので石材や煉瓦が中心だったのでロボットという枠組みに当て嵌めて良いものやら意見は分かれる所である。アレが完全体へと成長した暁にはゾンダー胞子の成長と、捕らえた素体を苗床にゾンダーメタルの量産化、惑星各地に放ってゾンダーメタルプラントを次々に増設・・・考えるだけで体が歓喜に打ち震える。
今ここにワガハイによる輝かしき機界昇華開始を宣言するものである!!
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ん~なんだぁ・・・あつくもさむくもねー・・・なにもかんじねーしはらもへってねぇ・・・ん~・・・いいカンジにねむたくておきあがるきもおきねー・・・もうこのままシゴトやめちまって・・・仕事?薄給とは言え行かなきゃ金が貰えねぇ、好きな酒も飲めねぇ。メンド臭せぇが起きてシゴト・・・あれ?シゴトってなんだっけ?っていうか好きなモノ?酒?ってなんだっけ?っていうか・・・
オレってなんだっけ?
あーもぅめちゃくちゃだよ・・・かんがえたいけどかんがえがまとまらんし、きになってねむたいのに目が冴えてきやがるし最悪だぜ・・・ってうおっ!まぶし!
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ふむぅ?プラントに高エネルギー反応とな?ゾンダーメタル精製工程に問題が出ている訳でも無し・・・一体全体何事也や?何かの慶事の前兆であるか?プラントへ足を運んだワガハイは見た。かつてのゾンダーロボ、今はプラントの中枢として機能している場所に現れし、繭を彷彿とさせる巨大な物体を。やがて自ずから解けるように開かれて行き新たなる同胞の産声が!おぉ、快なり!
――ようこそ新しき同胞よ!ソコモトの誕生を見届けた事、誠に誉ナリ!
目を刺す光に慣れたら目の前でヘンな化け物が喋っている件について。ってーかここどこだよ。紫色だらけでチカチカ光ってる・・・けどどこか懐かしさとか安心感を感じる。何でや?
それに何か体中ネチョネチョしてる・・・一歩踏み出した自分の足を見て思わず固まる、コッコレがオレの足ぃ!?と手ェ!何だよこれ、人間の・・・あ?オレってばニンゲンだったっけ?そもそもニンゲンって
そうだ、機界昇華させなくっちゃ。機界昇華の恵みを全生命体に分けてやる。それが、オレの、義務。
――ふぅむ、落ち着いたであるかソコモトよ?
アッハイ。アンタ、いえあなたは一体どちらさんで?
――フム、確かに自己紹介がまだであった。ワガハイはジェナーベ、ソコモトの同胞にして
ソコモトと同じゾンダリアンよ。してソコモトは?名乗れるか?
ゾンダリアン・・・そう、オレはゾンダリアン、私もゾンダリアン、あなたもゾンダリアン。機界昇華を目指す同志・・・いえ先輩という事でありますか。宜しくお願いしまッスッス!名前でありますか?いや申し訳ねぇッス、名乗りたいのは山々なれど出てこないのでごぜぇます。願わくはパイセn・・・先輩が名付けてくれるとありがてぇでヤンス。
――ふぅむ、無理も無い事であるな。では僭越ながらソコモトを導く先達として新たな名を
授けん。・・・ボナール、ソコモトはボナールと名乗るが良い。
ボナール・・・そりゃぁまたカッコよくて格好良い響きです!(語彙力)OK先輩、いやボス。改めてこのボナールこの身を賭して機界昇華に邁進爆心する所存でごぜぇますだおかだ!
――その意気や良し!まずは現状の確認と今後のプランについて詳細を詰めるのである!
◇◆◇◆◇◆◇◆おつかれさまです!◇◆◇◆◇◆◇◆
これで一通りの流れは説明できました
あとは必要に応じてプラントのTierを上げていきましょう
必要なコストと生産量を見極めて快適な機界昇華を目指しましょう
難易度が上がるとプラントを破壊する敵対キャラや天敵のラティオ・アルマがポップするようになります
自分の腕と自信で高難易度へと挑戦してみましょう!
始まりません。
こんなメルヘンチックにゾンダリアンが生まれる訳無いだろ・・・ゾンダーとゾンダリアンを仕分ける壁って何ザンショ?
欲望に耐えうる強い意志を持ってる事?ポロネズ・プリマーダには無さそうに見える。
何百何千といるゾンダーの中から偶然にも意識を持ちえた個体ってだけなのかもしれませんが。
あぁでも何か心が満ちた気もします。