転生したら、仮面ライダーになった件   作:森雄

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二ヶ月お待たせしました。
これからも投稿時期が長引くかもしれませんが何卒ご容赦下さい


無双の幻夢

 魔王フレイ含む有翼族と異世界人達をルチア達がいた洞窟内へと避難させ終えた後、ルチア達にフレイ達を任せて俺達は魔王城内にいるカッシーンが大勢やってきた。

 

ヴラスタムギア カップオン

 

CHEMYRIDE

 

 深魚と一誠とキラとシンシヤが各々の変身アイテムを取りだした。

 

『変身!』

 

プッティング ヴラムシステム

 

LE-LE-LE-LEGEND

 

 深魚は仮面ライダーヴラムに、一誠はシンシヤと同じく映し鏡のようなモノが合わさって赤い龍を思わせる騎士風の存在になった。

 その名は仮面ライダー龍騎。

 

 一誠が手にした仮面ライダーの力だ。

 

「行くぜ、ドライグ!!」

『おう!』

《BOOST!》

 

 しかも一誠の左腕に宿っている赤竜帝の籠手(ブーステッド・ギア)による倍加能力を行使した。

 

 一誠が有した特殊能力<増加者>によって赤竜帝の籠手の能力「倍加」を使う毎に、更に二倍に増幅するという権能。

 たった一度の神滅具の倍加に加えて特殊能力による更なる倍加……合計4倍の強化を実行してみせる一誠。

 

 そんな一誠は襲い掛かるカッシーン相手に徒手空拳で相手しながらバックルからカードを取り出して左前腕のドラグバイザーにカードスロットを装填してスライドしたカバーを戻した。同じく仮面ライダー王蛇に変身したシンシヤも持っていた蛇型の小杖「ベノバイザー」を使って同じ様にカードを装填してカバーを戻した。

 

SWORDVENT

 

 どこからか表れたドラグレッダーの尻尾をもした剣「ドラグセイバー」とベノスネーカーの尻尾をもした「ベノサーベル」を召喚して各々の手に収まった。

 4倍に倍増された身体能力と魔素量を手にした一誠はレイナーレを倒せる為に身につけた仙人としての力がカッシーン達を次々に殴る・斬ると倒していく。シンシヤも<殺戮者>によって殺害衝動が増幅しており、冷酷無情にカッシーンを葬り去っていく。

 

 そんな二人と違い、レジェンドに変身したキラはバイクを模した形状の専用武器「レジェンドライドマグナム」を使ってエネルギー弾を放ちながらレジェンドライダーケミーカードを用意した。

 

DECADE-RIDER

 

 レジェンドライダーケミーカードを装填しては引き金を引いた。

 

LEGEND-RIDE

 

 するとバイクが走るエフェクトと共にレジェンドライダーが召喚された。召喚されたレジェンドライダーは仮面ライダーディケイド世界に登場する仮面ライダーディエンド。ディケイドが自分自身に他のライダーの姿を投写して変身するライダーなら、ディエンドは変身はできないが他の仮面ライダーを召喚する仮面ライダーだ。

 

「他の仮面ライダーを召喚した!?」

 

 仮面ライダーが召喚された事に近くで見ていたときめが驚いていた。

 驚愕したのはときめだけでなく朱奈や一緒に闘っている者達もだ。

 

 そんな周りの驚愕を無視してキラは装填したカードを一度抜き差し直してからハンドルを回した。

 

DECADE-RAIDER

LEGEND-ATTACK-RIDE

 

 ディエンドもキラと同じ様に銃火器をカッシーン部隊へと向けた。

 二人の銃火器の周りに金色と青色のカード型のエフェクトが円状の筒のように展開していく。

 

GO-GO-GO-GORGEOUS

 

「さぁ……ゴージャス……!」

 

 二人のライダーが引き金を引くと金色と青色の強力なエネルギー砲がカッシーン部隊を貫き爆ぜた。

 

 キラが十数名のカッシーンを倒している間、深魚はクラゲの魚人としての力である毒性を持つ触手の針を使いカッシーンに幸福感を満たしたような状態になると深魚の格闘によって次々と倒されていき、地面に叩き付けられたカッシーンの頭を掴んでは地面に叩き付けた。

 

「だっる……」

 

 深魚が触手を伸ばして攻撃をすると取りだしていたヴラムブレイカーを鎌状態にして刃先のチェーンソーにて地面に叩き付けたカッシーンの首もとを一閃した。

 火花を出して小さく爆発するカッシーンから起きた煙に隠れるとドライバーに新たなゴチゾウを取り付けた。

 

カップオン

ゼリーノアール ヴラムシステム!

 

 深魚がレバーを下ろすと、深魚の周囲に台形型のゼリー容器状バリアが展開され、ミルクのかかったコーヒーゼリーがバリア無いに充塡されていき、新たなフォームとなった。

 

 全身の生体装甲は黒ずんだ赤と白のカラーリングでミルクをかけたコーヒーゼリーを模したものになっているフォームへと姿が変えろうとした時、他のカッシーンによる魔力攻撃弾が放たれた。

 放たれた魔力攻撃弾に衝突した。

 誰もがダメージを負わせられたと思った矢先、深魚がいる場所から黒い渦が現れて煙りごと魔力攻撃を吸収すると、姿が顕わになった。

 

 仮面ライダーヴラム・ゼリーカスタムノアールへとフォームチェンジを完了した深魚はベルトに装填したぷるゼリーノアールゴチゾウを取りだしてはヴラムブレイカーへと装填した。

 

セット

 

 レバーを長く引いて射撃体勢を取る。すると前方にエネルギーウォールを形成して複数の黒い渦を纏うエネルギー矢を生成した。そして、深魚はとレバーを離した。

 

ヴラムシューティング

 

 放たれた矢がカッシーン部隊を貫くと爆発が生じるがエネルギー矢に込められた<暴食者>と似た権能によって亜空間内へと吸収したことで爆発による影響までも無効化した。

 魔王城内にいるカッシーンを討伐しながら俺達は次々に城内を歩み続けていた。

 

 ──────────────────────────────

 

 一方。魔王城の外側で気を引いていた部隊達の方では……

 

「さぁて……始めるぞ」

 

 そう言った俺に従う様に仮面ライダーの力を手にした者達は変身ベルトを具現化した。その中には100名の英雄達の腰部分に仮面ライダーゴーストにて登場するゴーストドライバーが現れた。

 彼等も召喚の際に魔素と一緒に戦士粒子が送られたことで、彼等は彼等自身の魂がアイコンとなりゴーストドライバーを使って変身できるようになった。

 

 その力は特別能力(エクストラスキル)として<仮面ライダー○○○○(当人の名)>を各々が有しており、本来の実力から変身後は1.2~2.0倍ほどに強化されている。

 100名の英霊達は種族:英霊とあり、人間でいう仙人/聖人が英霊にもあり、それぞれ仙英霊/聖英霊がある。

 

 仙英霊や聖英霊の実力は仙人/聖人と同じような差があるものの、彼等の実力は既に魔王種/覚醒魔王級を持って召喚された彼等が仮面ライダーに変身することで更に強化される事になる。

 

 仙人/聖人の実力を持つ100名の英霊と相対できる存在がハンドレッド側にいるかと言われれば難しいの一言である。

 

 英霊達がゴーストドライバーに各々のアイコンを装填した。

 

バッチリミナー!バッチリミロー!バッチリミテー!

 

『変身!』

 

 そしてベルトのドライバーを引っ張ってから押し込んだ。

 すると各々のマークと両眼が合わさったようなアイコンマークが出てきた。

 

 するとベルトから各々別色のゴーストパーカーが出てきてそのパーカーを被ると同時に仮面ライダーへと変身した。

 

カイガン!グレイトマンズ!

 

 英霊達が自身で変身する音声は「偉人/英霊」を英語とした名前が出ることになっている。

 各英霊達が進行を始めた。

 

「魔国連邦(テンペスト)の屑共が……やってくれたな!」

 

 クヌェルが怒りを隠すことはなく、彼はオーロラカーテンを使って兵器と部隊を呼び出した。

 部隊はカッシーンだ。そして、呼び出された兵器の名はダイマジーンを大量に呼び出した。

 その数は総勢ダイマジーン10体とカッシーン200万人という俺達の総数を遙かに超えている。

 

 そんなダイマジーンとカッシーン部隊から強力な攻撃が放たれた。

 

「ジャンヌ」

「はい!」

 

 ジャンヌ・ダルクに指示を出すと彼女はベルトのドライバーを引いては押し込むことで必殺技のエネルギーを武器である旗が大きく広げられて大地に当てた。

 

ダイカイガン オメガドライブ!

 

「我が旗よ。我が同胞を護りたまえ!<宝具:我が神はここにありて(リュウミノジテ・エテルネッル)>!!」

 

 旗を掲げると戦士粒子と融合した対魔力による防御が俺達の陣営を覆うように展開されて攻撃を防いで見せた。

 

「かかれ!!」

 

 宮本武蔵を初めとした侍や剣士達が颯爽と敵陣へと向かい、彼等が磨き築き上げてきた剣術が次々にカッシーン達を切り捨てたり、織田信長のような遠距離攻撃を行える者や機動力の高い能力値を持つ者や魔法的な術士達が魔法とは違う魔術と呼ばれる代物を使って砲撃を行なったりとカッシーンの死体の山が段々と高く盛り上がっていった。

 

 そんな状況をクヌェルの怒りが上昇しないはずがない。

 

「つけあがるなよ……ゴミ共がぁぁあああっ!!?」

 

 唾を大量に吐き出しながら怒りを表に出すクヌェルは腰にドライバーを取り付けた。

 

 そのドライバーは見た目がビルドドライバーに似ているが、色合いが異なっている。

 ドライバーの名はエボルドライバー。

 仮面ライダービルドにてエボルトと呼ばれる地球外生命体が有している変身ベルトであるが、これは一般的に扱えるようにハンドレッドが改良でもしたのだろう。

 若しくはグレードダウンさせただけなのか……

 

 まぁ。どちらであろうと倒すべき敵である事に変わりないがな。

 

 そう思っているとクヌェルが二つのボトルを取りだした。

 

コウモリ! 発動機!

エボルマッチ! are you ready!?

 

「変身」

 

バットエンジン! ヌゥハハハハハ……!

 

 クヌェルは仮面ライダーマッドローグへと変身した。

 

「このクヌェル様を……甘く見るな!」

 

 そう言ってクヌェルがネビュラスチームガンにフルボトルを装填して引き金を引いた。

 

Full Bottle! Funky Attack!!

 

 ネビュラスチームガンから放たれたバットフルボトルで蝙蝠を思わせるエネルギーがある人物に当たった。

 

 その人物にエネルギー弾が衝突すると煙と共に倒れながら紫色の粒子状に消えていった。

 

GAME_OVER!

 

「先ず一人……「ウァハハハハハハハ!!フゥァハハハハハハハハハハ!!」なにっ!?」

 

 クヌェルが驚いて周りを見回すと目の前に紫色の土管が突如として現れ、そこから身体をピカピカと光らせながらも現れる檀黎斗の姿があった。

 

「な、なぜ蘇ったか!?」

 

 クヌェルが困惑しながら黎斗に訪ねた。黎斗の復活劇にこの場にいた者達は誰もが驚いていた。

 英霊達もこのような事象は初めての経験のため、仮面の下では驚愕の表情を隠せずにいた。

 驚愕と困惑をしているクヌェル相手に、笑みを隠さない黎斗が黒色のマイティアクションXを見せつけた。

 

「このガシャットは私が作ったα版でコンティニュー機能が搭載されている」

「なにっ!?」

「先程の攻撃で残りライフは98個だ!!」

 

 ドドォン!っと音が鳴りそうなドヤ顔で告げる黎斗の顔の横にはコンティニューによるライフ回数が表示されていた。

 

「さて……」

 

 黎斗は新たなガシャットを取りだした。そのガシャットはデュアルガシャットのような分厚さを持ちながらも起動スイッチが違った。

 

「思い知るが良い。アークから取り込んだ悪意から生み出した。最高神を超えた無双の力……」

 

GENMU MUSOU!

 

 幻夢無双と描かれたガジェットの差し込み口を右手で掴んでガジェットを装填した。

 

「グレード無双……変身!」

 

 幻夢無双ガシャットをゲーマドライバーに差し込んでレバーを開いた。黎斗が高く飛び上がった。すると紫色の光を纏いながら髪を掻上げると同時に仮面ライダーゲンム・無双ゲーマーへと変身した。

 

MUSOU GASHATTO!

GATTYU-N!MUSOU_LEVEL-UP!!

掴み取れ栄光のエンディング!漆黒の天才プレジデント!グレード無双幻夢!

 

 ゲームと医療を併せ持つ仮面ライダーエグゼイドの世界の仮面ライダーであるゲンムには医療術とゲーマーとしての力がある。

 そして変身者の檀黎斗には潜在的な才能としてゲームの制作能力を有している。

 

 仮面ライダーゲンム・無双ゲーマー。

 俺経由でアークの悪意の情報を与えられ、黎斗の強烈な自我と愛により悪意を感ぜんに支配化に置くことで手にしたゴッドマキシマムマイティXさえも超えた新たなゲーマーガシャットを用いて変身した檀黎斗の新たな力だ。

 

 非対称のシルバーのアンダースーツのボディラインや銀色のM字の前髪を持ち、頭部両端の角が歪に伸びているほか、左角と両肩が乱れたピクセルの造形になっていて、足裏のモールドがエグゼイドやゲンムのものではなくゼロワンのものになっている。

 

「それがなんだっ!!?」

 

 クヌェルがゲンムへと襲う。

 しかし、ゲンム・無双ゲーマーのスペックは仮面ライダークロノスよりも2倍ほどパンチ力などを持ち、走力も100mを0.48秒というスピードを持っており、フィナーレリッターと呼ばれる無双ゲーマーだけに携えた特殊粒子によって更に128倍にも上昇させることができる。

 単純な走力で移動してはクヌェルにパンチを一撃入れると同時に、髪のように伸びたヘッドテールを伸ばしては巻き付けては地面に叩き付けた。

 そして荒々しい奇行を戦闘スタイルにてクヌェルにダメージを与え続けていく黎斗。

 

「調子に乗るな!」

 

 黎斗の攻撃を阻止したクヌェルが背中にマッドナイトフライヤーを展開しては空へと飛び立った。

 そんなクヌェルに冷静に右手にガシャコンバグヴァイザーを装着して銃器部分でエネルギー弾を放ち続ける。

 放たれるエネルギー弾をスチームブレードのバルブを360°回転させてブレードを振るった。

 

エレキスチーム

 

 振るわれたスチームブレードから放たれた青色の電撃がエネルギー弾を放電状となって相殺した。

 

 爆発音が鳴り響くと同時に煙が起きる中、クヌェルがドライバーを回転させていく。

 

 そして、強力な紫色のエネルギーを両脚に溜め、黎斗へと滑空していき、近づくとドロップキックを放つ。しかし、黎斗の左手は幻夢無双ガシャットのダイヤル部分に添えられていた。そのダイヤルを回すとこの世界の時間が停止された。

 

PAUSE!

 

「私と父の愛の結晶の力を受け取るがいい」

 

 黎斗はゲーマドライバーのレバーを閉じてから再度開いた。

 

GATTYU-N!GATTYA-N!!KIMEWAZA!!

GENMU CRITICAL FINALE!!!

栄光の一撃!

 

 時間停止中のクヌェル相手に紫色のノイズの様なオーラを纏い超加速で複数の武器を用いながら全方位から相手を滅多打ちにしていく。

 

RESTART!

 

「ば……か……な……!!」

 

 何が起きたのか理解も出来ず、クヌェルが爆発四散した。

 

 彼が使っていたエボルドライバーとフルボトルが粒子状に消滅したのを見逃さなかった。

 

「私はこそが、人生の栄光の体現者だ!!!ぶぅあはっはっはっはっは!!!」

 

 檀黎斗が喧しく叫びながら、勝利を手にした。




次回~無限の浄化~
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