武器召喚士   作:どこぞの委員長

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どうも、どこぞの委員長です。

前回は、Sクラスへ歩いて行ったところで終わりましたね。

では、その続きです。

どうぞ!


新しい仲間たち

俺たちが歩いていると、学長が話しかけてきた。

 

「そういえばまだ自己紹介していませんでしたね。私は、マリア=ローズウェントといいます。同じsクラスですので、よろしくお願いしますね。他にもあと二人いますが、それは向こうに着いてから紹介しましょう。」

「学長って、Sクラスの担任だったのか。」

「いいえ。違いますよ。」

「どういうことだ?」

「私は、Sクラスの生徒なのです。と言っても、Sクラスには先生というのが存在しませんが・・・」

「え、学長って生徒だったのか。じゃあ、なんで学長なんかやってるんだよ。」

「それはですね、簡単に言うと、このセントラル・バージスにおける学長というのは、生徒会長みたいなもので、そこに私がいるというわけです。」

「なるほどな。生徒会長ってことか。」

「それでも、生徒会長はすごいと思うわ。」

「ありがとうございます。」

 

そんな会話をしながら歩いていくと、一つの扉の前に出た。

 

「Sクラスへ行く前に、あなたたちの武器を調べさせてもらえませんか?」

「ああ、構わないぜ。」「ええ、構いませんよ。」

「ありがとう。じゃあ、武器を召喚してもらえるかしら。」

「ああ。」「はい。」

 

そう言って俺たちは、武器を召喚した。

 

「っ!神永君、その武器はまさか・・・」

「ああ、堕聖剣カオスカリバーだ。」

「藤林先生が言っていたのはこのことだったのですか。」

「藤林先生が、何かおっしゃっていたんですか。」

「ええ、藤林先生が二人Sランク級の武器を召喚したことと、一人の武器は見て驚くなと言ってきていたんですよ。」

「ああ、そういうことか。でもこれって驚くようなものなのか?」

「はぁ、神永君は本当に何も知らないんですね。いいですか、この剣は昔、聖王が持っていたんだそうです。ですが、その剣を聖王を倒して手に入れた者がいたらしいんですよ。その人は、その後その剣を使ってあらゆる戦に勝利し続けました。そして、死ぬ間際に{この剣は私のものだ、だが私とて生きているもの、終わりはある。だから、この剣を封印する。私に次ぐ、この剣の所有者が現れるまでな。}といったそうです。その後、一度だけその剣の封印が解かれました。しかし、その人は無理やり封印を解いたらしくて、その剣は異次元へと飲み込まれてしまいました。しかも、無理やり封印を解いたせいで闇と融合してしまったんです。それがその剣、堕聖剣カオスカリバーなのですよ。ですが、闇に堕ちたせいで昔の聖剣のように、聖なる力はありません。しかし、その代わりに闇の力が入り、より強力になったそうです。」

「どうして闇の力が入ると強力になるんですか?」

「それは、聖なる力と闇の力、その二つが融合してどちらの能力も引き継いでいるからですね。藤林先生が言ってませんでしたか、魔剣だと。」

「言ってましたが、あれはどういうことなんですか?」

「魔剣、名前の通り魔の剣です。つまりは闇の力を持った、闇にも対抗できる剣ということですね。」

「なんかややこしいですね。」

「仕方ないですね。そういうものなんですから。ちょっと話しすぎましたね。少しこの武器を預かりますね。」

「ああ。」「はい。」

 

そうして学長は、その部屋へと入っていった。

 

「先輩、あの武器って危ないんじゃない?」

「どうしてそう思うんだ?」

「だって、闇の力が入ってるんでしょう?つまり、下手すると先輩が闇の力に取り込まれちゃうんじゃないかなって。」

「ああ、そのことなら大丈夫だ。昔、あんな剣を持ってみたいなと思って描いたくらいなんだから。」

「それもそうね、じゃあ大丈夫かな。」

「ああ、心配しなくても大丈夫だ。」

 

そんな話をしていると、学長が出てきた。

なぜか学長は、何かありえないものを見てきたかのような顔をしていた。

 

「どうしたんだ。大丈夫か?」

「ええ、ありがとう。落ち着いて聞いてくださいね、神永君の武器にSSランクが付きました。神薙さんは、Sクラスですが十分強いですよ。」

「マジですか・・・」

「ほんとですか。」

「ええ、シェキナーの弓が元ですね。」

「教えていただいて、ありがとうございます。」

「いえいえ。それじゃあ行きましょうか。」

 

そうして俺たちは、今度こそ本当にSクラスに歩いて行った。

そして、一つの扉の前についた。

 

「ここがsクラスです。ではどうぞ。」

 

そう言って学長は、中に入っていった。

俺たちもそのあとを追って、中へ入った。

そこは、教室と呼ぶには狭い部屋だった。

 

「紹介しましょう、今日からSクラスに入ることになった神永悠樹君と、神薙穂乃香さんです。」

 

学長は、部屋の中にいた二人の女子生徒に俺たちを紹介した。

俺たちは、その二人に自己紹介をした。

 

「神永悠樹です。これからよろしくお願いします。」

「神薙穂乃香です。よろしくお願いします。」

 

俺たちが自己紹介すると、向こうの二人も自己紹介をしてくれた。

 

「レイナ=ハイドネートだ。これからよろしくな、悠樹、穂乃香。あと、私のことはレイナと呼んでくれ。」

「アリス=フェリノアスタといいますの。これからよろしくお願いしますわ。悠樹さん、穂乃香さん。私のことはアリスと呼んでくださいませ。」

「わかった。レイナ、アリス、よろしくな!」

「わかったわ。レイナ、アリス、よろしくね!」

「自己紹介は終わったようですね。そういうことで、私のこともマリアで構いません。」

 

そんな感じで、俺たちはSクラスでもうまくやっていそうだった。

 

「そうですわ、みんなの武器を一度紹介しておきませんこと。」

 

そうアリスが言い出した。

そんなわけで、Sクラスのみんなの武器紹介が始まった。

 

「では、私から紹介させていただきますわね。」

 

そう言って、アリスが召喚したのは一本の槍だった。

 

「私の武器は、この槍{ケラノウス}ですの。この槍は、稲妻に変えることもできますのよ。稲妻状態ですと、遠隔攻撃もできますわ。」

「この武器のおかげで、私たちが救われたことも多くあるんだ。頼もしい武器だよ。次は私の武器を紹介しよう。」

 

そう言って、レイナが召喚したのは一本の剣だった。

 

「私の武器はこの剣{カラドボルグ}だ。どうやら、あの聖剣エクスカリバーの原型らしい。まあ、そこのところはよくわからないけど、私の頼れる武器だよ。」

「レイナは、剣では一流の腕を持っているんです。悠樹君、今度教えてもらったらどうですか。」

「考えておくよ。」

「悠樹も剣なのか、それは早く見てみたいな。」

「俺は最後に紹介させてくれ。」

「どうしてだい?」

「いや、ちょっと訳ありでな・・・」

「まあ、そこまで言うならいいけど・・・」

「そういうことなら、今度は私が紹介するわね。」

 

穂乃香は、そう言ってシェキナーを召喚した。

 

「えっと、私の武器はこの弓{シェキナー}よ。まだ一回しか使ってないけど、矢の命中には自信があるから、戦力にはなれると思うわ。」

「穂乃香の矢の命中精度は、ほんとにすごかった。それは俺が保証する。」

「へえ、それは楽しみですわね。」

「悠樹君が最後というのでしたら、今度は私が紹介する番ですね。」

 

そう言って、マリアが召喚したのは一つの巨大なハンマーだった。

 

「私の武器は、このハンマー{ミョルニル}です。なかなか、攻撃力は高いですよ。」

「マリアのミョルニルは、本当にすごいんだ。この前なんかファイントごと地面にめり込んでたんだよ。」

「マジか・・・当たったら一撃だろうね。」

「でもあれ、めっちゃ重いんだよ。よくあんなものを、小柄のマリアが振れるなと思ってるんだけどね・・・」

「なぜか、私には振れるんですよ。不思議ですよね。」

「ほんと、不思議だな・・・じゃあ、俺の武器を紹介しよう。」

 

そう言って俺は、堕聖剣カオスカリバーを召喚した。

 

「俺の武器はこの剣{堕聖剣カオスカリバー}だ。昔、俺が描いた剣にそっくりだから、はじめはびっくりしたよ。でも、この剣は俺にとっては使いやすかったぜ。」

「その剣を持った先輩はすごかったわよ。ファイントにとどめを刺したのも先輩だったしね。」

「まさかあの剣か!悠樹すごいじゃないか!」

「悠樹さんがそんな武器を持っていらっしゃるとは・・・ですが、心強いですわね。」

 

二人とも、俺の武器に関していい印象を持ってくれたようだった。

そうして、Sクラスのみんなの武器紹介が終わった。

よく考えると、みんなの武器はどれもがすごかった。

しかも、みんなファイントとの戦いを何戦も経験している。

そんな人たちとこれから一緒に戦っていくんだと思うと、すごくワクワクしてくるのだった。




はい。

今回も読んでいただきありがとうございます。

今回で、10話目になりました。

読んでいただいている皆様、本当にありがとうございます。

次回は、どうしようか考え中です・・・(いろいろ検討中しています。すいません・・・)

これからもよろしくお願いします!
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