一か月以上更新できず、すいません・・・
勉強しなければならないことがたくさんありまして・・・
忘れている方が多いと思いますが、前回はトリスタンがマルクトを神格開放したところで終わりました。
その続きです、どうぞ!
生命の樹「セフィロト」に存在する10のセフィラ、そのセフィラの神格を開放し自らに装着する。それが神格開放により行われる事だ。形的には俺の
「かかって来ないんですか?それなら、こちらから行かせてもらいますよ!」
トリスタンが言葉を発した瞬間、俺の右手は無意識のうちにトリスタンにかざされていた。俺は一体何を・・・そうか、こっちに来てから全く使って無かったから忘れてたぜ。俺には
「
トリスタンが剣を構え、こちらへ攻撃を仕掛けてくるより、俺の一言の方が早かった。一瞬でトリスタンの目の前に黒い楕円状の穴が生成される。後はトリスタンをこの中に引きずり込めば良いだけだ。
「
「おにいちゃん危ない!」
突然俺の前に横から小さな影が走りこんできた。雪穂だ。何をしに来たのか尋ねようとした時、雪穂の構えていた村雨が見えない何かに弾かれたように数m後方に吹き飛ばされた。どういうことだ、何が起きた?焦りながらも、ひとまず雪穂を俺の後方に行かせる。第二波が来る可能性があるからだ。目の前に
「てめえ、
斬撃を飛ばす、正確には剣の描いた軌跡に沿って別の物質を飛ばしたのだろうが、結局は同じ話だ。つまり、トリスタンは一歩も動くことなく俺たちに攻撃を行うことが出来る。さらに銃のように残弾が決まっているわけでもないから、半永久的に攻撃可能というおまけ付きだ。
「あら、一瞬で見抜くなんて、あなた中々やるわね。それで、それが分かったからどうだっていうの?」
二撃目が来る、俺がそう確信した瞬間トリスタンの剣が光を放ちながら振り下ろされた。その軌跡上にいるのは言うまでも無く俺だ。おそらく
「
何処からともなくサンダルフォンの声が流れてきた。その直後、目の前が真っ白になると同時に体が異様な感覚に包まれる。超高速で登っていくエレベーターにでも乗っているような感覚だ。そんな感覚が数秒続いた後、真っ白だった視界が急にもとに戻った。視界に映るのは一面の荒野、その大地には大きな亀裂が走っている。亀裂からは炎と煙が絶え間なく噴き出し、まるで火山の上にいるような気分だ。あたりを少し見回すと、遠くに一か所だけ美しい大地が見える。こんな荒野ばかリの地に隣接して存在しているのが不思議なくらい綺麗な大地だ。しかし、いくら見回しても雪穂とトリスタンの姿が見えない。俺だけが飛ばされたのか?ここは何処だ?もしそうなら雪穂が危険だ。早く戻らなくては・・・
「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、昔いまし、今いまし、のち来りたまふ 主たる全能の神・・・」
突然、風に乗って歌が聞こえてきた。どうやらそれは、美しい大地がある方向から流れてきているようだ。もしかするとあそこに何か手がかりがあるかもしれない。俺はひとまずそこを目指すことにした。でも、さっきの歌はどこかで聞いたことがあるような・・・まあ、そのうち思い出すだろう。
数時間ほど移動すると美しい大地はかなり近くなってきた。歌声も今ははっきりと聞き取ることが出来る。一体俺は何処に飛ばされたんだ。サンダルフォンは何と言っていたっけ。マティへの接続、それとエンジェルラダーの展開、そう言っていたはずだ。まさかな・・・まさかそんなはずは・・・炎と煙が噴き出す亀裂が走る一面の荒野、一か所だけ存在する美しい大地。今になってやっと思い出したが、さっきから聞こえてくるあの歌は
さらに数時間が経過し、やっとのことで俺は美しい大地に到着した。
「
俺の声に呼応して漆黒の外観を持つ禍々しい本が出現する。本が俺の手に収まった瞬間、それまで聞こえていた
「さあ、グリゴリの堕天使よ!汝らの枷は我が切り離す!我がもとに顕現せよ!」
俺の手中にある
「私の名はシェムハザ、グリゴリ筆頭でございます。我が
「ありがとな。これからの戦い、よろしく頼むぜ」
「御意」
待っていやがれトリスタン、俺が今からてめえをぶっ飛ばしてやるからよ!俺はそう心に誓い、シェムハザ率いるグリゴリの堕天使に地上への道を開いてもらうと、彼らと共にトリスタンの下へと降りて行った。
はい、今回も読んでいただきありがとうございます!
一か月のブランクは結構大きかったです・・・
文章がうまく書けなくなってる気がorz
ですが、これからも頑張っていくのでよろしくお願いします!