前回と同様に、本編が終了してから書いているので、次回以降の話とちぐはぐになっている部分があるかもしれませんが、修正は面倒なのでそのままにしてます、ご了承ください。
無限城から放り出された頃、童磨との戦いの後に意識を失っていたしのぶは目を覚ます。
「ごほっ…!ふぅ…ふぅ…!」
間一髪で肺が無事だったことと、炭治郎の適切な処置のおかげで一命を取り留めた。しかし目を覚ました途端やってくる激痛で呼吸が乱れる。
「今は…どういう…」
『どういう状況か』と言いかけたとき、しのぶは驚愕する。
眼前には瓦礫の山と、身体の一部が異様な見た目になっている一般隊士が大勢転がっていた。
「た…炭治郎くん!」
「胡蝶さま!!」
その隊士の中には炭治郎も居て、側で義勇の同期である村田が炭治郎の様子を見ていた。そして愈史郎が炭治郎の身体の状態の確認と治療をおこなっていた。
しのぶは痛みに耐えながら炭治郎に近付く。
「漸く起きたか。炭治郎は無惨の攻撃を受けて意識がない。目が覚めるかどうかも分からない。」
愈史郎は血鬼止めの薬を炭治郎に打ちながら、炭治郎の状態を端的に説明する。
「炭治郎くん…」
しのぶが静かに呼びかけると、炭治郎の脈が少しずつ戻って来る。
「…私は戦いに向かいます。愈史郎さん、炭治郎くんをお願いします…!」
「待て。気休めにしかならないが、これを持っていけ。」
「…ありがとうございます…!」
愈史郎は血鬼術で生み出した"目"を渡す。しのぶはそれを受け取り、戦場へと向かう。
しかし童磨から受けた傷はかなり深く、応急処置で止血しても身体を動かせばまた出血してしまう。
「…死して尚、私に不快感を残して…
…違う、今は集中…しないと…!」
走りながら自身に言い聞かせ、呼吸で可能な限り止血をおこなう。そしてその後体温と心拍数を上昇させて痣を発現させ、『透き通る世界』に入るために集中力を高めて感覚を研ぎ澄ます。
夜明けまであと一時間
止血をし、痣を出し、『透き通る世界』に入る。無惨と戦うための準備を終わらせて戦場に着く。
着いた瞬間、無惨の身体から生えている管が異様な動きをし始める。その管の攻撃は、『透き通る世界』に入った上で、かろうじて回避できるくらいの速度だ。その管が仲間たちに向かって伸び始める。
(あの管を斬らないと…!)
管を斬らなければ、行冥、実弥、小芭内、義勇、善逸、伊之助が致命傷になってしまう。
童磨の頸を斬ったときのように、しのぶは力一杯刀の柄を握りしめ、刀を赫くする。
-雪の呼吸 参ノ型
愈史郎の"目"を利用して、無惨の意識外から管を斬れるだけ斬りつける。
意識外から赫刀で斬られた無惨は切断部分の修復が間に合わず、斬られた管はそのまま地面に落ちて塵となる。
「………」
大半の管を斬り落とされたが、無惨は残った管でしのぶが居るであろう場所へと攻撃する。
しのぶはその攻撃を防ごうとするが、残った管は一本だけではない。二、三本が高速で同時に向かってきており、防ぐことができなかった管の攻撃をまともに受けてしまう。
「胡蝶!」
誰が叫んだか分からないが、その声を横目にしのぶは血を流しながら地面に転がる。
「皆さんが…無事…なら…」
何とか急所を避けることができたが、それでもすぐには身体を動かせないほどの負傷だ。
無惨は動けないしのぶを狙って管を伸ばす。
-蛇の呼吸 参ノ型 塒締め-
-岩の呼吸 参ノ型 岩軀の膚-
小芭内はしのぶに当たる直前の管を斬り、行冥は再生したものも含めた複数の管の攻撃を防ぐ。
「胡蝶、助かった。」
「うむ。一旦下がるのだ。」
「…はい…」
返事をするが身体を動かすことはできず、結局その場でうずくまる。
夜明けまであと五十五分
-水の呼吸 捌ノ型 滝壷-
-風の呼吸 陸ノ型 黒風烟嵐-
義勇は上から、実弥は下から無惨に斬撃を放つ。
-雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃-
-獣の呼吸 弐ノ牙 切り裂き-
-花の呼吸 肆ノ型 紅花衣-
三人は義勇と実弥に遅れて、無惨に斬りかかる。
しかし、三人の刀は赫刀ではないため、全くと言っていいほど効果がない。そして今度は、斬撃をおこなった三人に向かって無惨は変幻自在の腕を振り下ろす。
-日の呼吸 輝輝恩光-
三人に接触する直前で、炭治郎が素早く距離を詰めて無惨の腕を斬り落とす。そして炭治郎の刀は赫くなっており、無惨への攻撃に効果が出ている。
「炭治郎!」
「ごめん、遅くなった。」
炭治郎はそれだけ言って、無惨の方を向く。
「なんという醜い姿だ。これではどちらが鬼か分からないな、竈門炭治郎。
……虫唾が走る…」
無惨は炭治郎の立ち姿から縁壱の姿を想起させ、不快になる。
「終わりにしよう、無惨。」
夜明けまであと四十七分
-日の呼吸
円舞
烈日紅鏡
-岩の呼吸 壱ノ型 蛇紋岩・双極-
火車
-蛇の呼吸 肆ノ型 頸蛇双生-
飛輪陽炎
日暈の龍・頭舞い
-水の呼吸 参ノ型 流流舞い-
陽華突
幻日虹
-風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ -
炎舞
-花の呼吸 伍ノ型 徒の芍薬-
斜陽転身
-獣の呼吸 肆ノ牙 切細裂き-
灼骨炎陽
輝輝恩光
-雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃・神速-
碧羅の天-
炭治郎は無惨の動きに合わせて日の呼吸を繋げていく。
そして仲間たちは炭治郎の動きに合わせて無惨に斬り込む。
ただ全員、先刻よりも技の精度が落ち始めている。
それもそのはず、無限城に落ちてから数時間と経っており、皆既に体力が限界を迎えているのだ。
しかし無惨も別の理由で体力を消耗していたため、手傷を負わせることはできても、この場に居る全員を葬るような攻撃ができなくなっている。
(何故止めを刺せない…!)
今戦っている鬼狩りの一人も始末できない理由を考え、珠世が何かしたのだと考え、無惨は吸収した珠世の細胞の記憶から、使われた薬の情報を読む。
そこで漸く使われたものが『老化する薬』だということを知る。
夜明けまであと四十分
「………」
薬を珠世と共同で作ったしのぶを見て無惨は苛立ち、管と腕をしのぶへ向かわせる。
-雪の呼吸 肆ノ型
出血によりガタガタと震える身体を無理矢理動かし、刀を振るって自身の周囲を防御する。
「うぅ…」
既に限界を迎えているしのぶは、一度技を出すだけで手から刀が抜け落ちてしまうほど力が入らなくなっていた。刀を振れるのは、恐らくあと一回だ。
防がれた無惨は更に苛立ち、全ての管と腕で同時に攻撃を仕掛ける。
「しのぶさん!!」
-日の呼吸 炎舞-
追撃を放つ無惨に炭治郎が斬りかかる。
-岩の呼吸 肆ノ型 流紋岩・速征-
-水の呼吸 肆ノ型 打ち潮-
-風の呼吸 漆ノ型 勁風・天狗風-
-蛇の呼吸 弐ノ型 狭頭の毒牙-
-花の呼吸 陸ノ型 渦桃-
-雷の呼吸 漆ノ型 火雷神-
-獣の呼吸 参ノ牙 喰い裂き-
無惨がしのぶに意識を向けたところで一瞬隙が生まれ、全員がその隙を突く。
そして老化の影響により、普通の刀による斬撃も少なからず効果が出始める。
更に無惨は、しのぶの斬撃を受けて老化が早まったように感じる。
しのぶの刀の毒は、童磨と戦っていたときの毒と何も変わってはいない。無惨は童磨に使われた毒は耐性を付けていた。本来であれば、しのぶの刀の毒は効果がない。ただこの毒には、一つ目の『鬼を人間に戻す薬』と同様に、分解されると他三つの薬の効果を高めるように細工していたのだ。
夜明けまであと三十二分
全員からの攻撃により手傷を負った無惨は、夜明けが近いということもあって逃亡を図る。
「逃げた!!逃げた!!無惨が逃げた!!」
炭治郎が言うまでもなく、全員がその光景を見ており、急いで無惨を追いかける。
だが全員動けなくなる一歩手前なほどの傷を負っており、隊士の亡骸を踏みつけにしながら逃げる無惨には追いつけない。
このまま追っても追いつけないと判断した炭治郎は、他の隊士の刀を無惨に向かって投げつけ、無惨の意識を逃げることから刀へと向かわせる。
意識が刀へと向いたその一瞬で炭治郎と柱たちは無惨に追いつき、無惨の身体に各々刀を貫通させる。
「さっさと死にやがれェ!!クソがァァ!!」
実弥の怒りも虚しく、無惨は全員の攻撃を振り払い、縁壱から逃げた時のように分裂しようとする。
「まずい!無惨が分裂する!!細かく散って逃げる!!」
しかし無惨が分裂する動作をとったとき、無惨の身体は分裂し始める前の状態に戻る。そしてそれと同時に無惨が吐血する。
「四つ全ての薬が効き始めた!薬を分解させる暇を与えないで!!」
離れたところから見ていたしのぶは、自身が今出せる最大の声量で全員に伝え、その声と同時に全員無惨に刀を振るう。
しかし無惨は意地でも生き残るために管を最大限伸ばして我武者羅に振り回し、さらに衝撃波を放つ。
近くにいた者は我武者羅な攻撃に対応できず管に接触し、追い打ちの衝撃波をまともに受けてしまう。
夜明けまであと二十七分
衝撃波の外側にいたのは善逸、伊之助、カナヲの三人だけで、炭治郎と柱たちは身体が痙攣する。
「まずい!!無惨に逃げられる!!」
-雷の呼吸 漆ノ型 火雷神-
善逸は逃げられないように足を狙うが、赫刀ではないため切断するには至らない。
「絶対に逃がさねぇ…!!」
-獣の呼吸 伍ノ牙 狂い裂き-
-花の呼吸 弐ノ型 御影梅-
伊之助とカナヲはとにかく斬撃の回数を重ねて、少しでも無惨の体力を削る。
当然無惨が大人しく攻撃を受け続けるはずもなく、管と腕を使って三人の攻撃を止め、再度衝撃波を放つ。
善逸は先手で技を出して距離が離れていた、カナヲは『透き通る世界』により素早く退避したが、伊之助は間に合わずに衝撃波をくらう。
「伊之助!!」
無惨の管が伊之助に止めを刺すという所で、
-日の呼吸 灼骨炎陽-
-岩の呼吸 弐ノ型 天面砕き-
-風の呼吸 玖ノ型 韋駄天台風-
-蛇の呼吸 伍ノ型 蜿蜿長蛇-
-水の呼吸 漆ノ型 雫波紋突き-
炭治郎が無惨の管を斬り落とし、続けて柱が無惨に技を出す。
夜明けまであと十九分
全員が痙攣から戻ってくるとは思ってもいなかった無惨は驚愕し、辺りを見回す。
最後に技を放ってきた義勇が痙攣していた場所には、薬の調合を終わらせたしのぶが居た。この一瞬で、痙攣を止める薬を調薬し、隠たちがその薬を五人に投与したのだ。
-日の呼吸
烈日紅鏡
火車
-蛇の呼吸
肆ノ型 頸蛇双生
伍ノ型 蜿蜿長蛇-
輝輝恩光
-風の呼吸
捌ノ型 初烈風斬り
伍ノ型 木枯らし颪
肆ノ型 昇上砂塵嵐-
日暈の龍・頭舞い
幻日虹
-水の呼吸 拾ノ型 生生流転-
斜陽転身
-雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃・八連-
炎舞
円舞
-獣の呼吸 壱ノ牙 穿ち抜き-
碧羅の天
飛輪陽炎
-花の呼吸
肆ノ型 紅花衣
伍ノ型 徒の芍薬-
幻日虹
烈日紅鏡
-雷の呼吸 漆ノ型 火雷神-
斜陽転身
火車
陽華突-
無惨の攻撃を受けながら、意地でも逃げるのを阻止していく。そして炭治郎は無惨に刀を突き刺してその場に縫い止めようとする。
そんな炭治郎に、無惨は腕の形を変化させて止めを刺そうとする。だが、不意に蜜璃が前線に戻ってきて、無惨の腕を掴む。
「もういい加減にしてよ!!馬鹿ァ!!」
蜜璃は無惨の腕を引き千切る。そんな蜜璃に管の攻撃が向かうが、
-雪の呼吸 弐ノ型
しのぶが斬撃を飛ばして軌道を逸らす。そのお陰で、管の攻撃は急所から外れるが、蜜璃はそのまましのぶの方へ飛ばされる。
「…蜜璃さん…!」
技を出し切ったところで手の痺れが増し、しのぶの手から刀が落ちる。
「…しのぶちゃん…ごめんなさい…帯刀もせずに来て…」
無惨の攻撃が接触する直前に全身の筋肉を硬直させたことで、蜜璃はかろうじて動ける程度の負傷で済んだ。
「いえ…それよりも蜜璃さんは…これを…打たないと…無惨の細胞が…」
しのぶは懐から鬼血止めの薬を取り出し、蜜璃はその薬を自身に打ち込む。すると薬の効果が出始めて、細胞の暴走が止まる。
「打ったよ、私はもう大丈夫…!!しのぶちゃん!」
「……」
限界を超えて動いたことで、しのぶは再度意識を落とした。
蜜璃が無惨の腕を引き千切ったあと、
無惨が炭治郎を捕食して殺そうと大きな口を開く。
-風の呼吸 捌ノ型 初烈風斬り-
-蛇の呼吸 壱ノ型 委蛇斬り-
二人は、捕食できないように口を斬り付ける。実弥は管によって飛ばされるが、小芭内は意地でも飛ばされないように無惨に食らいつく。
「不死川さん…伊黒さん…!」
「夜明けだ!!このまま踏ん張れェェ!!」
飛ばされながら叫ぶ実弥の声とともに、山の向こうから朝日が昇り始める。
陽に当たった無惨は、足掻くように衝撃波を放つ。
小芭内も衝撃波で飛ばされ、炭治郎は片腕が吹っ飛ぶ。
炭治郎だけになり、炭治郎は絶対に離すまいと、刀の柄を力いっぱい握りしめる。すると後ろから義勇がやってきて、一緒に柄を握りしめ、刀を赫くする。
あの手この手で陽の光から逃れようとする無惨に対して、あの手この手を用いて陽の下に留まらせる。
やがて無惨は限界を迎え、塵となって消えた。
しのぶが意識を落としてからほんの数分、戦いの音が聞こえてきたことで、目を覚ます。
「しのぶちゃん!炭治郎くんが鬼にされた!」
蜜璃は涙を流しながら大きな声でしのぶに伝える。
「そう…ですか…」
「しのぶちゃん!!」
しのぶは身体を起こし、『鬼を人間に戻す薬』を準備する。そして蜜璃の静止を横目に、戦闘が起きている場所へと向かう。
そこへ向かうと、禰豆子に覆い被さる炭治郎が居て、背中から無惨が出していたものと同じ管を振り回していた。そして当たり前のように陽の光を克服している。そんな炭治郎を、善逸、伊之助、カナヲ、義勇が対峙していた。
「炭治郎くん…」
呼吸を整え、身体に空気を巡らせる。そして感覚を研ぎ澄ませ、透き通らせる。
-蟲の呼吸 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹-
地面を抉るように蹴り上げ、ムカデの様にうねりながら炭治郎へと向かって距離を詰める。その速度は圧倒的で、炭治郎の出す管は一つも当たらない。
跳躍して炭治郎の攻撃を掻い潜り、背中に『鬼を人間に戻す薬』を打ち込む。
「…貴方が今のままだと…私は仲良くできません…
禰豆子さんのためにも…戻ってきて…!」
薬を打ち込むことだけを考えていたしのぶは、上手く着地できず地面に転がり落ちる。
薬を打ち込まれた炭治郎は動きを止め、瞼を閉じる。
しのぶは何とか近付き、震える手で炭治郎の手を握る。
(お願い…!頑張って…!)
五分か十分か、それともほんの数秒か、炭治郎の脈が変化し始める。
そして意識の無い炭治郎が、しのぶの手を握り返す。
「……しのぶ…さん…」
意識の無い中、藤の花の匂いがしたことで炭治郎はしのぶの匂いだと感じ、小さい声で呟く。
そして意識を取り戻していき、瞼をゆっくり開く。
「炭治郎くん…!」
「お兄ちゃん!」
みんなが炭治郎を覗き、様子を伺う。
「…ごめん…怪我、大丈夫か…」
「うおおぉぉぉおお!!戻ったああああ!!炭治郎だあああ!!」
炭治郎がいつものように禰豆子たちの心配をすると、その声を聞いてみんなが大騒ぎする。
「炭治郎くん…おかえり…!」
しのぶは笑って涙を流す。炭治郎も涙を流しながら、笑顔を返す。
「…しのぶさん、ただいま…!」
鬼舞辻無惨を倒し、炭治郎が人間に戻ったことで、千年に渡る鬼との戦いが終わった。
【あとがき】
原作と被ってしまう部分がそれなりにありますが、大丈夫でしょうか…
まえがきで修正は面倒と言いましたが小芭内と蜜璃が生存しているので、そこに関する部分だけ修正する予定です。
(この話を書いたのは、おばみつを生存させたかったからです。
炭しのとおばみつを関わらせたいのです。)
書こうと思って書いてなかった義勇の話。
義勇が『水の呼吸 肆ノ型 打ち潮』を得意?としている理由は、錆兎が義勇を助けるときに使っていた技だからではないかと。
那田蜘蛛山で炭治郎を助けるときも、同じ技を使っているように見えます。
錆兎のようになりたいと無意識に思ってたのかもしれませんね。
雪の呼吸
水の呼吸が派生して、風の呼吸と合わさった。
壱ノ型 垂り雪(しずりゆき)
『蟲の呼吸 蝶ノ舞 戯れ』のように高速で横切ると同時に攻撃する。
状況によって『突き』と『斬撃』を使い分ける。突きの方が速度は上。
弐ノ型 細吹雪(ささめふぶき)
刀を素早く振り上げ、続けて振り下ろす連撃技。一瞬で二度斬るため、反応が遅いと一度で二度斬られたように感じる。
振り上げで風を起こし、振り下げで『風の呼吸 弐ノ型 爪々・科戸風』のように風の斬撃を複数飛ばすことができる。
参ノ型 風花(かざばな)
相手の隙を斬り込む連撃技。
隙が多ければ多いほど斬撃の数は多くなり、隙が大きければ大きい程強い斬撃になる。
肆ノ型 銀華白風(ぎんかしらかぜ)
『水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦』のように体を捻り、自身の周囲に強力な斬撃を放つ。
防御技としても使える。
伍ノ型 天華六角(てんげろっかく)
目にも止まらぬ速度で六連続の突き斬りをする。
『蟲の呼吸 蜻蛉の舞 複眼六角』 を雪の呼吸に合わせて作り変えた。
陸ノ型 霧雪煙(きりゆきけむり)
体全体を使って途轍もない速度で四方八方に動き、相手の目を攪乱させる技。
『蟲の呼吸 蜈蚣ノ舞 百足蛇腹』の応用。
『霞の呼吸 漆ノ型 朧』のような効果を持つ。
しのぶ本来の性格(少し短気な性格)が風の呼吸に合うと思ってこうなりました。
水の呼吸に関しては、蟲の呼吸の大元が水の呼吸だからという理由です。