ハーレムを作る!だから結婚してください!いや、お前のことじゃねーよ。めだか 作:夢幻パンチ
「ルールは阿久根方式な、阿久根クンに十本取られるまでに一本でも取れたら人吉クンの勝ち。ええな?」
ん?これはこれは読者の皆さん、こっちにおいでなさい邪魔になるからな
え?誰だって?俺はハーレム王天竜だ!
どうでもいいけど高貴先輩と人吉クンが試合するらしい、え?なんで人吉善吉だけ名字なのかって?絶交したからね
「フン、尻尾巻いて逃げなかったことだけは誉めてやろう」
「なんですか、逃げてよかったんですか?」
ハッキリ言って巻き込まれたくないんではしっこに居るです。はい
「な、城南?」
「そうだな!」
「声でけぇよ…」
「逃げる?そんなのアリなわけがなかろうが」
天竜達は端で体育座りをしているなか先ほどの善吉のセリフにめだかがまた凜っ、って鳴るセリフを言ってきた。
「誰からの相談でも、誰からの挑戦でも受け付ける!如何な内容でも、如何な条件でも!如何な困難でも、如何な理不尽でも享受する!それが箱庭学園生徒会だ!!」
「なに読んでんすか?」
「エロ本だ、エロ本!スポーツする女子のハーレム物」
「人吉善吉、私は貴様に負けるなとは言わん
しかし、逃げることは許さんぞ!!それと」
めだかはすたすたとはや歩きで天竜の方へ
「ヤバイッス!マジでヤバイッス!」
「貴様は俺の同志だ!続編貸すヨ」
「よっしゃぁぁ!期待していい、ヒィッ!」
「あァ!どうした?どう、し、めだかさん」
顔を上げれば地獄、それはそれは笑顔のめだかがいましたとさ
「「ああァァァァァァァァー!」」
「ま、ええ、この勝負が終わる頃には生徒会庶務はこちらのプリンスに人吉クンはウチのもんになんねんから」
「うんじゃあ、始め!」
さーあ、始まりました。柔道、阿久根方式十本対一本勝負、司会進行を勤めさせてもらうのは!白い北斗に天の竜、白斗天竜です(カメラ目線カメラなんか無いけど)
そして解説はこの人!黒い神はハーレムクラッシュ!その正体はただのめだか!黒神めだか!
どうも黒神めだかだ
いやー、始まりましたね
始まったな
と言うよりこの間は始まって何秒経たんでしょうか?
知らん!凜っ
「(抑えろ俺、今はツッコミは封印だ、だから!)一気に決めるぜ!」
先手必勝ー!人吉選手は一気に決めるようだ!
阿久根二年生は十本、対して善吉は一本、この場合十本と言うハンデを有効活用した方がいいだろう
突っ込んだ善吉を阿久根は軽く投げ飛ばす、十本とは言え阿久根は柔道部、さらに特待生だ。対して善吉は初心者に近いだろう、実力は目に見えてた。
「綺麗な一本やな~、ホンマ天才的でつまらん柔道や」
実況をしていた天竜とめだかの横で鍋島はボソッとつぶやいた。それを聞こえない二人ではない、実況を止めた
「天才が嫌いなようだな、鍋島三年生」
「うん嫌いやで、大嫌いや黒神ちゃんのことも阿久根クンのこともな」
「クソ!俺がもっとバカだったら、天才は辛いぜ」
「天竜は好きやで」
「嬉しいけど悲しい!」
「む、帰ったら勉強だ」
「ノーン!」
「ま、黒神ちゃんには阿久根クンをやる、ウチにはいらんは、やから人吉クンくれや
取り替えっこしよーや」
「ふむ、安心しろ鍋島三年生」
めだかは鍋島と話しながら試合を観てた。なんで倒されても立ち上がる。
「天才などいない」
これを観て天才だの凡人だの関係なかった
「もう九本だぜ」「阿久根容赦ねー」「勝負になるわけがない」
皆が善吉を見て、勝てるわけがない、勝負になるわけがない、などを言っている
最後の一本
「(つーか勝てるわけねーだろ、最後の一本だろこれ、天竜じゃあねぇんだしこんな逆境、無理だって…、この際代わってもらっていいんじゃねーか、なぁ天竜)」
完全諦めモードの善吉、心の声は試合を観ながら、鼻をほじっている天竜には届いてないだろう
「善吉!」
めだかの一喝
「いつ如何なる場合においても決して私は貴様に負けるなとは言わん」
だから!
「勝って!貴様が居なくなったら私はすごく嫌だぞ、困るぞ、鳴いちゃうぞ!」
倒れそうな善吉にはじゅうぶんすぎる応援、まるで子供のように駄々をこねるような応援、思わずずっこけそうになる善吉
「あーっもうっ、お前が泣くとこなんか見たことねえし!見たくもねえよ!」
倒れそうな善吉は倒れを利用し阿久根の足の間接を鷲掴み
バランスを崩しそのまま倒れる
【双手刈り】
「文字どうりアンタの足引っ張ってみましたってところで」
「…負けを認める、一本取られたよ」
阿久根が負けたことにまだ飲み込めていない鍋島
「し、信じらへん」
「鍋島三年生、天才も凡人もいない、いるのはただの懸命な人間だけだだ、私も貴様も何も変わらんよ」
「はぁ、負けたわ黒神ちゃん、ウチの負けや、でもいいもん見れたわ」
そう言って右手を出す
「こちらこそ」
右手をとり握手をする。険悪ムードがなくなり仲直りしたと周りはそう思った。が
「人吉クンあきらめたる。やから」
鍋島は試合に飽きて帰ろうとしている天竜を捕まえ、頭を胸元に寄せて
「うおっ!なに?!」
「天竜、くれや」
周りの空気が変わった。
「「「「「「(やっちゃったよこの反則王)」」」」」」
わかっていると思うがそれを許すめだかではない
「そんなこと、許すと思うか!!!」
「ええやん、なぁ天竜?」
「(チッ!さらしまいてる)当たり前です、一緒に甲子園目指しましょう」
鍋島のホールドから脱け出し、手を取りそっとキスをする
鍋島はめだかにドヤ顔
それを見た善吉はヤバイと思った。あのめだかが焦っているからだ
「て、テンリ今帰ってくるなら、ゆ、許してやるから、ほ、ほら来い」
めだかの汗は尋常ではなかった。天竜はそれをチラッと見てまた鍋島の方に向く
「人吉クンこれはちょっと」
「いや、ちょっとどころじゃないっすよ…、おい、天竜!」
善吉の声も虚しく
「うるさぁぁぁぁい!この凡人が!俺の甲子園はすぐそこにあるのだ」
「いや、柔道に甲子園ないからな?ジブン」
「え?」
「ならば!」
めだかは扇子をパッチっ!と閉じて
「先ほどの試合と同じ条件で決めようではないか!」
鍋島は天竜を見てニヒルと笑い
「ええで、それで」
条件を飲んだ
「あー、面倒」
「君にはめだかさんの側に居てほしいが試合だ。手加減はしないよ」
柔道部に入る予定の天竜には面倒だった。試合を離れたところで鍋島、善吉、めだかは見ていた
「ジブンも無意味なことするな?天竜はわざと負けるで」
「鍋島先輩の言うとうりだ。めだかちゃん、天竜はわざと負けるぜ」
「天竜!負けは許さんぞ!絶対に勝て!!!」
めだかは凄い迫力だった
「人吉クン時とは大違いやな」
「めだかちゃん、天竜になると我を忘れるからな…」
幼なじみだからわかることもある。小さい頃からのお決まりだった
「じゃあ始めるぜ!始め!」
「あの時の様に僕に見してくれ!」
ガシッ、バン!一本
ガシッ、バン!一本
ガシッ、バン!一本
ガシッ、バン!一本
ガシッ、バン!一本
ガシッ、バン!一本
ガシッ、バン!一本
ガシッ、バン!一本
ガシッ、バン!一本
始まってまだ2分も経っていないのにもう九本
投げられて寝ている天竜を見下ろす様に見る阿久根
「君にはがっかりだよ、中学時代の時とは大違いだ。あの時の君はとても輝いていた」
「あんたが丸くなりすぎたからだろ」
素っ気なく答える
「天竜、真面目にやれよ!」
「アハハハ、無理無理、阿久根クンちゃっちゃっ終わらしていな」
「天竜!」
めだかはが叫ぶ
「善吉の時のようには言わん、だがな」
めだかは扇子を開き口元を隠すようにして
「貴様のコレクションがどうなってもいいのか?」
「ッ!」
脅してきた
そして前回へし折られた天竜の携帯を出し、ある人物に電話をする
「あー、もしもし地虎か?私だ」
『あ!お姉ちゃんですね。なんですかなんですか?』
『すまん少し頼みがあるのだが「猫美さん!」すまん、なんでもない」
めだかは携帯を切り、立ち上がる天竜を見ていた
「猫美さん!一本取れば勝ちですよね?!」
立ち上がった天竜の気迫に圧さる鍋島
「お、おう、そうやで「どんな手を使っても?!」ああ、一本取ったら勝ちや」
だったら
「おい、本気で来ないと前みたいに負けますよ?」
闘志のこもった目、その目は阿久根の闘志にも火をつけた
「ああ、その目を待っていた!本気で行こう」
状況がまだ分からず戸惑う鍋島
「な、なんなんあれいきなり雰囲気が」
「鍋島先輩」
善吉は天竜に目を外さず鍋島に言う
「天竜の勝ちっすよ、これ」
「な、なに言うてんね」
「それでは始め!」
先手必勝!阿久根が動いた。ガシッ!
だが、実力はハッキリしていた。
つかみ合ったもののなかなか技が掛けられない阿久根、それだけ天竜が本気だと言うことだ
そんな中、周りは天竜に疑問を抱いていた
「そういやあ、あいつさっきわざと負けていたけど受け身ちゃんととっているよな?」「ああ、そういえばさっきの試合の見方、悪いとこグチグチ言ってた」
「天竜ってなにもんなんや?」
鍋島は天竜についての見方が変わった。普通よりは凄いやつとは思っていたが
「あいつは、天竜は天才でも凡人でもない」
「あいつバカっスよ」
善吉とめだかは天才を馬鹿にしているわけではない
「鍋島三年生、あいつはバカ正直でバカにすぐ真に受ける。まっすぐなんですよ天竜は、あいつに常識なんか存在しませんよ」
信じているから
「天竜よ!勝て!」
つかみ合っている二人、阿久根の右手が天竜から離れた。天竜はバランスを崩しとっさに自分の右手を阿久根の首根っこをつかみ倒れる
『ッ!』
皆が終わったと思った
「くっ!どんな手でも使っても、勝つ!」
倒れそうなだが、左手で地面に手をつき支える。そして支えた状態で阿久根を足で挟み倒れこむ、今の状態は天竜が阿久根に馬乗りになっている状態だ
そして押さえ込み
【蟹挟み】
「か、蟹挟み!」「反則技じゃん!」「てか、なんで知ってんだよあいつ!」
だが鍋島は興奮してた
「反則や、反則やけど、どんな手を使っても勝つ。これがルールや!なんや天竜、あんなん知ってたんか」
一本!
「反則技とはいえ、俺の勝ちだなプリンス?」
「天竜の勝ちだ!」
勝利の興奮のあまりつい大声に叫んだ善吉
めだかはと言うと
「天竜~!」
凄い速さで天竜に抱きつく、まるで車跳ねられる位の衝撃を受けた
「グフッ」
「やったぞ天竜!やはりお前は凄いぞ、私は信じていた!」
「完敗だよ、君にまた負けてしまった」
「スゲーぞ!やっぱりお前はなんだかんだめだかちゃんの側がいいんだろ!」
「ホンマ敵わなんは~、部活見学の時はなーんも感じんかったのにな」
皆が試合が終わって、次々と自分の感想を言っているが、まだ誰も気づいてない
「ッ!皆!これは天竜ではない!」
そこにいたのはめだかが抱きつく瞬間に自分と城南を入れ替えたのだ!そう!これが天竜バカ伝説!
【天竜、イタイノ、ヤ】
「なら本物の天竜は何処に?」
みんなが周りを捜すが居ない
そんな時、外から声が聞こえた。聞こえた途端にめだかのアホ毛がピクッ、と動いた
『おいおい、君たちかわいいねお兄さんたちと遊ぼうよ』『へへへ』
『いやいいです。私達用事があるので…』
『いいじゃんいいじゃん遊ぼうよ』
『いや!たすけ『まてーい!』』
『あん?なんだ?』
『愛を愛し!女を愛す!男はしねー!颯爽登場、貴女のハーレム王、シラアァァトゥ!天竜!』
『なんだ、こいつ?』『さぁ?てか、なんだ柔道着?』
『君達、助けに来たよ』
『ありがとうございます!』
『てめーら!俺と勝負だ!柔道でなぁ』
『あぁ?なにいっ『いいぜ』おい』
『いいんだよ。こっちが勝ったらその子たちはもらうぜ(バーカ、速攻殴って終わりだ)』
『よし!来い!スポーツと文化の融合、釘バット!オラッ!』
『柔道関係な、グフッ!』
外変なことが起こっていた
「行ってくる」
「ああ、毎度の事だけどよぉ、穏便にな」
「ああ」
これにて柔道部の一件は無事解決。その放課後、グラウンドには足にロープをぐるぐる巻きにして吊るされてる天竜がいた。そのロープはなにもない空から吊るされていたために生徒達はめだかのことをまた恐怖したのは、言うまでもない
翌日
「ふーん、そんなこっがあったんだー」
「まぁな、そのせいで天竜は『空が、空が怖いだ善吉』って言って学校休む予定らしい」
善吉は昨日のことを不知火に話ながら生徒会室に向かっていた
「テンが休むなんて無理だよ♪だってあの生徒会長の夫だよ」
「だろーな、めだかちゃんが許すわけなかったな」
泣きながらめだかに連れて来られる天竜が目に浮かぶ二人だった
「そういやあ、プリンスは?」
「知らねー、でも柔道部は辞めたって聞いてる。ま、俺には関係ないけどな」
そう言って生徒会室のドアを開けたら
パンツ一丁の阿久根高貴が立っていた
「なんでいんだよ!アンタ?!」
「やあ、人吉クン」
「キャー、キャー」
「鍋島先輩から三行半をつきつけられたよ」
三行半、つまり退部を出され、お前めだかに惚れてんだろなきらめるんな!、みたいなことを言われノコノコ来たと言うことだ」
「おお!テンだ!生きてる」
いつの間にか、善吉と不知火の後ろには片手にコンビニ袋、中には週刊誌をもった天竜がいた
「袖ー!逢いたかったよ!」
「テンがいないと学校暇だからね」
「ありがとう…、袖が求めてくれるだけでご飯三杯いけるよ、ん?中誰かいる?」
「ヤバい!見るな天竜!」
ヤバい、善吉は天竜に見えないように阿久根を隠すが、間に合わず
「やぁ、天竜くん」
「阿久根先、うおぇぇぇぇぇぇぇー!」
ゲロった
「天竜ー!」
天竜バカ伝説
【男の裸はノーサンキュウ】
男の裸を見たらリバースしてしまう
「僕が、僕が悪いのか?!」
「天竜、臭い臭いぞ!」
「アハハハハハ!テン最強!最高!」
「うっぷ、うおぇぇぇぇぇぇぇー!」
新メンバー
生徒会執行部書記職
二年十一組 阿久根高貴
本日付より任命した
箱庭学園
生徒会執行部
現在四人