ハーレムを作る!だから結婚してください!いや、お前のことじゃねーよ。めだか 作:夢幻パンチ
「ラブレター?」
あの後、阿久根は八代を連れ空き部屋に来ていた
「そーだよ!書いてほしいのはラブレターだよ!何か文句あんのかよ!」
文句なのどあるわけない、だが
ラブレター
阿久根は思った。だから天竜は来なかったのかと…
「自分でもわかってんだよ。あたしみたいなガサツな女が愛だの恋だのちゃんちゃらおかしいってな!」
「それでも、好きになっちゃったらしょーがねーじゃん!」
「ッ!」
ふと、話を聞いて思い返す事が阿久根にはあった
『あのさ、高貴先輩に聞きたい事があるんだけど…、わいせつ行為で何回か捕まってるけど、前科になるのかな?え?なるの⁉︎』
いや、これは違う
『あきらめろ、私は貴様の想いには応えられない。私はには天竜がいる』
阿久根がめだかに惚れ中学生の頃に告白したことがある。結果は振られてしまった。しかも、好きな人が居ると
「…そうですね、あなたの言う通りです」
「?」
阿久根は八代の手をつかみ
「わかりました。黒神めだか率いる生徒会執行部書記として!どんな男でも、心を動かさずにはいられない最高の名文を仕上げて差し上げます!」
「お、おう、まぁ?よろしく頼むぜ」
場所は変わり壱ノ1の教室
「あーはいはい、八代先輩なら知ってるよ。男勝りの乱暴者ってんで有名だよねー」
善吉は不知火に八代の事を聞いていた。女の事なら天竜に聞けばいいのだが等の天竜は何処に行ったのやら
「階段降りるの面倒くさいって窓から飛び降りたりとか、ドアの開け方わかんなくてぶっ壊したとか」
「いや不知火、そりゃ乱暴者なんかじゃなくてただのバカなんじゃないか?」
「バカは貴様だ。善吉」
「て、天竜⁉︎どっから沸いて出た!」
気づかぬまに天竜が現れた。今回はやっと登場である
「読者の皆さん!やっと来ました!天竜です。で、話戻すけどよ」
「忙しいやつだな」
「それがテンでもあるよ人吉」
「愛してるぜ袖、それでなんだか八代先輩についてだが………、彼女は乱暴者で男勝りと言われてますがそれは言い換えればボーイフィッシュと言うだなこれが、でもなボーイフィッシュと言えば短髪、顔のどこかにキズ、俺口調などあるがそれが好きだ!愛してる!と言う人は少なくない俺も好きだよ、あ、八代先輩も好きだよ不知火は当たり前だけど、まぁ話を戻そう多分だが、いや絶対なんだがな彼女は乱暴者で男勝りではなくお茶目で不器用なんだあれで『テヘッ♪』なんて言われて見ろ俺は無言で一万円を渡すね、うん、だから彼女はなんだかんだ押しに弱いと見た!分かりやすくあれやっときます、だから久々の!妄想タイム!」
「よく喋るよね~」
「つーかまだ続くのか?」
妄想タイム
『おい!白斗!こんなところに呼んでなんかようかよ。私は忙しいんだよ』
人気のない校舎裏
天竜は八代を呼んでいた。八代に背を向けて黙りの天竜
『・・・・・忙しい?』
黙りだった天竜がやっと喋り出した。だが雰囲気はいつもの天竜からは考えられなかった。
『あんたがラブレターだのなんだのやってるあいだ!俺がどんな気持ちだったか知っているのか!?』
八代に、ズンズンと責めよる。壁にあたり逃げる場所はない
バン!天竜は八代の顔の真横の壁に手を打ち付ける
『わ、わかるわけ『わかってくださいよ!』白斗』
『俺は!俺は、貴女がラブレターを贈る相手なんかより、誰よりも!貴女が好きなんです』
今にも泣きそうな天竜、八代の答えは決まっていた。書いたラブレターをその場で破り捨てた
『先輩?どうして?』
『書き直すんだよ。私を想ってくれているバカの後輩のために///』
『…先輩、ふっ、先輩は後輩は嫌いですか?』
静かに顔を近づける
『バカ、後輩なんて、お前以外無理そうだ』
誰もいない校舎裏で影が一つとなった
妄想タイムアウト
「ある!」
「ねーよ!」
「うるせいやい!なにも知らない不良上がりが口を出すんじゃねぇ!」
「いやいや、テンが思い込みなんて少女漫画でもしないよ」
「袖よ、妬くな妬くな、それで続きがある。その後、袖も俺のハーレムに入る、そうと決まれば!まずは、序章!めだかを殺す」
「逆に殺されるぞ絶対」
「・・・・・・・ラスボスは最後にして、八代先輩をいただきます!」
ウヒョウヒョと奇声を上げながら何処かに行った
「お嬢様変じゃない?人吉」
「天竜はないことにしたんだな」
「テンはいいんだよ。定期的に誉めとけば」
「・・・・・・・・」
天竜よ、俺は何があっても親友だからな
「テンは置いといて、阿久根先輩に経験を積ませたいのはわかるよ。でもさ今回は明らかにお嬢様の方が適任だよ」
不知火はポテチを貪るように食べる
「他人のために生まれてきたお嬢様らしくないよねー」
「カッ!お前は本当に因縁つけさせたら日本一だな」
不知火はやはりわかってないめだかちゃんのことを
「俺の幼なじみが徒党を組むのは苦労を半分にわけるためじゃない、倍の苦労を背負うためだ」
「そしてもうひとつ言えることがある。めだかちゃんは困ってる奴を助けはしても、弱い奴を救いはしねえ。それに、あの馬鹿が居るから大丈夫だろきっと、多分、かも」
「気持ちはわかるよ人吉。あのテンだもん」
信用と言う文字は天竜から消え失せた
時間は進み、現在生徒会室
「書き終わりました。確認してください」
阿久根は八代のラブレターを書き終わり、めだかに確認をしてもらっていた。
「・・・・・」
「いやー大変でした!女子の気持ちになって男子に恋文を宛てるなど初めての経験だったものですから、その甲斐あって、かなりの名文が仕上がったと自負しております!」
自分でも、自信はあったのかドヤ顔の阿久根。いつもどうりソファーで寝ていた天竜は立ち上がり部屋から出ようとする
「・・・・・・天竜」
そんな天竜にめだかはただ名前を言っただけ、天竜はなにも言わず、振り向かず軽く手を振る
「・・・・・阿久根書記」
天竜が出ていった。あと静かに語りだす
「八代三年生が意中の男に伝えたいのは、言葉か?それとも気持ちか?どっちだ?」
「・・・・・・・え?」
「貴様の字で、貴様の文章で、伝わるものとは一体なんだ」
「え…、あの、しかし」
言い返せない、阿久根にとってめだかの言っている事が理解できない
「八代三年生は困っているのではない、願っているだけだ……、貴様なら彼女を諭してやれると思っていたがな」
「貴様には失望した。もう何もしなくていいぞ」
拒絶
「あの書記ちゃんと書けたのかよ、心配になってきた」
八代は阿久根との待ち合わせ場所に向かっていた。
「はぁ、来てるかな」
ガラッ、扉を開け、そこに居たのは阿久根高貴ではなかった
「あぁ!先輩いらっしゃい、どうぞどうぞこちらの席に」
「お前たしか…、白斗天竜、だっけ?」
白斗天竜だった
「いやー、名前を覚えてくれるとは嬉しいですよ。まっ、そんなことよりちゃんとうちの書記が来るまで話しません?」
さぁさぁ、と八代の背中を押して、自分の正面に座らす
「な、なんだよ」
「ちょっとだけスよ」
「はぁ、で、なにはなすんだ」
「じゃあ…、ラブレターの相手はキモいかについてですが…」
「なんでキモい前提なんだ!」
「え?それはそうでしょ、世の中に俺以上の男はいないならな」
「どっから出るんだよその自信は」
「それより今日のパンツ何色スか?」
「突然に変態発言するな////!」
「グハッ、いただきました!赤面顔」
「やめろ!」
「そういや、告白失敗して、結婚して、子供つくるじゃないですか?新婚旅行はどこいきたいですか?」
「話が飛びすぎ!その前にお前とは死んでも結婚するか!」
「しないんですか!?嘘だ…、!、大好きスよパンスト」
「なんの告白⁈」
「じゃあ最後に質問!これ聞いたら帰るからさ」
「なんだよ」
さっきまでの雰囲気とは大違い、天竜は八代をまっすぐ見つめた
「先輩はラブレターの相手に何を伝えたいんだ?」
「…は?そ、そんなのラブレターなんだから、その、あ、愛の告白///?」
「愛の告白ねぇ?告白って自分と相手の一対一の戦いだと俺は思うんですよ。なのにあんた、なに手伝ってもらってんだよ?」
「あんたに関係ないだろ!あたしが頼んだのは字を綺麗に書いてもらいたい「じゃあ内容くらい自分で考えろよ」」
椅子から立ち上がり
「あんたが好きになったのは字が汚いからふるのか?あんたが伝えたいのはラブレターを渡す勇気なのか?それともラブレターの内容か?」
「内容に「だったらあんたの想いは全く無いな。書いたのはうちの書記だ。相手に伝わるのは書記の想いだけだな」なんだよ!?さっきから!」
天竜は扉に向かって歩き始める
「俺が言いたいのはただひとつ、自分の想いは自分にでしか表現出来ないって事で、ニヒヒ、ふられたら貴女の天竜が人生ゴールまで導きますよ」
天竜は伝えたい事だけ言うと教室から出ていった。帰る途中で大量の本をもった阿久根に合った
「天竜君、何をしていたんだい?」
「高貴先輩、柄にでもないことすると疲れますね」
「ふっ、でも俺はそうゆう君もいいと思うよ」
「そうスかね?じゃあ後は」
「ああ、後は」
顔も合わせず、通り過ぎる
「任せた」「任せろ」
二人はそこそこの信頼関係である
その後、阿久根先輩の個人授業は一週間続き。八代先輩は意中の男に自筆の手紙を出すに至ったそうだ。その日、天竜がその情報を仕入れて邪魔をしようとして俺とめだかちゃんが全力で止めにかかったのは言わなくてもわかることだ。
血と汗と心のこもった。そのラブレターの結果は個人情報保護の観点から伏せておくとして…
「うむ、終わってみれば百点満点の仕事ぶりだ。見事な手際だよ」
現在生徒会室
阿久根はめだかに報告をしていた。めだかからの評価はとても高く良いものだった
「一体、なんの事やらわかりませんね。当然の事をしたまでです」
「まあ、そう言うな。謙遜するでない、私に貴様を誉めさせろ」
めだかは椅子から立ち上がり、スッと手を頭に
「よくやったな阿久根書記、私が間違っていた。ありがとう」
「~~~~~~~ッ!」
頭を撫でられる。声にならない喜びを阿久根は感じていた
「こっ、こちらこそ!ありがとうございます!勿体無いお言葉ですっ!」
「・・・・・カッ!」
「善ちゃんよ。そう焼き餅を食うな」
「焼き餅を食ってんのお前だろ!」
「食う?美味よ?」
「食う!」
いつものソファーで餅食う天竜。阿久根とめだかには興味はない
「それと天竜、お前もよくやったな」
「全くだ、金一封くらいくれてもバチ当たらないよ」
「お金はないが、頭を撫でてやろ」
「嬉しくもないわ!ハンッ!クチャクチャ」
「クチャクチャ言わすな」
「じゃあなんだ?接吻か?」
「罰ゲームか!」
「まぁ、そう言うな」
「ギャァァァ!離れろぉ!トラウマがぁ~!」
「よいではないかよいではないか」
まあ、そんな感じで生徒会長、黒神めだかの学園お花畑化計画は、ついに生徒会室の外へ進出したのだった
「ァァァァァァァ!あっちいけ!トラウっ、熱い!餅が!餅が!」
「ほれほれ天竜、口移しだぞ」
「めだかさん!麗しいッ!」
「美味いなこれ、ん?なんだ?鍵?これ手錠の鍵だ。この餅、諏訪部さんから貰ったのか」
警察に捕まり、学校に行くまでの話
後「先輩。ここが白斗家ですか?行かないんですか?」
諏「あ、ああ。い、今行く(嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!会いたくない会いたくない会いたくない会いたくない!)」
天「なにびびってんだよ健ちゃん」ニヤニヤ
諏「ニヤニヤすんじゃねぇ!」
鳥「まったく、気持ち悪い。誰に似たんだか…」
「「…………え?」」
鳥「いつから私が家にいると錯覚していた?」
後「いつの間に⁈先輩!先輩?」
諏「…………白斗先輩」←凄い汗
鳥「健介♪会いたかったぞ。ん?なんだこれ、餅?まぁ貰っておくか」
諏「い、いや。あ、ああんた!それは…お袋が田舎から…」
鳥「あんたものは私ものだろ?」
天「ひでぇ、人のやることじゃねぇ。焼かなくても美味いなこれ、でも焼き餅が一番だ」
諏「お前は食ってんじゃねぇ!」
鳥「本当に誰に似たんだか「あんただよ!」ァ?「すません」「……先輩」まぁ母親らしくタオル持ってきたぞ」
天「着替え持ってこいよ!」
ちゃんちゃん