ハーレムを作る!だから結婚してください!いや、お前のことじゃねーよ。めだか 作:夢幻パンチ
だが、時間など奴には関係ない
安「天さんさようなら!」
天「ちょっと待て!それ自爆セリフで、暗殺セリフじゃギャァァァァ!チャオズー!」
気絶するたびに、これを繰り返す
まさに46回!
安「天さんさようなら(棒)」
天「手抜いてんじゃねぇー!ギャァァァァ!………餃子」
「……ここか」
トレーニングが終わり、めだかと善吉は都上との約束を果たすべく時計台に行った。一方天竜は、その間に十三組を何人か倒しつつ、フラスコ計画中核の時計塔地下に来ていた
「あーダリィ。でも、俺の天竜君を勃たせる為には、真黒に力借りないとだし」
トレーニングが終わると同時にめだかと善吉は天竜を置いて、都上の所に向かった。残った天竜は真黒と話していた
『休む暇なく訓練訓練!心も体もギブギブよ天竜さんは』
『でもよかったじゃないか、二人に置いて行ってもらって休めるんだから』
『バカ言うな、お前の妹はフラスコ計画潰す気まんまんだぜ?どうせ巻き込まれる』
『他人事みたいに話すんだね』
『他人事だし』
『でも君、都上王土に会ってから……、その股間平伏したままだよ?』
『…ハ、ハハ忘れてたのに、考えないようにしていたのに!そうだよ!あれから天竜君の天竜君はうんともすんとも動かないよ。ちくしょー、もしこのままだと一生子供が出来ないのか?イヤだー!』
『……直してやろうか?弟よ』
『弟じゃねー!ってかマジで治せんの⁉︎』
『条件として、フラスコ計画を潰してくれないか?』
『最初っから、その予定だったろう?』
『……アハ♪頼むよ』
真黒と天竜は基本的にこんな感じだ。こんな感じに天竜を無理矢理めだかに近ずけるように話を持っていく。だから天竜は真黒が嫌いだった。そんな事を思い開始ながら天竜はフラスコ計画を潰すべく一人で地下に来ていた
「ここに来る間に十三組をちらほら倒してきたが、冥利の方がまだ強かったな。まぁちゃっちゃと潰して、天竜君再生儀式をしないとな、ね!天竜君」
と股間に話しかける変人
「「いらしゃいませ」」
「幽体離脱してるぞ」
「「双子だ!」」
フラスコ計画第一関門。拒絶の門
そして、それを守る双子の門番。対馬左脳と右脳
ちなみに二年十三組
「貴様、十三組の十三人のメンバーか?」
「うん。オッスオラ都上王土。世界征服するべく日々頑張ってるぜ」
「いや、絶対嘘だろ」
「おい」
「なんだ?」
「幽体離脱してんぞ」
「「だから双子だ!」」
「……お前達はなにをしてる?」
天竜が対馬兄弟と遊んでいる所にめだかと善吉が姿を現した
「ん?二人とも遅かったな」
「天竜。お前先に来てたのかよ」
「善吉見ろよ。幽体離脱してるぜ」
「あ、本当だ」
「「あ、本当だじゃないよ!チョット!チョットチョット!」」
「それよりも天竜。私に何か言う事がないか?貴様が隠していたDVD『女科学者。媚薬を作って発情中』の服を真似てみたのだが」
「(だから着替えたのかめだかちゃん)」
めだかの姿は普段着ている生徒会執行部の制服ではなく、メガネを付け、科学者の様な格好をしている。そしてめだかは天竜に見せる様に体をクネクネさせる
「もがなちゃんで見たかったな〜」
ドゴッ!
「ひ、人が」
「壁にめり込んでる」
当然のごとくに、めだかに殴られ壁にめり込む。この施設結構いい素材使ってるのに
「生徒会執行部会長職。黒神めだかだ。時計台視察の為、ここを通してもらいたい。許可証もここにある」
「(天竜は無視な、もう慣れたよ)」
天竜を無視して話を進めるめだか。善吉は慣れたのか、干渉はせず、対馬兄弟はちょっとビクビクしたものの、すぐに調子を戻す
「あ、えっと。その許可証は通じるのは地上だけだよ。です」
「ここから先は僕達のルールに従ってもらうよ。まず」
「(完全に怯えてるじゃねーか)」
「で、そのルールとはなんだ?」
対馬兄弟は左右に扉の前から退く。がっちりとしまった門の真ん中には12このボタン
「通りたければ通ればいいが、見ての通りだ。6桁の相性番号を正しく入力すれば、この扉はあっさり開く」
「一度に通れるのは一人ずつ。一人通るたびに、番号は変更される」
「通れる確率は、百万分の一!」
「百万人に一人しか通さない、ゆえに拒絶の扉!」
「逆に言えば、その程度な確率も、クリアできない人間は、フラスコ計画にかかわる資格がない」
常識で考えれば、ただの運任せにしか見えない。が都上王土や十三組の十三人のメンバーは毎日毎朝クリアしているのだ
めだかは少し考え、めり込んだ天竜をチラリと見てから、ボタンをテキパキと押す。すると扉はガコンの音と共に開かれる
「「⁉︎……ま、まさか」」
「これで良いのだろう?通らせてもらうぞ。善吉よ。中で待っておるから、さっさと来い。それと天竜に伝言だ。今日テレビで見たが、7月7日蟹座の運勢はダントツだぞとな」
「……はぁ?」
7月7日それは天竜の誕生日、それが何の意味があるのかは善吉にはわからなかった。意味深い事を言うと善吉を背にめだかは歩みを進める
「……さあて次は、君の番だ」
「チャレンジしてみなよ一組!」
「まぁやってみればいいんじゃね?善吉よ」
「「(生き返ってる)」」
いつのまにか生き返ってる天竜はしれっと善吉の横に立つ。そもそも死んでない
「よしなら、この扉を犯すか!よく見れば、かわいいフォルムしてんじゃねぇか」
「頭打った時に、おかしくなったか?無機物までに手を出すなよな。余計に拒絶されるっての」
「「(無機物に欲情するとか……、異常だ)」」
善吉と天竜が、いつも通りの会話をしてる中。カツカツと響く足音した
「……こんな所まで話す内容じゃないだろ?二人とも」
「……でも阿久根さん。人吉君と天竜君ですから」
「ふ、そうだな。二人とも、めだかさんが待っているぞ」
「あ、阿久根先輩!」
「もがなちゃぁぁぁぁん!」
足音の正体は阿久根高貴、喜界島もがなだった。善吉はこの場に来た事にビックリし、天竜は喜界島が来た事に200円を持って喜ぶ
「不知火さんから事情は聞いた。置いていくなんて冷たいじゃないか」
不知火半袖。善吉や天竜と普段一緒な為、善吉は不知火の面倒くささを知っている。だから善吉焦った。不知火が関わった時点で、今の状況は完全にかき回される
「いや!今回は比べ物にならないくらい危険なんだよ!」
「人吉君。私は危険なんて怖くないよ。私は置いてかれる方が怖い」
「喜界島…」
「善吉。分かったろ?やわな覚悟じゃぁ、ここには来れないぜ。さぁ、もがなちゃん以外は家に帰れ」
「だ、そうです。お疲れ様でした」
「「おい」」
生徒会執行部が揃った事により、雰囲気は一気に生徒会執行部モード。緊張感は何処へやらだが、状況は変わらない
「まぁ話は聞いていたからね。幽体離脱のあたりから」
「最初っからですね」
「…喜界島さん。レディーファーストだ。どうぞ」
「じゃ、お言葉に甘えて……」
阿久根は、天竜達が騒いでいて聞こえていた為、拒絶の扉のルールは把握していた。阿久根はレディーファーストだと言って喜界島に先を譲る。軽快にボタンを押す喜界島。押し終わると、めだか同様で扉は開く
「「なっ⁉︎」」
「三人ともお先!黒神さんと待ってるから」
今までに、十三組以外で、この扉を開けた事はなかった。余裕の表情だったが、対馬兄弟と善吉は驚きで唖然
「驚く事はないよ。あの扉は異常度の強い者を選別する為のシステムだ。裏を返せば、めだかさんなら必ず通れる扉という事になる。だったら簡単だ。めだかさんが次に選ぶあろう番号を選べばいい」
「いや理屈はそうかもしれないけど!めだかちゃんが選びそうな番号なんて分かるわけ…」
「気づかないかい?めだかさんが示唆してくれていた6桁の数字に」
「めだかが、示唆した数字……?」
阿久根の言葉に、天竜は2日前の会話を思い出した。
『天竜。肉を食べたくないか?』
『ん?肉?』
『晩御飯だ。今日は肉にしようと思うが、一応聞いておこうと思ってな』
『肉か……、いいな肉!肉にしよう!肉!』
あの時、めだかは俺に伝えていた!
「わかったぞ!292929(肉肉肉)だ!」
「な、なんだって!本当か天竜」
「いや二人とも?」
「ああ、間違いな」
よっしゃ!と気合い入れて、292929を入力する善吉。が、開くわけもなく
「開かねえじゃねーか!」
「ボタンの押し方じゃね?」
「な、なるほど」
292929をいろんな格好で押す善吉とそれを指揮する天竜。それを見て、阿久根は思った。善吉がどんなに天竜をツッコミを入れても、所詮、同じ穴の狢だど
「天竜の誕生日だったか…」
「さすがにわからんよ。それは…」
「めだかさん言ってたじゃないか?天竜の運勢を、だから年号を含めた生年月日だ」
「俺めだかと違う占い番組見てたから…、てか血液占いだったし」
「「「あー分かる」」」
「な?」
「た確かに、あるあるネタだね。と言うか君達、仲良くなってない?」
毎度のことだが、置いてけぼりの阿久根。そんなんだからランキング最初悪かったんだよ!
「で、どうするんだ?天竜の生年月日はパスワードから変わったわけだし、めだかちゃんが選びそうな番号なんてわからないし」
「うんなもん決まってるだろ?と言うか、俺は最初っからやる予定だったし…、でもまぁ専門科さんがいますから」
番号が変わったことにより、またしても同じ状況なったが、天竜は阿久根を見る。それに気づいた阿久根は笑みをこぼし、近くにあったロウソクのスタンドを持つ
「わかってるじゃないか天竜クン。喜界島さんやめだかさんには、あまり見せるには忍びないからね。こんなことはッ!」
掲げたロウソクスタンドは、拒絶の扉へと叩きつける
「な!何してるお前!」
「阿久根先輩!」
「黙ってろ善吉」
「天竜…」
「こっからは……、あの人の戦いだ」
「さすが頑丈だ。本気で殴ったが、表面が崩れただけか…、控えめで百万回ほど頑張ってみよう。いいか後輩よ。困難に対し努力する奴は、その時点で負け犬?それは違うぞ!困難に対し努力する奴は、その時点で勝ち馬だ!だから常に努力しろ!駆け続けろ!」
ドカドカと扉を殴り続ける阿久根。善吉は思い出した。阿久根の中学時代のニックネームを、その名も『破壊臣』。これが言ってしまえば、阿久根の本来のスタイルだと言っても過言ではない
そして阿久根は、何度も、何度も何度も、扉を殴り、ついに扉は破壊された
「ほら!一生懸命頑張ってみるものだろう?152回で開かれたじゃないか!」
「カッ!流石」
「では続け!人吉クン、天竜クン。茶番は終わり、本番の始まりだ。二人が待ちくたびれているぞ!俺達は全員揃って生徒会だ!」
天「流石!高貴さん」
阿「君に褒められるとは、嬉しいね」
天「流石ですよ。だってあの扉壊した訳だから、請求は阿久根さん持ちでしょ?」
阿「……え?」
天「そんなことも気にせず、壊すなんて…、俺達の出来ないことを平然とやってのける。そこに痺れる!憧れる〜!」
阿「マジか⁉︎」