ハーレムを作る!だから結婚してください!いや、お前のことじゃねーよ。めだか 作:夢幻パンチ
善「おじゃしまーす。天竜遊びに「ギャァァ!助けて」「あははは!避けろ避けろ!避けなければ死ねぞ」おじゃしました」
天「てめー何逃げようとしてるんだよ!」
善「うるさい!お前の母親の笑い声聞いた時点でやばいだろ!」
鳥「あれ〜。善吉くんじゃない」
善「……鳥羽さん。こんにちはです。つかぬ事を聞きますが、手に持った拳銃はなんですか?」
鳥「気にするなッ!」ドン!
「「ギャァァァ!」」
その後一日中逃げ回ったとさ
三年前
黒神めだかに飲み込まれなかった。唯一の男
球磨川のことを思い出すのは、非常に難しい。それはマイナスの塊のようなあの男のことを、そもそも思い出したくないというのが、ひとつだし。また、彼に対して、どのような感情を抱くべきなのか、三年後の今も全くわからないからだ
球磨川のありようは残念ながら、言葉では語り尽くせない。あいつを表現する言葉など、この世界にはないのだ。勿論、めだかちゃんは球磨川相手ににも一歩も引かなかった。最終的には暴力に訴えることになった。彼女は彼に対して勝利はした。だがそんな球磨川を庇ったのが、天竜だった
俺は当時何もできなくて、めだかちゃんと天竜の殺しあいのようなものを側で見ていることしかできなかった。結果、めだかちゃんに勝利した天竜は中学時代を病院で過ごし、めだかちゃんは心に深い傷を負った。
そお、あの日だ。俺は天竜と約束したんだ
『グホッ!ガハッ!……ハァハァハァ、ぉぃ善吉。善吉!聴いてんだろ⁉︎見てんてんだろ⁉︎……ハァハァ、テメェ……、約束しろ、今しろ!絶対にだ。絶対に、めだかを……、泣かせるな!』
だから俺は、めだかちゃんが泣かないように、悲しまないように、少しでも球磨川を連想させる人間は、絶対にめだかちゃんに近づけないと、あんな悲劇は、もう勘弁だ
だから宗方形
「一応、言っておこうかな?ここを通りたくば、僕に殺されてからにしろ」
「俺は別に、通りたくなんかねーさ。ただ通したい意地があるだけだ」
おまえの相手は俺なんだぜ
「しっかし善吉くんは頑固だよねめだかちゃんに張るくらいにね。弟をスキップでウノ」
「いえ、お兄様。善吉は私以上に頑固ですよ。ドロー2枚で喜界島会計4枚引くが良い」
「ねぇ阿久根さん。あいつ大丈夫かな?私もドローで」
「普通に考えたら、まったく大丈夫じゃないだろうね。僕もドローで」
「ふふふ、最後の一枚はドローさ!天竜くんドローしな」
「いい加減にしろよ!さっきから何枚ドローさせんだ!ウノの半分が手札とか仕組んでるんだろ!」
天竜達は声が聞こえないことをいい事に、ウノをする生徒会一行。それをよそに、善吉と宗方の死闘は始まっていた。宗方はお得意の暗器による多刀、善吉は鍛え上げた拳で対応。その対応仕方も、すべて武器の刃がないところに打撃を与え、屋根に刺さる。それを何百と今続けてる
「あはは!本当にデリケートな戦い方をするよねえ。善吉くんは、恐ろしく丁寧て、几帳面だ。どれほどたくさんの刃物を有していようとも、使える数は限られているからね」
「随分と善吉ひいきの観戦をされてますね、お兄様」
「真黒。形ちゃんの師匠だろ?てかウノ片付けるの手伝えよ」
「それは誤解だな。僕は善吉くんには厳しいぜ?もし、彼が宗方くんに殺されるようだったら、善吉くんは君たちの側に居る資格がなかったと、判断せざるを得ない」
「「…………」」
真黒は妹である、めだか。弟である、天竜を大切に思っている。それは真黒が大切にすると誓った時からだ、だが、誓った時にはすでに二人の近くには人吉善吉と言う、普通の少年がいた。真黒にも思うところがあった。彼は二人の側にふさわしいのかと、言うならこの宗方戦は最終試練である
「やるじゃないか一年一組くん。多刀じゃあ。きみを殺せないみたいだね」
善吉の防戦により、宗方は刀では善吉を殺せないと悟り、刀を捨てる
「じゃあ鈍器だ」
二つのハンマーを出す
「……シティハンターの相棒かよアンタ?」
天ちゃんもモッコリである
「……真黒さん。少し伺っても?」
阿久根は宗方の戦い方に少し疑問が浮かんだ
「彼の暗器の手際には、感動すら覚えますが……、武器の扱いは素人ですよね?」
「お、さっすが!高貴さんてば、形ちゃんの弱点を気づくとは」
「そりゃね。動きがノロいし、君がブリッジで避けれるくらいだ。真黒さんは、その辺鍛えてあげなかったんですか?」
「うーん。できる限りフォローはしたんだが、才能がなかったんだよ」
宗方は両腕に持ったハンマーを善吉に振るうが、善吉はそれを両腕で受け止める。宗方が武器の扱いが素人なため、体重がうまく掛からず、正面から受け止めれるくらいだった
ハンマーを受け止め、追撃をするも、宗方はハンマーを捨て、後退。彼は戦士ではないがゆえに、人殺しができれば武器などなんでもいいのだ
「ふむ。大体把握したよ。ようやく、きみの殺害方法がわかったよ。………きみの命を殺す武器は、これだ」
宗方が次に出したのは、狼牙棒。完全に身長以上の武器で、隠せる要素がない武器である
「………狼牙棒ってお兄様」
「………身長以上あるじゃねぇか、暗器でもなんでもないよ!あんなの四次元ポケットだよ!」
どこでもドア〜。これでし○かちゃんのところに、ふふふ!
「俺も連れて行ってくれ!ドラ○もん!」
天竜はほっといて、宗方は自身のノロさをカバーするべく、狼牙棒を選んだ
「えーっと。宗方先輩?それを、しまっていただくことはできないんですかね?」
「……なしだ」
狼牙棒を善吉に振り下ろす、先ほどのように素手で受け止めれば、ただでは済まない
「だったら!仕方ない…!」
上着を脱ぎ、狼牙棒の棘を巻き取る形で受け止める。そして追撃。先ほどとは違い、受け止められるとは思ってない宗方は善吉の攻撃をくらい吹っ飛ぶ
「ふむ、最悪だね。多分次は、アレがくるよ!」
「餓狼棒でもダメか…、だったらこれだ」
宗方が出したのは、二丁の銃。真黒、天竜以外が驚く、驚くのより先に宗方の指が引き金にいく、だがそれより先に善吉は動いていた。両足で拳銃を弾き、両手で掴む、そして一瞬で分解
「あいにく、銃に関しては覇王様から教授されてるんでね。思い出したら涙が出る、よ!」
二丁がダメだと判断した宗方は多丁を出すも、一瞬で蹴り飛ばされる。宗方も負けじと銃を出す、そして善吉は銃の分解を続ける
「しかし、人吉くん。彼は……、拳銃相手に一歩も引かない彼の姿勢は明らかに常軌を逸している。あれはあれで十分に異常ですよ」
阿久根の言うとうり、異常とみなされている宗方相手に、ここまで奮起する善吉を見れば、それはそれで異常である。だがそうとは思わない者もいる
「違うよ。阿久根くん。異常で片付けられちゃ。善吉くんが報われない。彼は普通の男の子なんだ。異常でもなく、特別でもない、あの子は普通なんだ。普通に弱く。普通に怖がりで、普通にがんばって、普通に悔しがり、普通に人を好きになり、普通に誰かを守りたいと思っている。かっこいいよ。だから…」
真黒は前を見る。皆より前に出て、善吉の戦いを見る天竜を見る
「善吉くんは彼の背中を追うんだよ。自分の目標が近くにいるんだ。努力する善吉くんは、なによりかっこいいのさ」
「……確かに善吉は、もう嫌だとか、付き合いきれないとか、今回だけだとか言いながら……、十三年間、一度も私達から離れなかった。諦め続けながら、こんなはた迷惑な私のそばにいてくれた。守ってやらねば何もできなかった。あんなの普通の男の子がな。だから私は善吉がすきだよ」
「キャー三角関係!」
「……はぁー」
「……そのまま善吉とよろしくやってくれよ。マジで」
「(なんか騒がしいな)」
「そうか多丁でもダメか、じゃあこれだ」
拳銃を出し尽くした宗方は、次に手榴弾を二つ出す
「ぐっ!爆弾なら……雲仙先輩とのバトルで勉強済みだ!」
瞬時に周りにあった池に蹴りやる。だが宗方にとっては予想の範囲内
「いい加減にしろよお前!争いは何も生まねーぞ!」
「いいよ。何も生まれなくても、殺せればそれでいい。だが胸を撫で下ろせ、僕の暗器はこれで終わりだ」
宗方が最後に出したのがロケット砲。地下であるここで撃てば全員だだでは済まない
「後ろの仲間ともども、消え失せろ!」
「くっ!ロケット砲とか、一番のトラウマだ!」
信管や爆薬位置を避けて、ロケット砲を蹴り飛ばす
「よし!これで相手の武器は出尽くしたよ!今度こそ『やった』だよね」
「いや、形ちゃんは人殺しが基本だからね。暗器って言っても武器は重くて仕方がないはず、だから今形ちゃんはノロくない」
宗方は瞬時に消え、善吉の死角に周り、近接による殺人を仕掛ける
「でも、まぁ善吉の勝ちだろ」
背後にいる宗方に回し蹴りが炸裂。近接格闘を善吉に持ち込んだ時点で負けていた
「お前の負けだ!限界野郎」
蹴られた宗方は気絶する
「実に申し分ない。普通の人間による。普通の勝利だ」
「………」
「ん?めだかちゃんどうしたんだい?守られる立場はやっぱり不満かな?」
「そういうことではなく…」
めだかは言葉を詰まらした
「え?」
服を着ている善吉の背中に無数の武器
「やっと気を緩めてくれたね。あいにく僕はまだ、手持ちの武器を半分も使ってないよ」
「あー、まずったか?ゴフッ!」
「善吉イイィィィィ!」
善吉は血を吐き、倒れるのだった
め「それにしても天竜。あまり出番がなかったな」
天「確かに、次回だな」
はぁい、次回宗方編最後ね