ハーレムを作る!だから結婚してください!いや、お前のことじゃねーよ。めだか   作:夢幻パンチ

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遅くなりましたが、更新!

あれだねfate/GOが忙しかったでお願いします
それもあるが、インスピレーションが湧かなかった

頑張りますんで、見捨てないでください。よろしくお願いします


彼女はめだかではない(腹パン)

「親からの約束を破って戦いに身を投じるのはどんな気分だい?」

 

「……………死にたいよ」

 

「まぁ無難な答えだね」

 

天竜はゆっくり目を開ける。目の前には安心できない安心院。安心院を見て、天竜は気絶したんだと理解した。そしていつもとは違う場所。普段ならば、普通の教室だったが、今回は図書室のようだ。周りには本が散らかり、本棚はドミノのように倒れ安心院をと天竜を囲む、天竜はいつもの机と椅子、安心院は山のように積まれた本の上にいた

 

「はぁ、カッコつけて闘うんじゃなかった。母さんに怒られるよ。てか別にいいじゃん!俺がどうしようと!なぁなじみ〜」

 

「……親の心、子知らずってな。君は今の状況を理解してるのかい?」

 

天竜は気絶したが記憶はハッキリしていた

 

『天竜。あとは頼んだぞ』

 

脳裏にあるのは、めだかの顔だった

 

「……………しらねぇよ」

 

「そうかい。わかっているなら、いいんだ」

 

安心院は優しく笑って見せた。安心院が笑うと同時に散らばった本、倒れた本棚は自動で綺麗になっていく。心の乱れが綺麗になるように

 

「さぁ天竜くん。立てよ。君は僕の選んだ男だ。君らしく、気に入らないことは殴り掛かればいいだ」

 

「なんだよそれ?やらねぇからな、絶対だからな」

 

「はいはい、いつものいつもの。とりあえず天竜くん。たまには本気で頑張ってみな」

 

「……………ぉぉ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お!起きたな寝坊助天竜」

 

「おいボケ!意識あんのか」

 

「……ぁ、なんかうるさい。冥利?猫美さん?てか、身体がイテェ…」

 

天竜が次に目覚めた時には、周りが戦場と化していた。身体から痛みが消える様子がなく、血も大量に出ている。そして見たことない奴らと、負け犬軍団こと、雲仙冥利、雲仙冥加、鬼瀬針金、鍋島猫美、宗方形、高千穂仕種の生徒会に負けた面々ばかりの集団と、天竜が見たことのない集団が戦っているのが見える。何より善吉達の姿が見えなかった

 

「なにあの集団?冥利説明して」

 

「見た目とは裏腹に元気じゃねえか。見ろよ。見たことないやつがいるだろ?あの壁に寄りかかって「いや、メガネの子と、オーバーオールの子、髪の長い子の情報を、はよ」……絶対説明してやんねぇ」

 

「あははは!やっぱり天竜は天竜やな。それよか自分、大丈夫なんか?いつもみたくギャグ補正とかで治らんのか?」

 

「……なんだよギャグ補正って」

 

天竜が記憶にあるのは、めだかに蹴られて、部屋を二つほど貫通したのを覚えている。つまりマジだったってことだ。本気でめだかは天竜に任せたということだ。天竜は深く息をして立ち上がる

 

「……イテテ。猫美さん。冥利行って来る」

 

「いやいや普通の天竜が言った所で、足引っ張るだけや。お前はここに居り」

 

今にも飛び出しそうな天竜を、殺気を飛ばしながら止める鍋島。今の天竜は立つのやっとで、息をするだけで傷が開くほど酷がった。高千穂との闘いでおったギズがめだかの一撃で全て開いた状態、鍋島は後輩の中でも可愛がっている天竜を心配して本気の威嚇と警告をしてるのだ

 

「待ってから、な。あいつが、今立たなかったたら、立てないから俺が、だから…」

 

周りが、それを見て動きが止まった。天竜を知らない者は魅せられ。知る者は、驚き、それを初めて見た

 

「行って来るよ」

 

その雰囲気、面立ち、口調、全てを見て天竜ではなかった。たった一言、その一言だけは、言うならば物語の主人公だった

 

「……そうか。ほな行ってきヒーロー」

 

静まった戦場に足を進める

 

「白斗くん。ここは任せて先に行ってください」

 

「……針金ちゃん。それ死亡フラグ」

 

「天竜君。行って来るといい。あとこれが終わったら友達になろう。楽しみにしてる」

 

「絶対ヤダ」

 

「トレビアン!天竜カッコよかったぜ。ヒーロー!」

 

「黙れガチムチ。話しかけんな」

 

「25843668472102375」

 

「冥加タン。約束絶対守るよ」

 

あからさまに男だけ対応が雑なのは、いつもの天竜に戻ったと考えていいだろう。エレベーターに向かう天竜の背を見ながら冥利は叫ぶ

 

「白斗!テメェの本気でやれば余裕だ。だから、いつも通り無茶苦茶にしな」

 

「………ヤバ。幻聴が聞こえる」

 

…………まずあいつから殺るか?と聞こえたが、聞こえなかった。エレベーターに向かう天竜を止めないわけもない、見たことない人たちが

 

「行かせると思うか?ヒーロー?」

 

「なぁあんまりさぁ、ヒーローヒーロー言わないでくれます?ましてや野郎のテメェにヒーローとか言われても嬉しくないから、つか私服で学校来んなよ?異常とか以前に馬鹿でしょカッコイイとか思ってんの?みんな制服なのに私服の俺カッコイイとか?はぁ、理解に苦しむな。制服の下にジャージ着てデビルカッケーとか言ってるやつと同レベルじゃん。あと私服でも前ちゃんと隠した方がいいよ」

 

「……………ふ」

 

糸島軍規。膝をつく

 

「軍規ー!軍規がやられたら私が…」

 

「そのメガネ……、伊達だろ?しかもコンタクトしてからの伊達でしょ?意味不!てか弓置や、何から何まで意味がわからないんだよ。キャラがキャラキャラして眩しいわ!あとさ君、衣替えって知ってる?マフラーが引っかかってるよ」

 

「グハッ…」

 

百町破魔矢。リタイア。ちなみにみんな思ってるから何も言わない

 

「俺は他のやつとは違うぞ」

 

「あ、サイボーグとか大丈夫ですから。俺サイボーグクロちゃん派だから、加速装置のごとく退場して下さい」

 

「……加速装置!」

 

鶴御崎山海。退場

 

「じゃあ行って来るよ」

 

どうやら無事にエレベーターに迎えたようだ。やったね天竜くん

 

「……おい。鍋島先輩。馬鹿らしくなってきたぞ」

 

「よし、みんなで人生ゲームして待ってよ」

 

鍋島の意見に反対する者は居なかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃

 

「嘘だ!黒神さんが洗脳されてしまっただなんて…、嘘よ!」

 

喜界島は悲鳴の声を上げた。周りはゲームセンターのような部屋だったが、今はその面影はなく。瓦礫の山だった。この様になったのも、先ほどまで喜界島と行橋未造との戦闘後だったからでもある。喜界島も戦闘後なため服はビリビリに破れ、下に着ていた水着がモロに出ていた。だが傷ついた喜界島や行橋よりも存在感を発する男がまだいた

 

「無礼な事を言う水着女だな。王が言葉を偽る理由など存在せん。ふん。まずとりあえず…」

 

都城王土が全てを飲み込んでいた。そして都城はこう言った。めだかの洗脳は終わったと言った。そして

 

「ヒ、レ、フ、セ」

 

「ッ⁉︎」

 

言葉の重みで跪く喜界島。喜界島だけではなく、周りの機材までもが跪く、潰れる

 

「偉大なる俺の前では、機械さえも跪く。ふむ、水着で土下座とは、なかなかマニアックな平伏し方で好感が持てるな」

 

都城の言葉の重みで、立ち上がることができない喜界島。善吉、めだかは催眠術と言っていた。だが、催眠術で機械が床までひしゃげることはない

 

「ッ⁉︎」

 

だが喜界島が、周りを見ると瓦礫、潰れた機械は宙に浮いていた。催眠術なんて優しいものだった。むしろ念動力に近かった

 

「案ずるな水着女、殺しはせんよ。お前には黒神の友人代表として、結婚式でスピーチをしてもらう。喋る機能くらいは残してやる」

 

都城が指を振り下ろしたと同時に、宙に浮いた瓦礫達は喜界島へと落ちる

 

「……死んだか、まぁいいスピーチしてくれる友達は他にもいるだろう?なぁ、ヒトキチ」

 

瓦礫に潰された喜界島は善吉によって助けられていた。都城は善吉が助けに入った時点で気付いていた

 

「カッ!おかげさんでな。だがよ目覚めたのが俺だけだと思うなよ」

 

「ほう?」

 

都城が気付いた時には、すでに阿久根に背後を取られていた

 

「言葉の重みというネーミングから、あなたは自由に人や物を重くしたり軽くしたりできる。ならこうやって体を密着させて一体化すれば、あなた自身にも被害が受ける」

 

「そうだな、だが外れだ。阿久根高貴」

 

都城が言葉を発した瞬間、阿久根の腕は都城から外れていた。突然の事のため阿久根は関節を痛める

 

「いい推理だが、外れだ。というかお前は教えてやらんかったのか?黒神真黒」

 

善吉達がやられている中、すかさず身を隠し、都城のスキを突く作戦だった真黒。だが都城には無意味だったようだ

 

「僕は友達の秘密は言いふらす人間じゃない」

 

「変に律儀な奴だ」

 

「………じゃあ、教えよう。都城王土は、人の心を操ることができるんだ」

 

「正確には電磁波を発し対象の駆動系に干渉しているのだがな」

 

人には少なからず電気が流れている。その電気、電気信号が脳に行き渡り、体が動く。その電気信号に干渉をし、都城は人を、物を自在に操っていた

 

「関係あるか!たとえ、どーゆー何だったとしても!めだかちゃんを洗脳していいことにはなんねーだよ!」

 

善吉は抱えていた喜界島をおろし、都城へと叫ぶ

 

「めだかちゃんを洗脳したら、めだかちゃんが、めだかちゃんじゃなくなっちまうだろうが!」

 

「それの何が悪いのさ」

 

今まで黙っていた行橋が善吉に説く

 

「今まで黒神のやることなすこと否定してきた癖に、一体いつから言いなりの男になっちゃったんだ?ひょっとして黒神めだかに洗脳されたか?」

 

影響力。黒神めだかが周囲に与えた影響力は凄まじいものだ。都城が心を操るように、めだかも数々の人を改心させてきた。言うなら、自分が正しいからそうしろと言っているようなものだ。都城の洗脳と大差はないのかもしれない

 

「………ッ!うるせー!めだかはテメェとは違う。めだかちゃんは正しい!」

 

「なら、正しければ許されるとでも?」

 

「………グッ!で、でも「いえ人吉くん。でもではありません」⁉︎」

 

ここには居なかった者の声がした。冷たく、寂しい声だった。善吉はその声を聞いたことがあった

 

「これまでの私は愚かでした。正し過ぎる私は何か間違いだったのです」

 

「なんだ来たのか、黒神めだか」

 

黒神めだかと、都城は言った。だが善吉の前にいる女は自分の知ってる黒神めだかではなかった。身体中を拘束具で縛った女

 

「黒神めだかではありません。黒神めだか(改)です」

 

「………めだかちゃん」

 

一瞬反応が遅れやっと理解した善吉の言葉はめだか、いや黒神めだか(改)には届かない

 

「めだかちゃんではありません。めだかちゃん(改)です。私は既にあなた方の知る私ではありません」

 

「………おい、冗談だろ?都城が洗脳で」

 

「洗脳ではありません。ただ目が醒めたのです」

 

「……ふん」

 

当初、都城の洗脳で悪女に仕立てるつもりだったが、結果としてそうはならなかった

 

「人吉善吉庶務。阿久根高貴書記。喜界島もがな会計。これより生徒会執行部はフラスコ計画に全面協力します」

 

「……お前!何ふざけたこと言ってんだ!お前が潰すって言ったんだぞ⁉︎だから俺たちは頑張れたんだ。何より天竜どうするんだ⁉︎そんな意見賛成するわけないだろ!」

 

めだか(改)の勝手のいい分に善吉は反論する。だが

 

「天竜……?人吉くん。誰のことを言っているのですか?」

 

生徒会メンバーは一番驚いた瞬間だった

 

「………ッ!都城テメェ!」

 

「黒神と結婚するのだ。昔の男のことなど忘れた方がいいに決まっている。よって消した。黒神めだかの中から白斗天竜を」

 

一に天竜。二に天竜、三四も天竜だっためだかが、天竜の事を誰と言った

 

「めだかちゃん!何ふざけたてんだ。天竜だぞ⁉︎馬鹿で変態で人間としてクズで、警察に何度もお世話になってる天竜だぞ⁉︎忘れてだとは言わさねぇぞ!」

 

「そうですよ!彼は、天竜クンはシリアスよりギャグ優先で、人のことすぐ裏切るし、男女差別は激しいけど!貴女にとっては何より大切な存在だったはずだ!」

 

「いつも裸で、犯罪ギリギリアウトのことばかりして、箱庭結婚したくないクソ野郎ランキング毎回一位だけど!貴女はいつも天竜君を想ってたじゃないですか?そんな寂しいこと言わないでください…!」

 

褒めてるのか貶しているのかわからなくなるフォロー。現にやってきているし、全部本当だから言いようがない

 

「………天竜。もしあなた達の言葉が本当なら、その人は箱庭にはいりません。そして、あなた達もです。生徒会執行部に役に立たない人間は必要ありません」

 

そう言い残すとめだか(改)は都城のもとに向かう。ここまで言われた善吉達は戦意が落ちると思われた。だが、その目には諦めは無かった

 

「俺達は何があっても生徒会はやめないって、昔お前と天竜に約束したんだよ」

 

「確かに変わってほしいと思ったこともあった。だが、変わり果ててほしいとは願っていない」

 

「自分のことしか考えない黒神さんなんて、悲しくて見てられないよ」

 

生徒会メンバーはめだか戻す、その事を胸に黒神めだか(改)に立ちはだかる

 

「お前はめだかちゃんじゃねえ。めだかちゃんの敵だ。ゆえに俺達は!黒神めだかの代わって、生徒会を執行する!」

 

殴ってでも戻す。それがめだかの為でもあり、自分たちの為でもあった。善吉達は意思は一つとなり、めだか(改)に立ち向かいが………

 

「跪きなさい」

 

たった一言。その一言で善吉達は跪く

 

「ほう!言葉の重みを盗んだか、まぁ元々素質はあったからな」

 

「…………」

 

「どうした?黒神めだか(改)」

 

跪く善吉達を見たまま動かなくなるめだか(改)

 

「(動け!動けコノヤロォ!今動かなかったらめだかちゃんがどっか行っちまう!めだかちゃん泣いちまう!)」

 

「(僕は、俺は!また届かないのか、彼女を悲しませたくないと思うのに!動け!)」

 

「(お願い動いて!寂しがり屋な黒神さんが、また一人になっちゃう、お願い動いてよ!)」

 

「早く止めをさせ、これは王の命令だぞ」

 

「いえ、私は待っているのです」

 

「待っている?」

 

全員が耳を疑った。待ってる?何を?

 

「私は何を待っているのですか?私は……」

 

「めだかちゃん(改)。君は彼を待っているんじゃないのかい?」

 

今まで黙っていた真黒がめだか(改)に話しかける

 

「彼?彼とは、誰の事を言っているのですかお兄様?」

 

「君が一番知ってるはずだよ。不器用で素直じゃなくて、アソコもう治療不可能で、僕は最初から直せなくて、でも来てくれるヒーローだから」

 

「ヒーロー?」

 

チンッ

 

静かな階にエレベーターが着いた。ゆっくり開いたエレベーターに乗っていたのは

 

「ジークジオン!待った?」

 

白斗天竜だった

 

「貴方が、天竜?ですか」

 

「お前はイメチェンした?」

 

ヒーローは遅れて来る。ここからである

 




アンサー
「待ってから、な。あいつ(股間)が、今立たなかったたら(自分が)、立てないから(股間)俺が、だから…」

天竜にめだかの事は欠片も思ってません。天竜は息子のことしか考えてなかった。子供想いの良い奴なんですよ

次回
天竜VSめだか(改)ですね

誤字脱字あると思いますが、よろしくお願いします
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