ここ最近、ホロメンのお話しか書いていなかったのでここらで一回進めときます…!
助けてくれ…みんな…!
僕にみんなの知恵を分けてくれぇ!!
東京ブレイドの台本↓
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JIF当日…。
僕はかなちゃんの隣を歩いていた。
今ガチからいくらか時が経ち、今ガチの効果もあって僕のチャンネルも登録者400万人目前となっている。
「昨日のは流石に驚いたわ…」
「アクアには気づかれなかったけどね」
「あいつがバカみたいなアヒル声出して私たちを見守ってたなんてね…」
「馬鹿みたいな声って言わないの。ぴえヨンさんとアクアに謝りなさい」
全く、この子は礼儀というものがなってない!
昨日起こった出来事…
いつも通りレッスンが終わり、みんながもう寝るとなった時にルビー、メムさん、かなちゃんの3人は寝室に行き、ピエよん(アクア)と僕はリビングにいた。
アクアのために何か買ってきてあげるのと、明日の差入れを買っておこうと思いコンビニへ…。
帰ってきたらリビングの入り口付近にいたかなちゃんと目が合った。
「見ちゃったか…」
「アンタは知ってたんだ…マジで何考えてんのか分かんないわアイツ…!」
「アイツなりに気使ってくれてんだよ?あー見えて…」
「…え?」
「ルビーがいるからってのもあるかもだけど…アイツなりに責任感じてるんだよ?かなちゃんに」
「結構無理やり入れちゃった感じになったからね…だから少しでも近くで応援してたいと思ったんだろうね」
「……ばか…」
「さっさと寝てね〜?…ほーらアクア買ってきたぞー!』
『…!?ハヤテか…冷てぇよばか…』
回想終了…
「はぁ…かなちゃんに気を使ってたんだよ?最近当たりが強くなったって悲しんでたんだからアクア」
「ふーん?あんな澄ました顔してるクセにねぇ?」
前を歩いているアクアを見るかなちゃん。
「不器用なヤツだよホント」
「でもまあ、アンタらのおかげで意外とアイドルも悪くないなとも思ったわ。」
「そっか」
「…ねえ」
「ん? どしたのかなちゃん…」
「アンタは何色のサイリウム持つのよ……?」
「え?」
「え?じゃないわよ。持つんでしょ?アンタも」
「うーん、白かな!」
「ふーん、白ねぇ…」
なんともいえない空気が流れる。
「白って…アタシの色じゃない!?」
「うん」
「なんでアタシなのよ…?」
「なんでって……一番応援したいと思ったからだけど」
「っ……!?なんでそんな恥ずかしいことズケズケと言えるのかしら……///」
「1番ちゃんと見てたからね(´・ω・`)」
やる気無くさないようにね……。
ずっと見てないと、いつイヤイヤ期に入るか分からないから……。
「あっそ…!///」
そう言い捨てると、かなちゃんはぷいっとそっぽを向いて行ってしまった。
「意外とピュアだよなぁ、あの人…」
「ぐぬぬ……ハヤくんと先輩がイチャコラしてる……!」
「あはは……あの子の天然極悪タラシっぷりもすごいよねぇ〜…」
「あれのどこが極悪なんだよ…? メム……」
何もわからないアクアに“コイツもだった……”とため息を漏らすルビーとメムちょ。
「あの子の立ち位置はいつもリスクと隣り合わせなのよ……?」
「女子アイドルVTuberなんて普通男性VTuberとコラボなんてしないものなの。一人一人のファンと配信のコメントでやりとりができてしまう反面、熱狂的なファンが出てくるのも当然のこと。男の影が見えたら即炎上よ」
「確かに…しかも、VTuberには特殊な人が多いしコラボはある程度の信頼関係がないと成り立たないしねぇ〜」
ミヤコさんとメムちょがそういう。
「でも彼はVTuber界隈で誰とでも繋がれる地位に意図せずなってしまった。Vtuberとしても人間としてもまだまだな彼が今まで何も起こらなかったのは、彼の誠実な態度と真面目な一面だと思う。なんだかんだファンにできる限りのお返しをしようと頑張ってるし、彼なりの超えてはいけないラインをしっかり持ってるんだと思う」
「ハヤテは周りの人と自分の置かれている環境がちゃんと見れてる。アイツはその場に合った限りなく正解に近い返しをするんだよ」
ミヤコさんの話にうなづきながらアクアがそう話す。
「今ガチの時も、今は忙しいしファンが大事だから誰とも付き合わないって決めてるって言って、事情が理解できる私にお願いしに来たし…」
「だからこそ、安心して大手の事務所でも、彼にならコラボを依頼しても大丈夫と思われてるのよ、きっと…」
ハヤテとかなが話しているのを横目に見ながら歩く4人。
でも、あれほどのモテ男ムーブをかまして仕舞えば袋叩きである。
素でやっているのが1番タチが悪い。
ガチ恋勢にいつか刺されてしまうだろう、彼がVTuberでなければもう刺されているかもしれない……。
確かに女性視聴者の多いハヤテが女性VTuberと絡むことは裏目に出る場合もあり、相手側もアイドルを売りにしているのだから迷惑をかけることもないとは限らないのだ。
むしろ可能性は高い。
「まあなにより、彼のオタクっぽいところと女経験がなくてシャイな一面のおかげで、親近感が湧いて好感が持てるところが、良いリスクヘッジになっているのだと思うわ」
意図せず社長の胃を実は痛めつけているハヤテくんであった。
彼が素でやっていることは、綱渡り中に逆立ちしているようなものだ。
お互いの関係者は見てて落ちつくわけがない。
4人は振り返り、2人のことを待つのだった。
JIF新生B小町の初ライブは初めてにしては上出来といった完成度であった。
そんなことよりアクアのキレキレのオタ芸の方が完成度が高かったな。しかもサイリウムを三本も持って…。
そして僕は今トイレから帰宅中。
「…あれ?」
あそこにいるのって…。
「アク、ア…?」
アクアは今車にいるんじゃなかったっけ…?
「おーい!アクアー?」
僕は人混みをかき分けて肩を叩く…。
「…?どうかしたのかい??」
「…っ……!?」
全然アクアじゃなかった…!人間違いだった、、。
幼馴染の僕が間違えるなんてな…。
そんなことよりも………!
「??…僕の顔に、何かついてるかな??」
なんだろう……この人の目は?
少ししか見てないけど負の感情に満ち満ちている気がする……。
「すいません…!友人と見間違えてしまって…!」
「そうかい?…キミどこかの芸能事務所所属だったりする?」
なんだ?この人は…。
新手のスカウトとかか…?
今は仮面つけてないし、一般人としてきてるから隠しておこう。
「え、、いや…違いますけど?」
「そうなのかい?そっか、その目は何かしらあると思ったんだけどね…ごめんね?顔が整っていたから…」
「僕なんてそこらの石ころと変わりませんよ…」
そういって僕はその場を後にした。
どこか不気味な人だったな…。
あの目、アクアに似てた気がするな…。
そして、車に戻った頃には、僕の頭からこの人のことは無くなっていた。
一方その頃…
とある舞台について話し合う人物がいた…。
「本当に彼を使うべきなのだろうか…」
一つの脚本を手に持ち、登場人物とそれを演じる役者に目を通している。
「役者未経験で、メディア出演は今ガチの一つ…だがVtuberとしての実力は本物?あまりあてにならないが…?」
「僕は彼なら大丈夫だと思うけど?なんてったって彼の演じる役、彼自身がモチーフになっているらしいじゃない…」
「今回は作品の質が重要になってくる、東京ブレイドという大作を題材にしているんだ…下手なことはできない。いくら自分がモチーフとはいえ素人は素人だよ…」
「そうかい?メルトくんだっているんだし、試す価値はあると思うよ、それに僕の目が間違っていなければ彼には光るものがあると思うんだ…」
「2人も素人レベルがいるのはしんどいよ…。まあ、これに関しては作者のゴリ押しらしいからなんもいえないけどね。こっち側の意見は、一応作者の案を通して後から代案をって感じらしい。状況を見てもらえれば理解してもらえるだろうってね」
「上手くいけば一攫千金だと思うよ?」
「“上手くいけば”…ね?」
これは、イベント運営会社の代表、雷田澄彰さんと鏑木勝也さんの会話である。
そして、時の流れは早いものでJIFから数ヶ月が経ち、場所は五反田監督の家……
「ってことで、僕に演劇教えてください!」
僕は直角に腰を折り曲げて頭を下げる。
「おい早熟、急にどうしちまったんだよコイツ…」
目線を上げると、僕を心配そうに見つめる監督の姿が…。
「東京ブレイドの舞台にハヤテと俺が出ることが決まってな」
「ほーすげぇじゃねぇか。そんで俺のところに……」
「小さい頃なんかあったら言えって言って名刺くれたじゃないですか!僕まだあの時の名刺持ってますよ!ほら!!」
「なんで、んな昔のモン持ってんだ!?ん…?それって確かアイが……お前記憶戻ったのか?」
「はい、小さい頃の全ての記憶、つい最近のように覚えてますよ?」
「そ、そうなのか、全く…情報量が多すぎて頭が追いつかねーよ」
ボリボリと頭を掻く監督。
「コイツの役は少し癖が強いから…」
「お前がやるってことは、コイツだろ…?」
「そうです…僕がやるのは“風輝”役です」
「だよな…確かにコイツはなかなかの役者でもやりたがらないぞ?」
風輝の役を説明するために、今回のストーリーのあらすじを説明しよう。
ブレイド率いる新宿クラスタと渋谷クラスタの争いのお話。
そこに風輝という男が突然登場し、二つの勢力の共通の敵となりブレイドと刀鬼は共闘する。言葉と刀を交え、風輝の隠された真意に気づき始める2人…!物語の行末は!?
東京ブレイドの台本
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とまあこんな感じ。
ただのかませ犬かと思いきや割と重要人物だった的な…。
なぜ大変なのか…?それは……
「まだ台本来てないから分からんけど…2人を相手する分、まず運動量が半端じゃない上に、セリフもそこそこ多くなるだろうな」
「その上、隠している真意がある。簡単に言うと、不本意だが2人と戦っているという前提があるから戦っている最中、演技がかった芝居をしなきゃいけねぇ」
「ほ、ほう……?」
「そして、ハヤテの見せ場はやっぱりこの場面……」
「仮面を取った時のこの表情とセリフだ!声色と全身で見ている全員を納得させられれば120点の演技だ。」
そう。
僕はこの舞台で1度……仮面をとって素顔を晒さないといけないのだ……。
「ほんとよくOK出したな…?」
「まあ特殊メイク並に加工してもらって、ほぼ整形レベルで仕上げてもらう予定だっていう感じだし…写真も撮っちゃダメってなってるから」
「まあ良くも悪くも客寄せパンダってことだな…」
「僕は作品の質にはあまり貢献できなさそうだからね」
「いや、今回うまくハマればお前らは最高の役者になれる俺は正直思ってるぞ早熟コンビ」
「ハヤテ、お前はセンスがある。おめーがやることは、風輝の中にある感情の…心の核を掴んでくること、、それができればお前は文句なしだ。あとは演技だがそこはあまり心配してない」
「わ、分かりました…やってみます…!」
よし、さっそく家帰って東京ブレイド読み直そう。
「そしてアクア、お前だが…ずっと悩んできたとこだ……」
「あぁ、分かってる。俺もやるしかない…」
「それにあいつが仕上げてきたら、きっとバケモンだぞ…?」
「…俺は、真正面から戦うつもりはない…。ブレイド役もいるしなんとかなるだろ」
心の核を掴めって言われてもなぁ…。
意外と風輝と僕の雰囲気は違うし、ちょっと…いや大分不安です。
家帰って風輝になりきってみようか…なりきるよりもいっそのこと入り込んでみよう。あの世界に…
時が過ぎてハヤテくんの家……
ピンポーン
「あれ? ハヤくん居ないのかな…?」
ズザッ…ブン…!シュッ…
「音がする…庭でなんかしてるのかな?」
「えっ…?」
そこにいたのは、到底普通の人間にはできない動きをするハヤテだった。
刀を片手に持ったまま空いている方の手でバク転したり、なんかバトル漫画とかでしか見れない動きをしていた。
「あ、あれ?ルビーいつからそこにいたの?」
「…え!?あぁさっきピンポン鳴らしたんだけど、庭から音すると思ってきてみたら…」
「あー…ごめんごめん。今度やる劇の練習しとこうと思って」
「あのさ…間違ってたら申し訳ないんだけどさ…」
「ん?なに?」
「…ハヤくんって漫画の世界から抜け出してきたの??」
「いや、その逆だね。現世から漫画の方に行ったのほうが正しいと思うよ?」
「すごいのは知ってたけど……若干、いや結構引いた…」
「で、何か用あったの?」
「えぇ…!?///いや!…そのぉ〜、、たまには一緒にどっか遊びに行きたいなぁーと思って?////」
「え?どーしたの急に…?」
キョトンとした表情のハヤテ。
「アイドルになっちゃったら一緒に遊びに行ったりできなくなるなーって…!」
「確かに…。僕も舞台の稽古が始まれば忙しくなるし、、いいよ!どっか行こうか」
「ほんとぉー!?やったぁ!!」
次回…ハヤテとルビーのデート回!?
最近手抜きがひどい……。
アンケートのご協力お願いします。
評価https://syosetu.org/?mode=rating_input&nid=349562
感想https://syosetu.org/?mode=review&nid=349562&volume=19#review
リクエストはこちらから受け付けます!↓
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=318713&uid=344530
よければルビーとのデート会も書いてる途中での思いつきで何も考えてませんので、よければリクエストもどうぞ!
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