リアスと一誠達、その眷属はサイラオーグとその眷属との『レーティングゲーム』において完全勝利ともいえる形での勝利をした。
これにより、リアスとその眷属は相当な評価を得る事が出来、三大勢力での会談テロに旧魔王派のテロに神ロキの件、京都で英雄派とのそれや今回のレーティングゲームも含めて一誠に祐斗と朱乃の階級が昇格される事が決まった。
一誠に関して言えば、少なくとも上級悪魔に昇格する事が決まっているのだ。
無論、一誠がサイラオーグとの決闘などで凄まじい実力を持っている事を証明したからでもあるが……。
しかして負けたサイラオーグ達の評価は落ち、彼を評価していた筈の上層部は皆、手を引いてしまった。
魔王になるという彼の夢を叶えるためのパイプを失ってしまったのである。
悪魔というのは合理的な生き物であり、敗者に群がるほど、お人好しでは無く、利用価値が無くなれば捨てるのだ。
だが、サイラオーグなら幾らでも這い上がって来るので一誠は心配していない。今は母の応援もいて、一誠の予想よりも早く這い上がって来るとも考えていた。
「(もっと強くなれ、俺も強くなるからな)」
サイラオーグはまだまだ強くなるのを確信しているので戦う相手として一誠は期待するのであった。
そして、リアスとその眷属にサイラオーグとその眷属が『レーティングゲーム』をしている中で別のところでも『レーティングゲーム』は行われていた。
ソーナとその眷属、そしてシーグヴァイラとその眷属との『レーティングゲーム』である。
リアスとサイラオーグは複雑なルールは無く、『ダイス』によって闘う者を選ぶというシンプルなものだった。
対してソーナとその眷属、シーグヴァイラとその眷属による『レーティングゲーム』は『旗取り合戦』という戦略に仙術を競い合う面が強い戦いだ。
ある意味、リアス達の勝負とは対照的な物だったのだ。
結果としては接戦の末にソーナ達が勝った。とはいえ、元士郎が龍王となって暴走してバトルフィールドを滅茶苦茶にしてしまったので評価は最悪の恐れがあると元士郎は反省していた。
「やっぱり、スポーツ的な戦いだと難しい物もあるな」
「そうよね、私達ももっと戦略や戦術を主とし戦い方を身に付けないとね」
ソーナ達の試合――密かに一誠が自分の手の者を変装させて試合会場に潜入させて映像を取ったそれを見ながら、一誠はリアス達と話し合っていく。
そんな中で……。
「じゃあ、学園祭も無事、好評だったという事でレーティングゲームも勝ったし、どっちも上手くいったって事で乾杯」
『乾杯』
一誠達は学園祭の出し物でも相当な高評価を得て大成功した。それもあって、焼き肉店で宴をしたのだ。
その後、一誠はリアス達、祐斗とギャスパーは女体化してそうして愛と快楽を貪り合った。
更に一誠は……。
「負けたとはいえ、数々の戦略に戦術は見事でした」
「あ、ありがとうございます……んぁ」
シーグヴァイラの夢の中で一誠は彼女をたっぷり愛し抜き、満たしていったのであった……。