遊戯王世界に転生したオリ主が親友の社長と一緒に原作で頑張るお話

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久しぶりに原作を読んだら社長に親友を作ってあげたくなったから書いた

以下、注意事項

オリ主つよつよ系・キャラ口調間違いあります(確信)・キャラ崩壊もあるかも・『ブルーイズは社長の嫁』

上記のことが大丈夫な方はスクロールどうぞ


転生オリ主遊戯王奮闘記

 日本という国でオタクとして過ごしていれば異世界に転生という出来事は割と身近ではないだろうか。

 ひと昔前ならば二次創作では定番だったし、時代が下ればライトノベルを中心に広がっていった設定だ。

 そんな転生という設定を俺は何故語っているのか? それの答えは簡単である。

 死んだと思ったら転生していた。

 生前(転生前)は割とオタクだったこともあり、俺はその出来事をすんなり受け入れた。

 というより受け入れるしかなかった。何せ転生して眼を開いたと思ったら母親から捨てられる場面だった。

 幸いなことに捨てられたところが孤児院だったこともあり、俺はその孤児院に引き取られることになった。ちなみに捨てた母親を恨んではいない。

 だって俺の見た母親の最後の表情は泣き顔で顔をぐっしゃぐしゃにして俺に謝りながらおいていく姿だったからだ。その母親も中学生くらいの少女だったのも大きい。

 中学生孕ませておいて捨てた父親のクズレベルが高すぎて母親を恨めないことも大きい。

 さて、俺は転生したという話をしたと思うが、オタクならばどこか漫画やアニメ、小説の世界に転生したと思うだろう。

 安心してください、その通りですよ。

 ある程度成長して孤児院の悪ガキ共を纏めるお山の大将をやっていた俺に、孤児院の婆ちゃんが新しい子供を預かってきた。

 悪ガキ共のまとめ役として婆ちゃんに紹介された俺はその兄弟の名前を聞いて稲妻が走った。

 瀬人とモクバと名乗った兄弟。

 そう、世界的にカードゲームとして広がった遊戯王の大人気キャラである社長こと海馬瀬人(幼少期)である。

 まさか世界的に有名な漫画である初代遊戯王に転生するとは思っていなかったが、これは大チャンスである。瀬人と仲良くなっておく→将来的に世界的な大企業になるKCの社長と個人的に繋がりがもてる。

 かなり打算的な俺は緊張している瀬人・モクバ兄弟に対して「ティンと来た! 瀬人! お前は今日から俺の兄弟だ! そして瀬人の弟は俺の弟! モクバ、お前は俺の弟だ!」と言って瀬人とモクバの腕をつかんでぶんぶんと振っておく。

 突然の出来事に目を白黒させている兄弟と、どこか微笑ましそうにみている婆ちゃんを他所に、俺はさっそく兄弟を引き連れて孤児院の悪ガキ共のところに連れていった。

 最初は緊張していた兄弟だったが、悪ガキ共の大将である俺が認めた+悪ガキ共の悪乗りにあっというまに孤児院に馴染んだ。そして圧倒的なゲームセンスで俺を含む孤児院の悪ガキ共をチェスや将棋、果てはポーカーを始めとしたトランプゲームでぼっこぼこにした瀬人や、意外と人懐っこいモクバも楽しそうな日々を送っていた。

 そしてこの世界の大きな変化が起きる。

 アメリカの若き天才であるペガサス・J・クロフォードがついに『デュエルモンスターズ』を作成、発表したのだ。

 晩飯のおかずの奪い合いをしていた瀬人は、そこで紹介されたカードである青眼の白龍に完全に心奪われていた。とりあえず瀬人のえびふらいを奪ってから正気に戻したその日の晩、俺は瀬人に「デュエルモンスターズをやりたい。でもカードを買うお金がない」と相談された。

 ぶっちゃけこのままいっても海馬家に養子に入ってその財力と権力でデュエルモンスターズを始める瀬人であるが、別に前倒しで始まっても問題ないだろうと判断した俺は瀬人に対して「私にいい考えがる」と言い放った。

 そして小学校の帰り道、いつも小学生のたまり場になっていた駄菓子屋のおっちゃんを瀬人とモクバを連れた俺は強請った。「持っているエロ本の場所を娘にばらされたくなければデュエルモンスターズのパックをよこせ」と言ったところ、娘さんが思春期に入ってお父さんの威厳がやばかった駄菓子屋のおっちゃんにクリティカルヒット。「このクソガキがぁぁぁぁぁ!!!!!」という叫びと共に俺と瀬人とモクバに1パックずつ発売したばっかりのデュエルモンスターズのカードパックをくれた。

 ちなみにおっちゃんのエロ本情報は娘さんからもらっていたので、おっちゃんの威厳はとっくに死んでいるのは言わずに、俺は笑顔で瀬人とモクバにパックを渡した。

 半眼になりながら俺をみてくる瀬人と、純粋に嬉しそうにカードパックを開けるモクバ。

 特にモクバはいいカードは当たらなかったが、突然に瀬人が膝から崩れ落ちて地面に蹲る。不思議になって俺が瀬人が掲げているカードを覗き込むとそこには青眼の白龍が!!

 原作では他者から奪ったブルーアイズであったが、この世界では製造中止になる前に社長のところにやってきたのであった。

 流石は社長の嫁と思いながら俺はもらったパックを開ける。

『ふぅ、やっとでれたわ』

『あなたがマスターね!! 私に任せておきなさい』

 そして現れる黒魔女ディアベルスターと白銀の城のラビュリンス。

 彼女たちは俺のカードの精霊らしい。初代の時期に罪宝とラビュリンスとかオーバーキルもいいところであるが、利用できるものは全て利用するスタンスの俺である。ちなみにラビュリンスはOCGの効果のまま。ディアベルスターは罪宝テーマがないのか『手札、デッキから罪宝魔法・罠カードをセット』の部分が『デッキから魔法・罠カードをセット』に変わっていた。

 そうだね、ぶっ壊れだね。

 だが、これを利用しない手はないので、孤児院の子供達がお金を得る手段である、近所の商店街でお手伝いをしてお小遣いをもらうのを俺と瀬人は毎日行った結果、無事にデッキを作ることができた。

 俺はカードの精霊であるディアベルスターと姫(ラビュリンス)がいたので、カードパックを買えばパーツカードが手に入っていたが、瀬人はそんなチートなかったので、俺がチート使って引き当てても使わないカードなどを瀬人とトレードして強化。

 もともとのデュエリストのセンス+カードパワーの計算式になった瀬人はどうなったか?

 当然のようにチートデュエリストになりました。

 何せ完全にぶっ壊れたディベルスターと未来のOCGでも環境に顔をだすカードパワーをだすラビュリンスを持つ俺相手に勝敗五分五分である。化け物か。

 そしてそれで自信がついたのかクラッシュマインドされてからの原作社長の片鱗が見え始めたある日、瀬人・モクバ兄弟に転機が訪れる。

 海馬剛三郎が俺達の孤児院にやってきたのだ。

 ここで原作通りに瀬人が剛三郎にチェスで喧嘩を売り、そして勝ったことで原作通りに瀬人兄弟は海馬家に養子に入った。

 孤児院から出ていく前日、部屋で瀬人は俺に対して「俺のロードは俺自身が拓く!」と原作社長の発言をかまして、瀬人とモクバは海馬家に養子に入っていった。

 その数か月後、俺も新しい家族に引き取られることになって俺も孤児院をでた。孤児院をでたと言っても、俺の新しい家族である碓氷家は孤児院と同じ地域にあるので、孤児院の悪ガキ達のボスの立場は変わらず、ディアベルスターと姫にあれこれ言われながら瀬人を圧倒できるデッキ作成を続けていた。

 そしてある日俺は新しい両親と義理の姉に連れられてアメリカ旅行に行ったことで、俺の人生はまた転機を迎える。

 新しい家族も俺が瀬人と頻繁に連絡をとりながらデュエルモンスターズをやっていたことを知っていたので、アメリカでペガサスが主催するデュエルモンスターズ教室に参加したのだ。

 原作を知っている人ならピンと来るのではないのだろうか。そう、トム少年がペガサスの言われた通りにカードを動かして当時最強のカードプロフェッサーであるキース・ハワードを倒したあのイベントである。

 流石に初心者ばっかりの場所で迷宮ディアベルスター(瀬人命名の俺のデッキ)を使うのはまずいとわかった俺だったので、ペガサスのデュエルモンスターズ教室の時には配布されていたデッキを使っていたが、ここでまたも転機が訪れる。

 なんとトム少年がやるはずだったキース撃破の役割を、ペガサスは俺を指名したのである。「ここに書かれいる通りにやれば勝てマース」と言い放つペガサス。そのことに激昂するキース。突然の出来事に困惑する俺。

 そんな俺に対して霊体化して周囲に見えないディアベルスターが俺の耳元で囁く。

『逆に考えるのよ、マスター。自力でキースを潰しちゃえばいいんだって考えるのよ』

 同じく霊体化している姫が『うわぁ。マジで言ってるわ』って引いているのを他所に俺はその言葉に天啓を受けた。

 ペガサスから渡されたメモをびりびりに破く俺。驚くペガサス、唖然とするキース。そんなキースを相手に俺は懐からデッキを取り出しながら言い放った。

「おい、デュエルしろよ」

 片言の英語で言い放った俺の言葉にキースはぶち切れ。今にも俺を殴り殺さんとするばかりであったが、俺は胸倉をつかまれながらキースを日本語でクソ煽りを行った。

 そしてペガサスの「では碓氷ボーイに勝てたら私が相手になりマース!」の鶴の一声で俺とキースはデュエルすることになった。

 最初は完全に俺を侮っているキースであったが、先手の俺がディベルスターで白銀の迷宮城をセットして、手札からウェルカム・ラビュリンスと悪魔の技をセットしたことで真顔になった。

 そしてまずキースがだしたデビルゾアをウェルカム・ラビュリンスをオープンして姫を召喚。白銀の城の効果でデビルゾアを破壊したことでキースはマジ顔になった。

 デュエル内容は終始俺が有利であったが、割とギリギリの勝利になったのはキースのデュエリストとしての強さを物語っていた。俺の勝利に終わった後のキースの「久しぶりにひりついた勝負ができたぜ」と一言に『あ、原作と何か変わったかも』と思ったのも手遅れ、俺は連行されるようにペガサスのところに連れていかれた。

 にこにこ笑顔のペガサスに嫌な予感がしたので、霊体化しているディアベルスターと姫に対して『何かあったら実力行使オッケー』という指示をだして俺はペガサスと向き合う。

 軽く世間話をしていた(なんとペガサスは日本語喋れた。ルー語だけど)ペガサスが何気なく片目にかかっていた髪を払う。

 そこには千年眼があった。

 だが、俺にはつよつよSECOMがいる。怪しい光を放とうする千年眼より先にディアベルスターが実体化。ペガサスに対して「光になれぇぇぇええええ!!!!」(物理殴り)をした。

 その結果、闇に飲まれてたペガサスは正気に戻った。

 なんかまた原作を思いっきり崩壊させた気がするが、正気に戻ったペガサスからお礼を言われたのでまぁ、良しとしよう。そしてディアベルスターと姫のようなカードの精霊のことをペガサスに説明したところペガサスのテンションが天元突破!! お前うち専属のデュエリストになれよ!! とスカウト。

 ぶっちゃけ原作でも最有力企業であるI2社のスカウトとか即決ものだったが、残念ながら俺の年齢は来年中学生になるレベル。碓氷家を呼んで家族会議となった。

 あまりのいい話に渋い顔だった碓氷家の両親と姉(何故か俺を溺愛してくれる)だったが、基本的に活動は日本国内。学業に影響がでない程度の活動という二つの条件付きでオーケーとなった。

 それから中学を含めた数年間、俺はデュエルモンスターズを広げるためにI2社の活動を行っていた。それと同時にペガサスと交渉を行ってデュエルモンスターズのルールを整備。ライフを8000にすることはできなかったが、基本的にOCGのマスタールールにすることができた。ちなみにこのルール改定には順調に社長になっていった瀬人の助言も入っている。天才は天才を知るというか、ペガサスに瀬人を紹介したところ、あっというまに原作にあった言ったもん勝ちルールは消え失せて、ほぼOCGルールになった。

 そして俺が高校に上がった年、ペガサスは満を持してデュエルモンスターズのプロ化を発表。I2社の専属デュエリストだった俺はプロデュエリスト第一号として世界に発表。俺は高校生にしてプロデュエリストになった。

 最初は地域をアジア、ヨーロッパ、アメリカと大雑把に分け、その中で一年間戦い抜き、勝ち残ったそれぞれの地域のチャンピオンが決勝リーグを行うという初年度のプロリーグ。アジアは当然のように俺、そしてヨーロッパからはGXで教員だったクロノス・デ・メディチ。そしてアメリカはまさかのキース・ハワードであった。

 一週間通して行われる決勝リーグ、その最終決戦に残ったのは俺とキースであった。

 すでに瀬人が実験的に開発していたデュエルディスクで行われた最終決戦。勝ったのは紙一重の差で俺であった。

 決勝リーグが世界的にも放送され、そしてお互いに一歩も引かない攻防を行った俺とキースのデュエルに、一気にデュエルモンスターズは爆発的に広がった。

 そしてデュエルモンスターズの本山であるI2社所属プロデュエリストである俺はすさまじく忙しくなった。デュエルモンスターズのPR。志願者が増えたプロデュエリスト志望者の試験官などを学業に行く間に忙しくやっていたところ、モクバから急報がはいった。

「兄上が遊戯って奴に廃人にされた!!」

 モクバの泣きながらの電話を受け取った俺の頭に浮かんだのは、原作での社長のやらかしであるDETH-Tである。

 入っていた仕事を全てキャンセルして病院に急行、そこでモクバから詳細な話を聞いた。

 大まかな流れは原作と変わっていなかったが、瀬人は遊戯のじーちゃんのブルーアイズが友人との大切なカードを聞いて破り捨てなかったらしい。

 事情を聞いても100%瀬人が悪いのだが、この世界では親友と言っていい間柄なので、情の観点からそう斬り捨てることができない。

 泣きながら「兄上の敵をとってくれ」と頼んでくるモクバをなんとか宥めて俺は碓氷家に帰ると一通の封書が届いていた。

 そこにはブルーアイズのカードと一緒に入っていた簡潔な瀬人からの手紙。

『貴様にこのカードを預ける。武藤双六という爺さんが貴様のお眼鏡にかなうデュエリストであればこのカードを渡せ』

 マインドクラッシュされる直前に出されたであろうこの手紙をみて俺も覚悟を決める。

 ペガサスに連絡してペガサスが主催する『決闘王国』に武藤遊戯と武藤双六の二人を捻じ込ませる。俺以外の揃えたことがないエグゾディアを揃えた遊戯は当然のこと、双六も古くから有名なカードプレイヤーだったためかペガサスも即OK。

 そして瀬人のデッキを大事に持っているモクバを連れて俺は童味野埠頭にやってきた。

 眼前にいるのは原作最強のデュエリスト。

 だが、今は瀬人の敵にすぎない。

 威嚇するモクバを手で制して、俺はサングラスを外しながら笑う。

「お前が武藤遊戯だな。俺の兄弟が世話になったそうじゃないか」

「碓氷……相模くん……」

 遊戯がどこか恐れながらの呟きに俺はサングラスをかけなおしながら笑う。

「お礼参りは決勝リーグで、だ。負けてくれるなよ」

 さぁ、原作との勝負の時だ。




碓氷 相模
転生系オリ主。海馬兄弟とは兄弟同然の間柄でいろいろやらかして原作はすでに崩壊気味。カードの精霊に黒魔女ディアベルスターと白銀城のラビュリンスがいる。どう考えもオーバーキルである。

海馬 瀬人
相模くんの親友であり兄弟分。相模くんの存在のぶん、絆の力は肯定的だが『己の道は己で拓く!!』というスタンス。

ペガサス・J・クロフォード
相模くんと愉快な精霊たちのおかげで原作と違って綺麗なペガサス。決闘王国も純粋にデュエルモンスターズの裾野を広げるために開催。

武藤 遊戯
原作主人公。最強のデュエリスト

武藤双六
原作と違って決闘王国に参加

海馬 モクバ
兄上大好き弟




作者の作品をお読みの方々はいつもありがとうございます。初めての方は初めまして。

この作品は久しぶりに原作を読んだ作者が「海馬に親友作りてぇ……!!」と思い執筆した次第であります。

しかし、作者のデュエルレベルは低いのでデュエル描写はなるべくいれないスタイル。カードの精霊が黒魔女ディアベルスターとラビュリンスなのは作者の趣味です。

数十年ぶりにカードを買った黒魔女ディアベルスター。このカードきっかけで遊戯王(マスターデュエル)に復帰し、最初はウィッチクラフトに子供の頃の推しカードであるサイレント・マジシャンを放り込んで使っていたのですが、遊戯王の解説動画でディアベルスターはラビュリンスと相性がいいと聞いてMDでラビュリンスを組んだら強くて笑いました。そして今は罪宝にラビュリンスを混ぜたデッキを使ってます。

ちなみにオリ主くんの名前は『うすい さがみ』くんです! よろしくね!

なお、続く予定はありません

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