「もう勘弁してくれ!!」
「フゥ…また始まった、我が息子ながら情けない。いったい何が嫌なんだい?相手が銃を持っていた事かね?」
「そこはもういい!槍や刀持ち出してくる達人にくらべりゃドッチボールと変わんないし」
「じゃぁ
「それも違う!どっちかというと百舌さんのおかげで軍用機とは思えないほど快適だったし」
「ではいったい何が不満なのだね?」
「なんで親子揃って南の島で時限爆弾の解体なんてやらされなきゃなんねーんだ!!」
「…人体に比べれば簡単な構造だ、それに父親との共同作業だなんて感慨深いだろう?」
「夏休みの工作やってんじゃねーんだぞ!」
「ほら、こっちはもう終わったぞ。喋ってる間にも手は止めない」
「ムッキィィ~~~~!!」
「と、言うわけで。今回のテロリスト施設の占領は完了したよ、
「すまなかったな秋雨、急に呼び出したりして」
「かまわんよ、息子にとってはいい経験になった」
「流石はお前の息子と言った所か?」
「まだまだ褒められる段階ではないよ、そっちの悟君と違ってね。今回の輸送機の操縦は彼がやっていたのだろう?」
「えっ?あれって
「うん、でも百舌鳥さんが副操縦士を務めてくれてたんだけどね」
「気付いていたか秋雨、だがうちの悟もまだまだだ。そっちの援護に向かう際に何発か対空砲火を受けちまってたしな、お互い後進の育成には苦労するな」
「まったく。」
「…中学生でテロリスト相手に素手で立ち回れるって凄いと思うよ、時雨」
「…いや、中学生で軍用輸送機が操縦できるほうが凄いと思うぞ、悟」
「未熟者同士キズの舐めあいはその辺にしておけ、そろそろ基地に到着だ」
「依頼料はいつも通りの口座に頼む」
「わかった、また何かあったら頼むぞ。外部顧問どの」
「気が向いたらね」
「じゃぁな、時雨」
「おう、次は銃弾が飛び交わない所で仕事がしたいもんだな悟」
「はは、RPGに比べればマシさ」
「…お前も相当病んでるな」
こんな危険な目にあっても俺は稼がなきゃいかん、家には欠食児童達が待ってるしな。
「さて、それでは先に帰ってなさい。時雨」
「またどっか行くのかよ、親父」
「なに、さっきの基地で少し気になるものを見つけてね」
「程ほどにな、亜巳達も心配…してるかもな。心のどこかで」
「ふ、娘達に悲しい思いはさせないさ。では行ってくる」
「あいよー、新聞沙汰は勘弁な~」
「そんなヘマはせんよ」
そうして親父と別れた後は家に帰るだけだ、家族が待つ愛しの我が家へ。
「それじゃぁ百舌鳥さん、また」
「あぁ、ウチに就職したけりゃいつでも連絡入れろ。お前なら大歓迎だ。」
「そん時は医者として登録してくださいね」
「任せろ、お前みたいなヤツしか行けない現場なんて山ほどある。」
「…頑張れ、時雨」
「お前にそう言われると不安でしょうがねーよ」
この不況の最中に内定が一つもらえるなんて嬉しい限りだ(泣)
俺の名前は
今日の出来事?なに、どこでもやってる裏社会見学ってヤツさ。
早速他作品とのクロスです、基本一部は原作マジ恋を謳っていながらクロス先の事件をメインにやっていくつもりなのでマジ恋本編突入はかなり先になりそうです。気の長い目でみてやってください^^;