真剣であなたに恋い慕い   作:こぼ~ず

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ついに入学!細かい所は公式と違うところが出てくるかもしれませんが其の辺は仕様ってことでよろしくお願いします~。


『川神学園入学』

 

春!それは別れの季節でもあり出会いの季節でもある!ということで・・・

 

 

「ピッカピカの、1年生~」

 

「高校生になってまで言う事かい?」

 

俺たちも晴れて川神学園に入学しました!いやー受験勉強は大変だったが合格発表の時に嬉しさのあまりに亜巳が抱きついてきてくれた事でチャラって感じだな、もちろんその後吹っ飛ばされたけどな!

 

「で、あたしたちのクラスはココでいいのかい?」

 

「あぁF組で合ってるぞ、さぁ入ろう」

 

ちなみにクラス分けについてはS組からF組まであり成績上位者はS組、問題児はF組と結構特色があり俺は入試のテストでトップだったのでS組に入らないかと電話があったが断った。多分ASEの仕事とかで中々出席出来ないかもしれないし亜巳とクラスが分かれるのも嫌だったしな。

クラスに入ってみるとまぁ騒がしい、まだ担任が来ていないのかクラスの中に諌める人間も居ないようで…まぁこんなもんか。

 

「後ろの方が開いてるし、あそこに座ってるか」

 

「そうだね」

 

横にダルそうに眠っている男子生徒がいるがまぁ構わないだろう、っつーかこの五月蝿い中よく寝てられるな。というか入学初日で寝てるって大丈夫かコイツ?

そんな事を考えているとその男の後ろの席に座っていた金髪の女の子が声をかけてきた。

 

「始めまして、私は染井芳乃(そめいよしの)。今日から1年間よろしくね♪」

 

その雰囲気はいかにもお嬢様っといった感じで問題児が集められると言うF組には似つかわしくない雰囲気だった。どうやらそう思っているのは俺だけではないみたいで周りで騒いでいた男子も染井のことを見ていた…ガスッ「あだっ!」

 

「何デレデレしてんだい、この馬鹿が。連れがすまないね、あたしの名前は板垣亜巳。で、こっちが岬越寺時雨ってんだ。よろしくね」

 

「岬越寺…?珍しい名前ですね?」

 

「そう?確かにあんまり聞かないけどね、これからよろしく」

 

そう言って手を差し出すと彼女は少しためらいながら手を握ってきた、なんか周りの視線が痛いがまぁ気にはなんないな。それより気になるのが今握っているこの手だ、俺の気が確かならこの手の感触は…ガタン!

 

「あっぶねぇ~~!!入学早々遅刻するハメになるかと思ったぜ!」

 

そう言って慌しく入ってきた男子生徒…あいつは!?

 

「おm「あ、あんた……」へ?」

 

「ん?お、おまえは……」

 

そう言ってお嬢様然としていた染井は随分と驚いているようだ…俺の手を握りっぱなしで、おかげで亜巳の視線で射殺されそうだ。そんな事考えている間に二人はヒートアップしていった。

 

「人のこと散々ガキ扱いしといてテメーも同じ高校生じゃねーか!それも同い年!」

 

「関係ないでしょ!キャリアからいえば私の方が全然上なのよ!私がいなかったらダメダメだったじゃない!」

 

あれ?さっきのお嬢様どこいったの?っつーか手が万力のように締め上げられてるんですが!?

 

「少しは敬ってほしいもんだわ!」

 

「うるせー!てめーみたいな日頃の行いが悪い奴には天罰が下れ!」

 

「いや、優!なんかしんないけどその天罰俺に落ちちゃってるから!染井さん手を離して!手も視線も痛いです!」

 

「あれ?お前時雨じゃねーか!?なんでこんなところに居るんだ?」

 

やっと手を離してくれた染井さんの顔に更なる衝撃が走っている、いや驚いたのはこっちなんですけどね?

 

「あんた達知り合いなの?道理で握手した時に変な違和感があった訳ね」

 

「いや、こっちも驚いたよ。そっちが地なんだね、染井さん」

 

「あ…」

 

あれだけ騒いでいたクラスメイト達が静かに、そして興味心身にこちらを見ていた。

 

「ンンッ…皆さんこれからよろしくお願いします」

 

「今更猫被っても遅いと思うけどねぇ」

 

亜巳の呟きが余計に物悲しさを際立てる、しかし流石に騒ぎすぎたのだろう。さっきまで眠っていた男子生徒のほうから起きる気配がした。

 

「うぅ~…悪いけどもう少し静かにしてくれ…昨日は夜遅くまでバイトしてて疲れてるんだ」

 

そんな勤労少年が頭を上げるとそこには見知った顔があった

 

「悟!?」

 

「あれ、時雨どうしたんだこんな所で?」

 

「またあんたの知り合いかい?」

 

「あぁ、コイツは…」

 

教室に入ってからというものあまりの展開に頭がついていかずとりあえず説明しようと思ったが時間をかなり食ってしまっていたようだ、やる気の無いような男の声が響いてきた。

 

「おら~お前ら席に着け~、入学早々廊下まで聞こえるような声で騒ぎ立てておにーさんを困らせるんじゃねーぞガキども」

 

「あ、あんたは!?」

 

宇佐美(うさみ)さん!?なんでこんな所に?」

 

「あん?お前ら…」

 

 

ホント高校生活は退屈しないで済みそうだわ。

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

衝撃の入学式から数時間後俺達6人は駅前のファミレスに来ていた、そう教師も入れて6人である。

 

 

「しっかし驚いたな、まさか宇佐美さんが学校の先生だなんて」

 

「代行業の依頼だよ、今年は少し特殊な生徒を迎えるからって学長に言われてな。蓋を開けてみればまさか裏に関わってる人間がこんなにいるとは…断りゃよかったかな」

 

「ちょっと!あたしをこんなのと一緒にしないでよ!」

 

「そりゃこっちの台詞だ!…ん?っつーか先生、俺たちの事知ってんのか?」

 

「あぁ、言っただろ?俺の本業は教師じゃなくて代行業、情報が命の世界だ。裏でお前たちの事知らなきゃただのモグリだな、『スプリガン』に『遺跡あらし』?」

 

「やっべー…そんなにツラ割れてんのかよ、俺?」

 

「まぁ流石に学校の人間で知ってるのは学長と川神院で師範代やってるリー先生くらいだろう、お前達の情報はそれくらいアングラって事だからまぁ学生生活は安心していいぞ」

 

「有名人は辛いな、優」

 

「うるへー」

 

「しっかし驚いたのはそっちね、まさか『デスマシン』なんて異名を持つASEドライバーがこんな冴えない奴だったなんて」

 

「うぅぅ…なんか扱いが酷い、でも『デスマシン』って?」

 

「あぁ、そりゃ百舌鳥(もず)さんの事だな。あの人昔は戦争でブイブイいわせてたって話だから」

 

「あの百舌鳥さんがかい?今の落ち着きようからは考えられないねぇ」

 

「なんだお前ら、ASEのトップとも知り合いなのか?」

 

「えぇ、俺最近ASEに仮登録しまして。その関係で時々百舌鳥さんがうちに遊びに来るんですよ」

 

「羨ましいこって、そういった人脈は大事にしとけよ?コネなんてのは金じゃ買えんからな」

 

「狡すっからいわね、そんな事よりお腹減ったわ何か注文しましょうよ」

 

 

入学式は昼まででそのまま直接来たもんだから確かに腹は減っていた。

 

 

「じゃぁ俺はしょうが焼き定食、亜巳は?」

 

「あたしはBランチでいいよ」

 

「俺は焼肉定食ご飯大盛!あとラーメン一つ」

 

「どんだけ食べんのよあんたは、私はハンバーグセットをパンで。」

 

「俺は……水でいいや」

 

「は?どうした悟、腹減ってないのか?」

 

「あ、あぁ…そうなんd「ググゥ~~~~」……」

 

「はぁ…しょうがねーな。ねーちゃん俺おでん定食でコイツにAランチ頼む」

 

「かしこまりましたー」

 

「い、いいんですか、先生!?」

 

「大人が腹空かしてる子供の前で飯パクつく訳にもいかねーだろ、っつーかなんでASEのエージェントが金持ってねーんだよ」

 

「そうよ、あそこの依頼料って馬鹿高いんでしょ?」

 

「ん~他の人達の事はよくわからないな、俺は高校入って一人暮らしを始めるって事で百舌鳥さんから直接依頼料貰うようになったんだけど昨日の依頼料はまだ貰ってないんだよね。とにかく先生、ありがとうございます!」

 

「もう、言ってくれれば私が奢ったのにぃ(そうすればあのASEドライバーとコネが…)」

 

「あんたも結構狡すっからいねぇ、染井。顔に出てるよ」

 

「何よ!しょうがないじゃない、フリーなんていくら人脈が有ったって足りないんだから!」

 

「その人脈駆使して結果があれじゃ~なぁ…イダッ!」

 

「あんたはいい加減黙ってなさい」

 

こいつら何気に息合ってるよな?そんな事を考えていると注文したメニューがやってきた、この時期におでん置いてる店っていったい?

 

「ほら、お前ら暴れてないでさっさと食え。それに悟、お前これから一人暮らしで大変だろうし何かあったらすぐに言えよ?晩飯くらいなら出してやっから」

 

「本当にいいのか!?時雨!?」

 

「まぁ男の手料理なんかでよけれりゃーな」

 

そう言って俺たちは食事を食べ始めた、コイツ軽く泣き入ってるけどちゃんと飯食わせてんですか、百舌鳥さん?そんなこんなで食事をした俺たちはクラスの雰囲気はあーだとか学園長がどーだという先ほどの生臭い話とは一転して学生らしい会話を終始楽しんだ。

 

「ごちそうさまでした!宇佐美先生!」

 

「あぁ、コレくらいならかまわねーよ。また暇な時に仕事の話でも聞かせくれ」

 

「じゃぁ俺は帰るわ、仕事から直接学校いったから今日から住むマンションの確認もまだしてねーし」

 

「俺達もそろそろ帰るか、小雪達も家に帰ってるだろうし」

 

「そうだねぇ、じゃぁね染井「芳乃よ」ん?」

 

「芳乃でいいわ、あなたのガラじゃないでしょ?」

 

「ふん、言ってくれるじゃないか芳乃。あたしも亜巳でいいよ」

 

「OK亜巳、また明日学校でね」

 

「あぁ」

 

染井芳乃…なんて男前なおnヘブゥゥゥ!!

 

「あまり女の子に対して失礼な事は考えないようにね、時雨君」

 

そう言って今度こそ芳乃は帰っていった、道に置いてあるコンクリブロック顔面目掛けてなげるか普通?

 

「進歩しねぇなぁお前も、じゃぁ俺もそろそろ帰るわ。くれぐれも面倒事は起こすなよ~」

 

「さようなら、宇佐美先生!いやぁいい人だな先生は。じゃぁ俺もそろそろ帰るよ時雨、はやく百舌鳥さんに依頼料貰わなきゃ晩飯が…」

 

そう言って俺と亜巳を残して皆が帰っていった。

 

「あんたが言ってた通り退屈しないですみそうだね、高校生活ってやつも」

 

「いや、既に俺の予想の斜め上逝っちゃってるんだけどな」

 

 

あのメンツが揃ってて川神学園で静かな学園生活が送れるなんて微塵も思えない…どうか爆撃だけはされませんよーに。




場面転換がうまく書けない、今後はなんとか工夫をしていこうと思います。

それにしてもようやくクロスの醍醐味が出てきたかも、芳乃と亜巳さんがお友達フラグ&悟は巨人に餌付けされるの回でした。
他にも川神学園に放り込みたいキャラは多々いるのですが収集がつかなくなりそうなので時雨の高校時代のクラスメイトはメインをこの5人で固定しようかと思います。が、モブとしては適当に放り込むキャラが何人か増えるかもしれません 。
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