真剣であなたに恋い慕い   作:こぼ~ず

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久しぶりの投稿、継続は力なりって昔の人はいい事言うなぁと自省中。
とりあえず懲りずに再スタートです、自分勝手な作者ですがお目汚しにしばしお付き合いください。


『けったぐりマシーン誕生秘話』

川神大戦が開始してまだ10分と経っていないが両サイドの森から悲鳴が聞こえてきた。

 

 

「ふむ、先輩方はすでに敵と接触したようだな。派手に暴れてるようだが…下品な叫び声だ、さすがはF組といったところか」

「それにしては随分と声が多くないか、柘榴(ざくろ)?」

「まさかとは思うが…な、よしココは両サイドへ援軍を「人の心配してる場合かよ?」ム…キサマは御神苗 優!!」

「お前たちの相手は俺達3人が引き受けさせてもらうぜ」

 

そう言う優を中心にして両サイドに並ぶように時雨と亜巳がS軍の前に立ちはだかる。

 

「キサマ…気は確かか?たったの3人で私たち1年S組を含む各武道派クラブ総勢80名を相手にしようというのか、それは我等に対する冒涜と取っていいのだな?」

「普段のお前のF組に対する態度は冒涜じゃないってのかよ?」

「無駄だよ、優。それが解ってればここまで大事にはなってない」

「そうだよ、だからそんな相手には身体に結果として教え込んでやらなきゃいけないのさ」

「フッハッハッハッハッハ!!!!貴様たちが私たちに教えるだと?身の程知らずが!仕方が無い、私が貴様らを「待て、柘榴」えぇい!さっきから私の台詞を遮るんじゃない!」

「いや、この戦お前が万が一にでもやられたらその場で終わっちゃうからやっぱり後ろにいろ。身の程を弁えさせるのはその後でもいいだろ」

(とぼそ)…わかった、しかし御神苗 優だけは残しておけよ?流石に大将首は自分の手で取らねば気が済まん」

「あぁ、大船に乗ったつもりで待っていろ」

 

そういって柘榴は集団の後ろの方へ向かっていった。

 

「さて、待たs「ズドン!」おぶぅ!!」

 

ズザーーーー!!!といい音を立てながら枢は交通事故にあったように横っ飛びに吹っ飛んでいく。

 

「遅いんだよ、この鈍間(ノロマ)が。待ちくたびれちゃったじゃないかい」

「だ、そうだ。さっさと始めましょう、先輩方」

「さっきの鉄山靠(てつざんこう)タイミングバッチリだったな、亜巳って中国拳法やってたのかよ?」

針灸(モノ)のついでさね。さぁ、さっさとはじめるよ!!」

 

そうして川神学園武道派クラブ+1年S組とF組武道系トリオの戦いの火蓋が切って落とされた!!

 

 

 

 

 

「向こうでは派手にやり始めたみたいだな…さて、俺も仕事をしないと」

 

俺は今回の愛車、スティックボードのゴーペッドビッグフットのエンジンをいれた。いやコイツは今回限りではない、俺が始めて自分の金で買った始めての愛車なんだ。初陣で見っとも無い真似は出来ないな。

当初は時雨が用意してくれる予定だったがそこはあえて断った。俺だって1年F組のクラスメートだ、あんなふうに言われたらかっこ悪いところなんて見せたくない。だからなけなしの貯金をはたいてコイツを買った、後悔はしてない。

乗り物に乗るって事については学園長も当初は騎馬を予定していたらしいが市に断られたそうで泣く泣く諦めたそうだ、しかし時雨はそんな学園長にコレの仕様許可を申請して見事許可が通してきた。恐らく所詮おもちゃの域を出ないと判断したんだろうと時雨は言っていたがコイツはもう生まれ変わった、今では頼もしい相棒だ。

 

「いくぞゴーペッド、お前に生命を吹き込んでやる!!」

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

初音(はつね)ちょっといいか?」

 

私が一人でASEビルの駐車場兼整備スペースでジープを弄っていると年下の仕事仲間がやってきた。

 

「あら、珍しいわね。あんたが仕事でもないのにこのASEビルにいるなんて」

 

本当に珍しい、仕事以外で斑鳩(コイツ)ASEビル(こんなとこ)にいるなんて。明日は雪でも降るんじゃないかしら?

 

「ちょっとあるマシンを少しいじって欲しいんだが…」

「ん?依頼って事?」

「いや、実はもう金が無くてな。出来ればお願いって事で…」

「ハァ…あんたねぇ、それってあんたの私用になるんでしょ?だったら流石にここでは不味いわよ、私だってまだ仮採用なんだから下手な事するとこっちがクビになるわよ」

 

コイツが私用でマシンの改造?一ヶ月のエンゲル係数が日雇いのバイト代より低いコイツが?

ヤバッ、雪どころじゃなくて槍が降るかも…。

 

「そうか、まぁ…そうだよなぁ」

「うっ、そんな目で見ないでよ!仕方ないでしょ?」

 

まったく、コイツときたらマシンに乗ってる時はムカつくくらいに落ち着いてるのにこういう時はやけに年相応というか幼く見えちゃうわね…。

そんな馬鹿な事を考えるとエレベーターの方から聞きなれた声が聞こえてきた。

 

「悟、やはり来てたか」

「「百舌鳥(もず)さん!」」

「時雨から話は聞いたぞ、なんでも山の中で戦争ごっこをするらしいな」

 

はぁ?山の中で戦争ごっこって…仕事で散々やってるくせにオフでまそんな事しなくても…

 

「ハイ。で、俺も皆の力になりたくて。だから、コイツを自腹で買いました!」

 

そうして斑鳩が大きめのバッグから取り出したものは…コレって!?

 

「コレってスティックボードじゃない!?こんなサスペンションもついてないようなモンで山ん中走ろうと思ってたの!?」

「いや、だからその為の改造を初音に頼もうかと思ったんだが…」

 

イヤ、改造も何もこんな物どうしろって言うのよ…

 

「断られた、と。まぁ初音君の対応は正しいぞ、そういった公私の分別は出来てしかるべきだ」

「そうですよね…」

「(ふむ、しかし今回の件は悟にとっては大切な事になるだろう…仕方ない)おい、さとr「話はきかせてもらったぞ、坊主」…メイゼル博士?」

 

百舌鳥さんが何か言おうとしたところで百舌鳥さんの後ろからまた声が聞こえてきた、あんな人ASEビル(ココ)にいたかしら?

 

「あ、あなたは?」

「ふむ儂はメイゼルと言ってな、アーカムでしがない科学者をやっとる老いぼれじゃよ。ASEビル(ココ)には依頼があって来たんじゃが、百舌鳥君がこっちに来とるという話じゃったから足を運ばせてもろうたんじゃ」

「はぁ…」

「友達の力になりたいと面と向かって言い切るとは中々気持ちのいい青年じゃわい、ワシの周りの若い連中もそれくらい素直だったらいいんじゃがどいつもこいつも可愛げがなくての」

「あの、メンゼル博士?」

 

百舌鳥さんが気後れするなんて珍しい…っていうか初めて見るわね、そんなに偉い人なのかしら?

 

「そのおもちゃで山の中を走り回りたいという事じゃな?」

「あ、ハイ。出来れば川原も走れるようにしたいんですが…」

「あんたねぇ、それじゃぁボディ自体に手を入れなきゃいけないじゃない。おまけに市販のエンジンじゃ悪路を走りきるパワーなんてないわよ?」

 

コイツ、普段私たちメカニックがどれだけ苦労してマシンを改造してるのか解ってるの?後でシメとかないと。

 

「うぅぅ、そう言われるとやっぱり無茶っぽかったかな」

「馬鹿もん、若いうちに無茶をせんでどうする。そこの百舌鳥君なぞ今でこそ落ちついとるが昔は無茶に服着せたような奴だったんじゃぞ?」

「「え、百舌鳥さんが!?」」

 

今の百舌鳥さんからは全然イメージ出来ないわね…

 

「勘弁してください、博士」

「まぁいいわい、じゃぁ悟君。金が無くてASEのエージェントに頼めんならアーカム(うち)がソイツを預かろう、なーに1週間で形にしてやるわい」

 

え?アーカムって遺跡を研究したりするところじゃなかった?っていうかあのおじいさんがスティックボードの改造なんてできるの?

 

「ホントですか!?ありがとうございます!!」

「博士、いいんですか?」

「別に構わんよ、この間もうちの若いのにAMスーツ(プレゼント)を贈ってやったばっかりじゃ。コレくらいなら問題にもならんよ」

「むぅ(いいところを持っていかれてしまったな)…悟、お前がクラスメートの為に参加するなら俺も文句はいわん、だがASEドライバーの名に恥じるような真似は許さんぞ」

「ハイ!」

 

う~ん、百舌鳥さんもまんざらじゃなかったみたいだし改造くらいしてあげればよかったかしら?まぁいいわ、終わったら悟に一度見せてもらおう。

そうして悟は身体能力のデータを取るとかでおじいさんに連れられて行ってしまった。

 

「良かったんですか百舌鳥さん?」

「構わんさ、ガキの喧嘩には過ぎた物になるだろうが…流石に空は飛ばんだろう」

「…は?」

 

 

 

その後アーカムの技術の粋を集めて作られたスティックボードに私が驚愕し3日程寝込んだのはまた別の話…




お久しぶりです!こぼ~ずです。一時期書く気力を失いダラダラする日々を過ごしていましたがハーメルンや他のサイトで他の作者様の作品を読んでいてまた書きたいと思い恥ずかしながら帰ってまいりました、今後は亀進行・不定期更新と安定することはないかと思いますがなんとか自分の脳内作品を自分に無理のないペースで形にしていこうと思いますのでどうか宜しくお願いします。

ASEビルでの初音の心情などを加筆しました。

またセリフ間の改行も無くして見ました、少しづついじって行こうかと思います。読みにくい等の感想ありましたら是非ください、宜しくお願いします。

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