「むぅ…しかしその情報は確かなのか?どうも信じられんな」
教官が疑問の声を上げる、確かにいきなり言われても信じられるような内容じゃねーが…
ブブゥウン!!
「「「「「!!」」」」」
その時今まで以上のノイズがこの場に走った、こりゃ芳乃の言うとおりマズイな。
「…わかった、とりあえず一時休戦にしよう」
「……」
一時……か。
「しかし、私の乗っていた「パイレフォージ」の装備ではあのピラミッドは破壊不可能だ。ロシナンテとの戦いで相当浪費したからな、一度この場から撤退して
「ちょっ、おじさん!もっと考えてよ!」
「流石にこのまま指をくわえてどこぞに飛ばされるってのもねぇ…」
「そうよ!冗談じゃないわよ!かよわい乙女がこんなへんぴな島で人生をまっとうしたくないわ!」
「…いや、あてが無いこともないぜ」
「本当か、優?」
「さっすがスプリガン!頼りになるわ!」
「期待すんなよ、まだどうだかわからねーからな」
「少しでも希望があるならなんでもいいよ」
あんなモンに頼りたくはねーが、背に腹は変えられねーか。
(!?…アレは……)
「…なるほど、サンダーボルトか……」
「こんな物まで飲み込んでいたのか、この島は…」
時雨はどうやら知っているみたいだな、というかコイツの知識の深さには毎度毎度驚かされるな。
「いったいなんなんだいこの飛行機は?」
「…第二次世界大戦末期、連合軍が東京に落とすはずだった原子爆弾を積んだBー29が輸送途中で消息不明になったんだ」
「あぁ…その機体名がこの「サンダーボルト」だ、こいつに搭載された原爆を使ってこの島のピラミッドを破壊する!」
「しかしコイツはまだ使えんのかい?」
その言葉に教官が中の積荷を確認する。
「うむ、機体の痛み具合からしてここに落ちてから1、2年といったところだろう。まだ半減期は迎えていないはずだ」
「教官…あんたは爆弾に関してもかなりの専門家だ、こいつの気圧信管を時限信管に変えることはできるか?」
「むぅ…原子爆弾なんぞ触ったこともないがこの際そんなことも言ってられんだろう」
「じゃぁ俺たちはそこら辺からてきとーなもんを捜してくらぁ」
「?どうしたのよ優ちゃん、さっきから不機嫌な顔しちゃって」
「わからんでもないがな…」
「どういうことだい?」
「…本来ならあんなもんに助けられたくねーんだよ、アレが東京に落ちてたら俺たちは今頃この世にいなかったかもしれねーんだぜ?」
まったく……不甲斐ねぇぜ。
『ダメだ!優、何度言ったらわかるんだ!』
ドン!ズサァッ…
『いいか?戦いにおいて最も重要なのは鋭い洞察力と冷静な判断力…そして任務遂行のためには私情を捨てる徹底した非情さだ。相変わらずお前は相手を追い込んだ時に優しさや甘さからスキができる…そんな事じゃお前だけでなくほかの仲間で犠牲になることがわからんか!』
『………』
『…優、お前は自らスプリガンになる事を志願したはずだ。確かにお前は最強のスプリガンになる資質はもっている、だから多少厳しくとも私の持っている全てをお前に教え込むつもりだ』
『…ボーマン教官』
『私もこの通りもう老体だ、この商売からの引退も近い。頑張れよ優!これからのアーカムは若いお前が支えていくんだぞ!!』
……ボーマン教官
「よし…セット完了だ、後はこいつが上手く爆発してくれるかだな…」
「それじゃぁ私たちも早く脱出しましょ、こんな島もうコリゴリよ」
「ところが、そう言うわけにはいかないんだ…お嬢さん、何処で拾ったのかは知らないがそのケースは実は私が捜していた物でね…」
フッ…
そういうと爺さんから気配が二つに分かれた…しまった!
「逃げろ!芳乃!!」
「え!?「ガッ!」キャーーーッ!!」
「芳乃ぉ!!」
「ず、随分変わった技をお持ちで…」
芳乃後ろにはもう一人の
「このケースの中には、この島の動力の秘密が書かれているデータプレートが入っているはずだ。私の任務はそのプレートを島から持ち出して「トライデント」に献上することでな。なに…素直にケースを渡せば手荒なことはしない、だが渡さなければお嬢ちゃんを殺し…お前達も殺す!」
「…芳乃、そのケースを渡してやれ」
ボーマンの物言いに優が応えた、でも芳乃ヤツなら…
「えぇー!!で、でも…」
ほぅら、やっぱり愚図った。
「あのねぇ芳乃、掛かっているのはあんたの命なんだよ?」
「……わかったわよ、渡すから離しなさいよ!」
凄いな、あそこまで言って逆ギレか。普段の亜巳の苦労が垣間見えるな…
「まったく、余計な物拾ってきて…」
「そんな、しーちゃんまでぇ…」
「芳乃、時雨、亜巳、ロシナンテに戻って船長に説明しろ。いざとなったらお前たちだけでも脱出しろよ」
「「えっ!?」」
優…お前……
「あんた、あのケースを取り戻すつもりかい?」
「しょーがねーだろ!教官とは戦いたくなかったが俺もスプリガンだ、トライデントに遺跡が悪用されるのを見逃すわけにはいかねぇ…」
「ふん、そう来ると思って時限信管を1時間半後にセットしてある…勝負をつけるには十分な時間だ」
「ちょ、ちょっと止めなさいよあんた達!そんなことやってる場合じゃないでしょ!」
「うるせーな!テメーはとっとと消えろ!!」
「…もー!ばかちん!じゃぁとっとと消えるわよ!あんたなんかこの幽霊島と一緒に幽霊にでもなっちゃえばいいのよ!」
そう言って芳乃はズカズカと歩いていった、それにしてもその言い方はマズイんじゃないか?優。
「あ、芳乃!…ハァ、行くよ時雨…時雨?」
「…お前も行け亜巳」
「ッ何言ってんだ!?時雨!!」
「俺は立会人をさせてもらうよ…スプリガン対元スプリガン、そうそう拝めるモノじゃないしな。……よろしいかな?お二方」
「私は構わん、だが邪魔だけはしないように」
「…けっ!勝手にしろ」
「はぁ…まったく、さっさと帰ってくるんだよ!」
「あいよ~」
さて、見せてもらうぞ優。朧が言っていたお前の秘められた
「お前も気づいているだろうが私の着ているスーツはお前と同じ
フッ…(消えた!?)
ギン!!ガギギギン!
(後ろだと!?いつのm…ック!このナイフ捌き…かわしきれねぇ!?)
ズシャ!「ぐぁ!!」
「お前が私の
ザザザザザザザザザザッッ!!!
「船長、石像に囲まれました!どうします!?」
「決まってるだろう、こうなったら肉弾戦だ!いけるな?悟」
「ハイ!」
「正気ですか船長!?それに悟君まで!?」
「諦めたらそこで終わりです副長、少しでも可能性があるならそこに賭けるべきです」
「ふっ…流石はASEドライバーだ。それに優にだって壊せたんだ、用はあきらめちゃいかんという事だ」
殴り合いは久しぶりだが悟一人に任せられんしな、それに久々に暴れるのも悪くは無いか。そんな事を考えていた時だった、隣の林から今まで姿を見なかった嬢ちゃん達が帰ってきたのは。
「やめなさい!!」
「なっ、芳乃!それに亜巳まで!無事だったのか!?」
「お陰様でねぇ」
「この人達はあなた達の敵でないわ!この島の物は何も持っていかないから大人しく私達を船へ帰して!」
「「「「「「「「………」」」」」」」」
ズシュゥゥゥゥゥゥ……
コイツは驚いた…さっきまで俺達を囲んでいた石造たちが道を開けちまった。
「石像達が…」
「こんな簡単な事で止まってくれたのか…」
「おじさん達大丈夫?」
「お蔭様でな、ところで優達はどうしたんだ?」
「フン…もう知らないわよ、あんなバカな奴ら!」
「?」
「悪い病気が出ちまってねぇ、まぁ船で説明するからさっさとここからズラかるよ」
「時雨…優…」
優…何を言ったか知らねーが女の扱いはもう少し丁寧にしろよ、まったく。
スパッ!
「くそぉ!」ブン!フッ…
右肩を切り裂かれたか、傷は浅いがこう何度も喰らっちゃマズイな。オマケにこっちの攻撃はまったく当たりやがらねぇ…
(今のは優が避けるのが少しでも遅かったら確実に頸動脈を切り裂かれていたな…ナイフの腕前なら香坂のじー様に引けをとらないか)
「ふん…それが今のお前の実力か?まだ私との戦いに迷いが生じているようだな、そんな甘いことでよく今まで生き延びることができたものだ」フッ…
「クッ…!?」
また気配が分かれた!?…右!!
シャッ!!
「お前は戦いの非情さを解っていない、私は本気でお前を殺す!!」
身体を捻ってナイフ教官の右のナイフをかわし、左のナイフをこちらのナイフで捌こうとした時…
ズバッ!!!
グッ、後ろから背中を切られた……
「……それが私の任務だからな!!」
「なんだってぇ!?ボーマンが!?…確かに奴がアーカムをやめたとは聞いていたが、まさか「トライデント」の一員になっていたとは…それが本当ならかなりヤバイぜ。ボーマンのナイフさばきは世界でも5本の指に入る腕前だ、それに奴には
「そ、そんな…」
あのお爺さん只者じゃないとは思ったけどそんなに強いの!?
「…いや、そうとは限らないよ」
「どういうことだ亜巳?」
「もし御神苗に勝ち目のない戦いならあの場で時雨の奴が参戦していたはずさ、でもアイツは立会人としてあの場に残った」
「ということは…」
「……少なくとも勝負にはなるって事さ」
そうよね…優ちゃんなら、やってくれるわよね。
ザパァン!!「「「うぉおお!!??」」」
島を渦巻くエネルギーが波を高くし船体に打ち付けられる、乗り物に弱い奴ならとっくにグロッキーね。
「船長!もの凄いエネルギー反応です!エネルギーの塊が島を包み込み、さらに拡大しています!!」
「フフフ…島が消える前兆のようだな、そろそろ我々もケリをつけるとするか…」
「はぁ…はぁ…っはぁ…」
「どうした優、逃げ回っているだけじゃ私には勝てないぞ?」
いや、満身創痍だが優の目の色が変わった。……ついに攻略の糸口を掴んだか。
(…だんだん解ってきたぞ、
シュン! ボガッ!!
優がナイフをかわして蹴りで二重身をかき消す、今の蹴りはダメージを与えるものでなくかき消す事を目的とした蹴りだな。
(こいつは違う!)
ザッ! ブン!!
(こいつも違う!!…本当の実体は……)
左サイドから襲ってきたボーマンを無視してさらに奥にいるボーマンに攻撃を仕掛けるように…
フウッ
「なにぃ!?」
見せかけて…
「そこだぁ!!」
ドガッ!!
そのさらに奥にいた
ドサッ!
「グッ!!」
「教官、あんたの
つまり、気配のない方が本体って事になる。直接対峙しながらよく気がついたな、優!それに……
「ふふふ…この状況下でそいつを見破るとは大した洞察力だ。確かに私の
シッシシッシ!!
ボーマンは両手に構えたナイフを優に向かって縦横無尽に振りかざすが…
(!!…見える!?教官のナイフに慣れてきたのか?)
実戦に勝る修行は無い、優も一つ強さの段階を上ったか。だとしたら、やはりボーマンさんの目的は…
ギンッ!!
「ぐわっ!!」
ヒュン……カッ!
ボーマンのナイフの一本を優が弾いた、っつーか避けなかったら俺に刺さってたぞ?優。
「なっ!?」
「教官…もう止めましょう。もう勝負は見えました!これ以上戦えば、俺…教官を殺してしまいます!!」
「……」
フッ…
「なっ!?「ガッ!」ック!」
無言で
「ふん、確かに相当腕を上げたようだが粋がるな!任務遂行の為には非情になれと何度言わせる!そんな様子ではお前の為に犠牲になった人間が大勢いるだろう!!」
「……!!」
フッ……
「(来る…!?)後ろ!!」
教官のナイフと俺のナイフが交錯する!クソ!教官を止めるにはこれしか方法が…!
「「グザッ!!!」」
「「なっ!?」」
俺達に聞こえたのは確かに刃物が肉を突き刺す音だった、しかしソレは俺達の身体からではなく間に入った時雨の両腕から聞こえたものだった。
「……双方それまで、この勝負…御神苗優の勝ちとする」
「邪魔をするな若造!まだ勝負は終わっていない!」
「優はあなたのドッペルゲンガーを見抜いた、それにナイフの腕前もこの戦いの中で成長を遂げてあなたを越えたようです。これ以上の幕引きはありません」
「優、戦場での決着は死を持って決すると教えたはずだぞ!」
「ボーマン教官…」
「ふざけるな!!!」
「「!?」」
「あなた達は人殺しの
「なっ!?」
時雨…ありがとう。
「…ボーマン教官、俺はあんたのおかげで成長する事ができた。でもまだまだ至らないところなんて山ほどある、だからまだまだ教えてほしい事が沢山あるんだ!頼む、どうか生きてくれ!」
「……失礼ですがボーマンさん、貴方は敗者です。勝者の優の言い分を無視して安易に死を選ぶ事は出来ないと思いますが?」
「オイ時雨!!」
「いや優よ、彼の言うことは正しい。……わかった一緒に帰路につこう、後の事は……それから考えよう」
「ボーマン教官!!」
「あんたら何やってんだい!さっさとずらかるよ!」
そんな時、亜巳が森の向こうから走ってきた。
「亜巳!?お前なんでこんなところに!?」
「あんたらが遅いから迎えにきたのさ、ほらさっさとしな!って時雨、あんたその腕!?」
「な~に、事を穏便に済ませた代償だ。大した事無いよ」
その話を聞いて亜巳がコチラを睨んで来る、そりゃ教官ナイフ一本しか持ってねーんだもん俺も刺したって普通はバレるわな…さっきからフォローばっかりしてもらってるけどこの件はさっきよりキッチリ頼むぞ時雨。
「せっかく待ってやってんのに遅いわよ!あんた達!」
「悪い芳乃、待たせたね!」
「芳乃!?お前までなんで…」
俺達が走って海岸線に着くとそこには小型のゴムボートに乗った芳乃がいた、コイツ等…帰れって言ったのに。
「そんな事はいいからさっさとしなさい!…ってそのおじさん連れてきて大丈夫なの!?」
「いいから急げ!皆巻き込まれるぞ!」
「あぁん、もうちゃんと捕まってなさいよ!!」
「船長!ガキ共を回収しました!」
「よし!悟、遠慮はいらねぇ!限界まですっ飛ばせ!」
「了解!超電動推進全開!!」
ドバァァァァァァァ!!!!
「優ちゃん、ところであの石版は?」
「…忘れてきた」
「ちょっ!?」
「優…」
「いいんです、ボーマン教官。これが俺の判断ですから」
「そうか…それでいい、お前はこれからも己の正しいと思うことを
「船長!後約二分で爆発します!!」
「速力140ノット!これ以上はスピードが上がりません!……まずい、このままじゃ間に合わない!?」
「ちょっと悟!なんとかしなさいよ!!」
「クッ…副長!両翼のメインウイングの展開を半開にしてください!!」
「なっ!?何を言い出すんだ!!今のままでも安定性は限界なんだ、そんな事したら船が吹っ飛ぶぞ!!」
「大丈夫です!
「ロシナンテを作ったのは俺達だぞ…その俺たちがコイツを信じてやらなくてどうする!?副長、やれ!」
「…了解!!」
ウィィィィン… ガッガガガガ!!!!!
「ちょ、チョット!凄い…振動よ!!」
「悟!!」
「ロシナンテ!お前に魂があるのなら…応えろ!!」
バシュゥゥゥゥゥゥン!!!!
「速力150ノット!!…信じられない、速度が上がって逆に船体が安定しました!!」
「時刻…きます!!」
「皆!何かに掴まれ!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!
バシュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン…………
幽霊島は島を取り巻く暗雲とエネルギーと共に姿を消した、後に残ったのは空間転移で持っていかれた雲の隙間から差し込む日差しと穏やかな海だけだった……
「あ…危ないところでしたね、ミスターラリー。しかしボーマン少佐には感謝しなければ…彼が事前に連絡を入れてくれなければ間違いなく我々もあの爆発とともに消滅していましたよ」
「あぁ…結局奴は任務失敗の責任を取ってあの島で最後の仕事を全うすると言っていたが…」
「どうかなされましたか?」
「…イヤ、なんでもない。」
(もしアレが心変わりするなら…いや、ありえんか。ヤツも所詮殺す事しかできん
「ボーマン…」
「スティーブか…生き恥を晒してしまっているな私は」
「……
「私が優に教わる…という事か?」
「ソレをお前に教えるのが優か他の誰だかは解らんさ、ただソレは生きていないと解らんことだ。俺もついさっき教えられた所だしな…」
「お前がか?」
「あぁ…まったく若い奴らってのは、時折こっちの予想を一つも二つも飛び越えていきやがる。あいつ等は可能性に満ち溢れているからな」
「可能性…か」
「まったく…優ちゃんってば本当にオマヌケさんなんだから、アレだけ苦労して肝心なケースを忘れて来ちゃうなんて。私なんか、見てホラ!」
「!…お前なんだよその宝石は!?」
「あれ?芳乃、あの島の物は何も持っていかないって石造達に言ってたんじゃ…?」
「もちろん、コレはあの島に打ち上げられた客船によって持ち込まれた物なんだもん。嘘は言ってないわよ、悟」
「詐欺だな、そりゃ」
「あら、いいじゃない。この子達もそれで納得してくれたんだし…ね~」
「………(コク)」
「……オイ、芳乃」
「なーに、優ちゃん?」
「……そちらさんは?」
「………(ジー)」
「あぁ、この子?最初に声を掛けた子なんだけど懐かれちゃったみたいで……付いてきちゃった♪」
「付いてきちゃった♪じゃねーよ!犬猫じゃねーんだぞ!」
「な、なによぉ!じゃぁあのまま島に放置しろって言うの!?優ちゃんひどーい!!」
「まぁまぁ落ち着きなよ、御神苗。それで芳乃この子どーすんだい?」
「ん~うちのマンションペット禁止だし…」
「コレをペットとして扱ってもいいのか?」
「
「じゃぁしーちゃんの所は?」
「いや、ウチも地蔵は間に合ってるんだが…」
「………(フルフル)」
「地蔵じゃなくて石像です、だって」
「あ、これは失礼」
(((ペット扱いはいいのに地蔵扱いはダメなのか…)))
「いいんじゃないかい、時雨。最近天が遊び相手がいないって言ってたし」
「ん~意思の疎通が取れればいいんだが…」
「なんかメンゼル爺さんに頼んでみるか?」
「アレも可能性の一つか…」
「イヤ、あれはどうなんだろう…」
と、いう訳で幽霊島編終了!原作で亡くなったボーマンには生き残っていただきました、ラリー読み違えるの巻。
しかし某聖帝しかりなぜ師匠は弟子に殺されたがるのか…弟子に重いもの背負わせすぎでしょう。
そして何故かカーリー像までも生還、まぁ岬越寺邸のクッキーだと思えばこれもアリか。
ちなみに最後のスピードを出したら逆に安定したは仮面ライダーspiritから持ってきました、結城丈二が言ってるんだから間違いない。
カーリー像…インド神話の女神を象った石像、全身黒色で3つの目と4本の腕を持ち、髑髏をつないだ首飾りをつけ、切り取った手足で腰を被った姿をしている。表情は意外に穏やかに整形されており首輪に幽霊島を守る為に古代人の御霊が括りつけられている。長い間島を守り続けていたが始めて芳乃に声をかけられて人間に興味を持つようになる。