一人の少年が憎しみを失うまでの物語。
初めての投稿作品となります。


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I want to lose the remembrance

ありのままに書こうと思う

 

小学生の時 私は願った

 

幸せな生活が来るように

 

毎晩、リビングで3時間ぐらい正座をして暴言やいかに自分が無価値である事を伝えられる日々から脱却するように願った。

 

当時、顔すらおぼろげだった父と嫌いな母が離婚した。

 

調停人に泣いてお願いした。

 

「一人暮らしがしたい」と

 

「せめて母親とはいたくない」と

 

そうして父との暮らしが始まった。

 

父は、私に家事をこなす事や学力が平均以上である事を望んだ。

 

家事なんぞやった事ない中学生には無理だった。

 

「ごめんなさい」と「私が悪い」を話すことが取り柄の私は頑張った。

 

料理は楽しかった。頑張れた。

 

美味しくて幸せであったから。

 

しかし掃除は苦手だった。

 

根がおおざっぱであった事も原因であろう。

 

何回 掃除ができない事で怒られた私は遂に手を出された。

 

勉強も人より少しだけ点数が低い、模試だけは点数がちょっといい。

 

そんな感じであった。 

 

私は、これも個性だと思った。

 

だが父は言うには、私はバカだったらしい。

 

家事と同じように次第に殴られ始めた。

 

昔に戻ったと思った。

 

長い暴言と短い暴言と暴力の違いだけだった。

 

次第に辛くなり自殺も考えた。

 

怖かった。

 

包丁をおなかに当てては泣いて無理だと実感し死ぬ気力すらないゴミなんだと思った。

 

死や殺すといった文字を書き連ねたら安心した。

 

いつの日にか書いていた事がバレて怒られた。

 

もうだめだと思った。

 

次第に口癖は「僕なんか」に変わった。

 

フラッシュバックで何度も起きた。

 

家にいる時だけ心拍数も上がった。

 

吐いた日もあった。

 

大人にも相談した

 

教員や親族は信用できなくなった。

 

信じれる人は同年代の友達のみになった。

 

だから学校は楽しかった。

 

トラブルとかはあったが楽しい気持ちが勝っていた。

 

そうして卒業し高校に入学した。

 

高校では親が家に帰ってこない日が続いた。

 

どこに行ってるとか何をしているとかは関係なかった。

 

とにかく嬉しかった。

 

自由だと思った。

 

金だけ渡される。

 

一週間の食費まとめて週四千円だった。

 

小遣いという名の消耗品代は三千円だった。

 

そんな遊べもしない。

 

どれだけ節約しても足りない。

 

たまに帰ってくるタイミングで万札を抜いてやりくりしていた。

 

けれど楽しかった。

 

いないということは何も飛んでこないのだ。

 

「言葉」も「拳」も「物」も「全て」がだ。

 

家にいない時間だけ安息の地となった。

 

安心して睡眠もとれた。

 

けれど帰ってくる日は心底気持ちが悪かった。

 

クラスメートからの些細なイタズラを理由に精神内科に行きたいとも言った。

 

駄目だと言われた。

 

「就職で困るだとか周りからの目が痛いよ」と言われた

 

お金もなく従うほかなかった。

 

成人まで診断されなければ面倒を見ずに済むから時間を稼いでいるのだと思った。

 

このころには親とも思えなくなっていた。

 

せめて子を産んだからには愛情は欲しかったと今でも思う。

 

せめてお金だけは出してくれると信じていたが資格試験の受験日すら払ってくれなかった。

 

その日から憎しみも怒りも湧かなくなった。

 




呼んでいただきありがとうございました。
あとがきから読む派の皆様の為に本文への明言は避けようと思います。
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