そしてアンケート……都市成分が足りないって?なら幻想体を一撮み……
「(タッタッタッタッ)はひー、息苦しい……もう脱いでいいよね?」
セリカはそういいながら覆面を脱いだ
「のんびりしてらんないよー?急げ急げー。追っ手がすぐに来ると思うからねー。」
「できるだけ早く離れないと……道路が封鎖されてしまう前に……。」
「ご心配なく。万全の準備を整えておきましたから☆」
「こっち、急いで。」
「逃げ道はもう構築されていたんですね……。」
「あの、シロコ先輩……覆面脱がないの?ネツァクとローランも仮面邪魔じゃない?」
ホシノはニヤニヤしながら
「天職を感じちゃったっていうか、もう魂の一部見たいな感じになっちゃって脱ぎたくないんじゃなーい?」
「僕はそんなことないですよ……。」
「俺もだ……都市じゃ出来なかったから新鮮だったってのはあるがな。」
「ありゃそうだったのかー。(都市……?)」
ホシノはローランが口に出した都市というワードを聞き、二人がどのような世界から来たか……それが気になったので頭に置いておく事にした。
少し考えている間にシロコは覆面を脱ぎ、ローランとネツァクは黒い仮面を脱いで先生とアヤネに合流していた
「そうだ、シロコちゃん。集金記録の書類はちゃんと持ってるよね?」
「うん。(ドサッカチャ)」
シロコがバック地面に置き、開くと中には大量の札束が視界に入った
「な、なんじゃこりゃ!?バックの中に……沢山札束が……!?」
ホシノの言葉にシロコ、ネツァク、ローラン以外の全員が驚く
「うえぇぇぇっ!?シロコ先輩、現金を盗んじゃったの!?」
"シロコならどさくさ紛れてやると思ってたけどさぁ……"
「シロコちゃ~ん?」
「シロコ先輩……?」
シロコは焦りながら弁明する
「ち、違う……目当ての書類はちゃんとある。このお金は銀行の人が勘違いして入れただけで……。」
ホシノはバックの中身を軽く確認し……
「うへ~、軽く1億はありそうだねぇ……本当に5分で1億稼いじゃったよー。」
「やったぁ!!何ぼーっとしてるの!運ぶわよ!」
セリカは嬉しそうにバックを持ち、運ぼうとする……
「セリカちゃん。ダメだよ。」
とホシノに止められた
「な、なんでよホシノ先輩!?これで借金を返せば……。」
「おじさんはそのお金を使って欲しくないなぁ。」
「なんで……?これは犯罪者のお金で……元々は私達が汗水流して稼いだお金……それに、そのままにしてたら犯罪者の武器や兵器に変えられてたかもしれない。悪人のお金を盗んで何が悪いのよ!?」
ホシノはセリカへ想っている事を説明する。
「私達に必要なのは書類だけ。お金じゃない。今回のは悪人の資金だからいいとして、その次はどうするの?おじさん困った時に犯罪に手を染める子にはなって欲しくないんだぁ。犯罪をして学校を守ったって、何の意味があるのさ。こんな方法を使うのなら、最初からノノミちゃんが持ってるゴールドカードに頼ってた筈だよー。」
「……私もそう提案しましたが、ホシノ先輩に反対されて………そういうことですか……。」
ノノミは察したようで
「いくら頑張ったとしてもキチンとした方法で返済しないと、アビドスはアビドスじゃなくなってしまう……と言うことですか?」
「うへ、そういうことー。」
ネツァクがローランを見ると納得出来ない…という顔をしながらホシノ達を見ていた
「ローラン、どうしました?」
話し掛けるとローランは何か考えているような顔をしながら
「いや……この世界は都市と比べると本当に甘いな……って感じてな。」と話した
「それはそうです。人の死だってあまりない所なんですから。」
「……都市じゃあんなことを言う奴らなんてまず居ないだろうな……。」
すると急にアヤネが召集をかけ、話した
「皆さん……何者かが此方に接近しています……ドローンで確認できました。」
「……!!追っ手のマーケットガード!?」
「い、いえ。敵意はない様子ですが……あれは……べ、便利屋のアルさんです!!……私と先生は隠れていますね!」
"えっちょっ……"
そう言い残し二人はすぐ近くにある影に隠れた
二人が隠れてすぐアルが此方に来たシロコが覆面を被ったのを見て全員が被った
「はぁ…はぁ…ふぅ……追い付いた……あ、落ち着いて。私は敵じゃないから……。」
ホシノ、セリカ、シロコ、ヒフミは小声で会話する
「何であいつが……?」
「撃退する?」
「どうかな。戦う気がないって子を相手に叩くのもねぇ。」
「お知り合いですか……?」
「まぁねー、そこそこ。」
「あ、あの……大したことじゃないんだけど……銀行の襲撃、見せて貰ったわ……ブラックマーケットの銀行をものの5分で攻略して撤収……あなた達、希に見るアウトローっぷりだったわ。」
「………!?」
アルはファンガールのように先程の銀行強盗の感想を言い……最後に組織名を教える事になった
「うへ……なんか盛大に勘違いしているみたいだけど……」
ノノミはテンションが上がったようで
「はいっ!おっしゃることは、よーくわかりましたっ!!」
「(の、ノノミ先輩!?)」
「私達は、人呼んで……覆面水着団!!そして彼ら二人は黒仮面兄弟です!」
「……覆面水着団と黒仮面兄弟……や、ヤバい……!!超クール!!カッコ良すぎるわ!!」
ホシノは水着ではないことを
「うへ~本来スクール水着が正装なんだけど……ちょっと緊急だったから今日は覆面だけなんだぁ。」と言い訳した
「(なんか妙な設定を付け足してる!?)」
それから普段はアイドルだの今回は急に連絡したけど黒仮面兄弟に手伝って貰えて良かった等ありもしない会話をした。特撮モノのイベントにつれていってもらった子供の様な顔をしたアルに「それではこの辺で、アディオス~」と別れを告げアビドスに戻った
ハルカは影から出てバックを手に持ちアルに
「あの……このバックどうしましょう。」
と聞いた
「ん?これはまさか……覆面水着団が私のために……?」
「いや、それはないんじゃ……ただの忘れ物じゃない?」
「結構重いよ?何が入ってるんだろ。」
(カチャ)
「……!!」
「ひょえぇ!?」
「こ、これは……!!」
「……あ…」
「どうしたんですか?ノノミさん。」
「えっと……現金のバック……置いてきちゃいました。」
「うへ~いいんじゃない?どうせ捨てるつもりだったし。気にしなーい気にしなーい。」
「誰かに拾われるでしょ、きっと。」
「そんなんでいいのか……。」
"いいんだよ、ローラン。"
「ええぇぇぇーー!!」
「うわわわわーっ!?」
「これって……」
「……?もしかしてこれで、もう食事抜かなくていいんですか?」
アルが覆面水着団がアビドス、黒仮面兄弟が黒さんもといローランとネツァクだと気付くのは事務所に帰ってムツキからのネタばらしだったという……
≪アビドス・校舎前≫
「ようやく学校近くまで戻って来れましたね……。」
「あの……あれ……なんでしょう……」
ノノミがあれ、といったのは目の前にいる羊のように見える物だった。しかし普通の羊ではなく宙に浮いており胴体に目玉のような物があったのだ
「あ……あれは……
「……幻想体……か?」
ローランがネツァクに聞き
「そうです……L社で収容されていた幻想体です……。」
「……詳細は覚えているのか?」
「はい、これでもセフィラでしたから。あいつは空虚な夢、リスクレベルはTETHです……。」
その時、セリカが聞いてきた
「ちょっと待って!?幻想体って何!?リスクレベルって!?」
「リスクレベルは俺も理解してないな……。」
ネツァクは少し悩んで……
「……すみません、後で説明しますので今はあれを鎮圧しましょう……。気を付けて下さい……あれの発する光を浴びると眠ってしまいます。」
"と、とりあえず皆!頑張るよ!"
「うっ……ちょっと可愛いからやりにくいわね……。」
「可愛くてやりにくいですね……。」
「ですね……羊さんごめんなさい!!」
「うへ……私もやりにくいなーなんて……。」
「皆さん頑張って勝って下さい!」
情報を知ってるのはネツァク1人だけ、情報を渡す為柄にもなく大声を出した
「油断しないで下さい!幻想体は人を軽々と数人殺せてしまう化け物です!!」
さて……行きましょうか……。
そう呟き、ネツァクはローランと戦っていた時と同じような服が生成された
感想貰えると凄く嬉しいですわぁ!!
もう……犠牲者出しちゃっていいかな?
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怪我までなら(モブ)
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死者までいい!(モブ)
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怪我までなら(ネームドも)
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死者までいい!(ネームドも)
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絶対駄目!!