「ただいまー」
「た、ただいま…」
「ただいま。」
「ただいまですー☆」
「戻りました。」
"ちょっと酔ったかも……"
ネツァク、先生とアビドス4人はネツァクの荒っぽい運転で戻ってきた
「皆さん、お疲れ様です!セリカちゃん、怪我はない?」
「うん、私は大丈夫。見てよ、ピンピンして……」(ぐらっ………)(バタンッ)
「「セリカさん!?」ちゃん!」
「私が保健室に連れていく。」
"シロコ、お願いね。"
「ん。」
(ガラガラ)
「Flak41の対空砲を食らったんだもん、歩ける方がおかしいって。ゆっくり休ませてあげよっかー」
「僕からしたら戦車……でしたっけ?高火力の攻撃を受けて生きてるのが凄いですよ……」
「まぁーネツァクは先生と同じようにヘイローもないしねぇ。」
「大変な事になるところでした。先生方がいなかったら……」
「僕はなにもしてませんけどね。」
「いいえ、それは違いますよー。
確かにセリカちゃんの居場所を追跡出来たのは先生のお陰でしたが、ネツァク先生もグレネードランチャーで敵を一掃していたじゃないですか。やっぱり大人は凄いんですね☆」
「まぁ、先生はただのストーカーじゃなかったし、ネツァクはお酒好きなダメ大人じゃなかったってことだね。」
……ホシノさん…僕に対して結構言いますね……まぁ文句は言えませんが。
ネツァクがそんなことを思っているとアヤネが全員に向けて声を上げた
「……皆さんこれを見てください。
戦闘中に回収した、散らばった戦車の部品を確認したところ、キヴォトスでは使用が禁止されている違法機種と判明しました。」
違法機種……ですか…この世界で違法なことをするとどうなるのでしょうか…
「もう少し調べる必要はありますが……ヘルメット団は、自分達では入手できない武器まで保有しているそうです。」
「この部品の流通ルートを分析すれば、ヘルメット団の裏にいる存在を探し出せますね!」
「はい。ヘルメット団……ただのチンピラが、何故ここまで執拗に私達の学校を狙っているのかも、明らかになるかもしれません。」
「うん、わかった。じっくり調べてみよっかー。」
ある一人の大柄のロボットが一室でアビドスへの次なる刺客を送り出そうと考えていた……
「……やはり格下のチンピラごときでは、あの程度が限界か。主力戦車まで送り出したというのに、このザマとは。
ふむ………となると、目には目を、生徒には生徒……大人には大人……か、専門家に依頼するとしよう。」
(プルルプルル)(ガチャ)
「はい、どんなことでも解決します。便利屋68です。」
「仕事を頼みたい、便利屋。対象はアビドス……大人がいる為信頼できる大人を雇ってくれ。」
そんなことが行われてるとは露知らず……ネツァクは先生と共にセリカのお見舞いに来ていた
(ガラガラッ」
「はぁ……」
「セリカさん、大丈夫ですか?」
"セリカー来たよぉ。"
「!?先生!ネツァク先生!?ど、どうしたの?」
「二人でお見舞いに来たんですよ。」
「ああ……、私なら大丈夫よ。いつまでもこうしちゃいられないし。アヤネちゃんや先輩達も心配してるし……」
「バイトでお金を稼がないと行けませんからね。」
「そう…って五月蝿いわよ!だ、だから、お見舞いとかいいから!ほら見て、元気だし。」
"それは良かった。セリカは元気なのが一番だ。"
「……あ、あの!!…え、ええとね……そういえば、先生とネツァク先生にちゃんとお礼を言ってなかったなぁって、思って……」
「……僕にお礼は要りませんよ。僕は……贖罪を晴らせたらいいなと……思うだけです。」
"……贖罪?"
「贖罪のことはわからないけど……あ、ありがとう……色々と……でもっ!この程度でアビドスの役に立てたなんて思わないでよね!この借りは必ず返すんだから!」
"(ニヤニヤ)"
先生……どうして笑ってるんでしょうか……
「な、何よ先生!?何ニヤニヤしてるの!?はぁ、全く。じゃあ……また明日ね!」
「はい、また明日。おやすみなさいセリカさん。」
"うん!また明日!"
ネツァクはこの後、コンビニに寄り酒を沢山買い、アビドスホテルで一人寂しく晩酌した。(ビール10缶程開けた)
「ふぁぁ……頭が痛いですね…二日酔いですか…」
ネツァクは昨日買った薬を飲み、学校へ向かう
「おはようございます……」
「おはよう……ってお酒臭っ!?」
「おはようございますーネツァク先生は昨日お酒を飲んだのですか?」
「はい……二日酔いで頭が痛いですが…それだけなので大丈夫です。」
……その後到着したシロコさんやアヤネさん、ホシノさんにも言われました……ホシノさんには飲みすぎないように釘を刺されました。
"……で?昨日は何缶飲んだの?"
「えっと……10缶程でしょうか?」
"…はぁ……10缶は飲みすぎだしそれで二日酔いが頭痛だけなの…?"
先生には呆れられました。
ですが変わらず予定にあった定例会議を始めるみたいです。
「……それでは、アビドス対策委員会の定例会議を始めます。
本日は先生とネツァク先生にもお越しいただいたので、いつもより真面目な議論が出来ると思ったのですが……」
「は~い☆」
「勿論。」
「……ネツァク先生が二日酔いだから今更感もするけど…あと何かいつもは不真面目みたいに聞こえたわ……」
「うへ、よろしくねー、先生とネツァク。」
"よろしくねぇー"
「はい、よろしくお願いします…」
「早速議題に入ります。本日は、私達にとって非常に重要な問題……『学校の負債をどう返済するか』について、具体的な方法を議論します。
ご意見のある方は、挙手をお願いします!」
「はい!はい!」
「はい、1年の黒見さんどうぞ。」
「……あのさ、まず名字で呼ぶの、やめない?ぎこちないんだけど。」
「せ、セリカちゃん……でも、せっかく会議だし……」
「いいじゃーん、おカタ~い感じで。それに今日は珍しく、先生もいるんだし。」
「珍しくというより、初めて。」
「ですよね!なんだか委員会っぽくてイイと思いま~す☆」
……本当に賑やかですね……頭痛が酷くなりそうです…
「はぁ……ま、先輩達がそう言うなら……とにかく!対策委員会の会計担当としては、現在我が校の財政状況は破産寸前としか言いようがないわっ!」
「たしか……借金って約9億6000万でしたっけ。」
「そう……このままじゃ廃校だよ!みんな、わかってるよね?」
「うん、まあねー」
「毎月の返済額は、利息だけで788万円!私達も頑張って稼いでいるけど、正直利息の返済も追いつかない。
これまで通り、指名手配犯を捕まえたり、苦情を解決したり、ボランティアするだけじゃ限界があるわ。」
「……えっと…結論は。」
「このままじゃ、らちが明かないってこと!何かこう、でっかく一発狙わないと!」
「でっかく……って、例えば?」
「これこれ!街で配ってたチラシ!」
そう言いセリカさんは1枚のチラシを見せてきました。
……ですがこれって…
「これは……!?」
「先生……これは…」
"……何?"
「……詐欺…では?」
"……多分ね。"
「どれどれ……」
チラシにはゲルマニウム麦飯石ブレスレットであなたも一攫千金と書かれていました。
……とりあえずホシノさん達がセリカさんに注意していました。
セリカさんは2個も買ってしまったようです。セリカって意外とああいうのに引っ掛かる人だったんですね。
「えっと……それでは、黒見さんからの意見はこの辺で……他にご意見のある方……」
「はい!はい!」
「えっと……はい、3年の小鳥遊委員長。ちょっと嫌な予感がしますが……」
「うむうむ、えっへん!」
ホシノさんが提案したのは……スクールバスジャックでした……まぁ普通に考えて却下ですよね。
予想通りアヤネさんが提案を蹴ってました。
「うへーやっぱダメかぁー」
「やっぱダメかぁー、じゃありませんよ、ホシノ先輩……もっと真面目に会議に臨んでいただかないと……」
「いい考えがある。」
「はい……2年の砂狼さん…」
「銀行を襲うの。」
……シロコさんは5分で1億稼げると言ってましたが……成功するのは無理でしょう……アヤネさんに蹴られていました。
ちなみに覆面があったのですが、6色で1~6番の番号が振ってありました。
「はぁ……皆さん、もうちょっとまともな提案をしていただかないと……」
「あのー!はい!次は私が!」
「はい……2年の十六夜ノノミさん。犯罪と詐欺は抜きでご意見をお願いします……」
「はい!犯罪でもマルチでもない、とってもクリーンかつ確実な方法があります!アイドルです!スクールアイドル!」
……アイドル?偶像化見たいな感じでしょうか。
アイドルはホシノさんに蹴られてました。一番まともだと思いますが……
「あのう……議論がなかなか進まないんですけど、そろそろ結論を……」
「それは先生任せちゃおうー。先生、これまでの意見で、やるならどれがいい?」
"え!?"
「こ、これまでの意見から選ぶんですか!?もう少しまともな意見を出してからの方がいいのでは……」
「大丈夫だよー。先生が選んだものならさー」
「ちょ、ちょっと待ってください!なんでそう言いきれるんですか!?」
「先生……まさかアイドルをやれなんて言わないよね?」
「アイドルで☆お願いします♣️」
「……(スッ)」
"え……えっと……"
先生……大変そうですね。
"……まともなのがアイドルしかないのでアイドルで……"
その先生の答えを聞きホシノさんやシロコさん、ノノミさんにセリカさんがなにか言ってましたが…
「……み、皆さん……い……」
「?」
「いい加減にしてくださいぃ!!」
アヤネさんのその一言で投げ飛ばされたテーブルを見て考えていた事が吹き飛びました……
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司書アンケートやってます。
〆切は8/24の0時の予定です。
この小説を読んでいて欲しいところ
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ブルアカネームド
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足りてる!