我慢出来ずに『うおおおお!!!いけー!!!!』って感じです。
それは朗報か、悲報か。はたまた新たな幕開けか
なんてことない一日。
「鏡流様、炎秋様…一つ貴方方に伝えなければならない事があり、ここに馳せ参じました」
羅浮で人知れず、騒動があってから数日。
「…霊砂さん?」
「…とりあえず、様など付けなくてもよい。一体我らに何の用だ」
平和な日々が続いていた。
「お二人…炎秋さんにも鏡流さんにも関わりがあることなんです。それも、どちらも別な角度からの関係者…とでも言いましょうか」
「もったいぶるなよ、教えてくれ」
何気ない日常が続いていく。
「死人が…本来居るはずのない存在が蘇りました。すでに魂の宿る体を依り代として…」
「…なんだと?」
ハズだった。
「…ここに連れて参りました。
…彼女の願いにより、会いたいという願いがありまして。
それに、将軍からも是非会ってやって欲しいと。
『私だけの問題ではないから』とのことで」
新たな物語が、幕を上げようとしている。
「ほう…景元がか?」
「…こういう時、だいたいろくな事にならないんだがな」
「よろしい、でしょうか?」
「あぁ、いや…悪い。そんなに伺うような姿勢じゃなくていい。霊砂さんは俺の経過観察だってしてくれているじゃないか。もっと気を楽にしていい。そう思わないか、鏡流?」
「気を張り詰め過ぎるのは、あまり良いことでは無い。そう言いたいのだろう、炎秋は」
「…助かります。では、よろしいでしょうか」
「ああ」
「問題ない」
「…わかりました。では、入ってきてください。」
そして、事態は急変する。
「また、会っちゃったね…鏡流」
「……………白珠……?」
「…霊砂さん、この人は?」
「…かつて、雲上の五騎士と呼ばれた者が5人居ました。
まず初代剣首である鏡流さん、次に現将軍の景元様、そして当時の龍尊である丹楓、短命種でありながら「百冶」の称号を持っていた応星。そして最後の一人が…」
「そちらに居られる彼女、『白珠』さんなのです」
「…てことはまさか…彼女が鏡流のかつての…!?」
歯車は動き出した。
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とある場所、とある時間にて。
「貴様が何をしたのかは知らん。だが、俺の過去を嗅ぎ回る愚か者の思惑は知らねばならない。何をした?」
膝をつく男と、その男に静かに剣を向ける男が居た。
「誰も過去からは逃げられない、それはお前とて同じだろう?」
「何をしたのか、と聞いている」
「賽を投げただけさ。そう!投げただけ!お前たちが目を背けてきた過去を蘇らせたのだ!見たくもない、絶望の過去を!あとはあの方が示してくれる!我々の行く末を!」
「………。」
「誰も見ようともしなくなった!景元も!鏡流も!
そして、生まれ変わり過去を無くした丹楓もだ!丹恒…だったか?奴にも知らせてやった」
剣を向けられている男は笑いながら目の前の男に告げる。
「そして、貴様もだ。
過去から逃げようとしている男。
そうだろう…応星?」
「何をしたのか…そう聞いている…!」
「まだ分からないか…?
蘇らせたんだよ!
雲上の五騎士を!!」
「…なんだと?」
「見せてもらおうか!雲上の五騎士!貴様が相手をしなければならないのは!!」
「かつての脅威そのもの!偽物ではない…本物の脅威だ!!!」