それでも俺は彼女が好きだ   作:じーじー

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ふ…増えている…。
「あー…こんな感じでいいかなー…いやでもなんか良い感じの文が出てきたらそっちにしたいしなー…」
なーんて思って過ごしていたら
いつの間にか評価数は増えて
お気に入り登録も増えて
閲覧数もちゃんと増えていってる…!?


無冠剣神

 

 

 

 

【炎秋】

その名を知らぬ者は仙舟には居ない。

無冠剣神と呼ばれた英雄。

短命種でありながら初代剣首である鏡流と肩を並べるほどに至った存在。

かつて仙舟『羅浮』が魔物によって危機に瀕した時、その剣技を持って魔物の大半を退けた存在。

そんな存在は今____

 

 

 

「あぁ…こんなにも幸せを感じたことはない…お前はいつも我を救ってくれる…」

 

「鏡流……さん…?」

 

 

 

愛している女性のとてつもない変化にかつて無いほど困惑していた!!!

当然、彼にとって目の前の女性は今もなお彼自身の生きる意味であり愛している女性だ。

しかし、それとこれとは話は別であった。

彼女がおよそ口にするとは思えない言動に、炎秋は思わずその思考を鈍らせていた。

 

 

 

「『鏡流さん』などと…なにをそんな他人行儀な言い方をする必要がある?」

 

「……え…あ…いや…まぁ…鏡流…久しい…ね?」

 

「あぁ、そうだ。久しい…久しいのだ…!だがお前のことを一寸たりとも忘れたことはない…!炎秋…炎秋…!」

 

「………。」

 

 

 

そんな光景を前に完全に思考を停止していた審査担当の女性はようやく思考能力を取り戻した。

しかし、彼女の言葉が発せられる前に彼女と炎秋との間に発生している問題を解決する男がいた。

 

 

 

「すまないが、少しいいかな」

 

「し、将軍様…!?…いえ、失礼しました。なんでございましょうか?」

 

「彼の剣なんだけど、持ち歩きを許可してもらえるかい?」

 

「な!?ですが将軍様!それは…!」

 

「うん、確かにおかしな話ではあるかもね。でも問題は無いはずだよ。確か…彼は“一応まだ”雲騎軍所属であるはずだからね」

 

「雲騎軍…所属…ですか…?しかし、私の記憶では少なくとも彼のことは見たことがありません。しかも、彼は羅浮の外から来た人間であるはずです。本日付けで雲騎軍に入られたというのならば話はわかりますが、それならば将軍様がこちらにわざわざ出向く理由がわかりません。と、なれば疑問は一つです。そこまでの待遇である彼は、一体何者なのですか?」

 

「『一体何者か?』か……」

 

 

 

その問いを聞いた景元は何処か嬉しそうな表情をしている。

まるでサプライズをする前の子供が、ネタバラシの後に相手が一体どのような反応をするのかを楽しみにしているかのような。

 

 

 

「それを説明するのに最も簡単に解決出来る方法がある…というより簡単に解決出来る人物を連れてきたんだ」

 

「それが…彼女であると?」

 

「うん、まぁ見ていてくれ。師匠!炎秋!少し来てくれ!」

 

「……師匠?」

 

 

 

呼ばれた炎秋と鏡流は話をしながら景元の元に近付いてくる。

その光景を、一瞬何処か懐かしむような表情になりつつも鏡流に対して一言だけ告げる。

 

 

 

「師匠、お願いします」

 

 

 

それを聞いた鏡流は仕方が無いという雰囲気を出しつつも炎秋から少しずつ距離を取る。

それを、『訳が分からない』という表情をしながらこちらを横目で見る炎秋を無視して審査担当の彼女に再び言葉を告げていく。

 

 

 

「先程の言葉でなんとなく理解できるとは思うが、連れてきた彼女は私の師匠だ」

 

「将軍様の師匠……ということはまさか…!?」

 

 

 

その疑問に答えることはなく景元は鏡流達の方向を見る。

そして同じように彼女もまた鏡流の方を向く。

向けた視線の先でおよそ10歩分ほど炎秋から距離を取った鏡流。

そんな鏡流が炎秋の方を向いたその瞬間。

鏡流の姿が視界から完全に消えた。

 

 

 

(……え?)

 

 

 

何が起きたのか理解することも出来ずにいた彼女だが次に彼女がその身で体験したことは2つ。

剣を振り下ろした鏡流と、鏡流の剣を自分の剣にて受け止める炎秋の姿。

そして、およそ剣と剣がぶつかった時の音とは思えない轟音だった。

 

自身の振り下ろした剣が受け止められたことをこれ以上無いほどに恍惚の表情を浮かべながら実感している鏡流と、まるでなんてことないような表情で剣を受け止める炎秋。

 

その光景を満足そうに見ながら景元は先程の言葉の続きを話し始める。

 

 

 

「かつて、この仙舟『羅浮』において…初代剣首には肩を並べられる存在は居ないとされた。たった一人の例外を除いて」

 

「しかし、将軍…そのお方は…」

 

「そう、亡くなったはずだった。私も符玄殿から『彼が今、この世界の何処かにて生きている』と言われた時は自分の耳を疑ったさ。最も彼女も疑心暗鬼だったし、今も私は疑心暗鬼だった。

少なくとも、今この瞬間までは」

 

「ならば…彼は…」

 

「うん、そういうことになるね」

 

 

 

景元は剣を収める鏡流と炎秋を笑顔で見つめるだけだった。

その後、炎秋は無事剣を持ち歩くことを許可された。

そして、仙舟にはその日から風の噂が流れ始めた。

 

 

 

【無冠剣神が羅浮に帰って来た】のだと。

 

 

 

 

 

 




う…嘘だ…まさか…まさか【鏡流のこういう姿を見たい!】という欲を僕自身の手によって満たさないといけないと!?
で、できらァ!!!!
…ですが、一つだけ言い訳が許されるのならば

[日常生活の中、ふとアイデアが浮かぶ]

[文字に起こす]

[ある程度アイデアが溜まったら使えそうなモノを採用して1話を作成]

という流れで話を組み立てるので、1話作るのに時間がかかることがあります。
試しに無理矢理話を作ってみた事がありましたが
『な、なんじゃこれ…』
となりましたのですみませんが気長にお待ちいただけると幸いです。
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