いくつかミスあったらしいけどま、合格したからいいやw
「ここは…OKだな…ここは…ちょっと不安だから印付けとこ」
ラテゼ魔工皇国での初仕事であるパイプの点検を続けている。
あまり裏路地には修理の人が来ないのか、傷んでたり凹みがあったり腐食してる所も多々あった。
にしても不思議だ。
こんな楽な依頼があるのならアイアンランクでもやれるだろう。と思っている。
ランクはそれぞれ
アイアンランク:見習い
ブロンズランク:初心者
シルバーランク:中級者
ゴールドランク:上級者
ダイヤモンドランク:プロ
的に分けられている。
つまりこの国はアイアンランク…見習いレベルの冒険者は危険だと言う事だ。
まぁ壁から外に出る依頼に関しては分からなくは無いけどなぜ壁の中でもアイアンランクお断りになっているのだろう?
色々と考えてるとどこからか俺を呼ぶ声がした。
「すみません、そろそろ休憩の時間なので呼びに来ました。広場で炊き出しをしてるので来て下さい」
「あ、もうそんな時間でしたか」
自分が身に付けている腕時計を見ると12時を指していた。
作業に集中していたせいか、時間感覚が分からなくなっていたようだ。
「ありがとうございます。あ、まだ呼んでない方がいたらその人達にも呼び掛けます?」
「え、いいんですか?それならかなりありがたいんですが…」
俺が分かりました。と言って探しに行こうとすると、宜しくお願いしますを頭を下げられた。
◆◇◆◇◆◇
裏路地を少し歩くと近くに同じ依頼をこなしてるのか、リストバンドが淡く光り出す。
角を曲がるとそこには点検をしていた筋肉質な男性が立っていた。
「あ、すみません、同じ依頼を受けてる方ですよね?休憩の時間のようなので呼びに来ました」
「ん?あ、もうそんな時間か。悪いな、役員でも無いのにわざわざ呼びに来てもらって」
余裕があれば他の方にも声掛けお願いします。とだけ伝え、俺は昼休憩をしに広場に向かった。
広場では既に何人かが昼食を摂っていた。
炊き出しの最後尾に並び、料理を受け取る。
今日の昼食はジャガイモと豚肉?のスープとバケットのようなものだった。
周りを見るとスープにパンを浸して食べている。
あまりパンは浸して食べない俺はそのまま齧ろうとすると少し固く、最悪歯が割れるのでは?と思える程だ。
仕方無くスープに浸して食べてみるとなかなかいけた。
「よう、さっきはあんがとな」
俺が食事をしていると先程声を掛けた筋肉質な男性が横に座り、食事を摂り始める。
「ルーガスだ。お前さんは?」
「ジェイルです」
「よし、ジェイルな覚えた」
正直コミュ障な俺からしたら話し掛けてくれる時点でありがたい。
だが周りを見ると顔見知りなのか談笑して食事をしている所もチラホラ見えた。
「にしても物好きだよな。こんな依頼に参加するなんてよ」
「?何かあるんですか?」
俺の問いにルーガスさんが周りを見回し、俺に更に近付いてくる。
え?何?
「お前さん、人が良さそうだからここだけの話、この依頼のアドバイスを教えてやる」
「?」
疑問に思う中、そのアドバイスを聞くと俺は耳を疑った。
「この依頼では同情はするな」
投稿する1時間前に予約してない事に気付いた…
またお越し下さいm(_ _)m