目覚めたらラスボスに転生してました   作:ボートマン

12 / 16
皆さんお久しぶりです。
もう2024年も残り僅かですね。
どうにか今年中にあと何話か投稿できたらいいなっておもっています。


第11話

「D・リアクターの出力は安定。それにしても……この状況でも歌うって流石はシェリル・ノームというべきか」

 

今この戦場にはシェリルの歌が響き渡っている。

 

戦場だろうが彼女にとっては何処だろうがライブ会場なのだろうか。

 

そんな歌のお陰か戦況はアルファの報告通り、獣人達はZEXISに撃退され新たに別の勢力がこの戦場に現れていた。

 

1つは地球を破壊しようとするギシン星人と呼ばれる異星人の部隊。

 

もう1つは世界征服を企むDr.ヘルの機械獣軍団。

 

その部隊を率いるのは右半身が女性で、左半身が男性という世にも奇妙な存在“あしゅら男爵”。

 

そんな戦場に乱入したグルンガスト弐式。

 

当然ながらZEXISや異星人らは突如乱入したグルンガスト弐式を警戒していた。

 

「あ~こちらはノエル・ベルナル。これよりZEXISを援護する!」

 

グルンガスト弐式はその言葉を体現するかのように機械獣軍団に突撃する。

 

「弐式爆連打!オラオラオラァ!!」

 

接近したタロス像へ連続パンチを浴びせて殴り飛ばし、近づいてくるタロス像に両腕を突き出す。

 

「いけブーストナックル!」

 

張り手状態で射出された両手はそのまま2機のタロス像に激突して撃破する。

 

「よぉし!この調子で……って、この歌は?」

 

シェリルではない別の誰かの歌が戦場に響き渡り始める。

 

「これってランカちゃんか?」

 

あのランカがシェリルと同じように歌い始めたことに驚く中、ランカの歌に触発されたグレンラガンがタロス像の集団に突っ込む。

 

「ええい!奴を止めろ!」

 

グレンラガンを止めようとタロス像に指示するあしゅら。

 

「そうは問屋がなんとやらっと!」

 

グルンガスト弐式の脹脛部分からミサイルが発射し、タロス像の足元を狙って動きを妨害する。

 

「ありがとう!いくぞぉぉぉぉ!」

 

グレンラガンは片腕に何本ものドリルを生成すると、それを地面へと打ち込んだ。

 

すると突如地割れが発生し、タロス像の集団は地割れに飲み込まれた。

 

「おのれ!トロスD7!お前の角で奴らを貫け!」

 

怒るあしゅらの命令に従い、箱状の胴体に人間の首と手足を生やして背骨部分から巨大な角を生やした機械獣“トロスD7”はグルンガスト弐式へと突進する。

 

「来るなら迎え撃つまで!」

 

角を掴もうと構えるグルンガスト弐式の前に、グレンラガンが守るように前に出る。

 

「悪いがシモンが男を見せたんだ。今度は俺が男を見せる番だ」

 

何を言われても譲る気のないカミナに仕方ないとノエルは受け入れる。

 

「いいけど、無理そうなら代わってあげてもいいからな」

 

「はっ!馬鹿言うんじゃねえ!そこで目ん玉おっぴろげてよく見てやがれ!」

 

機体のあらゆる場所からドリルを生成すると、全てのドリルを右腕へと集結させ巨大なドリルを生成する。

 

そのままドリルは高速回転しながらグレンラガンもろとも突撃する。

 

そして、ドリルはトロスD7の角とぶつかり合う。

 

ぶつかり合うドリルと角の戦いはグレンラガンのドリルが勝利し、そのままドロスD7を貫いた。

 

「………やるじゃん」

 

「当たり前よ!あのチビッ子がシモンの魂に火を点け、シモンやお前が俺の魂に火をつけたんだ!そいつがグレンラガンを燃え上がらせたんだ!」

 

「なら、最後の大トリは俺が貰わせてもらう!」

 

視線を変えれば、貫かれたトロスD7はダメージを食らいながらも立ち上がる。

 

「天に凶星、地に精星……!」

 

背部から射出した柄を掴み握る。

 

柄を握ると同時に刀身が展開される。

 

「必殺!計都瞬獄剣(けいとしゅんごくけん)!」

 

グルンガスト弐式は計都瞬獄剣を構えると、スラスターを全開でトロスD7に接近する。

 

「本命殺!」

 

トロスD7の背後へ回ると、グルンガスト弐式は円形に計都瞬獄剣を薙ぎ払う。

 

「この弐式の剣を侮るなよ!」

 

グレンラガン、グルンガスト弐式の攻撃を続けて受けたことで、トロスD7は立つことができずに倒れてしまった。

 

「へっ!やるじゃねか」

 

「そっちこそ」

 

「ええい!余計な邪魔者せいで!退け!全軍、退くのだ!」

 

主戦力の機械獣がやられたあしゅらは即座に撤退命令を出して戦場から離脱した。

 

「さ~て、この調子で一気に片付けるとするか」

 

それからは怒涛の快進撃で異星人の部隊も撃退することができた。

 

戦闘はZEXISの勝利に終わり、それぞれのメンバーが一安心する中。

 

グルンガスト弐式は飛行形態である“Gホーク”に変形すると、颯爽と戦場から離脱するのであった。

 

 

 

A月S日

 

はぁ~とんだ日になったよ。

 

シェリルのライブが獣人の襲撃から異星人や奇天烈な存在までも襲撃してくるとか。

 

まあ、グルンガスト弐式の試運転には丁度いいのもあったからいいか。

 

それにしてもD・リアクターは問題なく稼働していてよかったよかった。

 

“D・リアクター”

 

正式名称はディメンジョン・リアクター。

 

このリアクターは次元力を動力にしている。

 

といってもエネルギーとしてだけどね。

 

ジ・エーデルみたいに次元力を応用して、並行世界の存在を生み出すとかそういったことはできない。

 

いくらジ・エーデルの知識を持っていても、次元力は謎が多いためそう簡単に何でもできるわけはない。

 

今後も次元力に関しては研究を続けるつもりだ。

 

欲を言えば、ZEXISのブラスタを一度じっくり調べてみたいんだよね。

 

な~んかあれにはびびっと感じるのがあるんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。